JP2525290Y2 - トラクタの油圧回路 - Google Patents

トラクタの油圧回路

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JP2525290Y2 JP1990126093U JP12609390U JP2525290Y2 JP 2525290 Y2 JP2525290 Y2 JP 2525290Y2 JP 1990126093 U JP1990126093 U JP 1990126093U JP 12609390 U JP12609390 U JP 12609390U JP 2525290 Y2 JP2525290 Y2 JP 2525290Y2
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邦章 本庄
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトラクタの油圧回路に関する。
(従来の技術) トラクタは常備の作業機昇降用油圧装置の他に、補助
作業機として装着されるフロントローダ等に付属の油圧
シリンダを作動させるための油圧回路が備えられてい
る。
この種の従来の油圧回路は、切換バルブブロックと補
助コントロールバルブブロックとを作業機昇降用油圧装
置の側面に積層状に設けると共に、外端の補助コントロ
ールバルブに蓋体を積層状に取付けるようにしていた
(例えば実願昭57-183956)。
(考案が解決しようとする課題) 従って、補助コントロールバルブの取出口以外に油圧
を取り出すことができなかった為、アクチュエータの操
作を補助コントロールバルブで行う場合は問題ないが、
アクチュエータ側に操作バルブを持っている場合、常に
補助コントロールバルブのレバーをオープン状態にして
おく必要があった。また、この油圧回路とは別途専用に
油圧取出ブロックを設けるとコスト的に不利になった。
本考案は上記問題点に鑑み、コスト的に有利に補助コ
ントロールバルブの油圧取出口以外に油圧を取り出せる
ようにしたものである。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、バ
ルブブロック21,35を複数個積層したトラクタの油圧回
路において、前記バルブブロック21,35は、複数の出力
油路34,35,44,45と、ポンプ油路31と、これら出力油路3
4,35,44,45とポンプ油路31とを選択的に切り換えて接続
するバルブ22,36とを有しており、外端部のバルブブロ
ック35に、2つの油圧取出口47,48を有する油圧取出用
ブロック46が積層されており、前記2つの油圧取出口4
7,48のうち一方は、前記ポンプ油路31に接続され、他方
は、バルブブロック21,35内の油路を介して出力油路34,
35,44,45を経由することなくタンクに接続される点にあ
る。
(作用) 第2図に示す如く油圧取出用ブロック46の外部油圧取
出口47,48にクイックカプラー51,52等を接続することに
よって、アクチュエータ54側等に油圧を簡単に取出すこ
とが可能になる。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第
1図は農用トラクタにおける油圧回路を示す。第1図に
おいて、11,12,13は油圧ポンプで、油圧ポンプ13の出力
側はパワーステアリングに接続されている。14,15は油
フィルタである。
16は切換バルブブロックで、切換ブルブ17とリリーフ
弁18,19とを有し、一方の出力ポートは3点リンク機構
の油圧装置に選択的に接続されるようになっている。
21は第1補助コントロールバルブブロックで、第1コ
ントロールバルブ22とチェック弁23とを有し、コントロ
ールバルブ22は、ニュートラルポート25、ポンプポート
26、タンクポート27、Aポート28及びBポート29を有
し、これらを介してポンプ油路31、タンク油路32、ニュ
ートラル油路33及びトラクタに装着したフロントローダ
のシリンダ等に接続した出力油路34,35に選択的に接続
されるようになっている。
35は第2補助コントロールバルブブロックで、第2コ
ントロールバルブ36とチェック弁37とを有し、コントロ
ールバルブ36は、ニュートラルポート39、ポンプポート
40、タンクポート41、Aポート42及びBポート43を有
し、これらを介してポンプ油路31、タンク油路32、ニュ
ートラル油路33及びフロントローダの複動シリンダ等に
接続した出力油路44,45に選択的に接続されるようにな
っている。
46は油圧取出用ブロックで、ニュートラル油路33及び
ポンプ油路31に夫々連通した外部油圧取出口47,48を有
し、油圧取出口48とポンプ油路31との間にチェック弁49
が介装されている。従って、鎖線で示す如く外部油圧取
出口47,48にクイックカプラー51,52を接続することによ
って、バルブ53等を介してアクチュエータ54側等に油圧
を取出すことができるようになっている。
前記切換バルブブロック16、第1補助コントロールバ
ルブブロック21及び第2補助コントロールバルブブロッ
ク35は、第2図に示すようにトラクタのミッションケー
ス後上部に搭載された油圧装置55の側面に、積層状に配
置され、ボルトによって共締めされている。第1補助コ
ントロールバルブブロック21は、第2図乃至第5図に示
すようにバルブ本体57とスプール58とを有し、バルブ本
体57には前記ニュートラルポート25、ポンプポート26、
タンクポート27、Aポート28及びBポート29が形成され
ている。また、第2補助コントロールバルブブロック35
は、第2図、第7図乃至第9図に示すようにバルブ本体
61とスプール62とを有し、バルブ本体61には前記ニュー
トラルポート39、ポンプポート40、タンクポート41、A
ポート42及びBポート43が形成されている。
第10図は他の実施例を示し、油圧取出用ブロック46の
油圧取出口47にニュートラル油路33及びポンプ油路31が
連通され、油圧取出口47にタンク油路32が連通され、ポ
ンプ油路31と油圧取出口47との間に、チェック弁65と可
変流量コントロールバルブ66とが設けられている。
第11図は他の実施例を示し、油圧取出用ブロック46の
油圧取出口47に、ニュートラル油路33及びポンプ油路31
が連通され、油圧取出口48に、ポンプ油路31が連通さ
れ、ポンプ油路31と油圧取出口48との間にチェック弁68
が設けられると共に、ポンプ油路31と油圧取出口47,48
との間に切換バルブ69が設けられている。
(考案の効果) 本考案によれば、バルブブロック21,35は、複数の出
力油路34,35,44,45と、ポンプ油路31と、これら出力油
路34,35,44,45とポンプ油路31とを選択的に切り換えて
接続するバルブ22,36とを有しており、外端部のバルブ
ブロック35に、2つの油圧取出口47,48を有する油圧取
出用ブロック46が積層されており、前記2つの油圧取出
口47,48のうち一方は、前記ポンプ油路31に接続され、
他方は、バルブブロック21,35内の油路を介して出力油
路34,35,44,45を経由することなくタンクに接続される
ので、積層したバルブブロック21,35の油圧取出口以外
から油圧を取り出すことができ、しかもこの際、アクチ
ュエータ側に操作バルブを持つ場合でも積層したバルブ
ブロック21,35のバルブを操作する必要がなくなり、非
常に便利である。また、別途専用の油圧取出ブロックを
設けるのと異なり、構成が簡単で、コスト的に有利であ
り、その実用的効果が著大である。
さらに、各バルブブロック21,35の出力油路34,35,44,
45は、バルブ22,36を介してポンプ油路31に接続されて
いるので、油圧取出用ブロック46に接続されたアクチュ
エータ54が非作動時でも、出力油路34,35,44,45に接続
された油圧機器を作動させることができ、特開昭59-852
07号公報に開示された技術のように油圧取出用ブロック
46に油路をバイパスさせるための切換バルブを設ける必
要がなく、構造の簡素化、コスト低減を図り得る。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第9図は本考案の一実施例を示し、第1図は
油圧回路図、第2図は積層したバルブブロックの平面
図、第3図は第1補助コントロールバルブの正面図、第
4図は同背面図、第5図は同左側面図、第6図は同右側
面図、第7図は第2補助コントロールバルブの正面図、
第8図は同背面図、第9図は同側面図である。第10図及
び第11図は夫々他の実施例を示す油圧回路図である。 16……切換バルブブロック、21……第1補助コントロー
ルバルブブロック、35……第2補助コントロールバルブ
ブロック、46……油圧取出用ブロック。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブブロック(21)(35)を複数個積層
    したトラクタの油圧回路において、 前記バルブブロック(21)(35)は、複数の出力油路
    (34,35)(44,45)と、ポンプ油路(31)と、該ポンプ
    油路(31)を前記出力油路(34,35)(44,45)のうちい
    ずれかを選択して接続するバルブ(22)(36)とを有し
    ており、 外端部のバルブブロック(35)に、2つの油圧取出口
    (47)(48)を有する油圧取出用ブロック(46)が積層
    されており、前記2つの油圧取出口(47)(48)のうち
    一方は、前記ポンプ油路(31)に接続され、他方は、バ
    ルブブロック(21)(35)内の油路を介して出力油路
    (34,35)(44,45)を経由することなくタンクに接続さ
    れることを特徴とするトラクタの油圧回路。
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JPS5985207A (ja) * 1982-11-04 1984-05-17 ヤンマーディーゼル株式会社 農用トラクタ−の作業機昇降装置
JPH0254687U (ja) * 1988-10-11 1990-04-20

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