JP2526414Y2 - 熱交換器用モータ・ファンのシュラウド - Google Patents
熱交換器用モータ・ファンのシュラウドInfo
- Publication number
- JP2526414Y2 JP2526414Y2 JP1989127476U JP12747689U JP2526414Y2 JP 2526414 Y2 JP2526414 Y2 JP 2526414Y2 JP 1989127476 U JP1989127476 U JP 1989127476U JP 12747689 U JP12747689 U JP 12747689U JP 2526414 Y2 JP2526414 Y2 JP 2526414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- fan
- harness
- heat exchanger
- shroud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車用ラジエータ等の熱交換器に
用いられる熱交換器用モータ・ファンのシュラウドに関
する。
用いられる熱交換器用モータ・ファンのシュラウドに関
する。
一般に、ラジエータ等の熱交換器には、冷却風を導く
ため、シュラウドの開口部に例えばハーネス付きのモー
タ・ファンが配置される。このモータ・ファンは、シュ
ラウドにステーを介して支持される。
ため、シュラウドの開口部に例えばハーネス付きのモー
タ・ファンが配置される。このモータ・ファンは、シュ
ラウドにステーを介して支持される。
このようにモータ・ファンを取り付けた熱交換器用モ
ータ・ファンのシュラウドでは、例えば特開昭58-17641
3号公報に示すように、モータを駆動するためのハーネ
スがステーに沿って配線されている。
ータ・ファンのシュラウドでは、例えば特開昭58-17641
3号公報に示すように、モータを駆動するためのハーネ
スがステーに沿って配線されている。
第3図,第4図はこの種の熱交換器用モータ・ファン
のシュラウドを示す。
のシュラウドを示す。
図において、1は樹脂製のシュラウド本体で、円筒形
開口部2を有し、ラジエータ(図示せず)の背面を覆
う。シュラウド本体1の円筒形開口部2の縁部に一体に
4本の樹脂製のモータ・ファン取付用ステー3A,3B,3C,3
Dが取り付けられ、このモータ・ファン取付用ステー3A,
3B,3C,3Dの先端に一体に樹脂製のリング状のモータ取付
部4が支持されている。そして、上記のシュラウド本体
1と、モータ・ファン取付用ステー3A,3B,3C,3Dと、モ
ータ取付部4とは一体の樹脂製の構造体として成形され
る。
開口部2を有し、ラジエータ(図示せず)の背面を覆
う。シュラウド本体1の円筒形開口部2の縁部に一体に
4本の樹脂製のモータ・ファン取付用ステー3A,3B,3C,3
Dが取り付けられ、このモータ・ファン取付用ステー3A,
3B,3C,3Dの先端に一体に樹脂製のリング状のモータ取付
部4が支持されている。そして、上記のシュラウド本体
1と、モータ・ファン取付用ステー3A,3B,3C,3Dと、モ
ータ取付部4とは一体の樹脂製の構造体として成形され
る。
5はモータ5Aとファン5Bとからなるモータ・ファン
で、このモータ・ファン5がシュラウド1の円筒形開口
部2内に配設されている。即ち、モータ・ファン5のモ
ータ5Aは、モータ取付部4の取付孔4A内に配置され、モ
ータ5Aの支持板5Cを介してボルト6によりモータ取付部
4に支持されている。
で、このモータ・ファン5がシュラウド1の円筒形開口
部2内に配設されている。即ち、モータ・ファン5のモ
ータ5Aは、モータ取付部4の取付孔4A内に配置され、モ
ータ5Aの支持板5Cを介してボルト6によりモータ取付部
4に支持されている。
そして、モータ・ファン取付用ステー3Cに沿ってモー
タ5A用のハーネス7が這って配線されている。このハー
ネス7は、その途中がハーネス用クリップ8で止められ
ている。
タ5A用のハーネス7が這って配線されている。このハー
ネス7は、その途中がハーネス用クリップ8で止められ
ている。
ところが、従来の熱交換器用モータ・ファンのシュラ
ウドにあっては、モータ・ファン取付用ステー3cに沿っ
て配線されたハーネス7は、その途中がハーネス用クリ
ップ8で止められているが、例えば部品端子や接続金具
に引張力を与えないように若干弛んだ状態で這ってい
る。そのため、第5図に示すように這った状態のハーネ
ス7は、モータ5Aとハーネス用クリップ8の間で車両の
振動等により踊ったりすることがあり、エンジン側と干
渉する虞がある。これを止めるには、クリップを1つ増
せば良いが、クリップを増すとクリップ止めの工数が増
加する。
ウドにあっては、モータ・ファン取付用ステー3cに沿っ
て配線されたハーネス7は、その途中がハーネス用クリ
ップ8で止められているが、例えば部品端子や接続金具
に引張力を与えないように若干弛んだ状態で這ってい
る。そのため、第5図に示すように這った状態のハーネ
ス7は、モータ5Aとハーネス用クリップ8の間で車両の
振動等により踊ったりすることがあり、エンジン側と干
渉する虞がある。これを止めるには、クリップを1つ増
せば良いが、クリップを増すとクリップ止めの工数が増
加する。
本考案は、上述の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的は、クリップで止める工数を削減してモ
ータに接続されたハーネスの踊りを防止し、ハーネスが
エンジン側と干渉する虞を解消することができる熱交換
器用モータ・ファンのシュラウドを提供するものであ
る。
ので、その目的は、クリップで止める工数を削減してモ
ータに接続されたハーネスの踊りを防止し、ハーネスが
エンジン側と干渉する虞を解消することができる熱交換
器用モータ・ファンのシュラウドを提供するものであ
る。
上記課題を達成するために、本考案は、モータ・ファ
ン用の開口部を有し、熱交換器の背面を覆うシュラウド
本体に、モータ・ファン取付用ステーを介して取付孔を
有するモータ取付部を支持し、この取付孔内に配置され
たハーネス付きモータをモータ取付部に支持し、さら
に、モータ・ファン取付用ステーに沿って前記モータ用
のハーネスを配線する熱交換器用モータ・ファンのシュ
ラウドにおいて、前記モータ取付部に、取付孔内に突出
するハーネスを抑える断面L字状または逆U字状の掛止
片を設け、この掛止片とモータとの間でハーネスを挟持
して固定してなることを特徴とするものである。
ン用の開口部を有し、熱交換器の背面を覆うシュラウド
本体に、モータ・ファン取付用ステーを介して取付孔を
有するモータ取付部を支持し、この取付孔内に配置され
たハーネス付きモータをモータ取付部に支持し、さら
に、モータ・ファン取付用ステーに沿って前記モータ用
のハーネスを配線する熱交換器用モータ・ファンのシュ
ラウドにおいて、前記モータ取付部に、取付孔内に突出
するハーネスを抑える断面L字状または逆U字状の掛止
片を設け、この掛止片とモータとの間でハーネスを挟持
して固定してなることを特徴とするものである。
本考案においては、モータに接続されたハーネスは、
モータを取り付けたときにモータと掛止片の間に位置す
るため車両の振動等により踊ろうとしても、掛止片によ
り抑えられているので、モータから離れる方向に踊り出
すことはない。
モータを取り付けたときにモータと掛止片の間に位置す
るため車両の振動等により踊ろうとしても、掛止片によ
り抑えられているので、モータから離れる方向に踊り出
すことはない。
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第1図,第2図は本考案の実施例に係る熱交換器用モ
ータ・ファンのシュラウドを示し、本実施例において
は、従来における熱交換器用モータ・ファンのシュラウ
ドの構成部品と同一の構成部品については説明を省略
し、従来と相違する部分についてのみ説明する。なお、
本実施例の構成部品については、従来の構成部品と同一
の構成部品に対して同一の符号を付する。
ータ・ファンのシュラウドを示し、本実施例において
は、従来における熱交換器用モータ・ファンのシュラウ
ドの構成部品と同一の構成部品については説明を省略
し、従来と相違する部分についてのみ説明する。なお、
本実施例の構成部品については、従来の構成部品と同一
の構成部品に対して同一の符号を付する。
第1図,第2図に示すように、モータ取付部4の取付
孔4Aの縁部に、取付孔4Aに位置するように板状体11から
なる掛止片が設けられている。この板状体11は、断面L
字状で扇形形状をしており、ハーネス7を抑えるもので
ある。前記モータ取付部4にモータ5Aを取り付けるに
は、モータ・ファン5を矢印X方向からシュラウド本体
1の円筒形開口部2に挿入して、モータ5Aをシュラウド
本体1のモータ取付部4に支持させる作業をすると、モ
ータ5Aに接続されているハーネス7が板状体11の内側壁
面11Aに当たって内側壁面11Aに自動的に沿って配線さ
れ、ハーネス7を固定状態にすることができる。この状
態でモータ5Aが支持板5Cを介してボルト6によりモータ
取付部4に取り付けられる。
孔4Aの縁部に、取付孔4Aに位置するように板状体11から
なる掛止片が設けられている。この板状体11は、断面L
字状で扇形形状をしており、ハーネス7を抑えるもので
ある。前記モータ取付部4にモータ5Aを取り付けるに
は、モータ・ファン5を矢印X方向からシュラウド本体
1の円筒形開口部2に挿入して、モータ5Aをシュラウド
本体1のモータ取付部4に支持させる作業をすると、モ
ータ5Aに接続されているハーネス7が板状体11の内側壁
面11Aに当たって内側壁面11Aに自動的に沿って配線さ
れ、ハーネス7を固定状態にすることができる。この状
態でモータ5Aが支持板5Cを介してボルト6によりモータ
取付部4に取り付けられる。
しかして、モータ5Aに接続されたハーネス7は、車両
の振動等により踊ろうとしても、板状体11により抑えら
れているので、モータ5Aから離れる方向に踊り出すこと
はない。
の振動等により踊ろうとしても、板状体11により抑えら
れているので、モータ5Aから離れる方向に踊り出すこと
はない。
従って、ハーネス7が若干弛んだ状態で這ってモータ
5Aに接続されていても、ハーネス7の配線が固定状態と
なり、ハーネス7とエンジン側との干渉を防止すること
ができる。
5Aに接続されていても、ハーネス7の配線が固定状態と
なり、ハーネス7とエンジン側との干渉を防止すること
ができる。
なお、本実施例においては、掛止片として板状体11が
挙げられているが、掛止片はかかる形状に限定されるこ
となく、例えば棒状体にすることもできる。
挙げられているが、掛止片はかかる形状に限定されるこ
となく、例えば棒状体にすることもできる。
また、本実施例においては、板状体11は扇形になって
いるが、かかる形状に限定されることなく、矩形にする
こともできる。
いるが、かかる形状に限定されることなく、矩形にする
こともできる。
さらに、本実施例においては、板状体11は断面L字形
になっているが、かかる断面に限定されることなく、例
えば逆U字形の断面にすることもできる。
になっているが、かかる断面に限定されることなく、例
えば逆U字形の断面にすることもできる。
そして、本実施例においては、シュラウド本体1は樹
脂製となっているが、鉄製にすることもできる。
脂製となっているが、鉄製にすることもできる。
以上述べたように、本考案によれば、ハーネスが若干
弛んだ状態で這ってモータに接続されていても、ハーネ
スの配線がモータ取付と同時に固定状態となり、ハーネ
ス固定の工数を削減できる。そして、ハーネスとエンジ
ン側との干渉を防止することができる効果を奏する。
弛んだ状態で這ってモータに接続されていても、ハーネ
スの配線がモータ取付と同時に固定状態となり、ハーネ
ス固定の工数を削減できる。そして、ハーネスとエンジ
ン側との干渉を防止することができる効果を奏する。
第1図は本考案の実施例に係る熱交換器用モータ・ファ
ンのシュラウドの平面図である。 第2図は第1図のABOCD線に沿った断面図である。 第3図は従来における熱交換器用モータ・ファンのシュ
ラウドの平面図である。 第4図は第3図のABOCD線に沿った断面図である。 第5図は従来の不具合の説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1……シュラウド本体 2……円筒形開口部 3A,3B,3C,3D……モータ・ファン取付用ステー 4……モータ取付部 5……モータ・ファン 5A……モータ 7……ハーネス 11……板状体。
ンのシュラウドの平面図である。 第2図は第1図のABOCD線に沿った断面図である。 第3図は従来における熱交換器用モータ・ファンのシュ
ラウドの平面図である。 第4図は第3図のABOCD線に沿った断面図である。 第5図は従来の不具合の説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1……シュラウド本体 2……円筒形開口部 3A,3B,3C,3D……モータ・ファン取付用ステー 4……モータ取付部 5……モータ・ファン 5A……モータ 7……ハーネス 11……板状体。
Claims (1)
- 【請求項1】モータ・ファン用の開口部を有し、熱交換
器の背面を覆うシュラウド本体に、モータ・ファン取付
用ステーを介して取付孔を有するモータ取付部を支持
し、この取付孔内に配置されたハーネス付きモータをモ
ータ取付部に支持し、さらに、モータ・ファン取付用ス
テーに沿って前記モータ用のハーネスを配線する熱交換
器用モータ・ファンのシュラウドにおいて、前記モータ
取付部に、取付孔内に突出するハーネスを抑える断面L
字状または逆U字状の掛止片を設け、この掛止片とモー
タとの間でハーネスを挟持して固定してなることを特徴
とする熱交換器用モータ・ファンのシュラウド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989127476U JP2526414Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 熱交換器用モータ・ファンのシュラウド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989127476U JP2526414Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 熱交換器用モータ・ファンのシュラウド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365820U JPH0365820U (ja) | 1991-06-26 |
JP2526414Y2 true JP2526414Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31675230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989127476U Expired - Lifetime JP2526414Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 熱交換器用モータ・ファンのシュラウド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526414Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176413A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-15 | Nissan Motor Co Ltd | フアンシユラウド |
JPH0648106Y2 (ja) * | 1986-11-11 | 1994-12-07 | カルソニック株式会社 | ラジエ−タ用シユラウド |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP1989127476U patent/JP2526414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365820U (ja) | 1991-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5219016A (en) | Radiator, condenser and fan shroud assembly | |
JP2526414Y2 (ja) | 熱交換器用モータ・ファンのシュラウド | |
US7380623B2 (en) | Cooling structure for engine exhaust system | |
JPS6224168Y2 (ja) | ||
JPH0645623Y2 (ja) | フアンシユラウド取付構造 | |
JPS63135037U (ja) | ||
JPH0629134Y2 (ja) | ラジエータグリル取付構造 | |
JP3141713B2 (ja) | ラジエータ取付ブラケット | |
JPS6327063Y2 (ja) | ||
JPS5924598Y2 (ja) | 自動車の警音器取付構造 | |
JPH0318263Y2 (ja) | ||
JPS6137783Y2 (ja) | ||
JPH0112788Y2 (ja) | ||
JPH11175179A (ja) | 車輛用ペダルカバー | |
KR200158221Y1 (ko) | 냉장고의 응축기 조립구조 | |
JPH0761246A (ja) | ファン支持部材の組付構造 | |
JPS581373Y2 (ja) | 自動車用排気管の支持装置 | |
JP2554461Y2 (ja) | 自動車のラジエータグリル取付構造 | |
JP2502829Y2 (ja) | ファンシュラウド | |
JP2539067Y2 (ja) | 自動車用グリルの取付構造 | |
JP2504348Y2 (ja) | 自動車のグリル支持装置 | |
JP2000345855A (ja) | エンジンの電子制御ユニット取付構造 | |
JPH0544518Y2 (ja) | ||
JPH0749322Y2 (ja) | 温風暖房機の壁固定構造 | |
JP2576771Y2 (ja) | 自動車のサイドモール取り付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |