JP2557333Y2 - マイクロスイッチの防水構造 - Google Patents

マイクロスイッチの防水構造

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JP2557333Y2
JP2557333Y2 JP1992008033U JP803392U JP2557333Y2 JP 2557333 Y2 JP2557333 Y2 JP 2557333Y2 JP 1992008033 U JP1992008033 U JP 1992008033U JP 803392 U JP803392 U JP 803392U JP 2557333 Y2 JP2557333 Y2 JP 2557333Y2
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Japan
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microswitch
micro switch
cylindrical
rubber cover
cylindrical frame
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JP1992008033U
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隆彦 兵藤
三男 沢田
憲治 佐藤
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株式会社ハーマン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マイクロスイッチの防
水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロスイッチを防水保護の必
要な環境で使用する場合には、マイクロスイッチを封入
すると共に封入部の操作端にアクチュエータを取り付け
た封入スイッチを用いることが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】封入スイッチのサイズ
は、マイクロスイッチに較べて大きい。そのため、封入
スイッチの設置に大きなスペースが必要になり、スペー
スが制限されているときに設置出来ない虞があった。本
考案の目的は、上記従来欠点を解消して、比較的小さい
スペースでマイクロスイッチの防水保護を出来るように
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案によるマイクロスイッチの防水構造の特徴構
成は、マイクロスイッチの可動部の設置面とその設置面
に隣接する周側面とを包囲する有底筒状のゴムカバー
が、前記マイクロスイッチに冠着され、前記ゴムカバー
における前記マイクロスイッチの周側面を包囲する筒部
を前記マイクロスイッチの外面に圧接させる筒状枠が、
前記ゴムカバーに外嵌されているマイクロスイッチの防
水構造において、前記筒部の端縁部に外方へ膨らむ膨ら
み部を設けると共に、前記筒状枠の内面に、前記ゴムカ
バーに対する前記筒状枠の外嵌操作に伴って前記膨らみ
部を押圧して前記マイクロスイッチの周側面側に変形さ
せる傾斜部を設けると共に、前記筒状枠が前記ゴムカバ
ーから抜け出し移動するのを阻止する阻止部材を設けて
ある点にある。
【0005】
【作用】本考案の特徴構成による作用は、以下の通りで
ある。 マイクロスイッチの露出部分で保護が必要なの
は、可動部である。つまり、水分が可動部に浸透しない
ようにすればよい。
【0006】本考案ではゴムカバーの筒部をマイクロス
イッチの外面に圧接しており、更にその端縁部の膨らみ
部を筒状枠の傾斜部で変形させて強く押圧しているの
で、筒部とマイクロスイッチの外面との間から水分が侵
入するのを防止出来る。つまり、前記筒部を嵌め込み方
向に圧接するのみでは十分な圧接力が生じないところ
を、筒状枠を外嵌操作するだけで、膨らみ部を筒状枠の
傾斜部によりマイクロスイッチの周側面側に変形するま
で押圧する方向の力に変換することにより、その部分で
より強い密接力が生じて防水効果をより高めることがで
きる。従って、可動部に水分が浸透するのを防止出来
る。また、筒状枠に傾斜部を設けてあり、その傾斜部が
膨らみ部に当たるまでは比較的スムーズな外嵌操作が行
え、筒状枠の最後の押し込みにより、上記のような強い
圧接力を生じさせることができるため、外嵌操作にも特
に労力を要しない。そして、阻止部材によって、筒状枠
ゴムカバーから抜け出し移動するのを阻止しているの
で、ゴムカバーの筒部をマイクロスイッチの外面に圧接
する作用が緩むのを防止出来る。
【0007】ところで、上記の構成では、封入スイッチ
のようにアクチュエータを介して可動部を操作するので
なく、ゴムカバーの上から直接可動部を操作する。
【0008】
【考案の効果】本考案の特徴構成では、アクチュエータ
を省略した構成で可動部に水分が浸透するのを防止出来
るので、比較的小さいスペースでマイクロスイッチの防
水保護が出来る。
【0009】また、ゴムカバーの筒部及びその膨らみ部
をマイクロスイッチの外面に圧接する作用が緩むのを防
止出来るので、長期にわたって信頼性の高いマイクロス
イッチの防水構造を得ることが出来る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図5及び図6に示すように、水加熱用の熱交換器
1と、その熱交換器1に対して加熱作用するバーナ2と
が本体ケースA内に設けられている。そして、その先端
に出水具4を備えた給湯管3が給湯管接続口13に連設
され、もって元止め式の給湯器が構成されている。
【0011】又、熱交換器1を介して給水口12と給湯
管接続口13とを連通する給水路W1には、その給水路
W1を開閉する電磁式の開閉弁5、水ガバナ6、及び熱
交換器1への給水量とバイパス水量を調整する分流弁7
が介装されている。バーナ2への燃料供給路G1には、
電磁式の遮断弁8、水ガバナ6と連動する水圧応動弁
9、ガスガバナ10、及び、燃料供給量を調節する調節
弁11が介装されている。尚、図中、S1はプッシュス
イッチ、14は水流スイッチ、15は出湯温を調整する
湯温調節ハンドル、16は点火プラグ、17は熱電対、
18は不完全燃焼防止用の逆起熱電対である。
【0012】出水具4の概略構造について説明を加え
る。図4に示すように、出水具4のケーシングBは、給
湯管3の先端に近い側から順に第1ケーシングB1、第
2ケーシングB2、及び、第3ケーシングB3とからな
る。各ケーシングB1,B2,B3は、夫々ネジ結合さ
れている。第1ケーシングB1内に開閉弁5の作動を指
示するマイクロスイッチS3が設けられている。尚、図
中19は排水孔である。第2ケーシングB2の上端に
は、水封部材20が嵌合されている。水封部材20に
は、給湯管3内の水路と第2ケーシングB2内の水路と
を連通する円筒状の連通管21と、組み付け時に水封部
材20の倒れを防止する支柱22とが一体形成されてい
る。尚、図中、23と24は水封用のOリングである。
第2ケーシングB2には、出湯状態をシャワーかストレ
ートか選択するシーソーボタン30が設けられている。
つまり、シーソーボタン30と一体揺動する流路切換具
31に備えられた弁体32が、シャワー用弁口33とス
トレート用弁口34とを選択的に閉塞するようになって
いる。第2ケーシングB2の外周には、ポリプロピレン
製の保護カバー35が嵌装されている。第2ケーシング
B2と保護カバー35との間には、空気断熱層が形成さ
れている。
【0013】次に、マイクロスイッチS3の取付構造に
ついて詳述する。図1及び図4に示すように、マイクロ
スイッチS3に対する手動操作用の操作部材41が、第
1ケーシングB1の外面に沿うように、且つ、連通管2
1を包囲するように形成されている。この操作部材41
とマイクロスイッチS3の可動部40に接当する接当部
材42とが剛体連結されている。更に、接当部材42
は、第1ケーシングB1に対する取付部材43に、一対
の板バネ44を介して連結されている。一対の板バネ4
4は、操作部材41が押し操作されたときに接当部材4
2がマイクロスイッチS3に対する遠近方向にのみ移動
するように案内すると共に、マイクロスイッチS3から
離間する側に復帰付勢するようになっている。ここで、
図3にも示すように、操作部材41と、接当部材42
と、取付部材43と、板バネ44とは一体形成されてい
る。そして、凹部aが第1受部50に係合すると共に、
取付部材43の上面が第2受部51に接当する状態に、
上部ケーシングB1に装着されている。取付部材43の
下面には、後述の筒状枠61が可動部40側に移動する
のを阻止する阻止部材45、マイクロスイッチS3の取
付孔に貫通する貫通部材46、マイクロスイッチS3固
定用の舌片47等が付設されている。
【0014】ところで、マイクロスイッチS3には第1
ケーシングB1内に水が侵入した場合にも、可動部40
に水が侵入しないように防水を施されている。説明を加
えると、図1乃至図3に示すように、マイクロスイッチ
S3にゴムカバー60が、冠着されている。ゴムカバー
60は、有底筒状に形成され、可動部40の設置面とそ
の設置面に隣接する周側面とを包囲するようになってい
る。つまり、接当部材42と可動部40とはゴムカバー
60を介して接当する。又、ゴムカバー60におけるマ
イクロスイッチS3の周側面を包囲する筒部60aの端
縁部が外方に膨らむ膨らみ部60bを有している。ゴム
カバー60には、筒状枠61が外嵌される。筒状枠61
には、阻止部材45と係合する係合部61aが形成され
ている。もって、筒状枠61が可動部40側に移動する
のを阻止する。筒状枠61の内面における筒部60aの
端縁部に接当する部分が傾斜面になっている。つまり、
この傾斜面を利用して、ゴムカバー60の筒部60a
び膨らみ部60bをマイクロスイッチS3の外面に圧接
する押圧体61bが形成されている。このとき、膨らみ
部60bを筒状枠の傾斜部で変形させて強く押圧して
り、筒状枠の外嵌操作により、筒部の圧接のみでは十分
な圧接力が生じないところ、膨らみ部を筒状枠の傾斜部
により変形するまで押圧することにより、その部分でよ
り強い圧接力が生じて防水効果をより高めることができ
る。また、筒状枠に傾斜部を設けてあり、その傾斜部が
膨らみ部60bに当たるまでは比較的スムーズな外嵌操
作が行え、筒状枠の最後の押し込みにより、上記のよう
な強い圧接力を生じさせることができるため、外嵌操作
にも特に労力を要しない。
【0015】〔別実施例〕 上記実施例では、本考案を元止め式の給湯器に適用した
場合を示したが、水が侵入する虞がある部位にマイクロ
スイッチを設置する各種用途に適用出来る。上記実施例
では、ゴムカバー60に筒状枠61を外嵌することによ
って押圧体を形成していたが、図7に示すように、マイ
クロスイッチS3の周側面に凹部bを、ゴムカバー60
の筒部60aに前記凹部bに嵌合する突部60bを夫々
形成し、ゴムカバー60にリング状の締付バンド結70
を外嵌することによって押圧体を形成してもよく、押圧
体の具体構成は各種変更出来る。
【0016】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本
考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロスイッチの取付構造を示す底面図
【図2】マイクロスイッチの防水構造を示す分解平面図
【図3】マイクロスイッチの取付構造を示す分解斜視図
【図4】出水具の断面図
【図5】全体構成のブロック図
【図6】給湯器の外観図
【図7】別実施例の防水構造を示す分解平面図
【符号の説明】
40 可動部 45 阻止部材 60 ゴムカバー 60a 筒部60b 膨らみ部 61 筒状枠 61b 押圧体 S3 マイクロスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平59−109028(JP,U) 実開 昭50−55567(JP,U) 実開 平1−142142(JP,U) 実開 昭53−1667(JP,U) 実開 昭54−12966(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロスイッチ(S3)の可動部(4
    0)の設置面とその設置面に隣接する周側面とを包囲す
    る有底筒状のゴムカバー(60)が、前記マイクロスイ
    ッチ(S3)に冠着され、前記ゴムカバー(60)にお
    ける前記マイクロスイッチ(S3)の周側面を包囲する
    筒部(60a)を前記マイクロスイッチ(S3)の外面
    圧接させる筒状枠(61)が、前記ゴムカバー(6
    0)に外嵌されているマイクロスイッチの防水構造であ
    って、 前記筒部(60a)の端縁部に外方へ膨らむ膨らみ部
    (60b)を設けると共に、前記筒状枠(61)の内面
    に、前記ゴムカバー(60)に対する前記筒状枠(6
    1)の外嵌操作に伴って前記膨らみ部(60b)を押圧
    して前記マイクロスイッチ(S3)の周側面側に変形さ
    せる傾斜部を設けると共に、 前記筒状枠(61)が前記ゴムカバー(60)から抜け
    出し移動するのを阻止する阻止部材(45)を設けてあ
    るマイクロスイッチの防水構造。
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JPS531667U (ja) * 1976-06-25 1978-01-09
JPS5412966U (ja) * 1977-06-30 1979-01-27
JPS59109028U (ja) * 1983-01-12 1984-07-23 オムロン株式会社 リミツトスイツチ
JPH01142142U (ja) * 1988-03-23 1989-09-28

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