JP2524162B2 - 外用部材 - Google Patents

外用部材

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JP2524162B2
JP2524162B2 JP62173537A JP17353787A JP2524162B2 JP 2524162 B2 JP2524162 B2 JP 2524162B2 JP 62173537 A JP62173537 A JP 62173537A JP 17353787 A JP17353787 A JP 17353787A JP 2524162 B2 JP2524162 B2 JP 2524162B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、柔軟な担持体に粘着剤層を介在させて離型
ライナーを積層してなる外用部材と、前期担持体の背面
に仮着される外用部材支持具との組み合わせからなる外
用部材に関する。
特に、本発明は、柔軟な担持体に対し弱粘着性を有す
る外用部材支持具を、当該担持体背面に用時仮着するこ
とにより外用部材の腰を強くし、これによって、外用部
材から離型ライナーの剥離を容易にすると共に、外用部
材の腰のなさを補って簡便且つ正確に所定の適用部位へ
貼着できる外用部材に関する。
(b)従来の技術 一般に、外用部材を柔軟で且つ伸縮性に富むように設
計し、これを人体に適用すると、皮膚への密着性、追従
性に優れ、貼付時の異和感や皮膚刺激性が少なくなるな
ど、好ましい特性を発揮する。
そこで、比較的薄い柔軟なフィルム状素材を担持体と
して使用すると、上記の好まにい特性に加えて、エッジ
部が衣服などに引っ掛かって剥がれが生じることも少な
く、理想的である。
しかしながら上述の如きフィルム状素材を用いた外用
部材を皮膚に適用するばあい、該外用部材は、必然的に
腰がないために、所定の適用部位に貼着する際に折れ曲
がったり、粘着剤面同士がくっついたり、或いは引っ掛
かりが少ないために離型ライナーから剥がしにくいな
ど、操作性に欠点がある。
従って、市場に供給される外用部材の大部分は、柔軟
性や伸縮性を犠牲にしても、ある程度の腰を有するよう
に設計されているのが現状である。
このため、臨床現場においては、肘、膝の如き屈曲部
位への追従性、密着性を付与するために、外用部材に破
線状の切り込みを入れるなどの処理を施して用いる例も
あるが、この処理によって、上述の極めて薄いフィルム
と同様に粘着操作性が悪くなるという問題が生じる。
このため、外用部材を所定の適用部位に適用する方法
として以下のものが提案されている。
先ず、離型ライナーを複数片に分割する、いわゆる
背切り構造のものを所定の適用部位に適用する方法であ
る。
これは、分割した離型ライナーの一片のみを剥離し、
未剥離の離型ライナーによって外用部材を保持して、貼
着操作時の腰のなさを補完しようとするものであり、種
々の分割形状のものが提案されている。
例えば、特開昭59−141943号公報においては、中央部
と左右両端部の3分割にされた離型ライナーを備える粘
着性フィルムドレッシングが記述されており、使用に際
しては先ず中央部の離型ライナーを除去し、次に、該粘
着性フィルムドレッシングの左右両端部を把握しながら
当該ドレッシングの露出中央部を適用部位に貼着する方
法である。
又、柔軟な担持体と粘着剤層を要件とする外用部材
に必要十分な剛性を付与した構造物として、柔軟な担持
体の背面に紙や不織布、ポリエステル、ポリプロピレン
等の剥離可能な台紙シートを予め仮着し、これを所定の
適用部位に適用するものである(例えば、特開昭55−32
553号公報、実開昭56−57235号公報、実開昭56−158215
号公報、特開昭57−115480号公報、実開昭61−111419号
公報)。
更に、特開昭57−107155公報においては、柔軟性良
好なフィルム状基材の片面に薬物含有貼着剤層を設けて
なる医療部材が記述されており、前記基材の背面には適
用面に対しては前記基材と共に追従する可撓性を有する
支持部材が易剥離可能状態に貼り付けられているものが
提案されている。
(c)発明が解決しようとする問題点 上記のものは上述の貼着操作性の欠点を幾分なりと
も改善しようとするものであるが、支持体が柔軟なフィ
ルムで形成されているため、中央の離型ライナー片を剥
離する際、粘着剤層の露出箇所が左右略中央で折曲して
その両側部が、互に接着し合って剥がれにくくなるとい
う問題が生ずる結果、この外用部材は皮膚に適用しにく
く、取扱い性の点で充分なものとはいえなかった。
又、上記のものは、台紙シートに適当なバインダー
を用いるかもしくは用いずに、柔軟な担持体に圧着、熱
圧着、溶融ラミネートなどの方法で仮着され、または台
紙シート上に押出成形その他の手段で担持体フィルムを
形成する際に生ずる機械的付着力によって、担持体上に
仮着される。
しかしこの構造物においては、台紙シートが担持体背
面へ仮着されたままの状態で保存される結果、以下の不
利益を生じる。
即ち、ここでいう仮着とは、外用部材の粘着剤層と離
型ライナーの間の剥離抵抗よりも適度に大きく、皮膚と
粘着剤層間の剥離抵抗よりも適度に小さいという限られ
た範囲であることが必要であるが、担持体背面と台紙シ
ートの剥離抵抗を長期にわたってこの範囲内に維持する
ことは実際上困難であり、むしろ経日的に台紙シートの
剥離抵抗が大きくなり、剥離不良に結び付くことが多
い。
また、粘着剤層中に薬効成分その他の物質を含有させ
たとき、該薬物が担持体を経て台紙シートへ拡散移動
し、その結果として該薬物の有効利用率の低下を生じる
ことがある。
更に、この台紙シートは、予め仮着された外用部材に
ついてのみ利用されるものであって、上述した臨床現場
での改良処理品などに適用できないなどの問題を何等解
決するに至っていない。
加えて、上記のものは、予め、複合医薬部材におけ
る柔軟性良好なフィルム状基材の背面には適用面に対し
ては上記基材と共に追従する支持部材が易剥離可能な状
態で貼り付けられ、この状態で、保存、流通に供される
結果、以下に述べる課題がある。
即ち、易剥離可能な状態とは、フィルム状基材の片面
に設けられた薬物含有粘着剤層と離型ライナーの間の剥
離抵抗よりも適度に大きく、皮膚と上記薬物含有粘着剤
層間の剥離抵抗よりも適度に小さいという限られた範囲
であることが必要であるが、フィルム状基材の背面と支
持部材の剥離抵抗を長期にわたってこの範囲内に維持す
ることは実際上困難であり、むしろ経日的に支持部材の
剥離抵抗が大きくなり、剥離が極めて困難になることが
多い、という致命的な欠陥がある。
また粘着剤層中に薬効成分その他の物質を含有させた
とき、該薬物がフィルム状基材を経て支持部材へ拡散移
動し、その結果として該薬物の有効利用率の低下を生じ
ることがある。
更に、この支持体は、予め仮着された外用部材につい
てのみ利用されるものであって、臨床現場での改良処理
品などに適用できないなどの問題を何等解決するに至っ
ていない、という課題が残る。
(d)問題点を解決するための手段 本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意検討を重ね
た結果、柔軟な担持体に対して弱粘着性を有する外用部
材支持具を、当該担持体背面に用時仮着すると、外用部
材の腰が向上し、これによって、外用部材の離型ライナ
ーからの剥離が容易になる上、外用部材の屈曲強度が向
上して簡便且つ正確に所定の適用部位へ外用部材を貼着
しうることを見い出し、本発明を完成するに至ったもの
である。
即ち、本発明の外用部材は、柔軟な担持体上に粘着剤
層を介在させて離型ライナーを積層してなる外用部材
と、上記担持体の背面に仮着される外用部材支持具との
組み合わせからなることを特徴とするものである。
つまり、本発明は、この種の外用部材を所定の適用部
位に簡単且つ正確に適用するためのものであり、適用時
に外用部材支持具を担持体背面に仮着した後、上記離型
ライナーを除去してこの外用部材を所定の適用部位へ貼
着し、次いで、これから該外用部材支持具を剥離するも
のである。
以下、本発明を詳細に説明する。
従って、本発明が適用される外用部材としては、柔軟
な担持体上に粘着剤層を介して離型ライナーを設けたも
のであれば特に限定されるものではなく、例えば、絆創
膏、各種テープ製剤、創傷被覆材(ドレッシング)、マ
ニキュアテープ、入墨テープの如き装飾テープ等が挙げ
られる。
本発明に用いられる担持体としては比較的薄い各種合
成樹脂製フィルムや不織布更に織布等で形成されたもの
が挙げられる。
この場合、後述する外用部材用支持具との粘着力を実
質的に弱くするために、担持体上の背面に凹凸を設けた
り、担持体としてパンチングフィルム等を用いるのが好
ましい。
又、本発明に用いられる粘着剤層は種々の粘着剤で形
成された層をいうが、該粘着剤層は各種経皮吸収性の薬
物を含有するものであると薬物を含有しないものである
とを問わない。
そして、本発明の外用部材を所定の適用部位に適用す
るにあたり、これを構成する柔軟な支持体背面に、特定
の素材から成る外用部材支持具を、適用時に仮着する事
により、外用部材の折曲強度が大となって当該外用部材
が離型ライナーから剥離し易くなると共に、担持体の腰
のなさを補って簡便且つ正確に所定の適用部位へ外用部
材を貼着しうるものである。
本発明に用いられる外用部材支持具は、上記柔軟な担
持体背面に対して弱粘着性と適度な可撓性を有する素材
で形成されたものである。
この場合、外用部材支持具はその厚さが、例えば0.5
〜10mm程度、好ましくは1〜5mm程度の厚みの板状に成
形して得られたものが、取扱い性及び外用部材の補強効
果の両方の観点から好ましいのである。
ここでいう弱粘着性とは外用部材支持具の粘着力が、
当該外用部材において、その粘着剤層と離型ライナーの
間の剥離抵抗よりも大きく、好ましくは2倍以上、皮膚
と粘着剤層間の剥離適度よりも小さい範囲、好ましくは
半分以下をいう。
これは外用部材に用いられる粘着剤層、柔軟な担持
体、離型ライナーの組み合わせによってその範囲は幾分
異なるが、その目安は、例えば以下のようにして、日本
薬局方絆創膏試験法(JIS Z 2125)に準じた方法に
より得ることができる。
即ち、フェノール樹脂板上に素材を固定して被着体と
して用いる。
又、絆創膏に代えて軟質塩化ビニルフィルムを12mm×
250mmの大きさに切断して、上記試験法に従って先の被
着体上に圧着し、以下試験法に従って180度剥離力を測
定する。
この180度剥離力が10〜100g/12mmの範囲にあるのが良
好な結果が得られることが多く好ましい。
又、可撓性については、本外用部材支持具の両端を手
で持って容易にたわめることが可能な程度であれば特に
限定されるものではないが、まったく可撓性のない、即
ち剛直な素材を選択すると、外用部材背面に仮着して所
定の適用部位へ貼着しようとする時、皮膚への密着を妨
げるので好ましくない。
上述の弱粘着性と可撓性を有する素材は、本質的には
ゴム及び/或いは合成樹脂からなる感圧接着性物質を基
本とするものであり、必要に応じてそれらをベースとす
る混合系も用いることができる。
一般に知られた感圧接着性物質か上記の要件を満たす
素材を得るには、例えばイソプレンゴムはニーダーなど
によって長時間素練りを行うことで高分子鎖を一部切断
し、分子量分布を低分子側へシフトさせることで期待す
る弱粘着性を付与できるのであり、また、エチレン酢酸
ビニル供重合体はその酢酸ビニル含量や重合度を選択
し、又それらを組み合わせても期待する弱粘着性を付与
することができる。その他いわゆる合成ゴムの種々のグ
レードのものを適宜ブレンドして使用してもよいことは
いうまでもない。
視点を代えて述べると、通常一般に感圧接着性物質或
いは単に粘着剤と称されるものの接着力は、ここでいう
弱粘着性に比べて強すぎることが多いので、こうした粘
着剤の組成を基本としてその接着力を幾分低下させるよ
うに設計すればよい。具体的には、基剤ポリマーの重合
度を上げたり、テルペン系樹脂、石油系樹脂等の粘着性
付与樹脂の含量を下げたり(即ちゴム状物質の含量をあ
げる)、或いは粘着組成物中に流動パラフィンやシリコ
ンオイル、オリーブ油、大豆油、牛脂、トン脂等の動植
物油、ワックスなどの油状物質を配合したり、またチタ
ン白、シリカゲル、アルミナ粉、水酸化アルミニウム
粉、酸化亜鉛、メタケイ酸アルミニウム、硫酸カルシウ
ム、リン酸カルシウムなどの微粉末を分散させて配合し
たり、粒状物や繊維状物を配合したり、スポンジや不織
布のような多孔質の担持体に粘着剤を含浸させるなどし
て実効接着面積を小さくするなど、この種の業務に従事
する者が粘着剤層の粘着力を調整するのに通常用いられ
たり、容易に考えられる方法のいずれによっても可能で
あり、なんら限定されるものではないが、少なくとも半
透明の素材を選定すると、外用部材支持具の背面より貼
付部位と外用部材の位置を目視によって確認できるの
で、より正確な貼着ができて好ましい。
そして、本発明においては、柔軟な担持体を用いて形
成した外用部材を所定の適用部位に貼付するにあたり、
その貼付の際に、上記支持体背面に上述の外用部材支持
具を仮着し、次いで、外用部材から離型ライナーを剥離
した後、この外用部材を皮膚に貼付し、その後、この皮
膚に貼付した外用部材から外用部材支持具を剥離すれば
よいのである。
(e)作用 本発明の外用部材は、上記構成を有し、その皮膚への
適用に際し、外用部材における支持体背面に特定の外用
部材支持具を仮着して外用部材の屈曲強度を大にし、こ
れによって、離型ライナーの除去を容易にしたり、或い
は離型ライナー除去後の外用部材を所定の適用部位に容
易に且つ確実に貼付しうる作用を有するのである。
又、このようにして皮膚に貼付した外用部材において
その支持体背面の外用部材支持具を剥離、除去すればよ
いのであり、この場合、外用部材における粘着剤層の皮
膚への接着力が外用部材支持具の支持体背面への接着力
より大であるから、外用部材支持具を支持体背面から剥
離する際に外用部材が皮膚から剥離されることがなく、
外用部材支持具を容易に剥離しうる作用を有するのであ
る。
(f)実施例 次に、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
以下において、部又は%は重量部又は重量%を意味す
る。
外用部材支持具1〜4 1.酢酸ビニル含有量40%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体を熱プレスによって厚さ約2mmに成型し、外用部材支
持具1とした。
2.イソプレンゴムをニーダーを用いて60分間素練りし、
これを熱プレスによって厚さ約2mmに成形し、外用部材
支持具2とした。
3.スチレン・イソプレンのABA型ブロック共重合体(SI
S)10部、ポリブテン(HV300)0.5部、石油系樹脂(ア
ルコンP100)2.5部をトルエンに溶解、混合して、離型
ライナー上に展延乾燥し、得られた薄膜を積層して厚さ
約1.5mmにしたものを外用部材支持具3とした。
4.アクリル酸5部とアクリル酸2−エチルヘキシル95部
からなる感圧性接着剤(PA)85部を含む酢酸エチル溶液
に、シリカゲル粉末(サイロイド)15部を酢酸エチルに
分散して添加、均質になるまで撹拌混合して離型ライナ
ー上に展延乾燥し得られた薄膜を積層して厚さ1.5mmに
したものを外用部材支持具4とした。
各実施例のものを両面テープを用いてフェノール樹脂
板上に固定し、日本薬局方絆創膏試験法(JIS Z 212
5)に準じた方法により、軟質塩化ビニルフィルム(12m
m×250mm)を圧着して180度剥離力を測定した。
その結果を第1表に示す。
また上記外用部材支持具1〜4を9cm×12cmの長方形
に切り抜き、次の要領で実用試験を行った。
即ち、被験例として、離型ライナー上にアクリル系粘
着剤を厚さ30μmになるように塗工し、担持体として厚
さ30μmの軟質ポリエチレンフィルムを圧着して、7cm
×10cmの長方形に裁断して、外用部材を調製した。
この外用部材は非常に薄く柔軟であるため、ひっかか
りが少ないので離型ライナーから剥がしにくく、また剥
がしたのちも、所定の適用部位に貼着する際に折れ曲が
ったり、粘着剤面同士がくっつくなどして操作性が悪か
った。
これに対し、適用時に、上記外用部材における担持体
の背面に上記各外用部材支持具を仮着することにより、
離型ライナーの剥離が容易になり、しかも外用部材を簡
便且つ正確に所定の適用部位へ貼着することができた。
(g)発明の効果 本発明の外用部材は、柔軟な担持体上に粘着剤層を介
在させて離型ライナーを積層してなる外用部材と、上記
担持体の背面に仮着される外用部材支持具との組み合わ
せからなり、外用部材の適用時に、当該外用部材の担持
体背面に上記外用部材支持具を仮着し、これによって、
外用部材の腰が強くなっているから当該外用部材から離
型ライナーを至極容易に除去したり、離型ライナーを除
去した外用部材を所定の適用部位に簡便且つ正確に貼付
しうる効果を有するのである。
又、本発明の外用部材は、このように皮膚に貼着され
た後、担持体背面の外用部材支持具を剥離、除去すれば
良いのであり、この場合、外用部材における粘着剤層の
皮膚への接着力が外用部材支持具の担持体背面への接着
力より大であるから、外用部材支持具を担持体背面から
剥離する際に外用部材が皮膚から剥離されることがな
く、その結果、取扱性が至極良好になるのである。
フロントページの続き (72)発明者 柴田 圭介 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日 東電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−107155(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟な担持体上に粘着剤層を介在させて離
    型ライナーを積層してなる外用部材と、上記担持体の背
    面に仮着される外用部材支持具との組み合わせからなる
    ことを特徴とする外用部材。
  2. 【請求項2】粘着剤層が薬物を含有するものである特許
    請求の範囲第1項に記載の外用部材。
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