JP2524727Y2 - 可動スポイラー付きトラック - Google Patents

可動スポイラー付きトラック

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JP2524727Y2
JP2524727Y2 JP1644791U JP1644791U JP2524727Y2 JP 2524727 Y2 JP2524727 Y2 JP 2524727Y2 JP 1644791 U JP1644791 U JP 1644791U JP 1644791 U JP1644791 U JP 1644791U JP 2524727 Y2 JP2524727 Y2 JP 2524727Y2
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JP
Japan
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spoiler
rear gate
truck
rail
movable
Prior art date
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Application number
JP1644791U
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English (en)
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JPH04107179U (ja
Inventor
浩二 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、可動スポイラー付きト
ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラックにおいては、ジェットス
キーやオートバイ等の大きなものを積み込む場合、それ
らの積み下ろしを容易にするために、図9に示したよう
なラダーレール1を車体後部の荷台2に積んでおいて、
積み下ろし時に荷台2のリヤゲート3を開いてラダーレ
ール1の一端をリヤゲート3の縁部に掛けて積み下ろし
を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記構造の
場合、ラダーレール1を積み込む分、荷台2のスペース
が奪われることになり、積載能力の低下を招くという問
題があった。また上記構造の場合、リヤゲート3が後方
視界を悪くするため安全性が低く、スポイラー等を取り
付けることは不可能であったため、空力性能のアップは
望めなかった。
【0004】本考案は、上記問題点に鑑み、積載能力が
高く、安全性が向上し、空力性能も向上する可動スポイ
ラー付きトラックを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案による可動スポイラー付きトラックは、車体
後部の荷台の左右側壁間にリンクを介して取り付けられ
たスポイラーと、このスポイラーの下面に枢着されたリ
ヤゲートと、前記スポイラー内に挿脱可能であって最大
引き出し位置で係止されるラダーレールとを備え、荷物
を積載しない時前記ラダーレールが収納され且つ前記リ
ヤゲートが密接した前記スポイラーが水平状態にあり、
荷物積載時水平状態にある前記スポイラーから前記リヤ
ゲートが開いて荷台後壁として機能し、荷物積み下ろし
時前記リンクを介して荷台底部の位置まで移動せしめら
れ且つ裏返しにされた前記スポイラーに前記リヤゲート
が密接すると共に前記ラダーレールが引き出されるよう
に構成されている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、荷物を積載しない時、ラダ
ーレールが収納され且つリヤゲートを密接したスポイラ
ーが水平状態にあるので、空力性能が大幅に向上する。
そしてリヤゲートが荷台後壁部に無い状態となるので、
後方視界が良くなり、安全性が向上する。また、荷物積
み下ろし時は、スポイラーがリンクを介して荷台底部の
位置まで移動せしめられて裏返しにされ、且つこのスポ
イラーにリヤゲートが密接すると共にラダーレールが引
き出されるようになっているので、荷台にラダーレール
を積み込まなくとも良くなり、その分積載能力が高くな
る。
【0007】
【実施例】以下、図示した一実施例に基づき本考案を詳
細に説明する。図1は本考案による可動スポイラー付き
トラックの一実施例の斜視図、図2は図1のA−A線に
沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図であ
る。これらの図において、11は車体後部の荷台、12
はスポイラーであって、荷台11の左右側壁11a,1
1b間にリンク13を介して回動可能に取り付けられ且
つ前縁部に蓋12aが開閉可能に枢着されている。この
スポイラー12は、図4及び図5に示したように、水平
状態と荷台底部の位置まで移動せしめられて裏返しの状
態とをとり得るようになっている。
【0008】14はスポイラー12の下面に枢着された
リヤゲートであって、図2に示すようにスポイラー12
の下面に密接した状態と、図6及び図7に示した如く開
いて自由端縁が荷台底部の凹部11c内に嵌合し且つロ
ックレバー15により係止される状態とをとり得るよう
になっている。
【0009】ロックレバー15は、図8に示したように
鉤棒部15aと把手15bとから成り、把手15bを掴
んで回動せしめることにより鉤棒部15aを起立せしめ
るとそれがリヤゲート14の端縁に係合し得るようにな
っている。
【0010】16はスポイラー12内に挿脱可能であり
且つ最大引き出し位置で係止されるようになっているラ
ダーレールであって、これは図2に示されるように、2
枚の板16a,16bをヒンジ16cを介して連結する
ことにより折り畳み式となっており、図3及び図5に示
した如く、延ばした時反対側へ折れ曲がるのを防止する
ためのストッパ16dがヒンジ16cの近傍に設けられ
ている。
【0011】本実施例は上述の如く構成されているか
ら、荷物を積載しない時、図1に示したようにスポイラ
ー12は水平状態にあり、図2に示したようにスポイラ
ー12内にはラダーレール16が折り畳まれた状態で収
納され且つスポイラー12の下面にリヤゲート14が密
接せしめられた状態となっている。
【0012】また、荷物の積載時、図6及び図7に示さ
れているように、水平状態にあるスポイラー12からリ
ヤゲート14が開いて荷台11の後壁として機能する。
この時、リヤゲート14の自由端縁が荷台11の底部の
凹部11c内に嵌合し且つロックレバー15を回動せし
めることにより鉤棒部15aにより係止される。
【0013】また、荷物の積み下ろし時、図4及び図5
に示されているように、スポイラー12はリンク13を
介して荷台11の底部の位置まで移動せしめられ且つ裏
返しの状態となる。この時、スポイラー12にリヤゲー
ト14が密接すると共に、蓋12aが開かれラダーレー
ル16が引き出されて延ばされる。
【0014】従って、本実施例によれば、荷物を積載し
ない時ラダーレール16が収納され且つリヤゲート14
が密接したスポイラー12が水平状態にあるので、空力
性能が大幅に向上する。そしてリヤゲート14が荷台後
壁部に無い状態となるので、後方視界が良くなり、安全
性が向上する。また、荷物積み下ろし時リンク13を介
して荷台11の底部の位置まで移動せしめられ且つ裏返
しにされたスポイラー12にリヤゲート14が密接する
と共に、ラダーレール16が引き出されるようになって
いるので、荷台11にラダーレール16を積まなくとも
良くなり、その分積載能力が高くなる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による可動
スポイラー付きトラックは、積載能力が高く、安全性が
向上し、空力性能も向上するという実用上重要な利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による可動スポイラー付きトラックの一
実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】スポイラーとラダーレールの位置の変化を示す
概略断面図である。
【図5】荷物の積み下ろし時のスポイラーとラダーレー
ルの状態を示す要部斜視図である。
【図6】荷物の積載時のリヤゲートの状態を示す斜視図
である。
【図7】図7のC−C線に沿う断面図である。
【図8】ロックレバーの構造を示す要部斜視図である。
【図9】従来例の構造を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
11 荷台 12 スポイラー 13 リンク 14 リヤゲート 15 ロックレバー 16 ラダーレール

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部の荷台の左右側壁間にリンクを
    介して取り付けられたスポイラーと、該スポイラーの下
    面に枢着されたリヤゲートと、前記スポイラー内に挿脱
    可能であって最大引き出し位置で係止されるラダーレー
    ルとを備え、荷物を積載しない時前記ラダーレールが収
    納され且つ前記リヤゲートが密接した前記スポイラーが
    水平状態にあり、荷物積載時水平状態にある前記スポイ
    ラーから前記リヤゲートが開いて荷台後壁として機能
    し、荷物積み下ろし時前記リンクを介して荷台底部の位
    置まで移動せしめられ且つ裏返しにされた前記スポイラ
    ーに前記リヤゲートが密接すると共に前記ラダーレール
    が引き出されるようにして成る可動スポイラー付きトラ
    ック。
  2. 【請求項2】 車体後部にリヤゲートを係止するロック
    レバーを設けたこと特徴とする、請求項1に記載の可動
    スポイラー付きトラック。
  3. 【請求項3】 前記ラダーレールが折りたたみ式である
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の可動スポイ
    ラー付きトラック。
JP1644791U 1991-02-28 1991-02-28 可動スポイラー付きトラック Expired - Lifetime JP2524727Y2 (ja)

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JPH04107179U JPH04107179U (ja) 1992-09-16
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JP5126664B2 (ja) * 2007-11-19 2013-01-23 いすゞ自動車株式会社 車両の荷台後部構造

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