JP2525435Y2 - 録音システム - Google Patents

録音システム

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JP2525435Y2
JP2525435Y2 JP9887088U JP9887088U JP2525435Y2 JP 2525435 Y2 JP2525435 Y2 JP 2525435Y2 JP 9887088 U JP9887088 U JP 9887088U JP 9887088 U JP9887088 U JP 9887088U JP 2525435 Y2 JP2525435 Y2 JP 2525435Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は録音システムに係り、とくに再生側からデ
ジタル出力したオーディオ信号を録音側で録音する録音
システムに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
例えば、DATやCDなどのデジタルソース機器からDATで
デジタル録音を行う場合、各機器の操作キーは、通常、
自身の機器の動作だけを対象としており、録音を行う
際、録音側のRECキーと再生側のPLAYキーは別個に操作
しなければならず、操作タイミングに気をつけないと曲
の頭が切れたりする。
この問題を解決するため、ソース側と録音側を制御線
でつなぎ、ソース側のPLAYキーがオンされたときソース
側からREC開始制御信号を録音側へ出力して録音を開始
させるようにしたシンクロ録音システムが提案されてい
る。
けれどもこの方法では、ソース側と録音側の機器間で
オーディオ信号線の外に制御線を接続しなければなら
ず、配線が複雑になるという問題があった。
この考案は、かかる従来技術の問題に鑑み、配線を増
やすことなくシンクロ録音ができる録音システムを提供
することを、その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、再生手段で再生したオーディオ信号を
デジタル出力する再生装置と、再生装置からデジタル入
力したオーディオ信号を録音手段で録音する録音装置と
から成る録音システムにおいて、 前記再生装置は、 デジタル出力のオン・オフを行う出力オン・オフ手段
と、 再生手段が再生動作中は出力オン・オフ手段をオンさ
せ、再生手段が非再生動作中は出力オン・オフ手段をオ
フさせる再生側同期制御手段と、 を備え、 前記録音装置は、 デジタル入力の有無を検出するデジタル入力検出手段
と、 このデジタル入力検出手段でデジタル入力が検出され
ているときは録音手段で録音を行わせ、デジタル入力が
検出されていないときは録音手段による録音を一時停止
させる録音側同期制御手段と、 を備えたことを特徴としている。
〔実施例〕
第1図を参照して、この考案の1つの実施例を説明す
る。
第1図には、この考案に係るオーディオシステムのブ
ロック図が示されている。
このシステムでは、ソース側のDAT10と録音側のDAT30
とがデジタルオーディオライン50で接続されている。
まず、ソース側DAT10につき説明すると、カセット12
のテープの記録信号がヘッド14で検出される。
ヘッド14の出力側にはRFアンプ16が接続されており、
検出信号の増幅がなされる。
このRFアンプ16の出力側には信号処理回路18が接続さ
れており、ヘッド14の検出信号からオーディオサンプル
データとサブコードが読み取られる。
信号処理回路18のオーディオサンプルデータの出力側
にはデジタル出力回路20が接続されており、オーディオ
サンプルデータをデジタルI/Oフォーマットに従うデジ
タル信号に変換して出力する。
ヘッド14、RFアンプ16、信号処理回路18、デジタル出
力回路20は再生手段を構成している。
デジタル出力回路20の出力側には出力オン・オフ回路
22が接続されており、外部から出力オン制御信号が入力
したときはデジタル出力回路20からの入力信号をそのま
まデジタル出力端子DOUTからデジタル出力される。
逆に、出力オン・オフ回路22は外部から出力オフ制御
信号を入力したときは出力を「H」レベルに固定してデ
ジタル出力を停止させる。
信号処置回路18、出力オン・オフ回路22にはマイクロ
コンピュータ24が接続されている。
このマイクロコンピュータ24にはキー入力部26とテー
プ走行・メカ部(図示せず)も接続されている。
キー入力部26は、PLAYキー、STOPキー、シークキー、
FFキー、REWキー、シンクロキーなどを有しており、ユ
ーザのキー操作に従い、キー信号を出力する。
テープ走行・メカ部は、各種動作制御信号を入力して
カセット12のテープのPLAY走行、早送り走行、早戻し走
行などを行わせる。
信号処理回路18は各種動作制御信号を入力してPLAY時
はテープからオーディオサンプルデータとサブコードデ
ータを読み取って出力し、PLAYモード時以外でのテープ
走行中がサブコードの読み取り及び出力とミュートデー
タの出力、停止時はミュートデータの出力を行う。
信号処理回路18で読み取られたサブコードはマイクロ
コンピュータ24へ出力され、シーク処理等に利用され
る。
マイクロコンピュータ24はCPU、ROM、RAMがバス接続
されてなり、ROMに格納された所定のプログラムに基づ
き、テープ走行・メカ部や信号処理回路18に対しユーザ
のキー操作に従うPLAY制御、STOP制御、FF制御、REW制
御、シーク制御等を行うほか、シンクロモード時には出
力オン・オフ回路22に対しオン・オフ制御を行う。
マイクロコンピュータ24のRAMにはシンクロモードを
管理するフラグSYNCが格納されている。
一方、DAT30側では、デジタルオーディオライン50が
デジタル入力端子DINと接続されている。
このデジタル入力端子DINにはデジタル入力回路32の
入力側が接続されている。
デジタル入力回路32はPLLクロック抽出回路を有して
おり、デジタル入力が有れば抽出したクロックからオー
ディオサンプルデータを読み取り、出力側に接続された
信号処理回路34へ出力する。
また、デジタル入力回路32はPLLクロック抽出回路が
アンロックするとこれを検出してアンロック検出信号を
出力するアンロック検出回路(図示せず)を有してい
る。
このアンロック検出回路はデジタル入力検出手段とし
ての機能を有している。
信号処理回路34はデジタル入力回路32から入力したオ
ーディオダンプルデータに対し所定の信号変換を行って
記録信号を形成する。
信号処理回路34の出力側にはRFアンプ36が接続されて
おり、記録信号の増幅、特性調整などがなされる。
RFアンプ36の出力側にはヘッド38が接続されており、
RFアンプ36から入力した記録信号に従いカセット40のテ
ープに録音を行う。
デジタル入力回路32、信号処理回路34、RFアンプ36、
ヘッド38で録音手段が構成されている。
デジタル入力回路32と信号処理回路34にはマイクロコ
ンピュータ42が接続されている。
このマイクロコンピュータ42にはキー入力部44とテー
プ走行・メカ部(図示せず)も接続されている。
キー入力部44はRECキー、STOPキーなどを有してお
り、ユーザのキー操作に従うキー信号を出力する。
マイクロコンピュータ42は、CPU、ROM、RAMがバス接
続されて成り、ROMに格納された所定のプログラムに基
づき、信号処理回路34やテープ走行・メカ部に対し、ユ
ーザのキー操作に従うREC制御、STOP制御等を行うほ
か、デジタル入力回路32からのアンロック検出信号に従
いREC PAUSE制御やREC PAUSE解除制御を行う。
次に上記実施例の全体的動作を第2図乃至第4図のフ
ローチャートを参照して説明する。
第2図と第3図はDAT10側のマイクロコンピュータ24
の動作を示し、第4図はDAT30側のマイクロコンピュー
タ42の動作を示す。
初めDAT10側の電源を投入したときマイクロコンピュ
ータ24はテープ走行・メカ部と信号処理回路18をSTOP制
御する。
この際信号処理回路18の出力はミュートデータとされ
る。
また、シンクロモードはオフしてSYNC=0とし、出力
オン・オフ回路22に出力オン制御信号を出力してデジタ
ル出力回路22からの入力をそのまま出力させる(ステッ
プ60)。
このときデジタル出力端子DOUTからはデジタルI/Oフ
ォーマット中のオーディオサンプルデータ部分がミュー
トデータとなったデジタル信号が送出される。
この状態で、ユーザがPLAYキーをオンすればマイクロ
コンピュータ24はテープ走行・メカ部に対しPLAY開始制
御を行ってテープをPLAY走行させ、かつ、信号処理回路
18に対してもPLAY開始制御を行ってミュートを解除さ
せ、ヘッド14で検出された信号からオーディオサンプル
データを読み取らせて出力させる(ステップ62〜70)。
信号処理回路18から出力されたオーディオサンプルデ
ータはデジタル出力回路20へ送られてデジタルI/Oフォ
ーマットに基づくデジタル出力信号に変換され、出力オ
ン・オフ回路22を経てデジタル出力端子DOUTから出力さ
れる。
また、STOPキーをオンするとマイクロコンピュータ24
は、それまでPLAY中であることを確認し、かつ、SYNCフ
ラグを参照してシンクロモードが解除されていることを
確認したあと、テープ走行・メカ部と信号処理回路18に
対しSTOP制御を行い、テープ走行を停止させるととも
に、信号処理回路18の出力をミュートデータとさせる
(ステップ62、64、72〜78)。
また、STOP状態でFFキーがオンされたとき、オンされ
ている間マイクロコンピュータ24はテープ走行・メカ部
に対し早送り制御を行ってテープを高速走行させ(第3
図のステップ80〜86)、FFキーが離されたところで早送
り制御を解除しテープを止める(ステップ88、90)。
同様に、STOP状態でREWキーがオンされたとき、オン
されている間マイクロコンピュータ24はテープ走行・メ
カ部に対し早戻し制御を行ってテープを高速走行させ
(ステップ92〜98)、REWキーが離されたところで早戻
し制御を解除しテープを止める(ステップ100、102)。
FF動作中やREW動作中は信号処理回路18の出力はミュ
ートデータのままとされる。
更に、STOP状態やPLAY状態でシークキーがオンされた
ときマイクロコンピュータ24はテープ走行・メカ部と信
号処理回路18に対しシーク開始制御を行い、テープを高
速走行させながらテープから信号処理回路18でサブコー
ドを読み取らせて入力し、次曲の先頭位置に来たところ
で前述したPLAY開始制御を行う(ステップ104〜110、6
2、112〜118)。
シーク中は信号処理回路18の出力はミュートデータと
される。
いずれにしてもシンクロモードが解除されていると
き、テープのPLAY、STOP等に関わらず常に出力オン・オ
フ回路22からはデジタル信号が送出されている。
一方、DAT30側では電源が投入されると、テープ走行
・メカ部と信号処理回路34がSTOP制御される(第4図の
ステップ200)。
このときデジタル入力回路32は外部からデジタル入力
があればオーディオサンプルデータを読み取って出力
し、かつ、アンロック検出信号は出力しない。
DAT10側が電源投入済みであれば、デジタル入力があ
る。
ここで、DAT10から30へデジタルダビングを行おうと
する場合、予めDAT10側の電源を投入してテープ位置を
希望曲の先頭に合わせておき、シンクロ録音しないとき
はDAT30のRECキーをSTOP状態でオンしたあとDAT10のPLA
YキーをSTOP状態でオンする。
DAT30のRECキーがオンされるとマイクロコンピュータ
42はそれまでSTOP状態であることを確認したあとデジタ
ル入力回路32からのアンロック検出信号入力をチェック
し、デジタル入力が有るか否か判定する(ステップ202
〜208)。
今の場合、DAT30へのデジタル入力が有り、デジタル
入力回路32のPLLクロック抽出回路がロックしてアンロ
ック検出信号が出力されていないので、マイクロコンピ
ュータ42は、テープ走行・メカ部と信号処理回路34をRE
C開始制御し、テープをREC走行させるとともに信号処理
回路34でオーディオサンプルデータから記録信号を形成
させ、ヘッド38にてカセット40のテープにデジタル録音
させる(ステップ210)。
初めDAT10側がSTOP状態となっているので、記録され
る信号はミュートデータである。
この状態で、DAT10側のPLAYキーがオンされるとマイ
クロコンピュータ24がPLAY制御を行い、カセット12のテ
ープに記録されたオーディオサンプルデータを含むデジ
タル信号をDAT10側へ出力させる(ステップ64〜70)。
よってDAT30側ではREC開始後のミュートデータ録音に
続き、DAT10のテープから再生されたオーディオサンプ
ルデータを含む記録信号が希望曲の先頭からテープにデ
ジタル録音されていく。
その後、希望曲の演奏が終了して録音を停止したいと
き、DAT30側のSTOPキーをオンすれば、マイクロコンピ
ュータ42はテープ走行・メカ部と信号処理回路34をSTOP
制御し、録音を停止させる(ステップ212〜216)。
そしてDAT10側でFFキーを操作するなどして次の録音
希望曲の開始位置に合わせ、再びDAT30側のRECキーをオ
ンしたあとDAT10側のPLAYキーをオンすれば、前述よ同
様にして希望曲の最初からデジタル録音できる。
但し、シンクロ録音を行っていないので、RECキーを
オンしてからPLAYキーをオンするまでの間カセット40の
テープにはミュートデータが記録されてしまい、これを
少なくするためRECキーとPLAYキーをほぼ同時にオンし
ようとすると誤って曲の頭が切れることがある。
これに対し、シンクロ録音を行いたい場合、DAT10側
のシンクロキーをSTOP状態でオンする。
するとマイクロコンピュータ24はそれまでSTOP状態で
あることを確認したあとフラグSYNCを立てて1とし(ス
テップ120〜126)、かつ、出力オン・オフ回路22へ出力
オフ制御信号を出力して出力をオフさせる(ステップ12
8)。
このとき、出力オン・オフ回路22の出力状態は「H」
レベルを保持する。
そして例えばFFキーを操作して希望曲の先頭位置に合
わせる。
この状態でDAT30側のRECキーをSTOP状態でオンすると
マイクロコンピュータ42はまず、それまでSTOP状態であ
ることを確認したあとデジタル入力回路32からアンロッ
ク検出信号が入力されているか否か判定する(ステップ
204〜208)。
今の場合、DAT10側からデジタル入力回路32への入力
は単に「H」レベルとなっていてデジタル入力がなく、
PLLクロック抽出回路はアンロック状態となり、デジタ
ル入力回路32はアンロック検出信号を出力している。
このため、マイクロコンピュータ42はステップ208の
判定でNOと判断しテープ走行・メカ部と信号処理回路34
に対しREC PAUSE制御を行う(ステップ218)。
このときテープ走行と、ヘッド38による信号記録はと
もに一時停止状態とされる。
この状態で、DAT10側のPLAYキーをオンすると、マイ
クロコンピュータ24はそれまでSTOP状態であり、かつ、
フラグSYNCを参照してシンクロモードに設定されている
ことを確認したあと、出力オン制御信号を出力オン・オ
フ回路22へ出力し、デジタル出力回路20からの入力をそ
のままDAT30側へ出力させる(ステップ64〜68、130)。
続いてテープ走行・メカ部と信号処理回路18に対しPL
AY開始制御を行い、希望曲の先頭からテープの記録信号
中のオーディオサンプルデータを再生させる(ステップ
70)。
テープから再生されたオーディオサンプルデータはデ
ジタル出力回路20でデジタルI/Oフォーマットに変換さ
れ、出力オン・オフ回路22を介してDAT30側へ出力され
る。
一方DAT30側では、ステッ218でREC PAUSE制御を行っ
たあと、デジタル入力回路32からのアンロック検出信号
入力をチェックしてDAT10側からデジタル入力があるか
否か判定しており(ステップ220、222)、アンロック検
出信号がなくなるとYESと判断し、直ちにテープ走行・
メカ部と信号処理回路34に対しREC PAUSEを解除してREC
制御を行う(ステップ222、224)。
これにより、テープがREC走行する。
そしてデジタル入力回路32でデジタル入力から読み取
られたオーディオサンプルデータが信号処理回路34で所
定の記録信号に変換され、ヘッド38によりカセット40の
テープにデジタル録音される。
このようにして、DAT10側のPLAYキーオンに同期してD
AT30側の録音が開始されるので、録音側のテープには希
望曲の開始前に不要なミュートデータが記録されずに済
み、しかも、PLAYキーとRECキーを同時操作する難しさ
もない。
その後、希望曲の演奏が終了したところでDAT10側のS
TOPキーをオンするとマイクロコンピュータ24はそれま
でPLAY状態であったことと、フラグSYNCが1でシンクロ
モードに設定されていることを確認し、出力オフ制御信
号を出力オン・オフ回路22へ出力してデジタル出力をオ
フさせたあと(このときデジタルオーディオラインは
「H」となる)、テープ走行・メカ部と信号処置回路18
に対しSTOP制御を行い、テープからの再生を停止させる
(ステップ72〜76、132、78)。
DAT30側では、REC中、デジタル入力回路32からのアン
ロック検出信号入力をチェックしてDAT10側からデジタ
ル入力があるか否か判定しており(ステップ226、22
8)、アンロック検出信号がなくなるとNOと判断し、直
ちにテープ走行・メカ部と信号処理回路34に対しREC PA
USE制御を行う(ステップ228、230)。
これにより、テープ走行と、信号記録が一時停止状態
となる。
このため、DAT30側でSTOPキー操作をしなくて済む。
そしてDAT10側でFFキー操作を行うなどして次の録音
希望曲の開始位置に合わせたあと、再びPLAYキーをオン
するとマイクロコンピュータ24は再び出力オン・オフ回
路22のオン制御をしたあと、PLAYを開始させる(ステッ
プ64〜68、130、70)。
このため、DAT30側ではデジタル入力が再開されるの
でマイクロコンピュータ42は再びREC PAUSEを解除してR
EC制御を行い、前に録音した曲に続けてデジタル録音を
再開する(ステップ220、222、224)。
そして2番目の曲の録音が終了したところでDAT10側
のSTOPキーをオンすれば、前述と同様にしてDAT10側のP
LAY動作が停止しデジタル出力がオフする(ステップ72
〜76、132、78)。
これにともないDAT30側では、デジタル入力がオフ
し、REC PAUSE状態となる(ステップ226〜230)。
若し、2番目の曲の途中の或る楽章の演奏終了時点で
DAT10側のシークキーをオンしたときは、マイクロコン
ピュータ24は次曲のシークを開始すると同時にデジタル
出力を一旦オフし(ステップ104〜110、134)、次曲の
先頭位置に来たところでデジタル出力をオンしPLAYを開
始させる(ステップ112〜116、136、118)。
するとDAT30側ではデジタル入力が一旦オフしたとこ
ろでRECからREC PAUSE状態となり(ステップ226〜23
0)、次のデジタル入力が再開したところでREC PAUSEが
解除されてRECが再開されるので(ステップ220〜22
4)、2番目の曲の途中の或る楽章に続いて、不要なス
ペースが空くことなく3番目の曲が最初からデジタル録
音されることになる。
この実施例によれば、DAT10側でシンクロモードに設
定してあればPLAY状態以外ではデジタル出力がオフする
ようにし、一方、DAT30側でRECキーをオンしたあとは、
DAT10側からのデジタル入力があるときはREC動作を行
い、デジタル入力がないときはREC PAUSE動作を行うよ
うにしたので、初めDAT10側がSTOP状態になっていると
きにDAT30側のRECキーをオンしておけば、DAT10と30間
にコントロールラインを接続しなくても、DAT10側でテ
ープの録音したい箇所の開始位置でPLAYさせ、録音を停
止したい箇所の終了位置でPLAYを止めるだけで、DAT30
側が同期して録音動作を行い、不要なミュート部分が録
音されずに済み、しかも、キー操作が簡単で済む。
また、シンクロモードを解除しておけば、DAT10側とD
AT30側を別個に動作させることもできる。
なお、上記実施例では、ソース側機器をDATとした
が、これはCD等他のデジタル再生機器であってもよく、
また、ソース側と録音側を別個のセットとしたが、ダブ
ルデッキの如く一つのセットにソース側と録音側が一緒
に組み込まれていてもよい。
また出力オン・オフ回路は出力オフ時に「H」レベル
を保持するようにしたが、逆に「L」レベルを保持させ
たり、ハイインピーダンス状態とさせてもよい。
〔考案の効果〕
この考案に係る録音システムによれば、再生装置は、
デジタル出力のオン・オフを行う出力オン・オフ手段
と、再生手段が再生動作中は出力オン・オフ手段をオン
させ、再生手段が非再生動作中は出力オン・オフ手段を
オフさせる再生側同期制御手段と、を備え、録音装置
は、デジタル入力の有無を検出するデジタル入力検出手
段と、このデジタル入力検出手段でデジタル入力が検出
されているときは録音手段で録音を行わせ、デジタル入
力が検出されていないときは録音手段による録音を一時
停止させる録音側同期制御手段と、を備えたことによ
り、特別なコントロールラインを接続しなくても、再生
側で録音したい箇所の開始位置で再生させ、録音を停止
したい箇所の終了位置で再生を止めるだけで、録音側に
対し、再生側に同期した録音動作を行わせることができ
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るオーディオシステム
のブロック図、第2図と第3図は第1図中の再生側のマ
イクロコンピュータの動作を示すフローチャート、第4
図は第1図中の録音側のマイクロコンピュータの動作を
示すフローチャートである。 10、30:DAT、12、40:カセット、14、38:ヘッド、18、3
4:信号処理回路、20:デジタル出力回路、22:出力オン・
オフ回路、24、42:マイクロコンピュータ、32:デジタル
入力回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生手段で再生したオーディオ信号をデジ
    タル出力する再生装置と、再生装置からデジタル入力し
    たオーディオ信号を録音手段で録音する録音装置とから
    成る録音システムにおいて、 前記再生装置は、 デジタル出力のオン・オフを行う出力オン・オフ手段
    と、 再生手段が再生動作中は出力オン・オフ手段をオンさ
    せ、再生手段が非再生動作中は出力オン・オフ手段をオ
    フさせる再生側同期制御手段と、 を備え、 前記録音装置は、 デジタル入力の有無を検出するデジタル入力検出手段
    と、 このデジタル入力検出手段でデジタル入力が検出されて
    いるときは録音手段で録音を行わせ、デジタル入力が検
    出されていないときは録音手段による録音を一時停止さ
    せる録音側同期制御手段と、 を備えたことを特徴とする録音システム。
JP9887088U 1988-07-26 1988-07-26 録音システム Expired - Lifetime JP2525435Y2 (ja)

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