JP2525625B2 - 水田用除草組成物 - Google Patents
水田用除草組成物Info
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- JP2525625B2 JP2525625B2 JP62239463A JP23946387A JP2525625B2 JP 2525625 B2 JP2525625 B2 JP 2525625B2 JP 62239463 A JP62239463 A JP 62239463A JP 23946387 A JP23946387 A JP 23946387A JP 2525625 B2 JP2525625 B2 JP 2525625B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は水田用除草組成物に関し、更に詳しくは 第1成分として2−〔(4,6−ジメトキシピリミジン
−2−イル)アミノカルボニルアミノスルホニルメチ
ル〕安息香酸メチルエステル(以下化合物1Aという)又
はN−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ア
ミノカルボニル〕−4−エトキシカルボニル−1−メチ
ル−5−ピラゾールスルホンアミド(以下化合物1Bとい
う)、 第2成分としてS−(α,α−ジメチルベンジル)−
1−ピペリジンカーボチオエート(以下化合物2Aとい
う。)、S−4−クロロベンジル ジエチルチオカーバ
メート(以下化合物2Bという。)、ベンズチアゾール−
2−イルオキシ−酢酸 N−メチルアニリド(以下化合
物2Cという。)及び2,6−ジエチル−N−(プロポキシ
エチル)−クロロアセトアニリド(以下化合物2Dとい
う。)から選択される一種の化合物及び 第3成分として有機リン系除草性化合物及びジニトロ
アニリン系除草性化合物から選択される一種の化合物 を有効成分として含有することを特徴とする水田用除草
組成物に関するものである。
−2−イル)アミノカルボニルアミノスルホニルメチ
ル〕安息香酸メチルエステル(以下化合物1Aという)又
はN−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ア
ミノカルボニル〕−4−エトキシカルボニル−1−メチ
ル−5−ピラゾールスルホンアミド(以下化合物1Bとい
う)、 第2成分としてS−(α,α−ジメチルベンジル)−
1−ピペリジンカーボチオエート(以下化合物2Aとい
う。)、S−4−クロロベンジル ジエチルチオカーバ
メート(以下化合物2Bという。)、ベンズチアゾール−
2−イルオキシ−酢酸 N−メチルアニリド(以下化合
物2Cという。)及び2,6−ジエチル−N−(プロポキシ
エチル)−クロロアセトアニリド(以下化合物2Dとい
う。)から選択される一種の化合物及び 第3成分として有機リン系除草性化合物及びジニトロ
アニリン系除草性化合物から選択される一種の化合物 を有効成分として含有することを特徴とする水田用除草
組成物に関するものである。
本発明で使用する化合物1Aは特開昭57−112379号公報
に、化合物1Bは特開昭59−122488号公報に、又特開昭59
−82306号、同59−82307号、同60−45505号、同60−455
06号、同60−45507号及び同61−5004号公報等に本発明
の第1成分と第2成分とを組合せた除草剤が殺草スペク
トラムの拡大、水稲に対する薬害軽減等の目的で使用で
きることが開示されている。しかしながら先行技術に開
示された組合せでは、高葉期の雑草には除草効果が高い
ものの残効性が短かく、特にタイヌビエ、ホタルイ等の
後次発生がみられるという問題点がある。
に、化合物1Bは特開昭59−122488号公報に、又特開昭59
−82306号、同59−82307号、同60−45505号、同60−455
06号、同60−45507号及び同61−5004号公報等に本発明
の第1成分と第2成分とを組合せた除草剤が殺草スペク
トラムの拡大、水稲に対する薬害軽減等の目的で使用で
きることが開示されている。しかしながら先行技術に開
示された組合せでは、高葉期の雑草には除草効果が高い
ものの残効性が短かく、特にタイヌビエ、ホタルイ等の
後次発生がみられるという問題点がある。
又本発明で使用する第3成分である有機リン系除草性
化合物は、他の薬剤と混合して中期除草剤として使用さ
れているが、単独では十分な効果は得られないものであ
り、ジニトロアニリン系除草性化合物は畑作用として使
用され、水田用には使用されていないのが現状である。
化合物は、他の薬剤と混合して中期除草剤として使用さ
れているが、単独では十分な効果は得られないものであ
り、ジニトロアニリン系除草性化合物は畑作用として使
用され、水田用には使用されていないのが現状である。
本発明者等は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、第1成分として化合物1A又は化合物1B、第2成分
として化合物2A、化合物2B、化合物2C及び化合物2Dから
選択される一種の化合物及び第3成分として有機リン系
除草性化合物及びジニトロアニリン系除草性化合物から
選択される一種の化合物とを併用することにより、残効
を延長して雑草の後次発生を抑え、雑草要防除期間(水
稲移植後約55日間)に亘って効果を発揮し、水稲に対し
て薬害を示さず、かつ雑草に対する適用葉期巾の拡大が
可能になることを見出して本発明を完成させたものであ
る。
結果、第1成分として化合物1A又は化合物1B、第2成分
として化合物2A、化合物2B、化合物2C及び化合物2Dから
選択される一種の化合物及び第3成分として有機リン系
除草性化合物及びジニトロアニリン系除草性化合物から
選択される一種の化合物とを併用することにより、残効
を延長して雑草の後次発生を抑え、雑草要防除期間(水
稲移植後約55日間)に亘って効果を発揮し、水稲に対し
て薬害を示さず、かつ雑草に対する適用葉期巾の拡大が
可能になることを見出して本発明を完成させたものであ
る。
本発明で使用できる有機リン系除草性化合物として
は、例えば以下に挙げる化合物を例示することができ
る。
は、例えば以下に挙げる化合物を例示することができ
る。
化合物3A S−2−ベンゼンスルホンアミドエチル−0,
0−ジイソプロピルホスホロジチオエート(一般名SAP) 化合物3B O−エチル−O−6−ニトロメタトリルセカ
ンダリーブチルホスホロアミドチオエート(一般名ブタ
ミホス) 化合物3C O−エチル−O−(4−メチル−2−ニトロ
フェニル)−N−イソプロピルホスホロアミドチオエー
ト(一般名アミプロホス) 化合物3D O−メチル−O−(4−メチル−2−ニトロ
フェニル)−N−イソプロピルホスホロアミドチオエー
ト(一般名アミプロホス−メチル) 化合物3E S−2−メチルピペリジノカルボニルメチル
−O,O−ジプロピルホスホロジチオエート(一般名ピペ
ロホス) 2,4−ジニトロアニリン系除草性化合物としては、例
えば 化合物3F N−(1−エチルプロピル)−2,6−ジニト
ロ−3,4−キシリジン(一般名ペンディメタリン) 化合物3G α,α,α−トリフルオロ−2,6−ジニトロ
−N,N−ジイソプロピルパラトルイジン(一般名トリフ
ルラリン) 化合物3H N−ブチル−N−エチル−α,α,α−トリ
フルオロ−2,6−ジニトロパラトルイジン(一般名ベス
ロジン) 化合物3I 4−メチルスルホニル−2,6−ジニトロ−N,N
−ジプロピルアニリン(一般名ニトラリン) 化合物3J N−セカンダリ−ブチル−4−ターシャリー
ブチル−2,6−ジニトロアニリン(一般名ブトラリン) 化合物3K 4−(ジプロピルアミノ)−3,5−ジニトロ
ベンゼンスルホンアミド(一般名オリザリン) を挙げることができる。
0−ジイソプロピルホスホロジチオエート(一般名SAP) 化合物3B O−エチル−O−6−ニトロメタトリルセカ
ンダリーブチルホスホロアミドチオエート(一般名ブタ
ミホス) 化合物3C O−エチル−O−(4−メチル−2−ニトロ
フェニル)−N−イソプロピルホスホロアミドチオエー
ト(一般名アミプロホス) 化合物3D O−メチル−O−(4−メチル−2−ニトロ
フェニル)−N−イソプロピルホスホロアミドチオエー
ト(一般名アミプロホス−メチル) 化合物3E S−2−メチルピペリジノカルボニルメチル
−O,O−ジプロピルホスホロジチオエート(一般名ピペ
ロホス) 2,4−ジニトロアニリン系除草性化合物としては、例
えば 化合物3F N−(1−エチルプロピル)−2,6−ジニト
ロ−3,4−キシリジン(一般名ペンディメタリン) 化合物3G α,α,α−トリフルオロ−2,6−ジニトロ
−N,N−ジイソプロピルパラトルイジン(一般名トリフ
ルラリン) 化合物3H N−ブチル−N−エチル−α,α,α−トリ
フルオロ−2,6−ジニトロパラトルイジン(一般名ベス
ロジン) 化合物3I 4−メチルスルホニル−2,6−ジニトロ−N,N
−ジプロピルアニリン(一般名ニトラリン) 化合物3J N−セカンダリ−ブチル−4−ターシャリー
ブチル−2,6−ジニトロアニリン(一般名ブトラリン) 化合物3K 4−(ジプロピルアミノ)−3,5−ジニトロ
ベンゼンスルホンアミド(一般名オリザリン) を挙げることができる。
ただし本発明は、これらの化合物に限定されるもので
はない。
はない。
本発明組成物は、水田用除草剤として例えばタイヌビ
エ、コナギ、タマガヤツリ、マツバイ、ウリカワ、ホタ
ルイ、クログワイ、ミズガヤツリ、オモダカ等の水田の
一年生及び多年生雑草に対し効果を示す。
エ、コナギ、タマガヤツリ、マツバイ、ウリカワ、ホタ
ルイ、クログワイ、ミズガヤツリ、オモダカ等の水田の
一年生及び多年生雑草に対し効果を示す。
更に本発明組成物は、出芽前及び生育期の水田雑草に
対しすぐれた除草効果及び残効性を示し、水稲稚苗の本
田移植後土壌処理、移植後茎葉土壌処理に適した体系是
正型一発処理用除草剤である。
対しすぐれた除草効果及び残効性を示し、水稲稚苗の本
田移植後土壌処理、移植後茎葉土壌処理に適した体系是
正型一発処理用除草剤である。
ところで本発明組成物を除草剤として使用する場合、
農薬製剤上の常法に従い、使用上都合のよい形状に製剤
して使用するのが一般的である。
農薬製剤上の常法に従い、使用上都合のよい形状に製剤
して使用するのが一般的である。
すなわち、本発明組成物は、これを適当な不活性担体
に、要するなら補助剤と一緒に、適当な割合に配合して
溶解、分離、懸濁、混合、含浸、吸着若しくは付着させ
適宣の剤型、例えば懸濁液、乳剤、溶液、水和剤、粉
剤、粒剤、錠剤等に製剤するとよい。
に、要するなら補助剤と一緒に、適当な割合に配合して
溶解、分離、懸濁、混合、含浸、吸着若しくは付着させ
適宣の剤型、例えば懸濁液、乳剤、溶液、水和剤、粉
剤、粒剤、錠剤等に製剤するとよい。
有効成分の配合は必要に応じて加減し得る。粉剤或い
は粉剤とする場合は通常0.5〜20%(重量)、また乳剤
或いは水和剤とする場合は、0.1〜50%(重量)が適当
である。
は粉剤とする場合は通常0.5〜20%(重量)、また乳剤
或いは水和剤とする場合は、0.1〜50%(重量)が適当
である。
本発明組成物の使用量は種々の因子、例えば目的、対
象雑草、雑草または作物の発生/成育状況、雑草の発生
傾向、天候、環境条件、剤型、施用方法、施用場所、施
用時期等によって変動するが、例えば有効成分量として
アール当り0.1g及至100gの範囲から選択するのが好まし
いがこれらに限定されるものではない。
象雑草、雑草または作物の発生/成育状況、雑草の発生
傾向、天候、環境条件、剤型、施用方法、施用場所、施
用時期等によって変動するが、例えば有効成分量として
アール当り0.1g及至100gの範囲から選択するのが好まし
いがこれらに限定されるものではない。
有効成分の配合割合は例えば第1成分1重量部に対し
第2成分は1〜1000重量部の範囲から、及び第3成分と
しての有機リン系除草性化合物又はジニトロアニリン系
除草化合物は1〜1000重量部の範囲から選択することが
でき、好ましくは第2成分は1〜200重量部、及び有機
リン系除草性化合物又はジニトロアニリン系除草性化合
物は1〜100重量部の範囲から選択すれば良い。
第2成分は1〜1000重量部の範囲から、及び第3成分と
しての有機リン系除草性化合物又はジニトロアニリン系
除草化合物は1〜1000重量部の範囲から選択することが
でき、好ましくは第2成分は1〜200重量部、及び有機
リン系除草性化合物又はジニトロアニリン系除草性化合
物は1〜100重量部の範囲から選択すれば良い。
以下に本発明の代表的な実施例及び試験例を挙げる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 化合物1A 0.25 重量部 化合物2A 10 重量部 化合物3B 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 36.75 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例2 化合物1A 0.25 重量部 化合物2B 7 重量部 化合物3A 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 39.75 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例3 化合物1A 0.25 重量部 化合物2C 4 重量部 化合物3A 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 42.75 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例4 化合物1A 0.25 重量部 化合物2D 2 重量部 化合物3B 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 44.75 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例5 化合物1A 0.25 重量部 化合物2A 10 重量部 化合物3A 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 36.75 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例6 化合物1A 0.25 重量部 化合物2B 7 重量部 化合物3B 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 39.75 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例7 化合物1B 0.07 重量部 化合物2A 10 重量部 化合物3A 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 36.93 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例8 化合物1B 0.07 重量部 化合物2B 7 重量部 化合物3A 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 39.93 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例9 化合物1B 0.07 重量部 化合物2C 4 重量部 化合物3A 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 42.93 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例10 化合物1B 0.07 重量部 化合物2D 2 重量部 化合物3B 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 44.93 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例11 化合物1B 0.07 重量部 化合物2A 10 重量部 化合物3B 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 36.93 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
実施例12 化合物1B 0.07 重量部 化合物2B 7 重量部 化合物3C 3 重量部 ベントナイト 50 重量部 タルク 39.93 重量部 以上を均一に混合粉砕し、適量の水を加えて混合捏和
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
し、押し出し造粒機で造粒し、乾燥後粒剤とする。
試験例1 除草効果試験 1/5000アールワグネルポットに水田土壌をつめ、代か
き時にタイヌビエ、ホタルイの種子を混入し、さらにウ
リカワ、ミズガヤツリ、クログワイ、オモダカの休眠覚
醒した塊茎を置床した。このようにしたポットを温室内
におき植物を育成し、雑草が2.5〜3.0葉期に達した時所
定量の薬剤を処理した。処理当日を含め3日間、3cm/日
の漏水操作を行い、以後は3cmの湛水深で管理した。薬
剤処理後、3週間目に各種雑草に対する除草効果を調査
した。
き時にタイヌビエ、ホタルイの種子を混入し、さらにウ
リカワ、ミズガヤツリ、クログワイ、オモダカの休眠覚
醒した塊茎を置床した。このようにしたポットを温室内
におき植物を育成し、雑草が2.5〜3.0葉期に達した時所
定量の薬剤を処理した。処理当日を含め3日間、3cm/日
の漏水操作を行い、以後は3cmの湛水深で管理した。薬
剤処理後、3週間目に各種雑草に対する除草効果を調査
した。
調査は生育した雑草の生体重を秤量し、無処理区に対
する比率(残草率)を算出して下記に示す基準により5
〜0の段階に類別評価した。又自然発生した広葉雑草
(アゼナ、ミズハコベ等)についても調査を行った。
する比率(残草率)を算出して下記に示す基準により5
〜0の段階に類別評価した。又自然発生した広葉雑草
(アゼナ、ミズハコベ等)についても調査を行った。
5:残草率が 10%未満 4:残草率が 20%未満 3:残草率が 40%未満 2:残草率が 60%未満 1:残草率が 80%未満 0:残草率が 100%未満 結果を第1表に示す。
試験例2 残効試験 1/5000アールワグネルポットに水田土壌をつめ、代か
き後、所定量の薬剤を処理した。処理当日を含めて3日
間、3cm/日の漏水操作を行い、以後は1〜2cmの湛水深
で管理した。このポットに薬剤処理後2週間以降、毎週
直径7cmの無底円筒を挿入して、この中に検定植物を30
粒ずつ置床し、3週間育成した後に調査した。検定植物
としてはタイヌビエとホタルイの休眠覚醒種子を用い
た。
き後、所定量の薬剤を処理した。処理当日を含めて3日
間、3cm/日の漏水操作を行い、以後は1〜2cmの湛水深
で管理した。このポットに薬剤処理後2週間以降、毎週
直径7cmの無底円筒を挿入して、この中に検定植物を30
粒ずつ置床し、3週間育成した後に調査した。検定植物
としてはタイヌビエとホタルイの休眠覚醒種子を用い
た。
調査は試験例1と同様に行い、試験例1に記した基準
により類別評価した。
により類別評価した。
結果を第2表に示す。
試験例3 イネに対する薬害試験 1/5000アールワグネルポットに土壌をつめ、代かきし
4日後に稲稚苗(品種:日本晴)を移植し、7日間温室
で育成した後、所定量の薬剤で処理した。薬剤処理4週
間後にイネに対する薬害の有無を調査した。
4日後に稲稚苗(品種:日本晴)を移植し、7日間温室
で育成した後、所定量の薬剤で処理した。薬剤処理4週
間後にイネに対する薬害の有無を調査した。
前記第1表に記載の本発明組成物は上記試験において
イネに薬害を示さなかった。
イネに薬害を示さなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 47:36 A01N 47:36 47:38 47:38 47:16 47:16 47:12 47:12 43:78 43:78 37:22 37:22 37:36) 37:36) (A01N 47/36 (A01N 47/36 47:16 47:16 47:12 47:12 43:78 43:78 37:22 37:22 37:36 37:36 33:18) 33:18) (A01N 47/38 (A01N 47/38 47:16 47:16 47:12 47:12 43:78 43:78 37:22 37:22 37:36 37:36 33:18) 33:18) (A01N 57/30 (A01N 57/30 47:36 47:36 47:38 47:38 47:16 47:16 47:12 47:12 43:78 43:78 37:22 37:22 37:36) 37:36)
Claims (3)
- 【請求項1】第1成分として2−〔(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イル)アミノカルボニルアミノスルホ
ニルメチル〕安息香酸メチルエステル又はN−〔(4,6
−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニ
ル〕−4−エトキシカルボニル−1−メチル−5−ピラ
ゾールスルホンアミド、第2成分としてS−(α,α−
ジメチルベンジル)−1−ピペリジンカーボチオエー
ト、S−4−クロロベンジル ジエチルチオカーバメー
ト、ベンズチアゾール−2−イルオキシ−酢酸 N−メ
チルアニリド及び2,6−ジエチル−N−(プロポキシエ
チル)−クロロアセトアニリドから選択される一種の化
合物及び第3成分として有機リン系除草性化合物及びジ
ニトロアニリン系除草性化合物から選択される一種の化
合物を有効成分として含有することを特徴とする水田用
除草組成物。 - 【請求項2】有機リン系除草性化合物がS−2−ベンゼ
ンスルホンアミドエチル−O,O−ジイソプロピルホスホ
ロジチオエート又はO−エチル−O−6−ニトロメタト
リルセカンダリーブチルホスホロアミドチオエートであ
る特許請求の範囲第1項記載の水田用除草組成物。 - 【請求項3】ジニトロアニリン系除草性化合物がN−
(1−エチルプロピル)−2,6−ジニトロ−3,4−キシリ
ジン又はα,α,α−トリフルオロ−2,6−ジニトロ−
N,N−ジイソプロピル パラトルイジンである特許請求
の範囲第1項記載の水田用除草組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62239463A JP2525625B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 水田用除草組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62239463A JP2525625B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 水田用除草組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6483003A JPS6483003A (en) | 1989-03-28 |
JP2525625B2 true JP2525625B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=17045133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62239463A Expired - Lifetime JP2525625B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 水田用除草組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525625B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03502684A (ja) * | 1987-08-07 | 1991-06-20 | イー・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー | イネ中の雑草の除草剤 |
CN104522020A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-22 | 南京农业大学 | 一种防除旱直播稻田杂草的三元复配剂-苄嘧磺隆·丙草胺·二甲戊灵 |
CN104585213A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-05-06 | 浙江新农化工股份有限公司 | 一种含二甲戊灵、苯噻酰草胺以及吡嘧磺隆或氯吡嘧磺隆的除草组合物及其制剂和应用 |
CN115336589B (zh) * | 2022-08-19 | 2024-07-26 | 南通江山农药化工股份有限公司 | 一种防除水稻田杂草的高效除草组合物及其制剂 |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP62239463A patent/JP2525625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6483003A (en) | 1989-03-28 |
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