JPH0350833Y2 - - Google Patents

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JPH0350833Y2
JPH0350833Y2 JP18885485U JP18885485U JPH0350833Y2 JP H0350833 Y2 JPH0350833 Y2 JP H0350833Y2 JP 18885485 U JP18885485 U JP 18885485U JP 18885485 U JP18885485 U JP 18885485U JP H0350833 Y2 JPH0350833 Y2 JP H0350833Y2
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container
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lid
operation button
frame
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JP18885485U
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JPS6296330U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は容器内に空気を送出し該容器内の空気
圧を高めて給湯する様にしたエアーポツトに関す
る。
(ロ) 従来の技術 此種の容器内圧を高めて給湯するポツトは広く
知られているが、具体的には容器本体の上方に設
けた蓋体内にベローズを収納して該ポンプ押圧し
て容器内圧を高める例えば実公昭55−44578号公
報に開示された所謂ベローズポンプ方式と、前述
の蓋体内にベローズに代えてダイヤフラムを収納
し、このダイヤフラムをモーターにより駆動して
容器内圧を高める例えば特公昭54−6406号公報に
開示された所謂電動ポンプ方式とがある。
ベローズポンプ方式は手によりベローズを押圧
するために、特に満水時には大きな押圧力を必要
とし残水量が少ない時には容器内圧がすぐに高ま
らず幾度もベローズを押し下げなければならない
欠点があつた。このため、最近はモーターを回転
せしめるスイツチを閉成するだけの簡単な操作で
給湯することができる電動ポンプ方式が利用され
るようになつた。
ところが、前記電動ポンプを駆動するスイツチ
及び電動ポンプの作動時に容器内と外気との通路
を遮断する操作釦を蓋体内に設けているために蓋
体内の構造が複雑になると共に蓋体内に侵入した
蒸気によりスイツチが劣化したり、操作釦等の金
属部分に錆を生じ操作不能になる欠点があつた。
さらに、電動ポンプを蓋体内に収納するために蓋
体の重量が増加しその開閉が面倒になると共に本
体側と蓋体側とを接続するリード線を蓋体のヒン
ジ部分に通す必要がありヒンジ構造が複雑になり
リード線が断線する原因となつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、以上の様な問題点を解決し、容器本
体内を外気と連通せしめる通路と給湯時に前記通
路を閉止する操作釦と該釦に連動して作動し電動
ポンプを駆動せしめるスイツチを前記操作釦の近
傍にして容器本体側に設けたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、容器及び該容器の外側に設けた通路
と容器の下方に設けられた容器内に空気を送出す
る電動ポンプと給湯パイプとを有する容器本体
と、容器の開口部を閉塞する蓋体とを備え、前記
容器本体側には、非操作時に前記通路を開放して
容器内と外気とを連通せしめ操作時に前記通路を
閉止する操作釦と該操作釦の近傍に位置し該釦の
操作時に連動して作動し電動ポンプを駆動せしめ
るスイツチを備えた構成とする。
(ホ) 作用 操作釦の非操作時は、通路を開放して容器内と
外気とを連通せしめ湯沸し時に発生する高温の蒸
気を外気中に放出し、操作時は通路を閉止して容
器内と外気を遮断し操作釦に連動するスイツチに
より電動ポンプを駆動せしめて給湯する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は円筒状の容器本体で、以下の部材より構成
する。2は円筒状のフレーム、3は該フレーム内
に収容した有底筒状の容器、4は前記フレーム2
の下部に固定した裏板、5は前記容器3の底壁と
裏板4間の空所内に設けた電動ポンプ、6は一端
を該ポンプに連結し他端を容器3の上部側壁に連
結して容器内と連通したパイプ、7は前記容器3
の下部側壁に密着して固定した帯状のヒーター、
3は前記フレーム2と容器3の上端周縁を嵌合固
定したフレームカバーで、一側に空間9を設ける
と共にこの空間の上壁に角孔10を穿設してい
る。11は容器3の外側に設けられ前記容器内と
連通した通路で、狭少部12及び容器本体の転倒
時に前記狭少部を閉止する弁13を有した第一筒
状体14と該筒状体と連通しフレームカバー8の
内周縁の上方で開口した下基台15と上基台16
とからなる第二筒状体17とから構成する。18
は前記角孔10内に設けられスプリング19によ
り常時上方に付勢された操作釦で、下面中央部に
突出ボス20を、又、周縁の一部に突出部21を
一体成形すると共に前記突出ボス20には下部に
シリコンゴムの如き耐熱性弾性部材からなる袋状
のパツキング22を固定した押下杆23を嵌合固
定している。前記パツキング22はその下部を前
記狭少部12に対向せしめている。24は前記フ
レーム2に固定された化粧カバー、25は前記第
一筒状体14内に臨んで該筒状体の側壁に固定し
た蒸気温検出用の感熱素子、26は一端を前記容
器3の底壁に連結し他端を前記空間9内を介して
フレーム2の外側に臨ませた給湯パイプ、27は
容器3の外側壁に巻付けた断熱材、28は前記第
一筒状体14の側壁で前記操作釦18の近傍に設
けたスイツチで、閉成動作により前記電動ポンプ
5を駆動するものである。29はフレームカバー
8の一側に設けたスライド式の切替スイツチで、
ヒーター7の消費電力を切替えるものである。
30は前記容器3の開口部3aを閉塞する蓋体
で、フレームカバー8の内側に着脱自在にしてお
り以下の部材により構成する。31は断面状の
上板、32は該上板の下方に固定した下板、33
は前記上板31と下板32間に収納固定した上下
一対の板材34,35により構成される蒸気通路
で、蓋体30の直径方向に形成され、その一端は
下方に向つて開口し他端は上方に向つて外気側に
開口している。36は前記下板32に着脱自在に
装着される中蓋、37は該中蓋の外周縁に嵌合し
たリング状パツキングである。
次に動作について述べると、始めに湯沸し時に
ついて述べる。蓋体30をフレームカバー8の内
側に載置しリング状パツキング37を容器3の開
口部周縁に押当て適当なロツク装置によりフレー
ムカバー8に係合する。この時蒸気通路33の一
端が前記容器本体1側の通路11と連通し容器3
内と外気とが連通する。そして、ヒーター7に通
電し容器内の水を加熱する。やがて、沸騰状態と
なつて容器内に高温の蒸気が発生し、この蒸気は
通路11を介して蒸気通路33内を通り外気中に
放出する。この様に蒸気を蓋体30内を通して放
出する理由は、蒸気を操作釦18の近くで放出す
ると火傷を生ずる危険があるため、蒸気の放出部
を最も手が蒸気に触れにくい操作釦18と離れた
容器本体1の後側に設けるためである。
ところで、通路11内の蒸気温度を検出した感
熱素子25はヒーター7の消費電力を低下せしめ
保温状態とする。
斯して、給湯する場合は、操作釦18を押圧操
作すると始めにパツキング22が狭少部12に密
着して容器3内と外気とを遮断し僅かに遅れて突
出部21がスイツチ28を閉成して電動ポンプ5
を駆動し容器内に空気を送出して容器内圧を高め
給湯パイプ26より給湯する。
尚、本考案は前述の様に蒸気通路を蓋体内に設
けたが、蒸気通路をフレームカバーの内側に形成
し操作釦と反対側に位置したフレームカバーの側
壁に孔を穿ち該孔より蒸気を外気中に放出しても
よい。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、容器本体内を外気と連通
せしめる通路と給湯時に前記通路を閉止する操作
釦と該釦に連動して作動し電動ポンプを駆動する
スイツチを操作釦の近傍にして容器本体側に設け
たものであるから、操作釦、電動ポンプ、スイツ
チ筒の給湯機構は全て容器本体側に設けられ、蓋
体が小さく且つ薄くなりその取扱いが頗る簡単に
なると共に前述の夫々の部材は蒸気に触れること
がなく性能劣化や錆の発生をなくすることができ
る。特に蓋体側と容器本体側とを接続するリード
線が不要となるため蓋体を取外すことができると
共にリード線の断線による故障がない。更に、操
作釦の近傍にスイツチを設けたため集中的に配置
することができるのは勿論のこと操作釦の操作は
確実にスイツチにも伝達され通路の閉止とスイツ
チの閉成動作のタイミングの設定を正確に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアーポツトの側面断面図、
第2図は同じく容器本体の一部と蓋体の外観斜視
図、第3図は要部断面図である。 1……容器本体、2……フレーム、3……容
器、5……電動ポンプ、6……パイプ、11……
通路、18……操作釦、26……給湯パイプ、2
8……スイツチ、30……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム及び該フレーム内に収容した容器と前
    記容器内と連通し該容器の外側に設けた通路と前
    記容器の下方に設けられパイプを介して前記容器
    内に空気を送出する電動ポンプと一端を前記容器
    に連結し他端をフレームの外側に臨ませた給湯パ
    イプを有する容器本体と、前記容器の開口部を閉
    塞する蓋体とからなり、前記容器本体側には、非
    操作時に前記通路を開放して容器内と外気とを連
    通せしめ操作時に前記通路を閉止する操作釦と該
    操作釦の近傍でこの釦の操作時に連動して作動し
    前記電動ポンプを駆動せしめるスイツチとを備え
    たエアーポツト。
JP18885485U 1985-12-06 1985-12-06 Expired JPH0350833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18885485U JPH0350833Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18885485U JPH0350833Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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Publication Number Publication Date
JPS6296330U JPS6296330U (ja) 1987-06-19
JPH0350833Y2 true JPH0350833Y2 (ja) 1991-10-30

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ID=31140606

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JP18885485U Expired JPH0350833Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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JPH0433077Y2 (ja) * 1987-06-11 1992-08-07

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JPS6296330U (ja) 1987-06-19

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