JP2524880B2 - 道路標示塗布機 - Google Patents

道路標示塗布機

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JP2524880B2
JP2524880B2 JP2250709A JP25070990A JP2524880B2 JP 2524880 B2 JP2524880 B2 JP 2524880B2 JP 2250709 A JP2250709 A JP 2250709A JP 25070990 A JP25070990 A JP 25070990A JP 2524880 B2 JP2524880 B2 JP 2524880B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は塗布材を路面に塗着するための円柱形の回転
体を地上より離間して設け、前記回転体上に塗布材を流
入供給して路面に所望のライン標示およびリブ標示を同
時または個別に行い得るようにした道路標示塗布機に関
するものである。
【従来技術】
従来、地上より離間した円柱形の回転体を用いてその
回転遠心力により路面に塗布材を塗着する道路標示塗布
機としては、例えば、実公昭42−16100号公報、実開昭4
9−130630号公報、実開昭49−130631号公報、実開昭52
−133520号公報、実開昭53−43725号公報等のようなも
のが公知である。 而して、上記道路標示塗布機はいずれも路面に対し、
所定巾のライン標示を連続的に行うものであった。 然るに、近年ラインの上に所要形状のリブを突出せし
めた標示形態(標示パターン)が求められるようにな
り、上記塗布機ではこれに対応できず、そのため、従
来、例えば実開平4−1212号公報の如く、移動可能に構
成されている台車の上に、加熱溶融された塗料を収容す
るメインタンクとサブタンクがそれぞれ設けられてお
り、前記二つのタンクの下面には、溶融された塗料を供
給するためのホッパーがそれぞれ設けられており、メイ
ンタンクの下に設けたホッパーの下面には、このホッパ
ーから供給された塗料を一定の厚さを持った帯状に形成
しながら下面に送り出すための転写用のローラーが回転
自在に設けられており、かつ、この転写用ローラーの背
面周胴部(回転方向における後側となる周胴部)には、
径の細い金属線等からなる塗料の剥離体が転写用ローラ
ーの長さ方向に沿って当接された構造とされており、ま
た、サブタンクの下に設けたホッパーの下面には、ホッ
パーを構成する底板に多数の塗料滴下孔が設けられてお
り、これら多数の塗料滴下孔はホッパー内を間欠的に上
下動するシャッターピンによって閉塞又は開放されるよ
うに構成している路面表示用塗料の溶着塗装機により、
帯状のライン標示の上にスポット的に所要形状のリブを
成形する塗布手段が採られていた。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記実開平4−1212号公報に開示された塗
布手段は、帯状のライン標示とスポット標示が別個の塗
布手段によるものであり、ライン標示機構とスポット標
示機構はメインタンクとサブタンクにそれぞれ別個に設
けられているので、塗装機全体が機構的および操作的に
複雑となるという問題点があるばかりでなく、塗布作業
が2度手間となり、作業性が非常に悪く、しかも帯状の
ライン標示とスポット標示を同時に行うことができない
ので、リブ(スポット)塗布部とライン(帯状)塗布部
の一体的固着が悪く、車両等の衝撃によりライン塗布部
からリブ塗布部が容易に欠落してしまうという問題点が
あった。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決することを目的とし、地上
より離間して円柱形の回転体を有し、前記回転体の上部
に設けた塗布材タンクの塗布材供給口部より塗布材を前
記回転体上に流入供給をして道路標示塗布を行うように
した道路標示塗布機において、前記塗布材供給口部にラ
イン標示用シャッターおよびリブ標示用シャッターを配
設し、前記各シャッターにそれぞれ開閉操作駆動機構を
付設するとともに、前記各シャッターの開閉操作駆動機
構を同時または個別に駆動して各シャッターを同時また
は個別に開閉操作できるようにしたことを特徴とするも
のである。
【実施例】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示し、第1図
は本発明標示塗布機の一例を示すものであって、ライン
標示とリブ標示を同時に行い得る状態の正面図、第2図
はリブ標示のみを行っている状態の同正面図、第3図は
非標示塗布状態の同正面図、第4図は同標示塗布機の分
解斜視図、第5図は回転体重合状態におけるライン標示
用シャッターとリブ標示用シャッターの一部横断平面
図、第6図は回転体をブラシまたはドラム式とした場合
の一例を示す一部切欠正面図、第7図は回転体をギヤ式
とした場合の一例を示す一部切欠正面図、第8図(a)
〜(h)は本発明による標示形態の各例を示す斜視図で
ある。 第1図において1は円柱形の回転体ブラシであって、
地上より離間した状態で設けられている。2は前記回転
体ブラシ1に平行して併列に設けられた回転体ロールで
あって、前記回転体ブラシ1と回転体ロール2は相互に
母線を接しつつ下方向にむかって内接方向に図示しない
動力によって回転させられ塗布材3を路面aに塗着でき
るように構成されている。 なお、前記両回転体の回転速度は等速または一方を早
くしてもよい。4は塗布材タンクであって、下部に塗布
材供給口部5を有し、前記塗布材供給口部5は2枚合わ
せになったライン標示用シャッター6とリブ標示用シャ
ッター7で開閉されるようになっている。また、前記塗
布材タンク4の移動は図示してないが、車輪その他適宜
の移動手段によってなされるものである。8,8′は前記
塗布材供給口部5下部のカバー部であって、前記カバー
部8,8′内に上記回転体ブラシ1と回転体ロール2が位
置している。なお前記ライン標示用シャッター6は第4
図示のように全体が板状に形成され、下部に所要数、所
要形状の塗布材流出用切欠部6a,6′a(本実施例では角
形で2個)を有するとともに、リブ標示用シャッター重
合面6b側には3個のリブ標示用シャッター規制用凸部6
c,6′c,6dならびにリブ標示用シャッターガイド用突杆6
e,6′eが設けられている。 また前記リブ標示用シャッター7は第4〜5図示のよ
うに全体が板状で、かつ前記ライン標示用シャッター6
の突部6c,6′c,6dによって形成された凹部6f内に納まる
形状および板厚に形成されているとともに、前記ライン
標示用シャッター重合面7a側下部には、前記ライン標示
用シャッター6の塗布材流出用切欠部6a,6′aを遮閉す
るための横長状の遮閉用突部7b,7′bと前記ライン標示
用シャッター6の突杆6e,6′eに嵌合する縦長状のガイ
ド溝7c,7′cが設けられている。9はライン標示用エア
シリンダーであって、連結杆10を介してライン標示用シ
ャッター6に連結されている。 11は前記ライン標示用エアシリンダー9のブラケット
ホルダーであって、塗布材タンク4に取付けられてい
る。12はリブ標示用エアシリンダーであって、連結杆13
を介してリブ標示用シャッター7に連結されている。14
は前記リブ標示用エアシリンダー12の支持ブラケットで
あって、前記連結杆10に一体に取付けられている。15は
前記各連結杆10,13のスライド受けブラケットであっ
て、塗布材タンク4の一側面に取付けられている。16は
カバー部8′の上面に設けられたシャッターガイド兼塗
布材流出防止用ブロック体である。なお、前記両エアシ
リンダー9,12は図示してないが任意にプログラムされた
例えば周知のコンピュータ作動による作動パターンによ
り適宜操作されて所要の標示形態ができるように形成さ
れている。17,17′はベアリング、18,18′はギヤ、19は
ライン標示、20はリブ標示を示すものである。 次に作用について説明する。第3図示の状態におい
て、回転体ブラシ1と回転体ロール2を矢印方向に回転
しつつライン標示用エアシリンダー9を作動してライン
標示用シャッター6を上方へ引き上げるとリブ標示用シ
ャッター7のガイド溝7c,7′cに嵌入している前記ライ
ン標示用シャッター6の突杆6e,6′eにより前記リブ標
示用シャッター7も一緒に上方へ引き上げられて第1図
示の状態となり、塗布材タンク4の塗布材供給口部5が
開き所要量の塗布材3が流出し、前記回転体ブラシ1と
回転体ロール2により路面a上に塗着される。 而してこの状態において、同図の矢印A方向へ塗布材
タンク4を移動しながら今度は前記リブ標示用シャッタ
ー7のみをエアシリンダー12により上方へ所要高さ引き
上げ、かつ瞬時に元の状態に戻すと前記リブ標示用シャ
ッター7が上方へ引き上げられた時に前記リブ標示用シ
ャッター7の遮閉用突条部7b,7′bにより常時遮閉され
ている前記ライン標示用シャッター6の塗布材流出用切
欠部6a,6′aが開口され、その開口分だけ増量された塗
布材3が流出し、かつ瞬時に前記塗布材流出用切欠部6
a,6′aが遮閉されることにより第8図(a)示のよう
なライン標示およびリブ標示が同時になされるものであ
る。 従って、上記ライン標示用シャッター6の塗布材流出
用切欠部6a,6′aの形状およびリブ標示用シャッター7
の開閉時間を種々のパターンに組み合わせることによ
り、第8図(b)〜(f)示のような表示形態ができ、
また塗布材タンク4の塗布材供給口部5を路面aに対し
て水平状態のまま移動方向に対して所要角度斜めにした
状態で上記と同様の塗布操作を行うと、第8図(g),
(h)示のようにリブ表示か斜めの標示形態ができるも
のである。 さらにまた、第2図示のようにライン標示用シャッタ
ー6を閉じたままの状態でリブ標示用シャッター7のみ
を瞬時に上下動することにより、リブ標示のみを行うこ
ともでき、また第1図示のようにライン標示用シャッタ
ー6とリブ標示用シャッター7を一緒に上昇することに
より、ライン標示のみを行うこともできるものである。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、地上より離間し
て円柱形の回転体を有し、前記回転体の上部に設けた塗
布材タンクの塗布材供給口部より塗布材を前記回転体上
に流入供給をして道路標示塗布を行うようにした道路標
示塗布機において、前記塗布材供給口部にライン標示用
シャッターおよびリブ標示用シャッターを配設し、前記
各シャッターにそれぞれ開閉操作駆動機構を付設すると
ともに、前記各シャッターの開閉操作駆動機構を同時ま
たは個別に駆動して各シャッターを同時または個別に開
閉操作できるようにしたものであるから、一台の塗布機
に装備した一個の塗布材タンクの塗布材供給口部に同時
および個別開閉操作駆動機構により一体または個別に開
閉操作可能に配設したライン標示用シャッターおよびリ
ブ標示用シャッターによりライン標示とリブ標示を同時
に、または必要に応じてライン標示あるいはリブ標示の
みを個別に行うことができるので、作業性が非常によい
ものであるとともに、塗装材タンクも一台で済み、非常
に経済的であり、かつ機構が簡単であるから装置全体を
小型化でき、しかもライン標示とリブ標示を同時に行う
ことができ、両塗布部は一体に形成されるため、固着力
が強く、車両等の衝撃によりリブ塗布部がライン塗布部
から容易に欠落するような惧れもない等種々の特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示し、第1図は
本発明標示塗布機の一例を示すものであって、ライン標
示とリブ標示を同時に行い得る状態の正面図、第2図は
リブ標示のみを行っている状態の同正面図、第3図は非
標示塗布状態の同正面図、第4図は同標示塗布機の分解
斜視図、第5図は重合状態におけるライン標示用シャッ
ターとリブ標示用シャッターの一部横断平面図、第6図
は回転体をブラシまたはドラム式とした場合の一例を示
す一部切欠正面図、第7図は回転体をギヤ式とした場合
の一例を示す一部切欠正面図、第8図(a)〜(h)は
本発明による標示形態の各例を示す斜視図である。 1……回転体ブラシ、2……回転体ロール、3……塗布
材、4……塗布材タンク、5……塗布材供給口部、6…
…ライン標示用シャッター、6a,6′a……塗布材流出用
切欠部、6b……リブ標示用シャッター重合面、6c,6′c,
6d……リブ標示用シャッター規制用凸部、6e,6′e……
リブ標示用シャッターガイド用突杆、6f……凹部、7…
…リブ標示用シャッター、7a……ライン標示用シャッタ
ー重合面、7b,7′b……遮閉用突条部、7c,7′c……ガ
イド溝、8,8′……カバー部、9……ライン標示用エア
シリンダー、10,13……連結杆、11……ブラケットホル
ダー、12……リブ標示用エアシリンダー、14……支持ブ
ラケット、15……スライド受けブラケット、16……シャ
ッターガイド兼塗布材流出防止用ブロック体、17,17′
……ベアリング、18,18′……ギヤ、19……ライン標
示、20……リブ標示。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上より離間して円柱形の回転体を有し、
    前記回転体の上部に設けた塗布材タンクの塗布材供給口
    部より塗布材を前記回転体上に流入供給をして道路標示
    塗布を行うようにした道路標示塗布機において、前記塗
    布材供給口部にライン標示用シャッターおよびリブ標示
    用シャッターを配設し、前記各シャッターにそれぞれ開
    閉操作駆動機構を付設するとともに、前記各シャッター
    の開閉操作駆動機構を同時または個別に駆動して各シャ
    ッターを同時または個別に開閉操作できるようにしたこ
    とを特徴とする道路標示塗布機。
JP2250709A 1990-09-20 1990-09-20 道路標示塗布機 Expired - Fee Related JP2524880B2 (ja)

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