JP2525939B2 - 照明器具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ランプを取付ける器具本体の下面に、ルー
バやセードなどの制光体を支持した枠体を着脱自在に取
付けた照明器具に関する。

（従来の技術） この種の例えば天井埋込型の照明器具では、器具本体
を天井面に埋め込み、この器具本体の下面開口にルーバ
やセードなどの制光体を配置するようにしており、その
制光体は枠体で支持し、この枠体は器具本体に取付けた
ランプの交換などのために器具本体に対して着脱できる
構造が採られていた。

そして、枠体には、天井面より突出する器具本体の周
縁部の外側に嵌合する側壁が設けられ、この側壁に器具
本体の周縁部にラッチを選択的に係脱するラッチ機構が
設けられていた。

また、枠体を器具本体から取外した際、吊下鎖によっ
て枠体を吊下げ状態に支持し、ランプ交換を容易にでき
るようにしており、この吊下鎖の一端は、器具本体に切
起し加工して設けた引掛ダボに引掛け、吊下鎖の他端
は、ランプ光の器具本体と枠体との間から外部に漏れる
のを防止するために枠体の内周部に立設された遮光枠の
取付孔に取付けるようにしていた。

また、枠体の内側に配設されるラッチ機構は、その枠
体の表面からねじによって固定するようにしていた。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように、従来の照明器具では、天井面より突出
する器具本体の周縁部に枠体が嵌合してラッチが係着す
るため、器具本体の周縁部にはラッチが係脱するための
高さが必要であり、器具全体として天井面より突出する
高さが高くなり、薄型化の障害となっていた。

また、天井などの高い位置に配設された器具本体の周
縁部に枠体を嵌合するのは容易ではなく、器具本体の周
縁部に対して枠体を確実に嵌合しないとラッチが係着し
にくく、枠体の組付性が悪かった。

また、吊下鎖を器具本体に引掛けるための引掛ダボを
切起こし加工する工程が必要であり、一方、枠体の内周
部に立設された遮光枠に吊下鎖を取付けていたため、枠
体を器具本体に装着する際に、吊下鎖が枠体の内側には
みだしやすく、吊下鎖が枠体の内側から露出してしまう
ことがあった。

また、枠体の内側に配設されるラッチ機構を枠体の表
面からねじによって固定するため、枠体の表面にねじの
頭部が露出して外観を損ねるとともに、枠体の内側にラ
ッチ機構を押さえた状態で枠体の反対側の表面からねじ
を回動操作しなければならず、組立性が悪かった。

本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、器
具の薄型化を図ることを目的としており、しかも、器具
本体に対する枠体の組付性を向上でき、吊下鎖の引掛部
の加工工程の増加や吊下鎖の収納不良の問題を解消で
き、ラッチ機構の組立性を向上できる照明器具を提供す
ることを目的とするものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 請求項１の発明は、ランプを取付ける器具本体と、こ
の器具本体の下面に配置する制光体を支持して器具本体
の下面に着脱可能に取付けられる枠体とを備えた照明器
具において、前記器具本体は、周縁部の下面にガイド孔
および取付孔を設け、また、前記枠体は、前記器具本体
のガイド孔に挿入嵌合されるガイド部材および取付孔に
係脱されるラッチ機構のラッチを枠体上面から突出して
設けたものである。

請求項２の発明は、器具本体の両側縁部中央にガイド
孔を配設するとともに枠体の両側縁部中央にガイド部材
を配設し、かつ、器具本体の他の両側縁部に取付孔を配
設するとともに枠体の他の両側縁部にラッチを配設した
ものである。

請求項３の発明は、ガイド部材は板状の先端に傾斜部
を設け、ガイド孔は中央にガイド部材の先端が挿入され
当接されるガイド縁部を設けるとともにこのガイド縁部
にガイド部材の両側縁部が嵌合される溝部を設けたもの
である。

請求項４の発明は、器具本体のガイド孔の近傍に吊下
鎖の一端を引掛ける引掛孔を設けるとともに、枠体のガ
イド部材に吊下鎖の他端を引掛ける引掛孔を設け、か
つ、そのガイド部材が立設された枠体の内側に器具本体
への取付時に吊下鎖を収納する収納部を設けたものであ
る。

請求項５の発明は、ランプを取付ける器具本体と、こ
の器具本体の下面に配置する制光体を支持して器具本体
の下面に着脱可能に取付けられる枠体とを備えた照明器
具において、前記器具本体には、周縁部の下面にガイド
孔および取付孔を設け、前記枠体は、前記器具本体のガ
イド孔に挿入嵌合されるガイド部材を設けるとともに、
枠体の内側に立設された遮光枠に前記器具本体の取付孔
に係脱されるラッチを有するラッチ機構を取付けたもの
である。

（作用） 請求項１の発明では、器具本体の下面に制光体を支持
した枠体が着脱されるようになっており、その器具本体
の下面のガイド孔に枠体の上面から突出するガイド部材
が挿入嵌合されて枠体の器具本体に対する着脱移動がガ
イドされ、また、器具本体の下面の取付孔に枠体を上面
から突出するラッチ機構のラッチが係脱し、枠体の取付
状態で保持および枠体の取外しを可能としている。

請求項２の発明では、器具本体および枠体の両側縁部
にそれぞれ配設されるガイド孔およびガイド部材で枠体
の器具本体に対する着脱移動をガイドし、一方、器具本
体および枠体の他の両側縁部にそれぞれ配設される取付
孔およびラッチで係脱できるようにし、枠体の着脱ガイ
ドと取付状態のバランスをよくしている。

請求項３の発明では、ガイド部材の先端の傾斜部によ
ってガイド孔のガイド縁部に容易に挿入でき、そのガイ
ド部材の傾斜部がガイド縁部に沿って摺動して、ガイド
部材の両側縁部をガイド孔の溝部に容易に嵌合すること
ができるようにしている。

請求項４の発明では、吊下鎖を引掛けるための引掛孔
をガイド孔の近傍とすることにより、ガイド孔の打抜き
加工と同時に引掛孔を打抜き形成できるようにしてい
る。さらに、枠体の収納部の内側に立設されたガイド部
材に吊下鎖を取付けているため、枠体を器具本体に取付
ける際、吊下鎖が収納部に確実に収納されるようにして
いる。

請求項５の発明では、ラッチ機構を枠体の内側に立設
された遮光枠に取付けることにより、ラッチ機構を固定
するためのねじなどが枠体の表面に露出しないようにし
ているとともに、枠体の内側に配設されるラッチ機構を
その枠体内側の遮光枠に対して同方向から取付けられる
ようにしている。

（実施例） 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明
する。

第１図は照明器具の分解状態を示し、天井などの取付
面に固定される器具本体１と、この器具本体１の下面に
配置する制光体２をを支持して器具本体１に着脱可能に
取付けられる枠体３とから構成されている。

前記器具本体１は、周縁に矩形状の枠部11が形成され
ているとともに、この枠部11の内側に反射面12が形成さ
れており、この反斜面12の下面に複数の片口金型のラン
プ13が並列に接続配置されている。

この器具本体１の枠部11の一方の両側縁部の下面中央
にはガイド孔14が形成されている。このガイド孔14は、
第２図に示すように、中央に円形のガイド縁部15が形成
されているとともに、このガイド縁部15の両側に溝部16
がこのガイド孔14が形成された枠部11の長手方向に沿っ
て形成されている。

また、ガイド孔14の近傍には引掛孔17が形成されてお
り、器具本体１に対して前記枠体３を吊下げ支持するた
めの吊下鎖18の一端のＳ字連結具19がそのガイド孔14の
ガイド縁部15から引掛孔17に挿通して引掛けられてい
る。

一方、器具本体１の枠部11の他方の両側縁部の下面両
端近傍には取付孔20が形成されており、この取付孔20
は、前記ガイド孔14の溝部16の方向と同一方向に沿って
長溝状に形成されている。

前記枠体３は、前記器具本体１の枠部11とほぼ同形状
に形成され、内側の開口部に格子状のルーバからなる制
光体２が嵌合されている。そして、この枠体３は、外面
板部21と、底面板部22と、内面板部23とが一体に形成さ
れ、その内面板部23に外面板部21より上方に突出した遮
光枠24が立設され、したがって、上方に開口する断面ほ
ぼコ字状に形成され、その内部に空間25が形成されてい
る。

この枠体３の一方の両側縁部中央には、前記器具本体
１のガイド孔14に挿入嵌合されるガイド部材26が立設さ
れている。このガイド部材26は、第２図に示すように、
下端の取付片27が底面板部22上に固定されて空間25のほ
ぼ中央に立設されており、枠体３より上方に突出する先
端両側に傾斜部28が形成され、その傾斜部28より下部の
幅はガイド孔14の溝部16間に嵌合可能に構成されてい
る。なお、このガイド部材26の底面板部22から立設した
高さ寸法は、後述するラッチ34の先端より上方に突出し
ている高さ寸法となっている。

また、ガイド部材26には枠体３の外面板部21および遮
光枠24よりも低い位置に取付孔29が設けられ、前記吊下
鎖18の他端が取付けられる。そして、ガイド部材26の周
囲の空間25は、器具本体１に対して枠体３を取付ける際
に吊下鎖18を収納する収納部30として構成されている。

一方、枠体３の他方の両側縁部には、ラッチ機構31が
取付けられる。このラッチ機構31は、第３図および第４
図に示すように、横長の取付板32上に一対のラッチ金具
33が支軸33aによってそれぞれ回動可能に支持され、そ
の各ラッチ金具33の外端部に前記器具本体１の取付孔20
に係脱されるラッチ34が直角に立設されている。このラ
ッチ34は、枠体３より上方に突出する先端両側に傾斜部
35,35が形成され、枠体３の内方に臨む一側に取付孔20
の内縁部の係着する係着部36が形成されている。また、
各ラッチ金具33の内端は、取付板32から立設された支持
片37,38間に軸方向移動可能に挿通嵌合された板状の操
作軸39とこの操作軸39周囲に嵌合されたスプリング40と
の間に挟持され、したがって、操作軸39を外方から押動
操作することにより、一対のラッチ金具33がそれぞれ支
軸33a,33aを支点としてラッチ解錠方向（第３図および
第４図実線矢印方向）に回動し、押動操作を解除するこ
とにより、スプリング40の付勢によって一対のラッチ金
具33がラッチ方向（第３図および第４図点線矢印方向）
に回動するようになっている。なお、各ラッチ金具33の
外端は、取付板32の上面と取付板32から切り起こし形成
された押え片41との間で回動可能に挟持されている。

また、ラッチ機構31は遮光枠24を介して枠体３に取付
けられる。すなわち、第４図に示すように、ラッチ機構
31を取付ける枠体３の他方の両側縁部に取付けられた遮
光枠24は、外面部42、底面部43および内面部44とから上
方に開口する断面ほぼコ字状に形成されており、その外
面部42の上縁近傍に設けられた複数の嵌合溝孔45に、取
付板32の外縁部から突設された複数の引掛片46が嵌合さ
れ、また、内面部44に取付板32の内縁部から立設された
取付片47が接合され、内面部44を通じて複数のねじ48が
取付片47に螺着されて固定されている。

なお、ラッチ機構316を枠体３に取付後、枠体３の外
面板部21に設けられた窓孔49を通じて解錠釦50が操作軸
39に連結される。

次に、本実施例の作用を説明する。

まず、施工時には、吊下鎖18が連結されていない状態
で器具本体１を天井面などの取付面に固定した後、枠体
３に連結されている吊下鎖18のＳ字連結具19をガイド孔
14のガイド縁部15から引掛孔17に挿通して引掛け、器具
本体１に対して２本の吊下鎖18で枠体３を吊下げる。

そして、器具本体１に枠体３を取付けるには、器具本
体１の下面に枠体３を下方から垂直に接合させるように
操作する。

このとき、枠体３を上方に持ち上げると、吊下鎖18が
ゆるむが、この吊下鎖18の下端が外面板部21の高さ寸法
よりも低いガイド部材26の取付孔29に取付けられている
ため、ゆるんだ吊下鎖18はガイド部材26の周囲の収納部
30内に収納される。

また、枠体３から上方に最も突出しているガイド部材
26が器具本体１のガイド孔14に挿入嵌合される。このと
き、ガイド部材26の先端が鋭角であるとともにガイド孔
14の中央に円形のガイド縁部15が形成されているため、
ガイド部材26の先端をガイド孔14のガイド縁部15に容易
に挿入することができ、また、ガイド部材26の先端の傾
斜部28が円形のガイド縁部15をその円弧に沿って摺動す
るため、ガイド部材26の挿入に伴ってガイド部材26の両
側縁部をガイド孔14の溝部16に容易に嵌合することがで
きる。

このガイド部材26の先端が溝部16に挿入嵌合される
と、器具本体１に対して枠体３の垂直方向が位置決めさ
れた後、ラッチ34の鋭角な先端が器具本体１の取付孔20
に挿入され、ラッチ34の係着部36を有する側の傾斜部35
が取付孔20の縁部に当接し、ラッチ金具33がラッチ方向
とは反対側に回動される。

そして、枠体３が器具本体１の下面に当接する直前に
ラッチ34の係着部36が取付孔20を通過した取付孔20の内
縁部に係着し、器具本体１の下面に枠体３が取付けられ
る。

一方、ランプ交換などのために、枠体３を器具本体１
から取外す場合には、枠体３の両側面に突出する解錠釦
50を押動操作し、両側のラッチ機構31の一対のラッチ金
具33をラッチ解除方向に回動させ、各ラッチ34の係着部
36を器具本体１の取付孔20の内縁部から外し、そのまま
枠体３を下方に移動させることにより、各ラッチ34が器
具本体１の各取付孔20から下方に抜け外れ、さらに、各
ガイド部材26が器具本体１の各ガイド孔14から下方に抜
け外れ、枠体３が器具本体１から取外される。また、取
外された枠体３は吊下鎖18によって吊下げ支持され、枠
体３を床面に下ろすことなくランプ交換などを行える。

このように構成された照明器具では、器具本体１の枠
部11の下面に枠体３のラッチ34が係着するため、天井面
より突出する器具本体１の枠部11の高さを低くすること
ができ、器具全体として薄型化することができる。

また、枠体３のガイド部材26の先端に傾斜部28を設け
るとともに、器具本体１のガイド孔14として円形のガイ
ド縁部15と溝部16を設けたため、ガイド部材26の先端を
ガイド孔14のガイド縁部15に容易に挿入することができ
るとともに、その傾斜部28がガイド縁部15に沿って摺動
してガイド部材26の両側縁部をガイド孔14の溝部16に容
易に嵌合することができ、天井面などの高い位置に配設
された器具本体１に対する枠体３の取付性がよい。

また、吊下鎖18のＳ字連結具19を引掛けるための引掛
孔17をガイド孔14の近傍とすることにより、ガイド孔14
の打抜き加工と同時に引掛孔17を打抜き形成することが
でき、加工工程を削減できる。さらに、枠体３の収納部
30の内側に立設されたガイド部材26に吊下鎖18を取付け
ているため、枠体３を器具本体１に取付ける際、吊下鎖
18が収納部30に確実に収納され、吊下鎖18がはみだしを
防止することができる。

また、ラッチ機構31は遮光枠24を介して枠体３に取付
けるため、枠体３の表面にラッチ機構31を固定するため
のねじなどが露出することなく、枠体３の内側方向から
遮光枠に取付けることができ、組立性をよくすることが
できる。

なお、ガイド孔14のガイド縁部15は六角形などの縁部
に形成してもよく、また、ガイド部材26の先端部の傾斜
部28は片側のものでも同様に実施できる。

〔発明の効果〕

請求項１の発明によれば、器具本体の下面に枠体を着
脱する構造であり、その器具本体の下面にガイド孔およ
び取付孔を設け、そのガイド孔に挿入嵌合されるガイド
部材および取付孔に係脱されるラッチを枠体を上面から
突出して設けたため、従来のように器具本体の周縁部に
ラッチが係脱するための高さを設ける必要なく、器具本
体の高さを低くすることができ、薄型の照明器具を提供
することができる。

請求項２の発明によれば、器具本体および枠体の両側
縁部にそれぞれ配設されるガイド孔およびガイド部材で
枠体の器具本体に対する着脱移動をガイドし、一方、器
具本体および枠体の他の両側縁部にそれぞれ配設される
取付孔およびラッチで係脱できるようにし、枠体の着脱
ガイドと取付状態のバランスをよくすることができる。

請求項３の発明によれば、枠体のガイド部材の先端に
傾斜部を設けるとともに、器具本体のガイド孔としてガ
イド縁部と溝部を設けたため、ガイド部材の先端をガイ
ド孔のガイド縁部に容易に挿入することができるととも
に、その傾斜部がガイド縁部に沿って摺動することで、
ガイド部材の両側縁部をガイド孔の溝部に容易に嵌合す
ることができ、天井面などの高い位置に配設された器具
本体に対する枠体の取付性をよくすることができる。

請求項４の発明によれば、吊下鎖を引掛けるための引
掛孔をガイド孔の近傍とすることにより、ガイド孔の打
抜き加工と同時に引掛孔を打抜き形成することができ、
加工工程を削減できる。さらに、枠対の収納部の内側に
立設されたガイド部材に吊下鎖を取付けているため、枠
対を器具本体に取付ける際、吊下鎖が収納部に確実に収
納され、吊下鎖がはみだしを防止することができる。

請求項５の発明によれば、ラッチ機構を枠体の内側に
立設された遮光枠に取付けるため、ラッチ機構を固定す
るためのねじなどが枠体の表面に露出するのを防止する
ことができ、枠体の内側に配設されるラッチ機構をその
枠体内側の遮光枠に対して同方向から取付けることがで
き、組立性をよくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の照明器具の一実施例を示す分解状態の
斜視図、第２図はその一部の斜視図、第３図はラッチ機
構の平面図、第４図はその断面図である。 １……器具本体、２……制光体、３……枠体、13……ラ
ンプ、14……ガイド孔、15……ガイド縁部、16……溝
部、17……引掛孔、18……吊下鎖、20……取付孔、24…
…遮光枠、26……ガイド部材、28……傾斜部、29……取
付孔、30……収納部、31……ラッチ機構、34……ラッ
チ。

フロントページの続き (72)発明者 井川 正夫 静岡県三島市南町６番78号 東京電気株 式会社三島工場内 (72)発明者 石川 健吾 静岡県三島市南町６番78号 東京電気株 式会社三島工場内 (56)参考文献 実開 昭47−14895（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−173805（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−114586（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−99514（ＪＰ，Ｕ)

Claims (5)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ランプを取付ける器具本体と、この器具本
   体の下面に配置する制光体を支持して器具本体の下面に
   着脱可能に取付けられる枠体とを備えた照明器具におい
   て、 前記器具本体は、周縁部の下面にガイド孔および取付孔
   を設け、 前記枠体は、前記器具本体のガイド孔に挿入嵌合される
   ガイド部材および取付孔に係脱されるラッチ機構のラッ
   チを枠体上面から突出して設けた ことを特徴とする照明器具。
2. 【請求項２】器具本体の両側縁部中央にガイド孔を配設
   するとともに枠体の両側縁部中央にガイド部材を配設
   し、かつ、器具本体の他の両側縁部に取付孔を配設する
   とともに枠体の他の両側縁部にラッチを配設したことを
   特徴とする請求項１記載の照明器具。
3. 【請求項３】ガイド部材は板状の先端に傾斜部を設け、
   ガイド孔は中央にガイド部材の先端が挿入され当接され
   るガイド縁部を設けるとともにこのガイド縁部にガイド
   部材の両側縁部が嵌合される溝部を設けたことを特徴と
   する請求項１または請求項２記載の照明器具。
4. 【請求項４】器具本体のガイド孔の近傍に吊下鎖の一端
   を引掛ける引掛孔を設けるとともに、枠体のガイド部材
   に吊下鎖の他端を引掛ける引掛孔を設け、かつ、そのガ
   イド部材が立設された枠体の内側に器具本体への取付時
   に吊下鎖を収納する収納部を設けたことを特徴とする請
   求項３記載の照明器具。
5. 【請求項５】ランプを取付ける器具本体と、この器具本
   体の下面に配置する制光体を支持して器具本体の下面に
   着脱可能に取付けられる枠体とを備えた照明器具におい
   て、 前記器具本体は、周縁部の下面にガイド孔および取付孔
   を設け、 前記枠体は、前記器具本体のガイド孔に挿入嵌合される
   ガイド部材を設けるとともに、枠体の内側に立設された
   遮光枠に前記器具本体の取付孔に係脱されるラッチを有
   するラッチ機構を取付けた ことを特徴とする照明器具。