JP2526011Y2 - 分岐回路構成体 - Google Patents
分岐回路構成体Info
- Publication number
- JP2526011Y2 JP2526011Y2 JP1990067257U JP6725790U JP2526011Y2 JP 2526011 Y2 JP2526011 Y2 JP 2526011Y2 JP 1990067257 U JP1990067257 U JP 1990067257U JP 6725790 U JP6725790 U JP 6725790U JP 2526011 Y2 JP2526011 Y2 JP 2526011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female
- fitting
- male tab
- terminal accommodating
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として自動車のワイヤハーネスにおいて
分岐回路を形成するのに用いる分岐回路構成体に関する
ものである。
分岐回路を形成するのに用いる分岐回路構成体に関する
ものである。
第7図において、雌コネクタハウジングa内には複数
のタブ状接触部b1を連設したジョイント端子b,b′が固
定されており、雄コネクタハウジングcにおいてタブ状
接触部b1に対向して設けられた端子収容室c1には予め電
線wと接続された雌端子金具dが装着されていて、雌,
雄コネクタハウジングa,cの結合時にジョイント端子b,
b′を介して特定の電線から他方の電線にかけて分岐回
路を形成する。
のタブ状接触部b1を連設したジョイント端子b,b′が固
定されており、雄コネクタハウジングcにおいてタブ状
接触部b1に対向して設けられた端子収容室c1には予め電
線wと接続された雌端子金具dが装着されていて、雌,
雄コネクタハウジングa,cの結合時にジョイント端子b,
b′を介して特定の電線から他方の電線にかけて分岐回
路を形成する。
上記従来技術にあっては、雌,雄のコネクタハウジン
グ内における端子の保持力を確保できない欠点があり、
また防水タイプにする場合には雌コネクタハウジングに
防水パッキンを装着しなければならない等の問題があっ
た。
グ内における端子の保持力を確保できない欠点があり、
また防水タイプにする場合には雌コネクタハウジングに
防水パッキンを装着しなければならない等の問題があっ
た。
本考案はかかる点に着目し、構造を簡略化しつつハウ
ジング内における端子金具の保持力を確保し、且つ防水
タイプに適用し得る構造の分岐回路構成体を提供するも
のである。
ジング内における端子金具の保持力を確保し、且つ防水
タイプに適用し得る構造の分岐回路構成体を提供するも
のである。
上記の目的を達成するため、本考案においては、一側
に開口を有する複数の端子収容室を並設したハウジング
と、折り返し折曲基部の一側に該複数の端子収容室に対
応して複数の雄タブ状接触部を連設すると共に他側に該
複数の雄タブ状接触部と対応して係合部を有する弾性係
止バーを並設した短絡金具と、雌型電気接触部と電線接
続部を有する雌端子金具とから成り、該短絡金具は該折
り返し折曲基部をもって該端子収容室の密閉壁部分にお
いて一体的に埋設して固定されることにより一対の雄タ
ブ状接触部と弾性係止バーを各端子収容室内に位置さ
せ、該雌端子金具と該雄タブ状接触部を結合した際に該
雌型電気接触部に形成した係止部が該弾性係止バーと係
合する構成を採用した。
に開口を有する複数の端子収容室を並設したハウジング
と、折り返し折曲基部の一側に該複数の端子収容室に対
応して複数の雄タブ状接触部を連設すると共に他側に該
複数の雄タブ状接触部と対応して係合部を有する弾性係
止バーを並設した短絡金具と、雌型電気接触部と電線接
続部を有する雌端子金具とから成り、該短絡金具は該折
り返し折曲基部をもって該端子収容室の密閉壁部分にお
いて一体的に埋設して固定されることにより一対の雄タ
ブ状接触部と弾性係止バーを各端子収容室内に位置さ
せ、該雌端子金具と該雄タブ状接触部を結合した際に該
雌型電気接触部に形成した係止部が該弾性係止バーと係
合する構成を採用した。
第1図乃至第5図において、Aは合成樹脂製のハウジ
ング、Bは雌端子金具、Cは短絡金具である。
ング、Bは雌端子金具、Cは短絡金具である。
ハウジングAには一側に開口1aを有する複数の端子収
容室1が並設され、他側の密閉壁1bには短絡金具Cがイ
ンサート成形によって一体的に埋設して固定されてい
る。
容室1が並設され、他側の密閉壁1bには短絡金具Cがイ
ンサート成形によって一体的に埋設して固定されてい
る。
短絡金具Cには、上段において複数の雄タブ状接触部
2が各端子収容室1に対応して連設されると共に下段に
は複数の雄タブ状接触部2と対となって雌端子金具Bに
対する係合部としての係止孔3aを有する弾性係止バー3
が連設され、折り返し折曲基部4をもって前記密閉壁1b
とインサート成形により一体化されて固定されている。
2が各端子収容室1に対応して連設されると共に下段に
は複数の雄タブ状接触部2と対となって雌端子金具Bに
対する係合部としての係止孔3aを有する弾性係止バー3
が連設され、折り返し折曲基部4をもって前記密閉壁1b
とインサート成形により一体化されて固定されている。
雌端子金具Bは雌型電気接触部B1と電線接続部B2を有
し、雌型電気接触部B1において底板部5の延長部を折り
返した弾性接触片6を有すると共に底板部5において外
方へ打ち出された係止部としての係止突起5aを有する。
電線接続部B2には公知の如くに電線wの導体加締片7と
絶縁被覆加締片8が設けられ、絶縁被覆加締片8により
電線wの周囲に嵌着されたゴム栓体Dが固定されてい
る。
し、雌型電気接触部B1において底板部5の延長部を折り
返した弾性接触片6を有すると共に底板部5において外
方へ打ち出された係止部としての係止突起5aを有する。
電線接続部B2には公知の如くに電線wの導体加締片7と
絶縁被覆加締片8が設けられ、絶縁被覆加締片8により
電線wの周囲に嵌着されたゴム栓体Dが固定されてい
る。
上記構成において、ハウジングAの端子収容室1に予め
電線wと接続された雌端子金具Bを挿入し、雌型電気接
触部B1を短絡金具Cの雄タブ状接触部2と接触させるこ
とにより該短絡金具Cを介して複数の電線w間に分岐回
路を形成するものであり、この際に雌型電気接触部B1の
底板部5に形成された係止突起5aが弾性係止バー3を変
位させつつその係止孔3aに係合することにより短絡金具
Cとの接触状態を確保し、またゴム栓体Dが端子収容室
の開口1aを密閉して防水作用を行う。なお、係止突起5a
を弾性係止バーに設け、係止孔3aを雌端子金具Bに形成
してもよい。
電線wと接続された雌端子金具Bを挿入し、雌型電気接
触部B1を短絡金具Cの雄タブ状接触部2と接触させるこ
とにより該短絡金具Cを介して複数の電線w間に分岐回
路を形成するものであり、この際に雌型電気接触部B1の
底板部5に形成された係止突起5aが弾性係止バー3を変
位させつつその係止孔3aに係合することにより短絡金具
Cとの接触状態を確保し、またゴム栓体Dが端子収容室
の開口1aを密閉して防水作用を行う。なお、係止突起5a
を弾性係止バーに設け、係止孔3aを雌端子金具Bに形成
してもよい。
本考案は上記した如くに、一側に開口を有する複数の
端子収容室を並設したハウジングと、折り返し折曲基部
の一側に該複数の端子収容室に対応して複数の雄タブ状
接触部を連設すると共に他側に該複数の雄タブ状接触部
と対応して係合部を有する弾性係止バーを並設した短絡
金具と、雌型電気接触部と電線接続部を有する雌端子金
具とから成り、該短絡金具は該折り返し折曲基部をもっ
て該端子収容室の密閉壁部分において一体的に埋設して
固定されることにより一対の雄タブ状接触部と弾性係止
バーを各端子収容室内に位置させ、該雌端子金具と該雄
タブ状接触部を結合した際に該雌型電気接触部に形成し
た係止部が該弾性係止バーと係合するものであるから、
各端子収容室内に短絡金具における雄タブ状接触部と共
に設けた弾性係止バーにより該雄タブ状接触部と接続さ
れる雌型電気接触部を確実に係止することが可能であっ
て、ハウジング自体に係止構造を設ける必要がないと共
に、短絡金具はその折り返し折曲基部をもって端子収容
室の密閉壁部分において一体的に埋設して強固に固定さ
れていて、ハウジングの構造をコンパクトにすることが
できる。
端子収容室を並設したハウジングと、折り返し折曲基部
の一側に該複数の端子収容室に対応して複数の雄タブ状
接触部を連設すると共に他側に該複数の雄タブ状接触部
と対応して係合部を有する弾性係止バーを並設した短絡
金具と、雌型電気接触部と電線接続部を有する雌端子金
具とから成り、該短絡金具は該折り返し折曲基部をもっ
て該端子収容室の密閉壁部分において一体的に埋設して
固定されることにより一対の雄タブ状接触部と弾性係止
バーを各端子収容室内に位置させ、該雌端子金具と該雄
タブ状接触部を結合した際に該雌型電気接触部に形成し
た係止部が該弾性係止バーと係合するものであるから、
各端子収容室内に短絡金具における雄タブ状接触部と共
に設けた弾性係止バーにより該雄タブ状接触部と接続さ
れる雌型電気接触部を確実に係止することが可能であっ
て、ハウジング自体に係止構造を設ける必要がないと共
に、短絡金具はその折り返し折曲基部をもって端子収容
室の密閉壁部分において一体的に埋設して強固に固定さ
れていて、ハウジングの構造をコンパクトにすることが
できる。
第1図は本考案の一実施例についての斜視図、 第2図はコネクタの正面図、 第3図は第2図のIII−III線断面図、 第4図は短絡金具の斜視図、 第5図は雌端子金具の一部破断側面図、 第6図は全体の組み付け状態の断面図、 第7図は従来例の一部破断平面図、 第8図は第7図のVIII−VIII線断面図である。 A……ハウジング、B……雌端子金具、B1……雌型電気
接触部、B2……電気接続部、C……短絡金具、D……ゴ
ム栓、1……端子収容室、1a……開口、1b……密閉壁、
2……雄タブ状接触部、3……弾性係止バー、3a……係
合部、4……折り返し折曲基部、5a……係止部。
接触部、B2……電気接続部、C……短絡金具、D……ゴ
ム栓、1……端子収容室、1a……開口、1b……密閉壁、
2……雄タブ状接触部、3……弾性係止バー、3a……係
合部、4……折り返し折曲基部、5a……係止部。
Claims (2)
- 【請求項1】一側に開口を有する複数の端子収容室を並
設したハウジングと、折り返し折曲基部の一側に該複数
の端子収容室に対応して複数の雄タブ状接触部を連設す
ると共に他側に該複数の雄タブ状接触部と対応して係合
部を有する弾性係止バーを並設した短絡金具と、雌型電
気接触部と電線接続部を有する雌端子金具とから成り、
該短絡金具は該折り返し折曲基部をもって該端子収容室
の密閉壁部分において一体的に埋設して固定されること
により一対の雄タブ状接触部と弾性係止バーを各端子収
容室内に位置させ、該雌端子金具と該雄タブ状接触部を
結合した際に該雌型電気接触部に形成した係止部が該弾
性係止バーと係合することを特徴とする分岐回路構成
体。 - 【請求項2】端子金具の電線接続部に端子収容室に嵌合
されるゴム栓を固着して成ることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項に記載の分岐回路構成体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990067257U JP2526011Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 分岐回路構成体 |
US07/720,127 US5201667A (en) | 1990-06-27 | 1991-06-24 | Branch circuit structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990067257U JP2526011Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 分岐回路構成体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427589U JPH0427589U (ja) | 1992-03-04 |
JP2526011Y2 true JP2526011Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31600676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990067257U Expired - Lifetime JP2526011Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 分岐回路構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526011Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112012023656A2 (pt) * | 2010-03-25 | 2017-10-10 | Yazaki Corp | conector e método para identificação de padrão de barramento em conector |
KR102204447B1 (ko) * | 2019-10-25 | 2021-01-19 | 주식회사 경신 | 버스바 타입의 멀티접속모듈 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941879U (ja) * | 1982-09-04 | 1984-03-17 | 東洋ハ−ネス株式会社 | ジヨイントコネクタ |
JPH0256380U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-24 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP1990067257U patent/JP2526011Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427589U (ja) | 1992-03-04 |
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