JP2525082Y2 - 塔上鳥害防止柵 - Google Patents
塔上鳥害防止柵Info
- Publication number
- JP2525082Y2 JP2525082Y2 JP9117391U JP9117391U JP2525082Y2 JP 2525082 Y2 JP2525082 Y2 JP 2525082Y2 JP 9117391 U JP9117391 U JP 9117391U JP 9117391 U JP9117391 U JP 9117391U JP 2525082 Y2 JP2525082 Y2 JP 2525082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fence
- tower
- bird
- prevention fence
- harm prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、おもに単柱型送電用
鉄塔に取り付けられる塔上鳥害防止柵に関するものであ
る。
鉄塔に取り付けられる塔上鳥害防止柵に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に送電用鉄塔や歩道橋、或いは信号
機などの工作物で、風雨を凌げるような場所に鳥の巣を
見掛けることがある。例えば、単柱型送電用鉄塔（図２
参照）においては、腕木がＨ形鋼より形成され、その上
下フランジ間が風雨を凌げるような凹部になっている
為、この部分に鳥が巣作りをすることがある。
機などの工作物で、風雨を凌げるような場所に鳥の巣を
見掛けることがある。例えば、単柱型送電用鉄塔（図２
参照）においては、腕木がＨ形鋼より形成され、その上
下フランジ間が風雨を凌げるような凹部になっている
為、この部分に鳥が巣作りをすることがある。
【０００３】このような部分に巣作りのため、小枝や金
属線を運んでいる最中や巣作りの過程において小枝等が
落下し、電線などに触れるとこれが原因で停電事故の発
生が懸念されていた。また、巣作りの場所が腕木の継手
部だったりすると、雛が巣立つまでの間中、継手ボルト
の締め直し等、部分的に保守・点検作業を中断せざるを
得ないばかりか、市街地においては美観を損ね、周辺が
汚れることもあった。
属線を運んでいる最中や巣作りの過程において小枝等が
落下し、電線などに触れるとこれが原因で停電事故の発
生が懸念されていた。また、巣作りの場所が腕木の継手
部だったりすると、雛が巣立つまでの間中、継手ボルト
の締め直し等、部分的に保守・点検作業を中断せざるを
得ないばかりか、市街地においては美観を損ね、周辺が
汚れることもあった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来、このような課題
に対し、特別な措置は取られておらず、専ら定期的に巡
回して、取り払う程度であった。
に対し、特別な措置は取られておらず、専ら定期的に巡
回して、取り払う程度であった。
【０００５】この考案はこのような前記従来の課題を解
消するために提案されたもので、鳥の巣作りを防止でき
るようにした塔上鳥害防止柵を提供することを目的とす
るものである。
消するために提案されたもので、鳥の巣作りを防止でき
るようにした塔上鳥害防止柵を提供することを目的とす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる塔上鳥
害防止柵は、柵本体と水平部材と複数本の格子部材より
鳥類の侵入を防止すべき部分を覆う大きさに格子状に構
成し、かつ、上端部に工作物にボルト止めするための取
付部を突設することにより構成されている。
害防止柵は、柵本体と水平部材と複数本の格子部材より
鳥類の侵入を防止すべき部分を覆う大きさに格子状に構
成し、かつ、上端部に工作物にボルト止めするための取
付部を突設することにより構成されている。
【０００７】
【実施例】図１は、この考案の一実施例を示す塔上鳥害
防止柵の斜視図であり、単柱型送電用鉄塔用に製作され
たものである。また、図２から図４はその取付状態を示
すものである。
防止柵の斜視図であり、単柱型送電用鉄塔用に製作され
たものである。また、図２から図４はその取付状態を示
すものである。
【０００８】以下、その詳細を説明すると、塔上鳥害防
止柵１は柵本体２と水平部３と複数本の格子部材４とか
ら腕木５の上下フランジ5a,5a 間の凹部を一定範囲にわ
たって覆う大きさに構成されている。
止柵１は柵本体２と水平部３と複数本の格子部材４とか
ら腕木５の上下フランジ5a,5a 間の凹部を一定範囲にわ
たって覆う大きさに構成されている。
【０００９】柵本体２は丸鋼や鋼管パイプなどから形成
され、柵本体２の底辺部2aは腕木５のハンチ部分に沿っ
て斜めに形成され、左右立ち上がり部2b,2c は、腕木５
の梁成に応じて、鉄塔側の立ち上がり部2bが長く、反対
側の立ち上がり部2cがこれより短く形成されている。
され、柵本体２の底辺部2aは腕木５のハンチ部分に沿っ
て斜めに形成され、左右立ち上がり部2b,2c は、腕木５
の梁成に応じて、鉄塔側の立ち上がり部2bが長く、反対
側の立ち上がり部2cがこれより短く形成されている。
【００１０】水平部３は帯鋼などから形成され、柵本体
２の左右立ち上がり部2b,2c 間に溶接などによって水平
に取り付けられている。
２の左右立ち上がり部2b,2c 間に溶接などによって水平
に取り付けられている。
【００１１】また、格子部材４は、丸鋼や鋼管パイプ或
いは帯鋼などから形成され、柵本体２の底辺部2aと水平
部３間に溶接などによって所定間隔おきに垂直に取り付
けられている。
いは帯鋼などから形成され、柵本体２の底辺部2aと水平
部３間に溶接などによって所定間隔おきに垂直に取り付
けられている。
【００１２】更に、水平部３には腕木５の例えば、上端
フランジ5aにボルト止めする為の取付部6,6 が設けられ
ている。
フランジ5aにボルト止めする為の取付部6,6 が設けられ
ている。
【００１３】このように構成された鳥害防止柵１は取付
部6,6 を腕木５の上側フランジ5aにボルト止めすること
により取り付けられている。
部6,6 を腕木５の上側フランジ5aにボルト止めすること
により取り付けられている。
【００１４】尚、実施例では、単柱型送電用鉄塔用に製
作された塔上鳥害防止柵について説明したが、その他の
工作物に取付られるものは、形状が異なるのみで、本体
２と水平部３と複数本の格子部材４とから構成されてい
る点については全く同じである。また、鳥害防止柵１は
格子に限らず網状のものであってもよい。
作された塔上鳥害防止柵について説明したが、その他の
工作物に取付られるものは、形状が異なるのみで、本体
２と水平部３と複数本の格子部材４とから構成されてい
る点については全く同じである。また、鳥害防止柵１は
格子に限らず網状のものであってもよい。
【００１５】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように構成さ
れているため以下に記載するような効果を有する。
れているため以下に記載するような効果を有する。
【００１６】きわめて簡単な構造でありながら鳥類の侵
入を防止することができる為、鳥の巣作りを未然に防止
することがてきる。
入を防止することができる為、鳥の巣作りを未然に防止
することがてきる。
【００１７】また、工作物にボルト止めして取り付ける
ものであるため、簡単に取り付けおよび取り外しができ
る。
ものであるため、簡単に取り付けおよび取り外しができ
る。
【００１８】さらに、格子状に構成され、地上からでも
内側の様子を容易に確認できるため、工作物の保守・点
検に際し邪魔になることもない。
内側の様子を容易に確認できるため、工作物の保守・点
検に際し邪魔になることもない。
【図１】塔上鳥害防止柵の斜視図である。
【図２】単柱型送電用鉄塔に取り付けた状態を示す塔上
鳥害防止柵正面図である。
鳥害防止柵正面図である。
【図３】図２に於ける要部拡大横断面図である。
【図４】図２に於ける要部拡大側面図である。
１…塔上鳥害防止柵、２…柵本体、３…水平部材、４…
格子部材、５…腕木、６…取付部。
格子部材、５…腕木、６…取付部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平２−23484（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−165176（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−23485（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 工作物に鳥類の侵入を防止する目的で取
り付けられる塔上鳥害防止柵において、柵本体と水平部
材と複数本の格子部材より鳥類の侵入を防止すべき部分
を覆う大きさに格子状に構成し、かつ、水平部に工作物
にボルト止めするための取付部を設けたことを特徴とす
る塔上鳥害防止柵。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117391U JP2525082Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 塔上鳥害防止柵 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117391U JP2525082Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 塔上鳥害防止柵 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540538U JPH0540538U (ja) | 1993-06-01 |
| JP2525082Y2 true JP2525082Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=14019080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9117391U Expired - Lifetime JP2525082Y2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 塔上鳥害防止柵 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525082Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP9117391U patent/JP2525082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0540538U (ja) | 1993-06-01 |
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