JP2936164B2 - 絞り出し式コンクリートポンプにおけるローラ交換装置 - Google Patents

絞り出し式コンクリートポンプにおけるローラ交換装置

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JP2936164B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絞り出し式コンクリ
ートポンプにおいて、ポンプケース内のロータに取付け
られるローラの交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来絞り出し式コンクリートポンプで
は、ポンプケース内に回転自在に支承されるロータの外
端部に複数のローラが取付けられ、ロータの回転により
ローラの外周面がポンピングチューブ上を押圧転動して
該ポンピングチューブにポンプ作用を与えるように構成
されており、そのローラの外周面には、前記ポンプ作用
を能率的に行うべくゴム輪が纏着されている(例えば特
公昭61−51673号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記ローラ
は、そのゴム輪がポンピングチューブとの摩擦接触の繰
り返しにより摩耗するため定期的に交換する必要があ
り、その交換に際しては、ポンプケースの側板を外
す。ポンプケースからローラの取付けられているロー
タを外す。ロータに新しいローラを取付ける。ロー
タをポンプケースに組付ける。ポンプケースに側板を
取付ける。以上〜の作業が必要であった。
【0004】ところが前記作業はすべて人手に依存して
いるため、多大の労力と時間とを要して非能率的であ
り、コストが嵩む。という課題があった。
【0005】本発明はかかる実情にかんがみてなされた
もので、ポンプケースを分解することなくローラの交換
作業を容易に行うことができるようにして前記課題を解
決するようにした絞り出し式コンクリートポンプにお
けるローラ交換装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため請求
項1の発明は、中空円筒状のポンプケース本体の左右開
口側面にそれぞれ盤状の側板を固着してなるポンプケー
スと、このポンプケースの内周面に略U字状に沿設され
その吸込端と吐出端が前記ポンプケース外に延出される
ポンピングチューブと、そのポンプケース内に回転自在
に支承されるとともにその外端部にローラを着脱可能に
取付けてなるロータと、そのロータを回転駆動し得る駆
動ユニットとを少なくとも備え、前記ロータの回転によ
る前記ローラの、前記ポンピングチューブへの間歇的押
圧作用と、そのポンピングチューブの復元作用とによっ
て前記ポンピングチューブにポンプ作用を与えるように
した、絞り出し式コンクリートポンプにおいて、前記ポ
ンプケース一方の側板には前記ローラよりも大径で、
該ローラの側面に対面し得る取出口を、またその他方の
側板には前記ローラの交換作業時に前記ロータのローラ
取付部まで手が入るのを許容する作業ホールをそれぞれ
開設し、該取出口を通して前記ローラをポンプケースよ
り取出し得るようにし、前記駆動ユニッ トは、前記ポン
プケースの前記他方の側板に装着されてモータを支承す
る固定部と、前記モータに連なる減速機を内蔵して該モ
ータの駆動力を前記ロータに伝達する回転駆動部とを有
し、その回転駆動部を前記ロータの中空部に突入させた
ことを特徴としている。
【0007】また請求項2の発明は、中空円筒状のポン
プケース本体の左右開口側面にそれぞれ盤状の側板を固
着してなるポンプケースと、このポンプケースの内周面
に略U字状に沿設されその吸込端と吐出端が前記ポンプ
ケース外に延出されるポンピングチューブと、そのポン
プケース内に回転自在に支承されるとともにその外端部
にローラを取付けてなるロータを少なくとも備え、前記
ロータの回転による前記ローラの、前記ポンピングチュ
ーブへの間歇的押圧作用と、そのポンピングチューブの
復元作用とによって前記ポンピングチューブにポンプ作
用を与えるようにした、絞り出し式コンクリートポンプ
において、前記ポンプケースの少なくとも一方の側板に
は前記ローラよりも大径でその側面に対面し得る取出口
を開設し、一方、ロータには、該ロータより分離した前
記ローラをロータ上から前記取出口を通してポンプケー
ス外に取出すのを許容するロータ出入れ用凹部を、該凹
部がロータの所定回転位置で前記取出口と対面するよう
に形成したことを特徴とし、更に請求項3の発明は、請
求項1又は2に記載の発明の前記特徴に加えて、前記取
出口を、ポンプケースの側板に開口されるマンホールに
兼用したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の一実施例に基づいて以下に具体的に
説明する。
【0009】添付図面において、図1は本発明装置を装
備した絞り出し式コンクリートポンプの一部破断側面
図、図2は、図1の2−2線に沿う断面図、図3はロー
タの一部の拡大側面図である。
【0010】図1〜3において、絞り出し式コンクリー
トポンプのポンプケースCは密閉円筒状に形成されてお
り、中空円筒状のポンプケース本体1の左右両側開口面
に円盤状の左,右側板2L,2Rを複数のボルト3によ
り一体に固着して構成される。左,右側板2L,2Rに
は、それぞれ3つのマンホール41 −L,42 ,43
および41 ,42 ,43 が同一円周上に間隔を存して開
口され、それらのマンホールにはそれぞれ透明のマンホ
ール蓋51 −L,52 ,53 、および51 ,52 ,53
が複数のボルト14‥により着脱自在に取付けられ、そ
れらのマンホール蓋を通してポンプケースC内を透視で
きるようになっている。而して図1に示すように左側板
2Lの1つのマンホール41 −Lは他のマンホール
2 ,43 、および41 ,42 ,43 よりも大径に形成
され、その直径は、後述するロータRに取付けられるロ
ーラ15の直径よりも大きく形成されており、後に詳述
するようにこの大径のマンホール41 −Lは前記ローラ
15をポンプケースC外に取出すための取出口に兼用さ
れる。ポンプケースCの上部および下部一側には入口6
および出口7が設けられ、その内周面にはゴム製のパッ
ド8が沿着されている。
【0011】ポンプケースC内には、その内周面に沿っ
て、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなるポンピングチュ
ーブ9がU字状に彎曲して収容されており、このポンピ
ングチューブ9の吸込端91 および吐出端92 は前記入
口6および出口7を通してその外部に延出され、通常の
ようにその吸込端91 はホッパ10に、またその吐出端
2 は図示しないコンクリート移送管にそれぞれ接続さ
れる。
【0012】前記ポンプケースC内にはロータRが回転
自在に収容され、このロータRはポンプケースCに支持
される駆動ユニットUによって回転駆動される。
【0013】次に前記ロータRの構造を説明すると、こ
のロータRの主体部分を構成するロータ主体11は中空
円筒状の連結筒12の両端に間隔を存して互いに平行に
対峙される一対の左,右アーム板13L,13Rを一体
に結合して構成される。ロータ主体11の左,右アーム
板13L,13Rの外端部には、約180°の位相差を
存して対をなすローラ15,15が着脱可能に取付けら
れており、これらのローラ15,15の側面は前記大径
のマンホール41 −Lと対面し得る位置にある。
【0014】図2,3に明瞭に示すように各ローラ15
は、ローラ軸16に回転自在に支承されるローラ主体1
7の外周面にゴム輪18を一体に纏着して構成されてい
る。図3に示すように前記ローラ軸16の両端は、左,
右アーム板13L,13Rに形成した端面開放のU字状
軸受孔19にスライド可能に係合されて左,右アーム板
13L,13Rにアジャスト機構20を介して位置調節
可能に支持される。前記アジャスト機構20はローラ軸
16を支持する軸受部材21から一体に延びて各アーム
板13L,13Rの支持ブラケット22を貫通するねじ
杆23と、これに螺着されるナット24,25より構成
される。そしてU字状軸受孔19の開放端は、各アーム
板13L,13Rにボルト止めされるエンドプレート2
6によって閉じられる。エンドプレート26を外したの
ちナット25を外せば、ローラ15はローラ軸16とと
もに左,右アーム板13L,13Rより取外し可能であ
る。ローラ15の外周面は、前記ポンピングチューブ9
に圧接され、ロータRの回転によって該ポンピングチュ
ーブ9が間歇的に押圧される。
【0015】ロータ主体11の左,右アーム板13L,
13Rの外端部には、前記一対のローラ15,15間に
おいて、周方向に間隔を存してロータ主体11の回転軸
線と平行に複数のラジアルガイドローラ27‥が回転自
在に支持される。複数のラジアルガイドローラ27‥の
うち略直径線上にある2つのものは、それぞれ左右の扇
形状の取付板28,28の一端に回転自在に取付けられ
ており、それら取付板28,28の円弧状端縁は左,右
アーム板13L,13Rにそれぞれ形成した円弧状凹部
29,29にボルト30‥により着脱自在に固着され
る。而して前記円弧状凹部29,29は、後述する如く
ロータRより分離したローラ15をロータR上から大径
マンホール(即ち取出口)4 1 −Lを通してポンプケー
スC外に取出すのを許容する本発明のロータ出入れ用凹
部を構成するものであって、その凹部29,29の側面
は、ロータRが所定回転位置にある ときに該大径マンホ
ール(即ち取出口)4 1 −Lと対面し得る位置にある。
【0016】複数のラジアルガイドローラ27‥はポン
ピングチューブ9をポンプケースCの内周面に沿わせる
ように軽く押圧案内する。
【0017】さらに左,右アーム板13L,13Rの外
端部には、前記一対のローラ15,15間において、そ
の回転軸線と直交してそれぞれ対をなすガイドローラ3
6,36が回転自在に軸支されており、これらのガイド
ローラ36,36はポンピングチューブ9を挟むように
配置されて、そのポンピングチューブ9がロータ主体1
1の軸方向中央にくるように案内する。
【0018】図2に示すように前記ロータ主体11の左
アーム板13Lの中央部には支持軸31が固着され、こ
の支持軸31は、ポンプケースCの左側板2Lの中央部
のボス部32に軸受33を介して回転自在に支承されて
いる。前記ボス部32の開口外端面には、蓋板34が固
着され、この蓋板34に、前記支持軸31に連動される
タコメータ35が連結されている。
【0019】またポンプケースCの他方の側板2Rの中
央部には、後述する駆動ユニットUの最大径よりも大き
い取付孔37を有する大径ボス部38が一体に形成さ
れ、この大径ボス部38に環状の補助側板39が複数本
の取付ボルト40‥を以て着脱自在に固着されている。
【0020】前記駆動ユニットUは、モータ42と、こ
のモータ42を支承する円筒状固定部43と、前記モー
タ42に連動する減速機を内蔵するとともに該モータ4
2によって減速駆動される円筒状の回転駆動部44を備
えており、その回転駆動部44はロータRの中空部とし
ての連結筒12内に突入している。前記円筒状固定部4
3の外周部は前記補助側板39にボルト45‥を以て固
着され、また前記回転駆動部44の外周部はボルト46
‥を以てロータRの右アーム板13Rに固着される。そ
してボルト40‥,45‥、および46‥を外せば、ポ
ンプケースCを分解することなしに駆動ユニットUをポ
ンプケースCおよびロータRから取外すことができる。
【0021】駆動ユニットUのモータ42を駆動すれ
ば、減速機を介してその回転駆動部44が減速回転さ
れ、これに連結されるロータRは図1矢印A方向に回転
され、そこに取付けられる一対のローラ15,15はポ
ンピングチューブ9を絞りながらその上を転動してその
チューブ9に間歇的な押圧力を与え、またポンピングチ
ューブ9は、前記ローラ15による押圧が解除される
と、自己のもつ弾性による復元力およびポンプケースC
内の負圧力により元の状態に復元し、結局ポンピングチ
ューブ9はローラ15,15による押圧作用と復元作用
でポンプ作用が与えられホッパ10内の生コンクリート
をコンクリート移送管(図示せず)に圧送することがで
きる。
【0022】而して前記ポンプ作用の継続によれば、各
ローラ15外周のゴム輪18は摩耗してポンピングチュ
ーブ9の絞り力が弱くなるので、前記ローラ15は定期
的に別の新しいローラと交換する必要がある。
【0023】以下、図4〜8を参照してローラ15をロ
ータRから取外す手順について説明する。 (1) 定位置に固定保持されるポンプケースCの大径
のマンホール41 −Lおよびこれに対向するマンホール
1 を被覆しているマンホール蓋51 −L,51 を外し
たのち、両マンホール41 −L,41 からそれぞれ手を
入れてロータRを回転調整し、図4に示すようにラジア
ルガイドローラ27を取付けた取付板28を大径のマン
ホール41 −L及びマンホール4 1 に一致させる。 (2) 図5に示すように、前記取付板28をロータR
の左、右アーム板13L,13Rから外し、これを大径
のマンホール41 −L及びマンホール4 1 を通してポン
プケースC外に取出す。 (3) 次にロータRを反時計方向(図5矢印a方向)
に所定角度回転して、図6に示すように、1つのローラ
15の側面を大径のマンホール4 1 −L及び マンホール
1 に対面させ、それらホール4 1 −L,4 1 を通して
ロータRのローラ15取付部たるアジャスト機構20,
エンドプレート26等を左,右アーム板13L,13R
より分離する。 (4) 次に大径マンホール4 1 −L及びマンホール4
1 を通してローラ15をロータRから外す。これにより
該ローラ15は自重でロータRの外面上を下方に転が
り、図7に示すように、凹部29に略一致したところで
ガイドローラ36上に支持される。 (5) 次にロータRを時計方向(図7矢印b方向)に
回転すれば、図8に示すように、ガイドローラ26上の
ローラ15の側面は取出口としての大径マンホール41
−Lと対面するとともにその側面が取出口41 −Lを通
して外部に露出するので、このローラ15をその取出口
1 −Lを通してポンプケースC外に取出すことができ
る。
【0024】また新しいローラ15をロータRに組付け
るには前記(1)〜(5)の作業を逆に行えばよい。
【0025】以上(1)から(5)の操作は作業者が対
向する大径マンホール41 −L及びマンホール41 から
ポンプケースC内にそれぞれ手を入れて容易に行うこと
ができる。そして特にマンホール4 1 は、ローラ15の
交換作業時にロータRのローラ取付部まで作業員の手が
入るのを許容する作業ホールを構成している。
【0026】なお前記実施例ではローラ15の取出口4
1 −Lを、内部透視用のマンホールと兼用した場合を説
明したが、前記取出口41 −Lはマンホールとは別にポ
ンプケースCの側板2Lに開口してもよい。
【0027】また前記取出口41 −LはポンプケースC
の左,右両側板2L,2Rにそれぞれ設けてもよく、ま
た各側板に複数個設けてもよい。
【0028】さらにロータはガイドローラの取付板28
のないものでもよいことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
ポンプケースの両側板にそれぞれ開設される大径取出口
及び作業ホールを通してロータのローラ取付部にその左
右両側よりそれぞれ手を入れてローラのロータに対する
脱着作業を行なうことができ、その上、その大径取出口
を通してローラをポンプケースより難なく出入れ操作す
ることができるので、ポンプケースを分解することなく
ロータに取付けられるローラを簡単容易に交換すること
ができ、該ローラの交換作業能率を高めコストの低減に
寄与することができる。
【0030】特にローラは、回転体であるロータに取付
けられるので、前記交換作業に際してロータを適宜回動
させることにより、ローラ取付部を大径取出口及び作業
ホールとそれぞれ対応する位置まで容易迅速に移動させ
ることができ、従ってローラ付部を大径取出口及び作
業ホールにそれぞれ無理なく近づけることができるか
ら、それら取出口や作業ホールを通してローラのロータ
に対する脱着作業を極めて能率よく的確に行なうことが
できる。しかも大径取出口及び作業ホールは、これらを
ロータと共に回動するローラ側面と対面し得る位置に開
設してあれば、該ロータの単なる回動によってローラと
の接近状態が容易に得られるから、その開設位置の制限
が比較的少なく、それだけポンプケースの設計上の自由
度を高めることができる。
【0031】更に駆動ユニットの、減速機内蔵の回転駆
動部をロータの中空部に突入させたことにより、同ユニ
ットの側板外側面からの張出しを極力抑えながら、該側
板(従って前記作業ホール)をロータに対しその回転軸
方向に近づけることができるから、前述のような前記作
業ホールを通してのローラ脱着作業が一層行い易くなっ
てその作業能率の更なる向上に寄与することができ、し
かも駆動ユニットの側板外側面からの張出し量の抑制効
果により、それだけ側板の荷重負 担が軽減されて、該側
板による駆動ユニット支持構造の簡素化や軽量化が図ら
れる。
【0032】また請求項2の発明によれば、ポンプケー
スの少なくとも一方の側板にはローラよりも大径でその
側面に対面し得る取出口を開設し、一方、ロータには、
該ロータより分離したローラをロータ上から取出口を通
してポンプケース外に取出すのを許容するロータ出入れ
用凹部を、該凹部がロータの所定回転位置で取出口と対
面するように形成したので、ローラをロータより分離し
且つロータを所定回転位置におくことで、ローラをロー
タ上から前記ロータ出入れ用凹部および取出口を通して
ポンプケース外に支障なく取出すことができ、従ってポ
ンプケースを分解しなくても、またロータ自体を大幅に
改造しなくてもロータに取付けられるローラを簡単容易
に交換することができ、該ローラの交換作業能率を高め
コストの低減に寄与することができる。
【0033】また特に請求項3の発明によれば、前記取
出口を、ポンプケースの側板に開口されるマンホールに
兼用したので、それだけポンプケースの構造簡素化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えた絞り出し式コンクリートポ
ンプの一部破断側面図
【図2】図1の2−2線に沿う断面図
【図3】ロータの一部の拡大側面図
【図4】ローラの交換作業手順を示す図
【図5】ローラの交換作業手順を示す図
【図6】ローラの交換作業手順を示す図
【図7】ローラの交換作業手順を示す図
【図8】ローラの交換作業手順を示す図
【符号の説明】
1 ポンプケース本体 2L 左側板 2R 右側板 1 作業ホールとしてのマンホール1 −L 取出口としての大径のマンホール 9 ポンピングチューブ 91 吸込端 92 吐出端 15 ローラ 29 凹部42 モータ 43 固定部 44 回転駆動部 C ポンプケース R ロータ U 駆動ユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状のポンプケース本体(1)の
    左右開口側面にそれぞれ盤状の側板(2L,2R)を固
    着してなるポンプケース(C)と、このポンプケース
    (C)の内周面に略U字状に沿設されその吸込端
    (91 )と吐出端(92 )が前記ポンプケース(C)外
    に延出されるポンピングチューブ(9)と、そのポンプ
    ケース(C)内に回転自在に支承されるとともにその外
    端部にローラ(15)を着脱可能に取付けてなるロータ
    (R)と、そのロータ(R)を回転駆動し得る駆動ユニ
    ット(U)とを少なくとも備え、前記ロータ(R)の回
    転による前記ローラ(15)の、前記ポンピングチュー
    ブ(9)への間歇的押圧作用と、そのポンピングチュー
    ブ(9)の復元作用とによって前記ポンピングチューブ
    (9)にポンプ作用を与えるようにした絞り出し式コン
    クリートポンプにおいて、前記ポンプケース(C)
    方の側板(2L)には前記ローラ(15)よりも大径
    で、該ローラ(15)の側面に対面し得る取出口(41
    −L)を、またその他方の側板(2R)には前記ローラ
    (15)の交換作業時に前記ロータ(R)のローラ(1
    5)取付部まで手が入るのを許容する作業ホール
    (4 1 )をそれぞれ開設し、該取出口(41 −L)を通
    して前記ローラ(15)をポンプケース(C)より取出
    し得るようにし、前記駆動ユニット(U)は、前記ポン
    プケース(C)の前記他方の側板(4R)に装着されて
    モータ(42)を支承する固定部(43)と、前記モー
    タ(42)に連なる減速機を内蔵して該モータ(42)
    の駆動力を前記ロータ(R)に伝達する回転駆動部(4
    4)とを有し、その回転駆動部(44)を前記ロータ
    (R)の中空部に突入させたことを特徴とする、絞り出
    し式コンクリートポンプにおけるローラ交換装置。
  2. 【請求項2】 中空円筒状のポンプケース本体(1)の
    左右開口側面にそれぞれ盤状の側板(2L,2R)を固
    着してなるポンプケース(C)と、このポンプケース
    (C)の内周面に略U字状に沿設されその吸込端
    (9 1 )と吐出端(9 2 )が前記ポンプケース(C)外
    に延出されるポンピングチューブ(9)と、そのポンプ
    ケース(C)内に回転自在に支承されるとともにその外
    端部にローラ( 15)を取付けてなるロータ(R)を少
    なくとも備え、前記ロータ(R)の回転による前記ロー
    ラ(15)の、前記ポンピングチューブ(9)への間歇
    的押圧作用と、そのポンピングチューブ(9)の復元作
    用とによって前記ポンピングチューブ(9)にポンプ作
    用を与えるようにした、絞り出し式コンクリートポンプ
    において、 前記ポンプケース(C)の少なくとも一方の側板(2
    L)には前記ローラ(15)よりも大径でその側面に対
    面し得る取出口(4 1 −L)を開設し、一方、ロータ
    (R)には、該ロータ(R)より分離した前記ローラ
    (15)をロータ(R)上から前記取出口(4 1 −L)
    を通してポンプケース(C)外に取出すのを許容するロ
    ータ出入れ用凹部(29)を、該凹部(29)がロータ
    (R)の所定回転位置で前記取出口(4 1 −L)と対面
    するように形成したことを特徴とする、絞り出し式コン
    クリートポンプにおけるローラ交換装置。
  3. 【請求項3】 前記取出口(41 −L)を、ポンプケー
    ス(C)の側板(2L)に開口されるマンホールに兼用
    たことを特徴とする、請求項1又は2に記載の絞り出
    し式コンクリートポンプにおけるローラ交換装置。
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