JP2524547Y2 - デバイスの位置決め機構 - Google Patents

デバイスの位置決め機構

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JP2524547Y2
JP2524547Y2 JP1990008698U JP869890U JP2524547Y2 JP 2524547 Y2 JP2524547 Y2 JP 2524547Y2 JP 1990008698 U JP1990008698 U JP 1990008698U JP 869890 U JP869890 U JP 869890U JP 2524547 Y2 JP2524547 Y2 JP 2524547Y2
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JP
Japan
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case
tray
cylinder
positioning mechanism
rotating shaft
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JP1990008698U
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JPH03101404U (ja
Inventor
哲也 奥平
勉 不破
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安藤電気株式会社
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ICテスタ用オートハンドラなどでトレー
から竿送りへデバイスを移動する場合に、デバイスを正
確に位置決めするための機構についてのものである。
[従来の技術] 次に、従来技術によるデバイスの位置決め機構を第4
図により説明する。
第4図の4は表面実装型のICであるデバイス、5はト
レー、6は竿送り、7は吸着パッドである。
トレー5には、デバイス4が収容されており、竿送り
6に順次吸着パッド7でトレー5からデバイス4を供給
する。
トレー5から竿送り6にデバイス4を供給する場合
は、例えば実開昭64-34190号公報に記載されているよう
な吸着パッド7を使用する。
[考案が解決しようとする課題] 第4図のトレー5から竿送り6にデバイス4を供給す
る場合、トレー5とデバイス4の間の遊びが大きいと、
トレー5内のデバイス4の位置によっては、吸着パッド
7でトレー5からデバイス4を持ち上げたとき、吸着パ
ッド7がデバイス4の中心を保持しないことがある。
この状態でデバイス4を竿送り6に供給すると、竿送
り6に正確にデバイス4を載せることができないという
問題がある。
位置決めされたデバイスを、真空吸着器により所定の
場所に搬送する技術が特開昭60-211900号公報に開示さ
れている。
また、特公昭57-48330号公報には、物品の位置決めを
行うために、物品が載置されたフリーコンベアを傾動さ
せ、物品を第1ストッパ、第2ストッパに当てて位置決
めすることが記載されている。
前者の公報には、カム式駆動手段で高精度に位置決め
するとの記述はあるが、後者の公報やこの考案が開示す
る具体的な位置決め手段は開示されていない。
一方、後者は物質を第1手順として、X方向に傾動し
て位置決めし、第2手順としてY方向に傾動して位置決
めしている。更に、XY方向のストッパが出没可能に設け
られ、しかも物品に磁石で吸着保持する。このように、
後者の位置決め機構は駆動手段(シリンダ)を4つも使
用する複雑な構成となり、より簡易な位置決め機構が求
められる。
この考案は、トレー5から竿送り6にデバイス4を供
給する場合に、デバイス4をいったん位置決め機構に運
び、デバイス4をいつも一定の位置にセットしてから、
改めて吸着パッド7でデバイス4を竿送り6に供給し、
デバイス4を正確に竿送り6に載せることができるよう
にすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この考案では、デバイス4
は表面実装型のICであって、デバイス4は遊びの大きい
トレー5に収容され、前記トレー5からデバイス4を正
確に位置決めして竿送り6に移動する場合において、デ
バイス4の外形より内容積の大きい升形のケース1と、
ケース1内の隣接面を横切る形でケース1の下部に取り
付けられる回転軸2と、ケース1の下部に取り付けら
れ、ケース1の下面を押し、回転軸2を支点にケース1
を持ち上げるシリンダ3とを備え、トレー5からデバイ
ス4をケース1に入れ、シリンダ2でケース1を持ち上
げ、デバイス4をケース1の直交する隣接面の角1Aに滑
らせて位置決めし、シリンダ2でケース1を復帰し、前
記位置決めされたデバイス4を竿送り6に載せる。
[実施例] 次に、この考案によるデバイスの位置決め機構の構成
図を第1図により説明する。
第1図の1はケース、2は回転軸、3はシリンダであ
る。第1図アは平面図であり、第1図イは側面図であ
る。
ケース1は、デバイス4の外形より内容積の大きい升
形に形成される。これは、トレー5から吸着パッド7で
デバイス4をケース1に運んできたとき、吸着パッド7
がデバイス4の中心以外を保持していても、デバイス4
をケース1内に入れられるようにするためである。
回転軸2は、ケース1内の隣接面を横切る形でケース
1の下部に取り付けられる。
シリンダ3は、ケース1の下部に取り付けられ、ケー
ス1の下面を押し、回転軸2を支点にケース1を持ち上
げる。
シリンダ3で持ち上げられたケース1は、回転軸2に
対しシリンダ3と反対側の角1Aが最下位になる。
次に、シリンダ3でケース1を持ち上げた状態の側面
図を第2図により説明する。
シリンダ3でケース1を持ち上げると、ケース1は回
転軸2を支点にして回転する。
したがって、ケース1内に入れられたデバイス4は直
交する隣接面をもつ角1Aまで滑り落ち、角1Aに当たって
停止する。
デバイス4が角1Aで停止ている状態では、デバイス4
の位置はいつも一定になる。
次に、トレー5から竿送り6にデバイス4を送る場合
に、第1図の位置決め機構を使用する構成図を第3図に
より説明する。
第3図では、トレー5から吸着パッド7でデバイス4
をケース1内に運び入れる。
シリンダ2でケース1を持ち上げ、ケース1内に入れ
たデバイス4を角1Aに滑って移動させ、停止させる。
デバイス4が角1Aに当たって停止したら、シリンダ3
の駆動を解除してケース1を水平に復帰し、改めて吸着
パッド7でケース1内のデバイス4を吸着し、デバイス
4を竿送り6に載せる。
[考案の効果] この考案によれば、トレーから竿送りにデバイスを送
る場合に、ケースにデバイスを入れ、ケースを傾斜させ
てデバイスをケースの角に当て、デバイスの位置を一定
にしてからデバイスを竿送りに載せるので、竿送りには
いつも位置決めされたデバイスを載せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるデバイスの位置決め機構の構成
図、第2図はシリンダ3でケース1を持ち上げた状態の
側面図、第3図はトレー5から竿送り6にデバイス4を
送る場合に、第1図の位置決め機構を使用する構成図、
第4図は従来技術によるデバイスの位置決め機構の構成
図である。第5図はデバイス4が竿送り6に正確に供給
されていない状態図である。 1……ケース、1A……角、2……回転軸、3……シリン
ダ、4……デバイス、5……トレー、6……竿送り、7
……吸着パッド7。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−211900(JP,A) 特開 平2−45772(JP,A) 特開 昭58−202208(JP,A) 特開 昭60−251637(JP,A) 実開 平1−158982(JP,U) 実開 昭64−34190(JP,U) 実開 昭63−61137(JP,U) 実開 昭63−193373(JP,U) 実開 昭62−51278(JP,U) 実開 昭64−13131(JP,U) 特公 昭57−48330(JP,B2) 特公 昭60−31636(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デバイス(4)は表面実装型のICであっ
    て、デバイス(4)は遊びの大きいトレー(5)に収容
    され、デバイス(4)を前記トレー(5)から正確に位
    置決めして竿送り(6)に移動する場合において、 デバイス(4)の外形より内容積の大きい升形のケース
    (1)と、 ケース(1)内の隣接面を横切る形でケース(1)の下
    部に取り付けられる回転軸(2)と、 ケース(1)の下部に取り付けられ、ケース(1)の下
    面を押し、回転軸(2)を支点にケース(1)を持ち上
    げるシリンダ(3)とを備え、 トレー(5)からデバイス(4)をケース(1)に入
    れ、シリンダ(3)でケース(1)を持ち上げ、デバイ
    ス(4)をケース(1)の直交する隣接面の角(1A)に
    滑らせて位置決めし、シリンダ(3)でケース(1)を
    復帰し、前記位置決めされたデバイス(4)を竿送り
    (6)に載せることを特徴とするデバイスの位置決め機
    構。
JP1990008698U 1990-01-31 1990-01-31 デバイスの位置決め機構 Expired - Lifetime JP2524547Y2 (ja)

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JP1990008698U JP2524547Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 デバイスの位置決め機構

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JP1990008698U JP2524547Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 デバイスの位置決め機構

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JPH03101404U JPH03101404U (ja) 1991-10-23
JP2524547Y2 true JP2524547Y2 (ja) 1997-02-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2486512A1 (fr) * 1980-07-09 1982-01-15 Inst Francais Du Petrole Procede perfectionne d'epuration de gaz contenant du sulfure d'hydrogene et du dioxyde de carbone et appareillage utilise a cet effet
JPS60211900A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 日立電子エンジニアリング株式会社 Icハンドラの同期搬送機構

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JPH03101404U (ja) 1991-10-23

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