JP2524024B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2524024B2
JP2524024B2 JP3239173A JP23917391A JP2524024B2 JP 2524024 B2 JP2524024 B2 JP 2524024B2 JP 3239173 A JP3239173 A JP 3239173A JP 23917391 A JP23917391 A JP 23917391A JP 2524024 B2 JP2524024 B2 JP 2524024B2
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隆彦 兵藤
三男 沢田
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Harman Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水加熱用の熱交換器
と、その熱交換器に対して加熱作用する加熱手段と、前
記熱交換器を介して給水口と給湯管接続口とを連通する
給水路とが、本体ケース内に設けられ、給湯管が前記給
湯管接続口に連設され、前記給湯管の先端部に給湯状態
の変更を指示する手動操作式の指示手段を備えた出湯具
が設けられている給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このように給湯管の先端部に設けられた
出湯具にあっては、高温の湯を給湯することによってそ
の外面がかなり熱くなることがある。従って、この出湯
具に備えられた手動操作式の指示手段を操作する際、使
用者が出湯具の外面に触れると、熱さを感じて不快感を
与える虞れがある。 そこで、従来においては、例えば実
開平1−98272号公報に開示のように、出湯具を構
成するケーシング部材の周壁内に断熱用の空間を設け、
この断熱空間によって熱が出湯具の外面にまで伝導され
るのを防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示の出湯具においては、ケーシング部材の周壁内に断
熱空間を設けていたので、この断熱空間を形成する手間
が複雑となり、製造コストが高くなる虞れがあった。
まり、このケーシング部材を合成樹脂などで成形し、そ
の成形時に断熱空間も成形しようとすると、成形用の金
型が複雑になり、又、成形後において機械加工などで断
熱空間を形成しようとすると、やはり機械加工が複雑
で、どうしても製造コストが高くなる虞れがあった。
発明の目的は、例え使用者が出湯具の外面に触れても、
熱さを感じる虞れが少なく、しかも、比較的簡単に製造
することが出来てコストダウンを図り得る給湯装置の提
供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による給湯装置の第1の特徴構成は、前記出
湯具のケーシングを互いに取り外し可能な3つのケーシ
ングから構成し、中央に位置する第2ケーシングの外面
を、その両側に位置する第1ケーシングと第3ケーシン
グの外面よりも内方へ凹入させ、この第2ケーシングの
外側で、且つ、前記第1ケーシングと第3ケーシングと
の間に保護カバーを介装し、この保護カバーの内面と前
記第2ケーシングの外面との間に空気断熱層を形成して
あることである。
【0005】第2の特徴構成は、前記保護カバーに通気
孔が設けられていることである。
【0006】
【作用】第1の特徴構成によれば、出湯具を構成する3
つのケーシングのうち、中央に位置する第2ケーシング
の外面と、この第2ケーシングの外側に介装の保護カバ
ーの内面との間に空気断熱層を形成するものであるか
ら、この空気断熱層によって出湯具外面を構成する保護
カバーにまで熱が伝導されるのが防止される。 しかも、
前記空気断熱層は、第2ケーシングの外面を両側に位置
する第1と第3ケーシングの外面よりも内方へ凹入させ
て、この第1と第3ケーシングの間に保護カバーを介装
して形成するものであるから、空気断熱層を形成する第
2ケーシングとしては、両側に位置する第1と第3ケー
シングの外面より内方へ凹入させるだけの簡単な形状で
よく、又、保護カバーにしても、中空のリング状や円弧
状のような簡単な形状で済み、複雑な金型や機械加工が
不要となる。
【0007】第2の特徴構成によれば、通気孔を介して
熱せられた空気を通気させることができるので、保護カ
バーへの熱伝導を更に抑制出来るのは勿論のこと、通気
孔を保護カバーに設けるものであるから、この通気孔も
比較的簡単に形成することが出来る。
【0008】
【発明の効果】第1と第2いずれの特徴構成において
も、保護カバーが熱くなるのを防止出来るので、使用者
が指示手段を操作するときに、保護カバーに触れても熱
さを感じる虞れが少なく、しかも、比較的簡単に製造す
ることが出来るので、コストダウンを図ることが出来
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を給湯器に適用した実施例を図
面に基づいて説明する。図5及び図6に示すように、水
加熱用の熱交換器1と、その熱交換器1に対して加熱作
用する加熱手段としてのバーナ2とが本体ケースA内に
設けられている。そして、その先端に出湯具4を備えた
フレキシブル管3が給湯管接続口13に連設され、もっ
て給湯器が構成されている。
【0010】又、熱交換器1を介して給水口12と給湯
管接続口13とを連通する給水路W1には、その給水路
W1を開閉する電磁式の開閉弁5、水ガバナ6、及び熱
交換器1への給水量とバイパス水量を調整する分流弁7
が介装されている。バーナ2への燃料供給路G1には、
電磁式の遮断弁8、水ガバナ6と連動する水圧応動弁
9、ガスガバナ10、及び、燃料供給量を調節する調節
弁11が介装されている。尚、図中、S1はプッシュス
イッチ、14は水流スイッチ、15は出湯温を調整する
湯温調整ダイヤル、16は点火プラグ、17は熱電対、
18は不完全燃焼防止用の逆起熱電対、20はランプ、
21は電池である。
【0011】出湯具4の構造について説明を加える。図
1及び図4に示すように、出湯具4のケーシングBは、
フレキシブル管3の先端に近い側から順に第1ケーシン
グB1、第2ケーシングB2、及び、第3ケーシングB
3とからなり、中央に位置する第2ケーシングB2の外
面が、両側に位置する第1ケーシングB1と第3ケーシ
ングB3の外面よりも内方へ凹入されている。
【0012】フレキシブル管3内の水路と第2ケーシン
グB2内の水路とは、円筒状の連通管40を介して連通
されている。又、第2ケーシングB2の上端には水封部
材41が嵌合されている。つまり、第1ケーシングB1
と連通管40の間に形成される空間Kは、水封されてい
る。尚、連通管40と水封部材41とは、一体形成され
ている。図1中、42と43は水封用のOリングであ
る。前記空間K内に開閉弁5の作動を指示するマイクロ
スイッチS3が設けられている。マイクロスイッチS3
に対する手動操作用の操作部材44が、第1ケーシング
B1の外面に沿うように、且つ、連通管40を包囲する
ように形成されている。
【0013】図2にも示すように、第2ケーシングB2
には、出湯状態をシャワーかストレートか選択するシー
ソーボタン50が設けられている。つまり、シーソーボ
タン50と一体揺動する流路切換具55に備えられた弁
体51が、シャワー用弁口52とストレート用弁口53
とを選択的に閉塞するようになっている。
【0014】即ち、操作部材44とシーソーボタン50
が、給湯状態の変更を指示する手動操作式の指示手段D
に対応している。
【0015】第2ケーシングB2では、湯路がケーシン
グ内全体に拡がり、ケーシングに伝達される熱量が多く
なる。そのため、ケーシングの温度が高くなる傾向があ
る。そこで、外面が両側に位置する第1ケーシングB1
と第3ケーシングB3の外面よりも内方へ凹入している
第2ケーシングB2の外周に、ポリプロピレン製の保護
カバー29を嵌装して、第2ケーシングB2の外面と保
護カバー29の内面との間に空気断熱層が形成されてい
る。尚、各ケーシングB1、B2、B3は、夫々ネジ結
合されており、保護カバー29は、第1ケーシングB1
と第3ケーシングB3とに接当することにより位置決め
されている。保護カバー29は、図2乃至図4にも示す
ように、リング状に形成され、シーソーボタン50用の
開口a1と、通気孔a2とが設けられている。
【0016】〔別実施例〕上記実施例では、保護カバー
29をリング状に形成していたが、図7及び図8に示す
ように、円弧状に形成してもよく、保護カバー29の具
体構造は各種変更出来る。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】出湯具の一部切り欠き断面図
【図2】出湯具の要部平面図
【図3】保護カバーの側面図
【図4】出湯具の分解図
【図5】全体構成のブロック図
【図6】給湯器の外観図
【図7】別実施例を示す出湯具の側面図
【図8】別実施例を示す出湯具の要部平面図
【符号の説明】
1 熱交換器 2 加熱手段 3 給湯管 4 出湯具 12 給水口 13 給湯管接続口 29 保護カバー A 本体ケースB ケーシング B1 第1ケーシング B2 第2ケーシング B3 第3ケーシング D 指示手段 W1 給水路 a2 通気孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水加熱用の熱交換器(1)と、その熱交
    換器(1)に対して加熱作用する加熱手段(2)と、前
    記熱交換器(1)を介して給水口(12)と給湯管接続
    口(13)とを連通する給水路(W1)とが、本体ケー
    ス(A)内に設けられ、給湯管(3)が前記給湯管接続
    口(13)に連設され、前記給湯管(3)の先端部に給
    湯状態の変更を指示する手動操作式の指示手段(D)を
    備えた出湯具(4)が設けられている給湯装置であっ
    て、 前記出湯具(4)のケーシング(B)を互いに取り外し
    可能な3つのケーシング(B1),(B2),(B3)
    から構成し、中央に位置する第2ケーシング(B2)の
    外面を、その両側に位置する第1ケーシング(B1)と
    第3ケーシング(B3)の外面よりも内方へ凹入させ、
    この第2ケーシング(B1)の外側で、且つ、前記第1
    ケーシング(B1)と第3ケーシング(B3)との間に
    保護カバー(29)を介装し、この保護カバー(29)
    の内面と前記第2ケーシング(B2)の外面との間に空
    気断熱層を形成してある給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記保護カバー(29)に通気孔(a
    2)が設けられている請求項1記載の給湯装置。
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