JP2524220Y2 - 絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット給油装置 - Google Patents
絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット給油装置Info
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- JP2524220Y2 JP2524220Y2 JP822691U JP822691U JP2524220Y2 JP 2524220 Y2 JP2524220 Y2 JP 2524220Y2 JP 822691 U JP822691 U JP 822691U JP 822691 U JP822691 U JP 822691U JP 2524220 Y2 JP2524220 Y2 JP 2524220Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は絞り出し式コンクリート
ポンプにおいて、そのロータを回転駆動するための駆動
ユニットの給油装置に関するものである。
ポンプにおいて、そのロータを回転駆動するための駆動
ユニットの給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来絞り出し式コンクリートポンプは、
特公昭63−37278号公報に開示される。
特公昭63−37278号公報に開示される。
【0003】ところでかゝるポンプにおいて、ロータの
回転駆動用駆動ユニットの伝動室に給油するための給油
口、該室の油面を一定に保つためのレベル口、ドレン口
等は何れもポンプケース内のロータ側に設けられてい
る。
回転駆動用駆動ユニットの伝動室に給油するための給油
口、該室の油面を一定に保つためのレベル口、ドレン口
等は何れもポンプケース内のロータ側に設けられてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そのため潤滑油の注油
時には、作業員がポンプケースのマンホールを開口して
そこから手を差し込んで注油作業をしなければならず、
その作業が面倒で能率が悪いばかりでなく、また潤滑油
をドレンさせる際には、ポンプケースが汚損されるとい
う課題があった。
時には、作業員がポンプケースのマンホールを開口して
そこから手を差し込んで注油作業をしなければならず、
その作業が面倒で能率が悪いばかりでなく、また潤滑油
をドレンさせる際には、ポンプケースが汚損されるとい
う課題があった。
【0005】本考案はかゝる実情にかんがみてなされた
もので、ポンプケースの外から注油することができ注油
作業能率を大幅に向上させることができ、しかも潤滑油
のドレンに際してもポンプケースを汚損させることがな
いようにした、構成簡単な絞り出し式コンクリートポン
プにおける駆動ユニット給油装置を提供することを目的
とするものである。
もので、ポンプケースの外から注油することができ注油
作業能率を大幅に向上させることができ、しかも潤滑油
のドレンに際してもポンプケースを汚損させることがな
いようにした、構成簡単な絞り出し式コンクリートポン
プにおける駆動ユニット給油装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
考案の特徴とするところは、円筒状のポンプケースと、
このポンプケースの内周面に略U字状に沿設され、その
吸込端および吐出端が前記ポンプケース外に延出される
ポンピングチューブと、前記ポンプケース内に回転自在
に支承されるロータと、前記ポンプケースに支承されて
前記ロータを回転駆動する駆動ユニットとを備え、前記
ロータの回転によるポンピングチューブの間歇的押圧作
用と、前記ポンピングチューブの復元作用とによって該
ポンピングチューブにポンプ作用を与えるようにした、
絞り出し式コンクリートポンプにおいて、前記駆動ユニ
ットは、モータを保持して前記ポンプケースに固定支持
される固定支持部と、この固定支持部に回転自在に保持
されて前記ロータに連結される回転駆動部と、前記固定
支持部と回転駆動部間に形成される伝動室内に設けられ
てそれらを連動する減速機とを備えてなり、前記固定支
持部には、その上部に給油通路、その下部にドレン通路
およびそれらの中間部にレベル通路を穿設し、それらの
通路およびの内端を、前記駆動ユニットの伝動室に、ま
たそれらの外端を前記固定支持部の外部に露出する外面
それぞれに開口させたことにある。
考案の特徴とするところは、円筒状のポンプケースと、
このポンプケースの内周面に略U字状に沿設され、その
吸込端および吐出端が前記ポンプケース外に延出される
ポンピングチューブと、前記ポンプケース内に回転自在
に支承されるロータと、前記ポンプケースに支承されて
前記ロータを回転駆動する駆動ユニットとを備え、前記
ロータの回転によるポンピングチューブの間歇的押圧作
用と、前記ポンピングチューブの復元作用とによって該
ポンピングチューブにポンプ作用を与えるようにした、
絞り出し式コンクリートポンプにおいて、前記駆動ユニ
ットは、モータを保持して前記ポンプケースに固定支持
される固定支持部と、この固定支持部に回転自在に保持
されて前記ロータに連結される回転駆動部と、前記固定
支持部と回転駆動部間に形成される伝動室内に設けられ
てそれらを連動する減速機とを備えてなり、前記固定支
持部には、その上部に給油通路、その下部にドレン通路
およびそれらの中間部にレベル通路を穿設し、それらの
通路およびの内端を、前記駆動ユニットの伝動室に、ま
たそれらの外端を前記固定支持部の外部に露出する外面
それぞれに開口させたことにある。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0008】図1は、本考案を装備した絞り出し式コン
クリートポンプの一部破断側面図、図2は、図1の2−
2線に沿う断面図、図3は駆動ユニットの縦断側面図、
図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、図3の
5線に沿う端面図である。
クリートポンプの一部破断側面図、図2は、図1の2−
2線に沿う断面図、図3は駆動ユニットの縦断側面図、
図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、図3の
5線に沿う端面図である。
【0009】図1,2において、絞り出し式コンクリー
トポンプのポンプケースCは密閉円筒状に形成されてお
り、中空円筒状のポンプケース本体1の左右両側開口面
に円盤状の左,右側板2,3をボルト等の固着具により
一体に固着して構成される。左,右側板2,3には、そ
れぞれ3つのマンホール5‥が周方向に間隔を存して開
口され、これらのマンホール5‥には、それぞれ透明の
マンホール蓋51 ‥が着脱自在に取付けられ、それらの
マンホール蓋51 ‥を通してポンプケースC内を透視で
きるようになっている。ポンプケースCの下部および上
部一側には入口6および出口7が設けられ、その内周面
にはゴム製のパッド8が沿着されている。
トポンプのポンプケースCは密閉円筒状に形成されてお
り、中空円筒状のポンプケース本体1の左右両側開口面
に円盤状の左,右側板2,3をボルト等の固着具により
一体に固着して構成される。左,右側板2,3には、そ
れぞれ3つのマンホール5‥が周方向に間隔を存して開
口され、これらのマンホール5‥には、それぞれ透明の
マンホール蓋51 ‥が着脱自在に取付けられ、それらの
マンホール蓋51 ‥を通してポンプケースC内を透視で
きるようになっている。ポンプケースCの下部および上
部一側には入口6および出口7が設けられ、その内周面
にはゴム製のパッド8が沿着されている。
【0010】ポンプケースC内には、その内周面に沿っ
て、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなるポンピングチュ
ーブ9がU字状に彎曲して収容されており、このポンピ
ングチューブ9の吸込端91 および吐出端92 は前記入
口6および出口7を通してその外部に延出され、通常の
ようにその吸込端91 はホッパ10に、またその吐出端
92 は図示しないコンクリート移送管にそれぞれ接続さ
れる。
て、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなるポンピングチュ
ーブ9がU字状に彎曲して収容されており、このポンピ
ングチューブ9の吸込端91 および吐出端92 は前記入
口6および出口7を通してその外部に延出され、通常の
ようにその吸込端91 はホッパ10に、またその吐出端
92 は図示しないコンクリート移送管にそれぞれ接続さ
れる。
【0011】前記ポンプケースC内にはロータRが回転
自在に収容され、このロータRはポンプケースCに支持
される駆動ユニットUによって回転駆動される。
自在に収容され、このロータRはポンプケースCに支持
される駆動ユニットUによって回転駆動される。
【0012】次に前記ロータRの構造を説明すると、こ
のロータRの主体部分を構成するロータ主体11は中空
円筒状の連結筒12の両端に間隔を存して互いに平行に
対峙される一対のアーム板13,14を一体に結合して
構成される。ロータ主体11の外周部には、約180°
の位相差を存して対をなす転動ローラ15,15がそれ
ぞれ回転自在に支承され、これらの転動ローラ15,1
5の外周には、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなる弾性
輪16,16が纏着されている。各転動ローラ15の外
周面は前記ポンピングチューブ9に圧接され、ロータR
の回転によれば、前記ポンピングチューブ9が間歇的に
押圧される。
のロータRの主体部分を構成するロータ主体11は中空
円筒状の連結筒12の両端に間隔を存して互いに平行に
対峙される一対のアーム板13,14を一体に結合して
構成される。ロータ主体11の外周部には、約180°
の位相差を存して対をなす転動ローラ15,15がそれ
ぞれ回転自在に支承され、これらの転動ローラ15,1
5の外周には、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなる弾性
輪16,16が纏着されている。各転動ローラ15の外
周面は前記ポンピングチューブ9に圧接され、ロータR
の回転によれば、前記ポンピングチューブ9が間歇的に
押圧される。
【0013】またロータ主体11の外周部には、前記一
対の転動ローラ15,15間において、このロータ主体
11の回転軸線と平行に複数の第1案内ローラ17…が
回転自在に軸支されるとともにその回転軸線と直交して
それぞれ対をなす第2案内ローラ18…が回転自在に軸
支されており、前記第1案内ローラ17…はポンピング
チューブ9をポンプケースCの内周面に沿わせるように
軽く押圧案内し、また各対の第2案内ローラ18…は前
記ポンピングチューブ9を挟むように配置されてそのポ
ンピングチューブ9がロータ主体11の軸方向中央にく
るように案内する。
対の転動ローラ15,15間において、このロータ主体
11の回転軸線と平行に複数の第1案内ローラ17…が
回転自在に軸支されるとともにその回転軸線と直交して
それぞれ対をなす第2案内ローラ18…が回転自在に軸
支されており、前記第1案内ローラ17…はポンピング
チューブ9をポンプケースCの内周面に沿わせるように
軽く押圧案内し、また各対の第2案内ローラ18…は前
記ポンピングチューブ9を挟むように配置されてそのポ
ンピングチューブ9がロータ主体11の軸方向中央にく
るように案内する。
【0014】前記ロータ主体11の一方のアーム板(図
2、左側アーム板)13の中央部には支持軸19が固着
され、この支持軸19は、ポンプケースCの一方の側板
(図2、左側側板)2の中央部のボス部21 に軸受20
を介して回転自在に支承されている。前記ボス部21 の
開口外端面には、蓋板21が固着され、この蓋板21
に、前記支持軸19に連動されるタコメータ22が連結
されている。
2、左側アーム板)13の中央部には支持軸19が固着
され、この支持軸19は、ポンプケースCの一方の側板
(図2、左側側板)2の中央部のボス部21 に軸受20
を介して回転自在に支承されている。前記ボス部21 の
開口外端面には、蓋板21が固着され、この蓋板21
に、前記支持軸19に連動されるタコメータ22が連結
されている。
【0015】またポンプケースCの他方の側板(図2、
右側側板)3の中央部には、後述する駆動ユニットUの
最大径よりも大きい取付孔4を有する大径ボス部31 が
一体に形成され、この大径ボス部31 に環状の補助側板
23が複数本の取付ボルト29…を以て着脱自在に固着
されている。ロータ主体11の他方のアーム板(図2、
右側アーム板)14の中央部には、連結筒12の端部に
近接して肉厚の環状取付部141 が一体に形成されてい
る。
右側側板)3の中央部には、後述する駆動ユニットUの
最大径よりも大きい取付孔4を有する大径ボス部31 が
一体に形成され、この大径ボス部31 に環状の補助側板
23が複数本の取付ボルト29…を以て着脱自在に固着
されている。ロータ主体11の他方のアーム板(図2、
右側アーム板)14の中央部には、連結筒12の端部に
近接して肉厚の環状取付部141 が一体に形成されてい
る。
【0016】図2,3に示すように前記駆動ユニットU
は、アクシャルプランジャモータ24と、このモータ2
4を内蔵支持する円筒状固定支持部25と、この固定支
持部25の外周に軸受30を介して同心上に回転自在に
支承される円筒状回転駆動部26とを備えている。前記
固定支持部25と回転駆動部26間には、密閉状の伝動
室31が形成され、該室31内には、前記アクシャルプ
ランジャモータ24の回転を減速して回転駆動部26に
伝達するための後述の歯車減速機32が収容されてい
る。そして前記円筒状の固定支持部25の外周には取付
フランジ部251が、また円筒状の回転駆動部26の外
周には取付フランジ部261 がそれぞれ一体に形成され
ている。
は、アクシャルプランジャモータ24と、このモータ2
4を内蔵支持する円筒状固定支持部25と、この固定支
持部25の外周に軸受30を介して同心上に回転自在に
支承される円筒状回転駆動部26とを備えている。前記
固定支持部25と回転駆動部26間には、密閉状の伝動
室31が形成され、該室31内には、前記アクシャルプ
ランジャモータ24の回転を減速して回転駆動部26に
伝達するための後述の歯車減速機32が収容されてい
る。そして前記円筒状の固定支持部25の外周には取付
フランジ部251が、また円筒状の回転駆動部26の外
周には取付フランジ部261 がそれぞれ一体に形成され
ている。
【0017】両取付フランジ部251 ,261 の外径は
何れも一方の側板3の取付孔4の内径よりも小径に形成
される。固定支持部25の取付フランジ部251 の外径
は、補助側板23の内径よりも大径で、かつ回転駆動部
26の取付フランジ部261の外径よりも小径に形成さ
れる。そして回転駆動部26の取付フランジ部26
1は、アーム板14の環状取付部141 に複数本のボル
ト27により着脱自在に固着され、また前記固定支持部
25の取付フランジ部251 は、前記補助側板23の内
周部に複数本のボルト28により着脱自在に固着され
る。
何れも一方の側板3の取付孔4の内径よりも小径に形成
される。固定支持部25の取付フランジ部251 の外径
は、補助側板23の内径よりも大径で、かつ回転駆動部
26の取付フランジ部261の外径よりも小径に形成さ
れる。そして回転駆動部26の取付フランジ部26
1は、アーム板14の環状取付部141 に複数本のボル
ト27により着脱自在に固着され、また前記固定支持部
25の取付フランジ部251 は、前記補助側板23の内
周部に複数本のボルト28により着脱自在に固着され
る。
【0018】前記アクシャルプランジャモータ24は従
来公知のものであって、固定支持部25の一部を構成す
るモータケース34の中心部に回転自在に支承されるモ
ータ軸35にはこれと一体回転できるようにシリンダブ
ロック36が連結され、該シリンダブロック36に同一
円上に放射状に配列される複数のシリンダ孔37…には
それぞれプランジャ38…が摺動自在に嵌合され、それ
らのプランジャ38…の先端は、モータケース34に固
着される斜板39の斜面391 上を転動し得る連結板4
0に首振り自在に連結される。複数のシリンダ孔37…
内に圧油を順に周期的に供給することにより、プランジ
ャ38…は順次伸縮作動を繰り返し、これによりシリン
ダブロック36は斜板39からの反力を受けて回転し、
これに結合されるモータ軸35が回転駆動される。
来公知のものであって、固定支持部25の一部を構成す
るモータケース34の中心部に回転自在に支承されるモ
ータ軸35にはこれと一体回転できるようにシリンダブ
ロック36が連結され、該シリンダブロック36に同一
円上に放射状に配列される複数のシリンダ孔37…には
それぞれプランジャ38…が摺動自在に嵌合され、それ
らのプランジャ38…の先端は、モータケース34に固
着される斜板39の斜面391 上を転動し得る連結板4
0に首振り自在に連結される。複数のシリンダ孔37…
内に圧油を順に周期的に供給することにより、プランジ
ャ38…は順次伸縮作動を繰り返し、これによりシリン
ダブロック36は斜板39からの反力を受けて回転し、
これに結合されるモータ軸35が回転駆動される。
【0019】前記モータ軸35には、駆動軸41が一体
回転可能に連結され、該駆動軸41は前記伝動室31内
に延びており、該室31内の歯車減速機32を介して前
記回転駆動部26に連動連結される。
回転可能に連結され、該駆動軸41は前記伝動室31内
に延びており、該室31内の歯車減速機32を介して前
記回転駆動部26に連動連結される。
【0020】前記歯車減速機32は従来公知のものであ
るので、その構造を簡単に説明すると、これは、前記駆
動軸41と一体の太陽歯車43と、回動ホルダ44に回
転自在に支承されて前記太陽歯車43に噛合される第1
遊星歯車45と、前記回転駆動部26の内周面に刻設さ
れて前記第1遊星歯車45に噛合される第1内歯歯車4
6と、前記回動ホルダ44に回転自在に支持されて前記
第1遊星歯車45と一体の第2遊星歯車47と、前記固
定支持部25に一体に形成されて前記第2遊星歯車47
と噛合される第2内歯歯車48とより構成されている。
駆動軸41が回転されると、第2内歯歯車48が固定さ
れることにより第1遊星歯車45が自転しながら太陽歯
車43の周りを公転し、回転駆動部26は高減速比をも
って減速回転される。
るので、その構造を簡単に説明すると、これは、前記駆
動軸41と一体の太陽歯車43と、回動ホルダ44に回
転自在に支承されて前記太陽歯車43に噛合される第1
遊星歯車45と、前記回転駆動部26の内周面に刻設さ
れて前記第1遊星歯車45に噛合される第1内歯歯車4
6と、前記回動ホルダ44に回転自在に支持されて前記
第1遊星歯車45と一体の第2遊星歯車47と、前記固
定支持部25に一体に形成されて前記第2遊星歯車47
と噛合される第2内歯歯車48とより構成されている。
駆動軸41が回転されると、第2内歯歯車48が固定さ
れることにより第1遊星歯車45が自転しながら太陽歯
車43の周りを公転し、回転駆動部26は高減速比をも
って減速回転される。
【0021】図3,5に示すように駆動ユニットUの固
定支持部25の上部、下部およびそれらの中間部には、
その軸方向に沿って給油通路50、ドレン通路51およ
びレベル通路52が穿設されており、それらの通路5
0,51および52の内端は、前記伝動室31に開口さ
れ、またそれらの通路50,51および52の外端は、
固定支持部25の、外部に露出する外端面に開口されて
おり、それらの開口外端は注油プラグ54、ドレンプラ
グ55およびレベルプラグ56によって閉じられてい
る。注油プラグ54、およびレベルプラグ56を外して
給油通路50の外端から給油通路50を通して伝動室3
1内に潤滑油を注油することができる。伝動室31内の
オイルレベルがレベル通路52の開口内端に達すると、
潤滑油は該通路52を通って外部に溢流するのでその時
点で潤滑油の注入を停止する。またレベル通路52は注
油時のエア抜き通路に兼用し得る。
定支持部25の上部、下部およびそれらの中間部には、
その軸方向に沿って給油通路50、ドレン通路51およ
びレベル通路52が穿設されており、それらの通路5
0,51および52の内端は、前記伝動室31に開口さ
れ、またそれらの通路50,51および52の外端は、
固定支持部25の、外部に露出する外端面に開口されて
おり、それらの開口外端は注油プラグ54、ドレンプラ
グ55およびレベルプラグ56によって閉じられてい
る。注油プラグ54、およびレベルプラグ56を外して
給油通路50の外端から給油通路50を通して伝動室3
1内に潤滑油を注油することができる。伝動室31内の
オイルレベルがレベル通路52の開口内端に達すると、
潤滑油は該通路52を通って外部に溢流するのでその時
点で潤滑油の注入を停止する。またレベル通路52は注
油時のエア抜き通路に兼用し得る。
【0022】またドレンプラグ55を外せば、伝動室3
1内の貯留潤滑油をドレンさせることができる。
1内の貯留潤滑油をドレンさせることができる。
【0023】以上のように駆動ユニットUの伝動室31
内には該ユニットUの外面から注油することができ、ま
たポンプケースCを汚損せずに伝動室31内の潤滑油を
ドレンさせることができる。
内には該ユニットUの外面から注油することができ、ま
たポンプケースCを汚損せずに伝動室31内の潤滑油を
ドレンさせることができる。
【0024】なお、前記実施例では、駆動ユニットのモ
ータの主要部分がポンプケース内に収容されているが該
モータは、その大部分をポンプケース外に露出させても
よく、その場合に前記給油通路、ドレン通路、およびレ
ベル通路は、モータの外周面あるいは内側外面に開口さ
せてもよい。
ータの主要部分がポンプケース内に収容されているが該
モータは、その大部分をポンプケース外に露出させても
よく、その場合に前記給油通路、ドレン通路、およびレ
ベル通路は、モータの外周面あるいは内側外面に開口さ
せてもよい。
【0025】また、前記実施例では駆動ユニットのモー
タとしてアクシャルプランジャモータを、またその減速
機として遊星歯車減速機を用いた場合を説明したが、前
記モータおよび減速機を他のものに代えてもよい。また
ポンプケースは密閉状でなくてもよい。
タとしてアクシャルプランジャモータを、またその減速
機として遊星歯車減速機を用いた場合を説明したが、前
記モータおよび減速機を他のものに代えてもよい。また
ポンプケースは密閉状でなくてもよい。
【0026】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、絞り出し
式コンクリートポンプにおいて、ロータを回転駆動する
駆動ユニットの固定支持部には、その上部に給油通路、
その下部にドレン通路およびそれらの中間部にレベル通
路を穿設し、それらの通路およびの内端を、前記駆動ユ
ニットの伝動室に、またそれらの外端を前記固定支持部
の外部に露出する外面それぞれに開口させたので、駆動
ユニットの伝動室内にポンプケース外から簡単容易に潤
滑油の注油を行うことができ、また伝動室内の潤滑油を
ポンプケースを汚損せずに該ケース外にドレンさせるこ
とができる。
式コンクリートポンプにおいて、ロータを回転駆動する
駆動ユニットの固定支持部には、その上部に給油通路、
その下部にドレン通路およびそれらの中間部にレベル通
路を穿設し、それらの通路およびの内端を、前記駆動ユ
ニットの伝動室に、またそれらの外端を前記固定支持部
の外部に露出する外面それぞれに開口させたので、駆動
ユニットの伝動室内にポンプケース外から簡単容易に潤
滑油の注油を行うことができ、また伝動室内の潤滑油を
ポンプケースを汚損せずに該ケース外にドレンさせるこ
とができる。
【図1】本考案装置を装備した絞り出し式コンクリート
ポンプの側面図
ポンプの側面図
【図2】図1の2−2線に沿う断面図
【図3】図5の3−3線に沿う駆動ユニットの縦断側面
図
図
【図4】図3の4−4線に沿う断面図
【図5】図3の5線に沿う端面図
9 ポンピングチューブ 91 吸込端 92 吐出端 24 アクシャルプランジャモータ 25 固定支持部 26 回転駆動部 31 伝動室 42 歯車減速機 50 給油通路 51 ドレン通路 52 レベル通路 C ポンプケース R ロータ U 駆動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 牛尾 昌史 兵庫県三木市別所町巴2番地 極東開発 工業株式会社内 (72)考案者 小西 繁孝 神奈川県相模原市麻溝台1丁目12番1号
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状のポンプケース(C)と、このポ
ンプケース(C)の内周面に略U字状に沿設され、その
吸込端(91 )および吐出端(92 )が前記ポンプケー
ス(C)外に延出されるポンピングチューブ(9)と、
前記ポンプケース(C)内に回転自在に支承されるロー
タ(R)と、前記ポンプケース(C)に支承されて前記
ロータ(R)を回転駆動する駆動ユニット(U)とを備
え、前記ロータ(R)の回転によるポンピングチューブ
(9)の間歇的押圧作用と、前記ポンピングチューブ
(9)の復元作用とによって該ポンピングチューブ
(9)にポンプ作用を与えるようにした、絞り出し式コ
ンクリートポンプにおいて、前記駆動ユニット(U)
は、モータ(24)を保持して前記ポンプケース(C)
に固定支持される固定支持部(25)と、この固定支持
部(25)に回転自在に保持されて前記ロータ(R)に
連結される回転駆動部(26)と、前記固定支持部(2
5)と回転駆動部(26)間に形成される伝動室(3
1)内に設けられてそれらを連動する減速機(42)と
を備えてなり、前記固定支持部(25)には、その上部
に給油通路(50)、その下部にドレン通路(51)お
よびそれらの中間部にレベル通路(52)を穿設し、そ
れらの通路(50,51,52)の内端を、前記駆動ユ
ニット(U)の伝動室(31)に、またそれらの外端を
前記固定支持部(25)の外部に露出する外面それぞれ
に開口させたことを特徴とする絞り出し式コンクリート
ポンプにおける駆動ユニット給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP822691U JP2524220Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP822691U JP2524220Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105988U JPH04105988U (ja) | 1992-09-11 |
JP2524220Y2 true JP2524220Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31899360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP822691U Expired - Fee Related JP2524220Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524220Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP822691U patent/JP2524220Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04105988U (ja) | 1992-09-11 |
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