JPH0569828U - マイクロスイッチの防水構造 - Google Patents

マイクロスイッチの防水構造

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JPH0569828U
JPH0569828U JP803392U JP803392U JPH0569828U JP H0569828 U JPH0569828 U JP H0569828U JP 803392 U JP803392 U JP 803392U JP 803392 U JP803392 U JP 803392U JP H0569828 U JPH0569828 U JP H0569828U
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JP
Japan
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micro switch
rubber cover
tubular
microswitch
tubular frame
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JP803392U
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隆彦 兵藤
三男 沢田
憲治 佐藤
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株式会社ハーマン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きなサイズの封入スイッチを用いることな
く、比較的小さいスペースでマイクロスイッチの防水保
護を出来るようにすること。 【構成】 マイクロスイッチS3の可動部40の設置面
とその設置面に隣接する周側面とを包囲する有底筒状の
ゴムカバー60をマイクロスイッチS3に冠着する。ゴ
ムカバー60におけるマイクロスイッチS3の周側面を
包囲する筒部60aに外嵌される筒状枠61と、筒状枠
61が可動部40側に移動するのを阻止する阻止部材4
5とを設ける。筒状枠61に、ゴムカバー60の筒部6
0aをマイクロスイッチS3の外面に圧接する押圧体6
1bを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マイクロスイッチの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイクロスイッチを防水保護の必要な環境で使用する場合には、マイク ロスイッチを封入すると共に封入部の操作端にアクチュエータを取り付けた封入 スイッチを用いることが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
封入スイッチのサイズは、マイクロスイッチに較べて大きい。そのため、封入 スイッチの設置に大きなスペースが必要になり、スペースが制限されているとき に設置出来ない虞があった。 本考案の目的は、上記従来欠点を解消して、比較的小さいスペースでマイクロ スイッチの防水保護を出来るようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案によるマイクロスイッチの防水構造の第1の 特徴構成は、マイクロスイッチの可動部の設置面とその設置面に隣接する周側面 とを包囲する有底筒状のゴムカバーが、前記マイクロスイッチに冠着され、前記 ゴムカバーにおける前記マイクロスイッチの周側面を包囲する筒部を前記マイク ロスイッチの外面に圧接する押圧体が設けられていることである。
【0005】 第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成を実施する際の好適な具体構成を特定 するものであって、前記筒部に外嵌される筒状枠と、前記筒状枠が前記可動部側 に移動するのを阻止する阻止部材とが設けられ、前記押圧体が前記筒状枠に形成 されていることである。
【0006】
【作用】
第1の特徴構成による作用は、以下の通りである。 マイクロスイッチの露出部分で保護が必要なのは、可動部である。つまり、水 分が可動部に浸透しないようにすればよい。 ゴムカバーの筒部をマイクロスイッチの外面に圧接しているので、筒部とマイ クロスイッチの外面との間から水分が侵入するのを防止出来る。従って、可動部 に水分が浸透するのを防止出来る。 ところで、上記の構成では、封入スイッチのようにアクチュエータを介して可 動部を操作するのでなく、ゴムカバーの上から直接可動部を操作する。
【0007】 第2の特徴構成では、筒状枠が可動部側に移動するのを阻止しているので、ゴ ムカバーの筒部をマイクロスイッチの外面に圧接する作用が緩むのを防止出来る 。
【0008】
【考案の効果】
第1の特徴構成では、アクチュエータを省略した構成で可動部に水分が浸透す るのを防止出来るので、比較的小さいスペースでマイクロスイッチの防水保護が 出来る。
【0009】 第2の特徴構成では、ゴムカバーの筒部をマイクロスイッチの外面に圧接する 作用が緩むのを防止出来るので、信頼性の高いマイクロスイッチの防水構造を得 ることが出来る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図5及び図6に示すように、水加熱用の熱交換器1と、その熱交換器1に対し て加熱作用するバーナ2とが本体ケースA内に設けられている。そして、その先 端に出水具4を備えた給湯管3が給湯管接続口13に連設され、もって元止め式 の給湯器が構成されている。
【0011】 又、熱交換器1を介して給水口12と給湯管接続口13とを連通する給水路W 1には、その給水路W1を開閉する電磁式の開閉弁5、水ガバナ6、及び熱交換 器1への給水量とバイパス水量を調整する分流弁7が介装されている。 バーナ2への燃料供給路G1には、電磁式の遮断弁8、水ガバナ6と連動する 水圧応動弁9、ガスガバナ10、及び、燃料供給量を調節する調節弁11が介装 されている。 尚、図中、S1はプッシュスイッチ、14は水流スイッチ、15は出湯温を調 整する湯温調節ハンドル、16は点火プラグ、17は熱電対、18は不完全燃焼 防止用の逆起熱電対である。
【0012】 出水具4の概略構造について説明を加える。 図4に示すように、出水具4のケーシングBは、給湯管3の先端に近い側から 順に第1ケーシングB1、第2ケーシングB2、及び、第3ケーシングB3とか らなる。各ケーシングB1,B2,B3は、夫々ネジ結合されている。 第1ケーシングB1内に開閉弁5の作動を指示するマイクロスイッチS3が設 けられている。尚、図中19は排水孔である。 第2ケーシングB2の上端には、水封部材20が嵌合されている。水封部材2 0には、給湯管3内の水路と第2ケーシングB2内の水路とを連通する円筒状の 連通管21と、組み付け時に水封部材20の倒れを防止する支柱22とが一体形 成されている。尚、図中、23と24は水封用のOリングである。 第2ケーシングB2には、出湯状態をシャワーかストレートか選択するシーソ ーボタン30が設けられている。つまり、シーソーボタン30と一体揺動する流 路切換具31に備えられた弁体32が、シャワー用弁口33とストレート用弁口 34とを選択的に閉塞するようになっている。 第2ケーシングB2の外周には、ポリプロピレン製の保護カバー35が嵌装さ れている。第2ケーシングB2と保護カバー35との間には、空気断熱層が形成 されている。
【0013】 次に、マイクロスイッチS3の取付構造について詳述する。 図1及び図4に示すように、マイクロスイッチS3に対する手動操作用の操作 部材41が、第1ケーシングB1の外面に沿うように、且つ、連通管21を包囲 するように形成されている。この操作部材41とマイクロスイッチS3の可動部 40に接当する接当部材42とが剛体連結されている。更に、接当部材42は、 第1ケーシングB1に対する取付部材43に、一対の板バネ44を介して連結さ れている。一対の板バネ44は、操作部材41が押し操作されたときに接当部材 42がマイクロスイッチS3に対する遠近方向にのみ移動するように案内すると 共に、マイクロスイッチS3から離間する側に復帰付勢するようになっている。 ここで、図3にも示すように、操作部材41と、接当部材42と、取付部材4 3と、板バネ44とは一体形成されている。そして、凹部aが第1受部50に係 合すると共に、取付部材43の上面が第2受部51に接当する状態に、上部ケー シングB1に装着されている。 取付部材43の下面には、後述の筒状枠61が可動部40側に移動するのを阻 止する阻止部材45、マイクロスイッチS3の取付孔に貫通する貫通部材46、 マイクロスイッチS3固定用の舌片47等が付設されている。
【0014】 ところで、マイクロスイッチS3には第1ケーシングB1内に水が侵入した場 合にも、可動部40に水が侵入しないように防水を施されている。 説明を加えると、図1乃至図3に示すように、マイクロスイッチS3にゴムカ バー60が、冠着されている。ゴムカバー60は、有底筒状に形成され、可動部 40の設置面とその設置面に隣接する周側面とを包囲するようになっている。つ まり、接当部材42と可動部40とはゴムカバー60を介して接当する。又、ゴ ムカバー60におけるマイクロスイッチS3の周側面を包囲する筒部60aの端 縁部が外方に膨らむ形状になっている。 ゴムカバー60には、筒状枠61が外嵌される。筒状枠61には、阻止部材4 5と係合する係合部61aが形成されている。もって、筒状枠61が可動部40 側に移動するのを阻止する。筒状枠61の内面における筒部60aの端縁部に接 当する部分が傾斜面になっている。つまり、この傾斜面を利用して、ゴムカバー 60の筒部60aをマイクロスイッチS3の外面に圧接する押圧体61bが形成 されている。
【0015】 〔別実施例〕 上記実施例では、本考案を元止め式の給湯器に適用した場合を示したが、水が 侵入する虞がある部位にマイクロスイッチを設置する各種用途に適用出来る。 上記実施例では、ゴムカバー60に筒状枠61を外嵌することによって押圧体 を形成していたが、図7に示すように、マイクロスイッチS3の周側面に凹部b を、ゴムカバー60の筒部60aに前記凹部bに嵌合する突部60bを夫々形成 し、ゴムカバー60にリング状の締付バンド結70を外嵌することによって押圧 体を形成してもよく、押圧体の具体構成は各種変更出来る。
【0016】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記す が、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロスイッチの取付構造を示す底面図
【図2】マイクロスイッチの防水構造を示す分解平面図
【図3】マイクロスイッチの取付構造を示す分解斜視図
【図4】出水具の断面図
【図5】全体構成のブロック図
【図6】給湯器の外観図
【図7】別実施例の防水構造を示す分解平面図
【符号の説明】
40 可動部 45 阻止部材 60 ゴムカバー 60a 筒部 61 筒状枠 61b 押圧体 S3 マイクロスイッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロスイッチ(S3)の可動部(4
    0)の設置面とその設置面に隣接する周側面とを包囲す
    る有底筒状のゴムカバー(60)が、前記マイクロスイ
    ッチ(S3)に冠着され、前記ゴムカバー(60)にお
    ける前記マイクロスイッチ(S3)の周側面を包囲する
    筒部(60a)を前記マイクロスイッチ(S3)の外面
    に圧接する押圧体(61b又は70)が設けられている
    マイクロスイッチの防水構造。
  2. 【請求項2】 前記筒部(60a)に外嵌される筒状枠
    (61)と、前記筒状枠(61)が前記可動部(40)
    側に移動するのを阻止する阻止部材(45)とが設けら
    れ、前記押圧体(61b)が前記筒状枠(61)に形成
    されているマイクロスイッチの防水構造。
JP1992008033U 1992-02-25 1992-02-25 マイクロスイッチの防水構造 Expired - Lifetime JP2557333Y2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5055567U (ja) * 1973-09-19 1975-05-26
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JPS5412966U (ja) * 1977-06-30 1979-01-27
JPS59109028U (ja) * 1983-01-12 1984-07-23 オムロン株式会社 リミツトスイツチ
JPH01142142U (ja) * 1988-03-23 1989-09-28

Patent Citations (5)

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