JPH0228715Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228715Y2 JPH0228715Y2 JP1983181476U JP18147683U JPH0228715Y2 JP H0228715 Y2 JPH0228715 Y2 JP H0228715Y2 JP 1983181476 U JP1983181476 U JP 1983181476U JP 18147683 U JP18147683 U JP 18147683U JP H0228715 Y2 JPH0228715 Y2 JP H0228715Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- base material
- blocking
- arm
- transmission line
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 241000271566 Aves Species 0.000 description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は送電線鉄塔の腕金先端部付近に取付
設置され、その腕金先端部での鳥類の休息を物理
的に阻止する鳥害防止装置に関する。
設置され、その腕金先端部での鳥類の休息を物理
的に阻止する鳥害防止装置に関する。
鉄塔における鳥害は、塔内や腕金に営巣され、
その付近を徘徊する鳥により、その鳥自身が感電
すること、営巣目的で咥えて来た針金類を送電線
上に落して短絡させることなどがあり、特に送電
線上方の腕金部で休息中に落下させた針金類に起
因する停電事故が多く報告されている。
その付近を徘徊する鳥により、その鳥自身が感電
すること、営巣目的で咥えて来た針金類を送電線
上に落して短絡させることなどがあり、特に送電
線上方の腕金部で休息中に落下させた針金類に起
因する停電事故が多く報告されている。
鳥類、特にカラスを鉄塔に近づけない為、猛禽
類のデコイや閃反射物を塔体に取付け、心理的な
排除に試みるものがあるが取付当初はともかく間
もなく馴致して効果が薄れる場合が多く、加えて
製作費も安価ではない。また物理的に排除するも
のとして、特殊形状の阻止用金具の多数個を塔内
や腕金に取付たものがあるが、多数個を高所作業
で設置するのは難儀なものである。
類のデコイや閃反射物を塔体に取付け、心理的な
排除に試みるものがあるが取付当初はともかく間
もなく馴致して効果が薄れる場合が多く、加えて
製作費も安価ではない。また物理的に排除するも
のとして、特殊形状の阻止用金具の多数個を塔内
や腕金に取付たものがあるが、多数個を高所作業
で設置するのは難儀なものである。
本考案は、上述の事情を高配してなされた鳥害
防止装置であつて、以下、実施例によりその特長
とするところを説明する。
防止装置であつて、以下、実施例によりその特長
とするところを説明する。
第1図は本考案に係る鳥害防止装置を鉄塔腕金
に設置した状態を示す説明図、第2図は第1図の
A−A部分を示す断面図である。
に設置した状態を示す説明図、第2図は第1図の
A−A部分を示す断面図である。
送電線鉄塔の主柱材1より張出して設けられる
上部腕金2及び下部腕金3、該上部腕金2の先端
部付近に本考案の鳥害防止装置(商品名:クロー
アウト)は取付設置される。なお、上部腕金2と
下部腕金3との最先端は、ステフナー4が両者を
連結固定している。図示は省略したが、下部腕金
3の先端部付近の下方には高圧送電線が電気絶縁
手段を介して吊下されている。
上部腕金2及び下部腕金3、該上部腕金2の先端
部付近に本考案の鳥害防止装置(商品名:クロー
アウト)は取付設置される。なお、上部腕金2と
下部腕金3との最先端は、ステフナー4が両者を
連結固定している。図示は省略したが、下部腕金
3の先端部付近の下方には高圧送電線が電気絶縁
手段を介して吊下されている。
前記、鳥害防止装置は、剛線材からなる阻止ロ
ツド5を長尺平板である基材6の一方の面に、互
に長手方向に対して直交して、適宜間隔で数ケ所
に設けられてなり、前記、上部腕金2に取付金具
7,7′を介して、上記阻止ロツド5が設けられ
ている面を上記上部腕金2に対向させて取付設置
される(第2図)。実施例では阻止ロツド5に6
mmφのステンレス鋼棒を採用し、基材6にSS41
材を用い、これに該阻止ロツド5を約150mm間隔
で溶接し、外面は溶融亜鉛メツキを施した。
ツド5を長尺平板である基材6の一方の面に、互
に長手方向に対して直交して、適宜間隔で数ケ所
に設けられてなり、前記、上部腕金2に取付金具
7,7′を介して、上記阻止ロツド5が設けられ
ている面を上記上部腕金2に対向させて取付設置
される(第2図)。実施例では阻止ロツド5に6
mmφのステンレス鋼棒を採用し、基材6にSS41
材を用い、これに該阻止ロツド5を約150mm間隔
で溶接し、外面は溶融亜鉛メツキを施した。
上部腕金2への取付は、2個のアングル形状の
取付金具7,7′が基材6、阻止ロツド5、上部
腕金2を挟持する如くして、ボルトナツトで緊締
してなり、少くとも基材6の二ケ所をこの取付金
具7,7′が把持して、設置は完了する。
取付金具7,7′が基材6、阻止ロツド5、上部
腕金2を挟持する如くして、ボルトナツトで緊締
してなり、少くとも基材6の二ケ所をこの取付金
具7,7′が把持して、設置は完了する。
送電線鉄塔の腕金部は相当の高所で風勢も強
く、また建立地も原野や谷間い等の環境が酷であ
る場合が多く斯様な付帯物の設置は耐候性ある部
材を用いるのは無論のこと、その取付も該部材の
脱落なきよう高配してかつ強固になされねばなら
ない。従つて、特に基材6の一方の面に設けられ
る阻止ロツド5は該基材6と上部腕金2との間
に、更に狭圧する如くしての取付がなされ、上記
の対策の一にしているものである。
く、また建立地も原野や谷間い等の環境が酷であ
る場合が多く斯様な付帯物の設置は耐候性ある部
材を用いるのは無論のこと、その取付も該部材の
脱落なきよう高配してかつ強固になされねばなら
ない。従つて、特に基材6の一方の面に設けられ
る阻止ロツド5は該基材6と上部腕金2との間
に、更に狭圧する如くしての取付がなされ、上記
の対策の一にしているものである。
なお、上部腕金2と下部腕金3の角度が既知で
あれば阻止ロツド5の長さを、第1図に示す如く
腕金先端部に接近するに従つて短くして製作して
おけばよいが、現場地上で上記阻止ロツドを対応
する長さに折りまげ又は切断してトリミングして
用いてもよい。
あれば阻止ロツド5の長さを、第1図に示す如く
腕金先端部に接近するに従つて短くして製作して
おけばよいが、現場地上で上記阻止ロツドを対応
する長さに折りまげ又は切断してトリミングして
用いてもよい。
本願の考案に係る鳥害防止装置は、送電線鉄塔
の鳥害の最たる部分である、腕金先端部での鳥類
の休息を阻止する鳥害防止装置であつて、前記の
通り簡約した構成であるから安価に製作され、鉄
塔への取付設置も容易になされるから、高所作業
での危険性は低減され、極めて有益なものであ
る。
の鳥害の最たる部分である、腕金先端部での鳥類
の休息を阻止する鳥害防止装置であつて、前記の
通り簡約した構成であるから安価に製作され、鉄
塔への取付設置も容易になされるから、高所作業
での危険性は低減され、極めて有益なものであ
る。
第1図は本考案に係る鳥害防止装置を鉄塔腕金
に設置した状態を示す説明図、第2図は第1図の
A−A部分を示す断面図である。 1……主柱材、5……阻止ロツド、2……上部
腕金、6……基材、3……下部腕金、7,7′…
…取付金具、4……ステフナー。
に設置した状態を示す説明図、第2図は第1図の
A−A部分を示す断面図である。 1……主柱材、5……阻止ロツド、2……上部
腕金、6……基材、3……下部腕金、7,7′…
…取付金具、4……ステフナー。
Claims (1)
- 長尺平板である基材の一方の面に阻止ロツドを
複数個所設けてなり、該基材と該阻止ロツドは互
に長手方向に対して直交して設けると共に、該基
材を少くとも二個の取付金具を介して送電線鉄塔
の腕金先端部付近に、前記阻止ロツドが設けられ
ている面を上記腕金に対向させて、取付設置して
なることを特徴とする送電線鉄塔における鳥害防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983181476U JPS6087573U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 送電線鉄塔における鳥害防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983181476U JPS6087573U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 送電線鉄塔における鳥害防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6087573U JPS6087573U (ja) | 1985-06-15 |
JPH0228715Y2 true JPH0228715Y2 (ja) | 1990-08-01 |
Family
ID=30393234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983181476U Granted JPS6087573U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 送電線鉄塔における鳥害防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6087573U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007006662A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電柱用共架腕金 |
KR100891710B1 (ko) | 2007-07-10 | 2009-04-03 | (자)자유이엔씨 | 송전철탑용 엘형 클램프 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5231775U (ja) * | 1975-08-28 | 1977-03-05 |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP1983181476U patent/JPS6087573U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6087573U (ja) | 1985-06-15 |
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