JP2524802B2 - 鉛蓄電池の製造方法 - Google Patents
鉛蓄電池の製造方法Info
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- JP2524802B2 JP2524802B2 JP63070254A JP7025488A JP2524802B2 JP 2524802 B2 JP2524802 B2 JP 2524802B2 JP 63070254 A JP63070254 A JP 63070254A JP 7025488 A JP7025488 A JP 7025488A JP 2524802 B2 JP2524802 B2 JP 2524802B2
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- battery case
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/06—Lead-acid accumulators
- H01M10/12—Construction or manufacture
- H01M10/126—Small-sized flat cells or batteries for portable equipment
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鉛蓄電池特に小型で薄型の鉛蓄電池の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
従来の技術 一般に鉛蓄電池は鉛合金製の格子に、鉛酸化物粉末い
わゆる鉛粉を希硫酸で練膏したペーストを充填し、熟成
・乾燥工程を経て極板を形成している。この極板を多孔
質のセパレータと組合わせ樹脂製の電槽内に収納した
後、セル間を接続し、電槽と蓋とを接着していた。この
場合は予め極板群を構成しておかなければならずまた大
幅なコストダウンが困難である。これらを解決するため
に、予め集電体を一体にインサート成形した二分割縦割
り電槽の集電体上に、そのままでは実質上流動性のない
ペーストをほぼ矩形状に成形して載置し、多孔質のセパ
レータを介してプレスを行って前記集電体にペーストを
充填した後二分割縦割り電槽を一体に接合して成る鉛蓄
電池が本発明者らによって既に提案されている(特開昭
62-103989)。
わゆる鉛粉を希硫酸で練膏したペーストを充填し、熟成
・乾燥工程を経て極板を形成している。この極板を多孔
質のセパレータと組合わせ樹脂製の電槽内に収納した
後、セル間を接続し、電槽と蓋とを接着していた。この
場合は予め極板群を構成しておかなければならずまた大
幅なコストダウンが困難である。これらを解決するため
に、予め集電体を一体にインサート成形した二分割縦割
り電槽の集電体上に、そのままでは実質上流動性のない
ペーストをほぼ矩形状に成形して載置し、多孔質のセパ
レータを介してプレスを行って前記集電体にペーストを
充填した後二分割縦割り電槽を一体に接合して成る鉛蓄
電池が本発明者らによって既に提案されている(特開昭
62-103989)。
本発明が解決しようとする課題 ところで前記矩形状ペースト片は極板周辺部でのショ
ート等の危険を避けるために前記電槽の寸法よりも若干
小さめに形成しているが、二分割縦割り電槽の接合に超
音波溶着を用いた場合、超音波振動を受けてペーストが
電槽へきに沿って伸びショートを生じる欠点があった。
ート等の危険を避けるために前記電槽の寸法よりも若干
小さめに形成しているが、二分割縦割り電槽の接合に超
音波溶着を用いた場合、超音波振動を受けてペーストが
電槽へきに沿って伸びショートを生じる欠点があった。
課題を解決するための手段 本発明は鉛合金より成る格子状集電体を一体成形した
二分割電槽に、集電体の周縁に充填後のペースト厚みの
1/2以上の高さを有する額縁を設け、集電体に生ペース
トを充填した後、少なくとも額縁より広い多孔性セパレ
ータを額縁にのせた状態で超音波溶着を行うものであ
る。
二分割電槽に、集電体の周縁に充填後のペースト厚みの
1/2以上の高さを有する額縁を設け、集電体に生ペース
トを充填した後、少なくとも額縁より広い多孔性セパレ
ータを額縁にのせた状態で超音波溶着を行うものであ
る。
作用 この構造により、超音波溶着の際の振動を受けても周
囲に額縁があるのでペーストが電槽壁にそって伸びるの
が阻止され、ショートを生じることがなくなった。
囲に額縁があるのでペーストが電槽壁にそって伸びるの
が阻止され、ショートを生じることがなくなった。
実施例 以下本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明密閉鉛蓄電池に用いる二分割電槽にペ
ーストを充填し、多孔性セパレータをのせた状態を示す
一部欠截断面図、第2図は本発明密閉鉛蓄電池のペース
ト充填方法を説明するための模式図である。
ーストを充填し、多孔性セパレータをのせた状態を示す
一部欠截断面図、第2図は本発明密閉鉛蓄電池のペース
ト充填方法を説明するための模式図である。
図において、1は縦割りした3セルより成る6Vモノブ
ロックタイプの二分割電槽、2,2′,2″は額縁、3,3′,
3″は各セルに配置されている格子状の集電体、4は正
極ペースト、5は負極ペースト、6,6′は多孔性セパレ
ータである。集電体は電槽成形時にインサートして一体
に設けられており、かつこの実施例では3′と3″とは
隔壁を通して一体に電気的に接続されている。
ロックタイプの二分割電槽、2,2′,2″は額縁、3,3′,
3″は各セルに配置されている格子状の集電体、4は正
極ペースト、5は負極ペースト、6,6′は多孔性セパレ
ータである。集電体は電槽成形時にインサートして一体
に設けられており、かつこの実施例では3′と3″とは
隔壁を通して一体に電気的に接続されている。
ペーストの充填は各セルに配置した集電体上に正また
は負極ペーストを交互にのせる。例えば集電体3,3′,
3″上には正極,負極,正極の順となる。当然他方の分
割電槽のペーストの配置は負極,正極,負極の順となり
両分割電槽を一体に合わせたとき各セルの正・負極ペー
ストが対向するようになる。
は負極ペーストを交互にのせる。例えば集電体3,3′,
3″上には正極,負極,正極の順となる。当然他方の分
割電槽のペーストの配置は負極,正極,負極の順となり
両分割電槽を一体に合わせたとき各セルの正・負極ペー
ストが対向するようになる。
次にこの分割電槽へのペースト充填方法を第2図の模
式図で説明する。第2図は簡単のために3セルのうち1
セルについて述べたもので、まず図のAに示すように格
子状集電体3上にほぼ矩形状に成形してあるそのままで
は実質上流動しないペースト4を載置する。次に図のB
に示すように矩形状ペーストの上に少なくとも額縁より
広い微細ガラス繊維よりなる多孔体6を当接し、さらに
図のCで示すように前記多孔体6の上面から矢印方向に
押圧してペースト4を集電体の間に充填する。同様に他
方の対向する分割電槽にペーストを充填した後両分割電
槽を対向させ多孔性セパレータを緊圧するようにしなが
ら超音波溶着を行う。
式図で説明する。第2図は簡単のために3セルのうち1
セルについて述べたもので、まず図のAに示すように格
子状集電体3上にほぼ矩形状に成形してあるそのままで
は実質上流動しないペースト4を載置する。次に図のB
に示すように矩形状ペーストの上に少なくとも額縁より
広い微細ガラス繊維よりなる多孔体6を当接し、さらに
図のCで示すように前記多孔体6の上面から矢印方向に
押圧してペースト4を集電体の間に充填する。同様に他
方の対向する分割電槽にペーストを充填した後両分割電
槽を対向させ多孔性セパレータを緊圧するようにしなが
ら超音波溶着を行う。
こうして得た電池に電解液を注液し、電槽化成を行っ
て鉛蓄電池が完成する。上記電池製作において比較のた
めに額縁を設けない二分割電槽と額縁の高さを充填後の
ペースト高さの1/3にした二分割電槽を使用して鉛蓄電
池を製作した。
て鉛蓄電池が完成する。上記電池製作において比較のた
めに額縁を設けない二分割電槽と額縁の高さを充填後の
ペースト高さの1/3にした二分割電槽を使用して鉛蓄電
池を製作した。
これらの電池のペースト短絡により生じた不良個数は
第1表に示す通りであった。
第1表に示す通りであった。
以上のように集電体の周縁に額縁を設けることは、ペ
ーストの伸びによる短絡を防ぐのに有効であり、少なく
とも充填後のペースト厚みの1/2以上にした電池はまっ
たく短絡が生じなかった。
ーストの伸びによる短絡を防ぐのに有効であり、少なく
とも充填後のペースト厚みの1/2以上にした電池はまっ
たく短絡が生じなかった。
発明の効果 本発明による鉛蓄電池は、予め集電体を一体に成形し
た二分割電槽に、集電体の周縁に充填後のペースト厚み
の1/2以上の高さを有する額縁を設け、集電体に生ペー
ストを充填した後、少なくとも額縁より広いセパレータ
を額縁にのせた状態で超音波を照射して両分割電槽を一
体化する。このため超音波の振動を受けてもペーストが
電槽壁に沿って伸びなくなり、正極と負極活物質のショ
ートを阻止することができる。また額縁によりペースト
の大きさが一定となり放電容量のバラツキも少なくなる
という利点がある。
た二分割電槽に、集電体の周縁に充填後のペースト厚み
の1/2以上の高さを有する額縁を設け、集電体に生ペー
ストを充填した後、少なくとも額縁より広いセパレータ
を額縁にのせた状態で超音波を照射して両分割電槽を一
体化する。このため超音波の振動を受けてもペーストが
電槽壁に沿って伸びなくなり、正極と負極活物質のショ
ートを阻止することができる。また額縁によりペースト
の大きさが一定となり放電容量のバラツキも少なくなる
という利点がある。
以上述べたように本発明によれば正極と負極活物質の
ショートが生じない鉛蓄電池が得られる。
ショートが生じない鉛蓄電池が得られる。
第1図は本発明鉛蓄電池の一部欠截断面図、第2図は本
発明蓄電池のペースト充填方法を説明するための模式図
である。 1……電槽、2,2′,2″……額縁、3,3′,3″……集電
体、4……正極ペースト、5……負極ペースト、6,6′
……セパレータ
発明蓄電池のペースト充填方法を説明するための模式図
である。 1……電槽、2,2′,2″……額縁、3,3′,3″……集電
体、4……正極ペースト、5……負極ペースト、6,6′
……セパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂製の二分割電槽内に鉛合金より成る格
子状集電体を一体成形すると共に、該集電体の周縁に充
填後のペースト厚みの1/2以上の高さを有する額縁を設
け、該集電体に生ペーストを充填した後、少なくとも額
縁より広い多孔性セパレータを額縁にのせた状態で緊圧
するようにしながら両分割電槽を超音波溶着する鉛蓄電
池の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63070254A JP2524802B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 鉛蓄電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63070254A JP2524802B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 鉛蓄電池の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01243381A JPH01243381A (ja) | 1989-09-28 |
JP2524802B2 true JP2524802B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=13426238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63070254A Expired - Lifetime JP2524802B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 鉛蓄電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524802B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP63070254A patent/JP2524802B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01243381A (ja) | 1989-09-28 |
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