JP2524559Y2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2524559Y2
JP2524559Y2 JP1988140557U JP14055788U JP2524559Y2 JP 2524559 Y2 JP2524559 Y2 JP 2524559Y2 JP 1988140557 U JP1988140557 U JP 1988140557U JP 14055788 U JP14055788 U JP 14055788U JP 2524559 Y2 JP2524559 Y2 JP 2524559Y2
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実 水谷
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はプリンタに係り、更に詳しくは印字媒体の給
送ガイド手段を成すペーパガイド板の先端を、該印字媒
体に対して斜交する様に傾斜させたプリンタに関する。
〈従来の技術〉 プリンタ、例えばシリアルプリンタにおいては、オー
トローディング機構によって単票状印字媒体を給送する
ものやピントラクタのピンを連続状印字媒体の側部に穿
孔したスプロケット孔に嵌入して自動給送するもの、更
にはピントラクタを逆駆動させて連続状印字媒体を退避
させその間に単票状印字媒体を割込み印字するもの等、
各種の印字,給送機構がある。
第6図は従来のプリンタ1を示す側面概略図であっ
て、押込み型のピントラクタを用いた給送機構及び印字
機構を説明するものである。
このプリンタ1において、プラテン2に対向して印字
ヘッド31から成る印字部3が配置されている。そしてプ
ラテン2の下方には、ピンチローラ21,22とともに、一
対のペーパガイド板41,42から成る第1のガイド手段4
が設けられる。又プラテン2と印字ヘッド31の間にはキ
ャリッジ32に取付けたペーパガイド板51から成る第2の
ガイド手段5が形成されている。
第1のガイド手段4の送り元側には、給送手段を構成
する一対のピントラクタ6が連続状印字媒体7の横幅に
対応して設けられる。第1のガイド手段4を構成するペ
ーパガイド板41は連続状印字媒体7を印字部3まで導く
為、第7図に示す様にプラテン2の曲率に略対応した曲
面を成している。又ペーパガイド板42は該ペーパガイド
板41と所定の間隔を有し、しかもペーパガイド板41と逆
向きの曲面に形成されている。
斯かるプリンタ1において、連続状印字媒体7を給送
するにはピントラクタ6のピン61を、連続状印字媒体7
の側部に穿孔したスプロケット孔に嵌入し、第1のガイ
ド手段4であるペーパガイド板41と42間に挿入させると
ともに、ピンチローラ21,22を介して印字部3まで導
く。次いで第2のガイド手段5によってピンチローラ23
まで給送してプラテン2上を走行させる。
斯かる際に、印字ヘッド31を搭載しかつペーパガイド
板51を取付けたキャリッジ32を所定の位置まで動かし所
謂センタリングを行い、印字ヘッド31によって印字処理
を行う。
一方単票状印字媒体を給送する場合も、第1のガイド
手段4によって導いた単票状印字媒体をピンチローラ2
1,22で第2のガイド手段5まで導き、ピンチローラ23に
よってプラテン2上に保持して前記同様の印字処理を行
う。
連続状印字媒体7の給送印字時に単票状印字媒体を所
謂割込み印字する場合には、図示しない自動退避機構に
よってピントラクタ6を逆回転させ、一旦連続状印字媒
体7を退避させてその位置を反射型フォトセンサ等から
成る媒体検出器Sによって検出し、更に退避させて連続
状印字媒体7の先端をピントラクタ6内に保持する。そ
して単票状印字媒体を前記同様第1のガイド手段4から
差込み第2のガイド手段5を経て給送印字する。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した如く上記給送機構においては、連続状印字媒
体及び単票状印字媒体を給送する場合、又単票状印字媒
体を割込み印字する場合の何れにおいても、各印字媒体
の導入側先端がペーパガイド板41の印字部側先端部に当
接する。すなわち第7図に示した如く、連続状印字媒体
7の先端全域が曲面を成すペーパガイド板41に当接した
状態(線接触状態)となる為、連続状印字媒体7自体の
所謂「腰」が強くなって、導入側先端71がペーパガイド
板41の印字部側先端41aを乗り越えにくくなり、給送力
の増大所謂給送にともなう負荷が大きくなる。しかも連
続状印字媒体7はミシン目mが所定間隔でかつ給送方向
略直交した状態に設けられている為、このミシン目mに
よって「腰砕け」状態となって、紙詰まり現象を生じ
る。又プラテン2を正・逆回転させて印字する所謂正−
逆方向印字処理においては、連続状印字媒体7のミシン
目mが印字部側先端41aに引っ掛り、印字ピッチの乱れ
や印字の潰れを生じる。更に単票状印字媒体を給送する
際も、前記同様その導入側先端が印字部側先端41aを乗
り越えにくく、ピンチローラ21,22とプラテン2との間
でスリップ現象を起して給送不能を生じる。
更に又単票状印字媒体を割込ませて印字するに際して
も、自動退避機能を働かせる駆動モータの脱調を生じさ
せるなど何れも多くの課題を呈している。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記課題を解決する為に案出されたものであ
る。すなわち、本考案は、給送手段により給送される印
字媒体をペーパガイド板に沿って湾曲させ、プラテンの
表面と対向して配置される印字ヘッドとプラテンとの間
に印字媒体の導入側先端を導くガイド手段を備えるプリ
ンタであって、ペーパガイド板の印字ヘッド側先端の一
側端から他側端に所定の勾配を持った傾斜辺を備えてい
るものである。
〈作用〉 本考案では、印字媒体をプラテン側へ湾曲させて導入
するペーパガイド板の印字ヘッド側先端の一側端から他
側端に所定の勾配を持った傾斜辺を備えている為、印字
媒体が湾曲する際に印字媒体の導入側先端とペーパガイ
ド板とが線接触するものの、その接触長さは印字媒体の
横幅より短くなる。斯かる線接触状態は印字媒体の横幅
全域に亘る線接触状態に比べ給送にかかる負担を減少さ
せる。しかも給送するに従い接触長さは短くなる。よっ
て印字媒体の先端はペーパガイド板の印字ヘッド側先端
を容易に乗り越えることができる。また給送するに従い
接触長さは短くなることから、印字媒体に対する押さえ
が徐々に解除され、印字媒体の後端がペーパガイド板か
ら外れる際の勢いを減少させることができる。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案のプリンタを詳細に説明す
る。
尚プリンタ1は従来例で説明したものと略同一の構成
を成すので、相違のない構成部品,部分については同一
の符号を付して説明する。
第1図は、プリンタ1の一部省略斜視図である。この
プリンタ1は、支持フレーム11と12の間にプラテン2を
軸承し、一方の支持フレーム12側に設けた駆動モータM
の駆動力がアイドルギアG1,プラテンドライブギアG2
介して、プラテン2を所定方向に回転させる。又プラテ
ン2に対向した状態で印字部3が配置される。
印字部3は印字ヘッド31をキャリッジ32に搭載し、か
つキャリッジ32は両支持フレーム11,12間に架設された
軸33に沿って横移動可能に設けられる。
斯かるプリンタ1において、印字媒体の給送手段とし
ては、例えば連続状印字媒体7を給送する為に一対のピ
ントラクラ6,6が設けられる。各ピントラクタ6,6は図示
しないロックシャフトに対してロックレバーを介して横
移動可能(印字媒体の横幅に対応できる様)に取付けら
れる。連続状印字媒体7はその両側部に穿孔したスプロ
ケット孔72にピントラクタ6のピン61を嵌合して押込む
状態に給送される。
上記ピントラクタ6は駆動モータMの駆動力によりト
ラクタドライブギアG3を介してプラテン2の回転と同期
して回転する。
上記給送手段によって給送された連続状印字媒体7
は、第1のガイド手段4と第2のガイド手段5によって
プラテン2上を走行する(第6図参照)。第1のガイド
手段4は上述した如く一対のペーパガイド板41と42から
成り、ピンチローラ21,22を介して連続状印字媒体7を
表面に沿って湾曲させつつプラテン2と印字ヘッド31と
の間に導く。第2のガイド手段5は上述した如く、キャ
リッジ32の先端側にペーパガイド板51を取付けたもの
で、上記導入側先端71をペーパガイド板51に沿ってプラ
テン2とピンチローラ23間に導き保持する。第1のガイ
ド手段4を成すペーパガイド板41は第2図に示す如く、
印字部側先端41aを傾斜させたものである。例えば頂点P
1を印字部側先端41aの略中央に設け、この頂点P1からペ
ーパガイド板41の両側部に向って低位となる様に傾斜さ
せて夫々傾斜辺41b,41cを形成したものである。
斯かる傾斜辺41b,41cは、連続状印字媒体7の導入側
先端71との接触点P2,P3において斜交する状態となる。
両接触点P2,P3間の長さ、すなわち線接触長l1は、少な
くとも連続状印字媒体7の横幅wよりも短いものとな
り、しかも線接触長l1は連続状印字媒体7が給送される
に従って次第に小さくなる。よって給送にかかる負荷は
次第に低減される。また、連続状印字媒体7に対する押
さえが徐々に解除されることから、連続状印字媒体7の
後端がペーパガイド41から外れる際の勢いを減少でき、
印字位置を高精度に維持できることになる。
第3図は他の実施例を示す一部省略斜視図である。こ
の実施例においては、頂点P1をペーパガイド板41におけ
る何れかの側部近傍に設け、この頂点P1から他の側部に
向けて次第に低位となる様に傾斜させたものである。よ
って連続状印字媒体7の導入側先端71と当該印字側先端
41aは接触点P3で斜交する。両者の接触する長さは連続
状印字媒体7の側部と接触点P3の成す長さl2であり、こ
の線接触長l2も横幅wより短くかつ連続状印字媒体7が
給送されるに従い順次短くなる。
上記構成のプリンタ1において、単票状印字媒体を割
込み印字するには、従来例で説明した如く、ピントラク
タ6を逆回転させて連続状印字媒体7の導入側先端71を
ピントラクタ6内に収める。斯かる状態で第1のガイド
手段4を介して単票状印字媒体をプラテン2に巻回させ
る。この場合も上述の如く単票状印字媒体の導入側先端
とペーパガイド板41の印字側先端41aは斜交し、前記と
同様の作用効果が得られる。
第4図は給送機構の別の実施例を示す側面概略図であ
る。これはプラテン2の上部に引張型のピントラクタ8
を設けたものである。又プラテン2の下部、すなわち第
2のガイド手段5の下方には、連続状印字媒体7を給送
する為にフロントペーパガイド板91とリアペーパガイド
板92から成る第1のガイド手段9が設けられる。第1の
ガイド手段9を経て印字部3まで導入された連続状印字
媒体7は、前記同様にペーパガイド板51から成る第2の
ガイド手段5を経てピントラクタ8に装着される。そし
てプラテン2と同期して回転するピントラクタ8のピン
81により引っ張られる状態で給送される。
上記第1のガイド手段9を構成するフロントペーパガ
イド板91とリアペーパガイド板92は、第5図の斜視図で
示す様にその印字部側先端91a,92aを傾斜させている。
例えば頂点P1,P1を中心にして各両側部に傾斜辺91b,91
c、92b,92cを形成する。又図示はしないが、両ペーパガ
イド板91,92の何れか一側部に頂点P1,P1を設け、この頂
点から他の側部に向けて順次低位となる様に傾斜辺を設
けてもよい。何れにおいても、フロントペーパガイド9
1,リアペーパガイド92と連続状印字媒体7の成す線接触
長は、連続状印字媒体7の横幅よりも短くかつ給送され
るに従って次第に短くなる。よって給送時に受ける負荷
は大幅に減少する。
上記各実施例において頂点P1が余り鋭角すぎると印字
媒体のミシン目m等に引っ掛る虞れがある。この場合は
各頂点P1を例えばミシ目より大きい径のR状としたり、
又外方へ折り曲げたりすればよい。
〈考案の効果〉 以上の如く本考案のプリンタは、第1のガイド手段を
成すペーパガイド板の印字部側先端を印字媒体に対して
斜交する状態に傾斜させた為、印字媒体の給送負荷を大
幅に減少させることができる。
よって連続状印字媒体においては、腰砕け状態が解消
し、かつ紙詰まり現象がなくなる。さらに、連続状印字
媒体に対する押さえが徐々に解除されることから、連続
状印字媒体の後端がペーパガイド41から外れる際の勢い
を減少でき、印字位置のずれを防止して印字品位の向上
を図ることが可能となる。又単票状印字媒体を用いた場
合には、プラテンとピンチローラ間でのスリップが解消
される為、給送不良もなくなる。しかも正−逆方向印字
において、プラテンを正−逆回転させても引っ掛り等が
ない為、印字ピッチの乱れや印字潰れ等印字品位を低下
させることもない。更に単票状印字媒体を割込み印字さ
せるに際しても、連続状印字媒体の引っ掛りがないので
駆動モータは脱調を起さない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るプリンタの一部省略斜視図、 第2図は、本考案に係るペーパガイド板を説明する斜視
図、 第3図は、他の実施例のペーパガイド板を示す斜視図、 第4図は、給送機構の他の実施例を示す側面概略図、 第5図は、他の第1のガイド手段を示す斜視図、 第6図は、従来のプリンタを示す側面概略図、 第7図は、従来のペーパガイド板を説明する斜視図であ
る。 1……プリンタ,2……プラテン,3……印字部,31……印
字ヘッド,32……キャリッジ,4……第1のガイド手段,4
1,42……ペーパガイド板,41a……印字部側先端,5……第
2のガイド手段,51……ペーパガイド板,6……ピントラ
クタ,7……連続状印字媒体,71……導入側先端,8……ピ
ントラクタ,9……第1のガイド手段,91……フロントペ
ーパガイド板,91a……印字部側先端,92……リアペーパ
ガイド板,92a……印字部側先端,l1,l2……線接触長。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給送手段により給送される印字媒体をペー
    パガイド板に沿ってプラテン側に湾曲させ、該プラテン
    の表面と対向して配置される印字ヘッドと該プラテンと
    の間に該印字媒体の導入側先端を導くガイド手段を備え
    るプリンタであって、 前記ペーパガイド板の印字ヘッド側先端は、その一側端
    から他側端に所定の勾配を持った傾斜辺を備えているこ
    とを特徴とするプリンタ。
JP1988140557U 1988-10-28 1988-10-28 プリンタ Expired - Lifetime JP2524559Y2 (ja)

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JP1988140557U JP2524559Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 プリンタ

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JPH0261655U JPH0261655U (ja) 1990-05-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647735Y2 (ja) * 1986-11-08 1994-12-07 沖電気工業株式会社 印字装置

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JPH0261655U (ja) 1990-05-08

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