JP2526078Y2 - 緩衝包装体 - Google Patents

緩衝包装体

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JP2526078Y2 JP1990112166U JP11216690U JP2526078Y2 JP 2526078 Y2 JP2526078 Y2 JP 2526078Y2 JP 1990112166 U JP1990112166 U JP 1990112166U JP 11216690 U JP11216690 U JP 11216690U JP 2526078 Y2 JP2526078 Y2 JP 2526078Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えばガラス部品,電子部品及び樹脂装飾
品等のような易損部品を容易に且つ安全に包装すること
ができる緩衝包装体に関する。
〈従来の技術及び考案が解決しようとする課題〉 従来より、例えば車両の外装樹脂成形品,電子部品等
の工業用の易損部品や陶器,装飾品等の商業用の易損部
品を保護するため、一般に樹脂を発泡させた発泡シート
で被覆したり、あるいは緩衝材を用いて箱詰して出荷,
輸送している。
この代表的なものとして、第5図(a),(b)に示
すように、被包装材100を先ず発泡樹脂(ウレタン)製
からなる発泡シート101で包み、この発泡シート101の端
同志を接着テープ102で固定するか、あるいは紐103で結
束することで、被包装体100の保護を図っている。
しかしながら、これらの包装はその作業性が悪い上
に、包装した品質の維持が難かしく、工数が掛るという
問題がある。
また、例えば精密部品等に属する被包装体において
は、第6図に示すように、被包装体104を先ず包装シー
ト101等で被覆し、これを井桁ダンボール仕切部105を設
けた段ボール箱106の中に入れ、その後、必要であれば
隙間にパッキン等を包め込み、箱詰めしている。
しかしながら、この箱詰めに際しては、先ず包装体と
しての発泡シート101を被包装104に被覆する手順は可成
りの回数になると共に、上記の井桁ダンボール仕切部10
5は組付操作を必要とするので、工数増大,材料使用料
の増大,包装容積の増大等の欠点がある。
これらの欠点を改消するために、例えば第7図に示す
包装体が提案されている。同図に示すようにこの包装体
110は、樹脂発泡シート101の片面側の全面に接着剤111
を塗布し、その後該接着剤111の上にポリフィルム等の
別資材112をラミネートされてなるものであり、被包装
体を被覆した後、両端の接着部111a,111bで接合するよ
うにして、包装するものである。
かかる包装体110は被包装体に接着剤111の汚染を防止
するために、ラミネート加工をしているものの、接着部
111a,111bを各々の被包装体の形や大きさに合わせて確
保しておく必要があり、種類の増加及びそれに伴う保護
面積の増大,部材のコスト高等に問題が生じている。
更には、第8図に示すように、該包装体110を用いて
長方体でその断面形状が円弧状の被包装体113を保護す
る場合には、被包装体113を上記包装体110を用いて包ん
だ後、その端部の接着部111a,111bで接合した場合、被
包装体113の湾曲内側面113aに包装体110が沿わず隙間が
生じ、この隙間があるため、包装した被包装体同志を重
ねる場合、輸送時の振動によって脱落のおそれがあり、
信頼性に欠けるという問題がある。
本考案は、以上述べた事情に鑑み、易損部品の固着手
段を一元化すると共に、包装を容易に且つ安全に行うこ
とができる緩衝包装体を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本考案に係る緩衝包装体の
構成は、塑性変形自在な材料で形成された平面状の芯材
の両面に緩衝材料からなる緩衝シート本体を被覆し、被
包装体の形状に沿って変形することを特徴とする。
〈作用〉 前記構成の緩衝包装体を用いて易損部品の被包装体を
保護するに際し、被包装体に該緩衝包装体を当てがい、
延出したはみ出し部分を被包装体の反対側へ折曲させる
等を行い、遡性変形自在な芯材を変形させ、緩衝包装体
を被包装体に固定する。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な一実施例を説明する。
第1図(a),(b)は本実施例に係る緩衝包装体の
一部切欠き平面図及びその断面図、第2図は他の一実施
例に係る緩衝包装体の一部切欠き平面図、第3図及び第
4図はその使用状態を示す概略図である。
先ず第1図(a),(b)に示すように、本実施例に
係る緩衝包装体10は緩衝材料からなる緩衝シート本体11
と、遡性変形自在の芯材12とから構成されており、本実
施例においては、該芯材12を緩衝シート本体11内部に介
装されてなるものである。
ここで本考案で緩衝シート本体11とは、合成樹脂の発
泡シート(例えばウレタンシート),ポリフィルム,空
気室を有するエアパック等の緩衝作用によって被包装体
を保護するものをいう。
上記遡性変形自在な芯材12とは、第1図に示す針金等
の線状体又は第2図に示す網目状体あるいは線状体を波
状としたものであって、一定以上の外力をかけることに
よって、その外力を取去っても該芯体12に変形が残るも
のをいう。
第1図の緩衝包装体10は、芯体12として、平行に配し
た針金(0.5mmφ)を材質の異なる2種類のウレタンシ
ート11a,11bの間に、複数本介在させて一体化したもの
である。
その使用方法は第3図に示すように、例えば断面形状
が円弧状の被包装体13の凸側面13aを緩衝包装体14のウ
レタンシートが当接するようにして覆い、延出した長手
方向の両端部14a,14bを被包装体13の凹側面13bに折曲さ
せて内部の芯体12としての針金を遡性変形させている。
そして、被包装体13を緩衝包装体で包装したものを積
み重ねる場合でも、第3図(c)に示すように、凸側面
13aを被覆した緩衝包装体14,14同志が当接するので、保
護性を高めると同時に、必要最小限の部材の使用量と確
実性とを兼ね備えたものとなり好ましい。尚、緩衝包装
体は被包装体13にあうように裁断す場合でも、一般の鋏
等で容易に切断でき、不都合はない。
第4図は前述した芯材として網目状に針金を配した緩
衝包装体15を用いて、易損部品である被包装体16の全体
を覆った状態を示すものであり、一体化された遡性変形
可能な網目状の芯材を介在させていることにより、包み
込みが容易となる。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に述べたように、本考案の緩衝包装
体は遡性変形自在な芯材を一体に設けてなるので、車両
の装飾部品やガラス部品などの易損部品を手間がかから
ず容易に且つ安全に保護することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本実施例に係る緩衝包装体の一部切欠き
図、第1図(b)はその断面図、第2図は他の一実施例
に係る緩衝包装体の一部切欠き図、第3図,第4図はそ
れぞれ緩衝包装体の使用状態を示す概略図、第5図〜第
8図はそれぞれ従来技術に係る包装体の概説図である。 図面中、 10,14,15は緩衝包装体、11は緩衝シート本体、12は芯
材、13は被包装体である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塑性変形自在な材料で形成された平面状の
    芯材の両面に緩衝材料からなる緩衝シート本体を被覆
    し、被包装体の形状に沿って変形することを特徴とする
    緩衝包装体。
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