JP3859355B2 - 水圧応動装置 - Google Patents

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部を備えた装置本体と、前記開口部を閉鎖する合成樹脂製の蓋体と、その蓋体により前記装置本体の開口部を閉鎖した状態で、前記装置本体と蓋体とにより形成される水圧室を一次側水圧室と二次側水圧室とに分割するダイヤフラムとを備え、前記装置本体に設けられた流入口から前記一次側水圧室に流入して前記装置本体に設けられた流出口とバイパス口とから流出する一次側の水の水圧と、前記蓋体に設けられた通流口から前記二次側水圧室に流出入する二次側の水の水圧との差圧によって、前記ダイヤフラムを応動させるように構成するとともに、湯水流入口を備え、かつ、その湯水流入口から流入される湯水に対して前記バイパス口を介して一次側水圧室からの水を混合して流出するための合成樹脂製の混合用部材を前記バイパス口に接続可能に設けてある水圧応動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような構成の水圧応動装置は、例えば、ガス燃焼式の瞬間湯沸器において、ダイヤフラムの応動に連動して開閉する水圧応動弁を燃料ガス供給路に設けて、熱交換器へ通水されている状態においてのみバーナを燃焼させ、いわゆる空焚きを防止するとともに、混合用部材の湯水流入口から流入される加熱後の湯水に対して一次側水圧室からの水を混合し、混合後の湯水を出湯具などから出湯するために用いるものである。
【0003】
そして、通常、装置本体の方は、鍛造品などで構成され、装置本体の開口部を閉鎖する蓋体や混合用部材は、コストダウンや軽量化を図るため、合成樹脂製の成形品で構成されることが多く、従来においては、蓋体と混合用部材とが、合成樹脂製の成形品により別々に構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来の水圧応動装置では、蓋体と混合用部材とを別々の成形用金型を用いて成形する必要があり、製造コストが高くなるとともに、蓋体や混合用部材を装置本体に組み付ける際、蓋体と混合用部材とを各別に組み付ける必要があるため、組み付け作業が煩雑になる欠点があった。
特に、蓋体においては、通常、その形状からして方向性が判りにくく、装置本体へ組み付ける際、開口部に対する組み付け方向の判別に時間を要し、組み付け作業煩雑化の一因ともなっていた。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、蓋体と混合用部材との製造コストの低廉化を図り、かつ、その蓋体や混合用部材を装置本体に組み付けるに際し、組み付け作業を容易に行い得る水圧応動装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、装置本体の開口部を閉鎖する蓋体と、湯水流入口から流入される湯水に対してバイパス口からの水を混合して流出するための混合用部材とを合成樹脂製の一体成形品で形成するものであるから、従来のように、蓋体と混合用部材とを別々の成形用金型を用いて各別に形成していたのと比較して、蓋体と混合用部材とを廉価に製造することができる。
そして、蓋体や混合用部材を装置本体に組み付ける際にも、蓋体と混合用部材とをひとつの部品として取り扱い、かつ、組み付けることができ、しかも、混合用部材が蓋体の方向性を判別する目印となるため、装置本体の開口部に対する蓋体の取り付け方向を誤る虞れもなく、装置本体に対する組み付け作業を容易、迅速に行うことができる。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、装置本体に設けられた開口部とバイパス口とが、ほぼ同一方向に向かって開口され、その装置本体に対して、蓋体と混合用部材とからなる一体成形品が、複数の取り付け具により取り付け可能に構成されているため、装置本体に対する蓋体や混合用部材の組み付け作業をより一層容易に行うことができる。
つまり、装置本体側の開口部とバイパス口とが、ほぼ同一方向に向かって開口されているので、その開口部を閉鎖する蓋体とバイパス口に連通接続するための混合用部材とを一体的に備えた一体成形品を装置本体に組み付ける際、単に開口部やバイパス口の開口方向から一体成形品を組み付ければよく、さらに、その一体成形品が、ねじやビスなどのような取り付け具により取り付け可能に構成されているので、複数の取り付け具の取り付け方向を一方向に統一することも可能で、その場合には、取り付け具を用いての組み付け作業を一方向から容易、迅速に行うことができる。
【0008】
請求項3に記載の発明によれば、前記蓋体が、開口部に対して係合する開口部用係合手段を備え、かつ、混合用部材が、バイパス口に対して係合するバイパス口用係合手段を備えているため、一体成形品側の両係合手段を装置本体側の開口部とバイパス口とに係合させれば、装置本体に対する一体成形品の組み付け位置が確定し、上述した取り付け具を用いての組み付け作業を一層容易に行うことができる。
【0009】
請求項4に記載の発明によれば、開口部用係合手段を開口部に内嵌するほぼ円形の係合突起で構成し、バイパス口用係合手段をバイパス口に内嵌するほぼ円形の係合突起で構成するものであるから、両係合突起を開口部やバイパス口に内嵌して係合することにより、各係合部における水漏れ防止にも寄与し、上述した組み付け位置の確定に加えて、水漏れ防止作用をも期待することができる。
【0010】
請求項5に記載の発明によれば、上述のような水圧応動装置が、水加熱用の熱交換器を備えたガス燃焼式の湯沸器に使用されるものであるから、湯沸器全体としてのコストダウンも可能となり、また、装置本体側の流出口を熱交換器の入口側に接続可能に構成し、かつ、熱交換器の出口側を湯水流入口に接続可能に構成することで、混合用部材内において、熱交換器により加熱されて湯水流入口から流入される湯水に対して、装置本体側の一次側水圧室からの水を混合して、混合後の湯水を混合用部材から給湯管などへ供給することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明による水圧応動装置を瞬間湯沸器に適用した例を図面に基づいて説明する。
この瞬間湯沸器は、図1に示すように、上端部に排気口1を備えたケーシング2内に、フィンチューブ型の水加熱用の熱交換器3と、その熱交換器3を加熱するガス燃焼式のバーナ4と、このバーナ4などの作動を制御するコントローラ5などを備えて構成され、前記ケーシング2の下方には、バーナ4への燃焼用空気を取り入れる取入口6が設けられている。
前記熱交換器3には、熱交換器3へ水を供給する熱交換器用給水路7aと、熱交換器3により加熱された後の湯水を供給する給湯路8とが接続され、給湯路8には、先端にシャワー状での給湯とストレート状での給湯とに切り換える給湯具9を備えたフレキシブル状の給湯管10が接続され、前記熱交換器用給水路7aとこの熱交換器用給水路7aに水を供給する給水路7との間には、ダイヤフラム11を備えた水圧応動装置Aが介装されている。
【0012】
この水圧応動装置Aは、給水路7と給湯路8との間に介装され、給水路7からの水の一部を熱交換器用給水路7aを介して熱交換器3側へ供給すると同時に、給水路7からの水の一部を給湯路8からの湯水に混合して、混合後の湯水を給湯管10を介して給湯具9へ供給するように構成されている。
具体的には、図2に構成の概略を示し、図3〜図6に実際の形状や構造を示すように、鍛造品からなる装置本体12と、装置本体12に設けられたほぼ円形の開口部13を閉鎖する合成樹脂製の蓋体14などを備え、蓋体14で前記開口部13を閉鎖することにより、装置本体12と蓋体14とによって水圧室15が形成され、かつ、装置本体12と蓋体14との間に前記ダイヤフラム11を挟み込んで開口部13を閉鎖することにより、そのダイヤムラム11によって、前記水圧室15が、一次側水圧室15aと二次側水圧室15bとに分割されるように構成されている。
【0013】
前記装置本体12のうち、一次側水圧室15aを形成する部分の中央には、この一次側水圧室15a内に給水路7からの水が流入する流入口16が設けられ、かつ、一次側水圧室15aの上方には、流出路17が連通されて装置本体12内において二股に分岐されている。一方の分岐流出路17aは、装置本体12に設けられたほぼ円形の流出口18に、他方の分岐流出路17bは、装置本体12に設けられたほぼ円形のバイパス口19にそれぞれ連通され、バイパス口19が前記開口部13とほぼ同一方向に向かって開口形成され、流出口18がバイパス口19に対して逆の方向に向かって開口形成されている。
そして、装置本体12内に形成の分岐流出路17aには、ベンチュリー20を介して本体側通流路21aが連通され、その本体側通流路21aも、バイパス口19や開口部13とほぼ同一方向に向かって開口されている。
【0014】
前記流出口18は、熱交換器用給水路7aを介して熱交換器3の入口側に接続可能に構成され、バイパス口19は、バイパス路22を介して給湯路8に接続可能に構成されていて、一次側水圧室15aからの水の一部を加熱後の湯水に混合するように構成されている。
そのため、装置本体12のバイパス口19に接続可能なバイパス路22を備え、かつ、熱交換器3側の給湯路8に接続可能な湯水流入口23と、給湯管10側の給湯路8に接続可能で、混合後の湯水を給湯管10側に吐出する吐出口24とを備えた混合用部材25が設けられ、かつ、流出口18への水量とバイパス口19への水量との分岐割合を変更するミキシング弁26が、前記流出路17の両分岐流出路17a,17bの分岐箇所に設けられている。
そして、この混合用部材25内において、分岐流出路17bとバイパス路22を介して供給される一次側水圧室15aからの水の一部を湯水流入口23から供給される加熱後の湯水に混合して、吐出路24から給湯路8へと吐出するように構成されている。
【0015】
この混合用部材25は、蓋体14と同様に合成樹脂によって、かつ、蓋体14と一体的に構成され、混合用部材25と蓋体14とが、合成樹脂製の一体成形品Bで形成されている。
そして、この一体成形品Bを構成する蓋体14の上方には、二次側水圧室15bに開口する通流口27が設けられ、この通流口27に連通し、かつ、本体側通流路21aに連通可能な蓋体側通流路21bが、一体成形品Bを構成する蓋体14に設けられていて、両通流路21a,21bと通流口27を介して、分岐流出路17aからの水が二次側水圧室15b内に流入したり、逆に、二次側水圧室15b内の水が分岐流出路17aへ流出するように構成されている。
【0016】
前記一体成形品Bを構成する蓋体14には、装置本体12の開口部13に内嵌して係合する開口部用係合手段としての円形の開口部用係合突起28が設けられ、同じく一体成形品Bを構成する混合用部材25には、装置本体12のバイパス口19に内嵌して係合するバイパス口用係合手段としての円形のバイパス口用係合突起29が設けられている。
そして、装置本体12側には、複数個のねじ孔30が、一体成形品B側には、複数個の貫通孔31が形成され、一体成形品B側の両係合突起28,29を装置本体12側の開口部13とバイパス口19とに内嵌することにより、ねじ孔30と貫通孔31とが合致し、一体成形品B側から取り付け具の一例であるねじ32を貫通孔31に挿通してねじ孔30に螺合することで、この一体成形品Bを装置本体12に固定でき、固定した状態において、本体側通流路21aと蓋体側通流路21bも互いに連通するように構成されている。
【0017】
前記一次側水圧室15aへの流入口16と給水路7の上流側との間には、給水路7を断続するパイロット弁式の止水弁33が設けられ、この止水弁33は、ダイヤフラムワン33a、中央にパイロット孔を備えた止水ダイヤフラム33b、パイロット孔を開閉操作する操作スピンドル33c、止水弁を閉弁状態に維持するスプリング33dなどで構成され、図3に示すように、装置本体12内に組み付けられている。
前記水圧応動装置Aのダイヤフラム11には、ダイヤフラム11の応動に連動して前記流入口16の開度を調節し、給水路7からの給水圧を適正圧に調整する水ガバナ弁34が取付けられ、スピンドル35、ダイヤフラムワン36、スプリング受け37なども取付けられていて、スピンドル35が蓋体14を貫通し、かつ、装置本体12とスプリング受け37との間にスプリング38を介装した状態で、装置本体12に組み付けられている。
【0018】
前記バーナ4へ燃料ガスを供給するガス供給路39には、ガスの供給を断続する電磁式のガス弁40と、前記ダイヤフラム11の応動により軸心方向に移動するスピンドル35との連動で、適正給水圧において開弁する水圧応動弁41と、供給ガス圧を適正圧に保持するガスガバナ42と、供給ガス量を調節するガス量調節弁43などが設けられ、バーナ4の近傍には、点火プラグ44とバーナ4の燃焼による加熱で起電する熱電対45が設けられている。
そして、前記ケーシング2の前面には、プッシュ・プッシュ式押しボタンからなる給湯操作具46が設けられ、給湯操作具46の押し操作に連動してON、OFFするマイクロスイッチ47も設けられ、さらに、前記スピンドル35に応動してON、OFFするマイクロスイッチ48も設けられている。
【0019】
つぎに、この瞬間湯沸器の操作方法ならびにコントローラ5による制御作動について説明する。
前記給湯操作具46を押し操作すると、図外の機械式連動機構を介して止水弁33がスプリング33dの押圧力に抗して開弁され、同時に、給湯操作具46の押し操作に連動してマイクロスイッチ47がONし、図外の乾電池からの電力供給で点火プラグ44が作動するとともに、止水弁33の開弁によって、給水路7の水が流入口16から一次側水圧室15a内に流入し、一次側水圧室15a内に流入した水は、流出路17から両分岐流出路17a,17bへと分岐され、一方の分岐流出路17aに分岐された水は、流出路18から熱交換器用給水路7aを通って熱交換器3へ、他方の分岐路17bに分岐された水は、バイパス口19からバイパス路22を通って給湯路8に流入する。
【0020】
その際、分岐流出路17aでの水流によるベンチュリー20の作用で、二次側水圧室15b内の圧力が低下し、一次側水圧室15aと二次側水圧室15bとの差圧によりダイヤフラム11が応動して、スピンドル35を図1において左側へ移動させる。このスピンドル35の移動に伴ってマイクロスイッチ48がONして、ガス弁40が開弁されるとともに、スピンドル35の移動に連動して水圧応動弁41が開弁されてバーナ4に着火される。
なお、このバーナ4への着火に伴って、熱電対45が加熱されて起電力を発生するが、所定の時間内に起電力の発生がないと、着火ミスであるとして、ガス弁40を閉弁して点火プラグ44の作動も停止する。
【0021】
その後、給湯操作具46の押し操作を解除しても、給湯操作具46はその位置に保持され、止水弁33とガス弁40とが開弁状態に維持され、バーナ4の燃焼によって熱交換器用給水路7aからの水が熱交換器3で加熱され、その加熱後の湯水にバイパス路22からの水が混合され、混合後の湯水が給湯管10を通って給湯具9から吐出される。
そして、図示はしないが、給湯操作具46の外周に沿って設けられた環状の湯温調節具を回動操作すると、機械式連動機構を介してミキシング弁26が回動操作され、両分岐流出路17a,17bへの分岐割合、換言すると、熱交換器3からの湯量とバイパス路22からの水量との比率が変更調整されて、給湯具9から所望温度の湯水が吐出される。
【0022】
この給湯状態において、給湯操作具46を再度押し操作すると、マイクロスイッチ47がOFFしてガス弁40が閉弁されるとともに、止水弁33が閉弁されて熱交換器3への水の流入が停止される。
この熱交換器3への流入停止に伴って、二次側水圧室15b内の圧力が上昇し、一次側水圧室15a内の圧力とほぼ同じ圧力になって、ダイヤフラム11が元の位置に復帰し、ダイヤフラム11の応動に連動して、スピンドル35も図1において右側へ移動し、そのスピンドル35の移動に連動してマイクロスイッチ48がOFFし、かつ、水圧応動弁41が閉弁されてバーナ4の燃焼が停止され給湯も停止される。
なお、この給湯状態において、断水が発生した場合も、上述と同様にして水圧応動弁41の閉弁によりバーナ4の燃焼が停止され、また、失火や不完全燃焼などに起因して、熱電対45による発生起電力が所定値以下になると、ガス弁40を閉弁してバーナ4の燃焼を停止するように構成されている。
【0023】
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、開口部13とバイパス口19とを装置本体12に対してほぼ同一方向に形成した例を示したが、必ずしも同一方向に向けて形成する必要はなく、例えば、図4や図5において、開口部13を正面に形成し、バイパス口19を横側方に設けたり、上側方や下側方に設けることもできる。
【0024】
(2)先の実施形態では、一体成形品B側に開口部用係合突起28やバイパス口用係合突起29を設けた例を示したが、このような係合突起28,29は必ずしも必要なものではない。
また、このような係合用突起28,29を設ける場合、一体成形品B側に設けるのではなく、逆に、装置本体12側に係合用の突起を設けて、一体成形品B側に設けた嵌合用の開口部やバイパス路22に内嵌するように構成することもできる。
【0025】
(3)先の実施形態では、装置本体12側にねじ孔30を一体成形品B側に貫通孔31を設けて、両者をねじ32によって固定する例を示したが、ねじ32以外にも、ボルトとナットからなる取り付け具を用いて固定することもでき、あるいは、取り付け具を用いずに、接着などによって固定することもできる。
【0026】
(4)先の実施形態では、水圧応動装置Aをガス燃焼式の瞬間湯沸器に適用した例を示したが、瞬間湯沸器以外の各種給湯装置に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】瞬間湯沸器の全体構成図
【図2】水圧応動装置の概略構成を示す断面図
【図3】水圧応動装置の分解斜視図
【図4】装置本体と一体成形品との組み付け状態を示す分解斜視図
【図5】装置本体の正面図
【図6】水圧応動装置の組立て斜視図
【符号の説明】
3 熱交換器
11 ダイヤフラム
12 装置本体
13 開口部
14 蓋体
15 水圧室
15a 一次側水圧室
15b 二次側水圧室
16 流入口
18 流出口
19 バイパス口
23 湯水流入口
25 混合用部材
27 通流口
28 開口部用係合手段としての係合突起
29 バイパス口係合手段としての係合突起
32 取り付け具
A 水圧応動装置
B 一体成形品

Claims (5)

  1. 開口部を備えた装置本体と、前記開口部を閉鎖する合成樹脂製の蓋体と、その蓋体により前記装置本体の開口部を閉鎖した状態で、前記装置本体と蓋体とにより形成される水圧室を一次側水圧室と二次側水圧室とに分割するダイヤフラムとを備え、前記装置本体に設けられた流入口から前記一次側水圧室に流入して前記装置本体に設けられた流出口とバイパス口とから流出する一次側の水の水圧と、前記蓋体に設けられた通流口から前記二次側水圧室に流出入する二次側の水の水圧との差圧によって、前記ダイヤフラムを応動させるように構成するとともに、湯水流入口を備え、かつ、その湯水流入口から流入される湯水に対して前記バイパス口を介して一次側水圧室からの水を混合して流出するための合成樹脂製の混合用部材を前記バイパス口に接続可能に設けてある水圧応動装置であって、
    前記蓋体と混合用部材とを合成樹脂製の一体成形品で形成してある水圧応動装置。
  2. 前記装置本体に設けられた開口部とバイパス口とが、ほぼ同一方向に向かって開口され、その装置本体に対して、前記蓋体と混合用部材とからなる一体成形品が、複数の取り付け具により取り付け可能に構成されている請求項1に記載の水圧応動装置。
  3. 前記蓋体が、前記開口部に対して係合する開口部用係合手段を備え、かつ、前記混合用部材が、前記バイパス口に対して係合するバイパス口用係合手段を備えている請求項2に記載の水圧応動装置。
  4. 前記開口部用係合手段を前記開口部に内嵌するほぼ円形の係合突起で構成し、かつ、前記バイパス口用係合手段を前記バイパス口に内嵌するほぼ円形の係合突起で構成してある請求項3に記載の水圧応動装置。
  5. 前記水圧応動装置が、水加熱用の熱交換器を備えたガス燃焼式の湯沸器に使用されるもので、前記流出口を前記熱交換器の入口側に接続可能に構成し、かつ、前記熱交換器の出口側を前記湯水流入口に接続可能に構成してある請求項1〜4のいずれか1項に記載の水圧応動装置。
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