JPH045954Y2 - - Google Patents

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JPH045954Y2
JPH045954Y2 JP8783887U JP8783887U JPH045954Y2 JP H045954 Y2 JPH045954 Y2 JP H045954Y2 JP 8783887 U JP8783887 U JP 8783887U JP 8783887 U JP8783887 U JP 8783887U JP H045954 Y2 JPH045954 Y2 JP H045954Y2
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hot water
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resin cover
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、湯沸器本体から延設した出湯管に、
それを被覆する樹脂製カバーを付設して、出湯時
に出湯管に不用意に触れることによる火傷の防止
等を計つた湯沸器に関する。
〔従来の技術〕
湯沸器において、点火・通水状態と消火・止水
状態とをワンタツチで切り替えることができるよ
うに設けた電気式の給湯操作具を、従来、その操
作を出湯箇所近くで操作性よく行えるように、出
湯管の先端に付設した出湯具に設けていた(文献
を挙げることができない)。
この給湯操作具を出湯具に設ける構成として、
例えば次のようなものが知られている。
まず、第5図イに示すように、湯をまとめて出
す状態と飛沫状にして出す状態とに切り替える押
引式の出湯状態切替操作具20を備えた出湯具1
9′に、押釦式の給湯操作具21′を内装し、この
給湯操作具21′を蓋う状態にゴム製のカバー1
9a′を設けたものがある。このものにおいては、
出湯具19′を出湯状態切替操作具20を設けた
下半部19B′と給湯操作具21′を設けた上半部
19A′とに分割可能な構成にすることで、第5
図ロに示す給湯操作具21′を省略した仕様との
間で、上半部19A′の変換だけで比較的容易に
仕様変更が行える。
また。第6図イに示すように、シーソー式の出
湯状態切替操作具20を設けた部分の側方に、張
出部19x′を連設し、この張出部19x′の上面
に、押釦式の給湯操作具21′を設けたものがあ
る。このものにおいても、出湯状態切替操作具2
0と給湯操作具21′とを設けた中間部19C′を、
その上下の上半部19A′及び下半部19B′とは
別体にして出湯具19′を三分割可能な構成とす
ることで、第6図ロに示す給湯操作具21′を省
略した仕様との間で、中間部19C′の交換だけで
比較的容易に仕様変更が行える。
さらに、第7図イに示すように、シーソー式の
出湯状態切替操作具20を設けた部分の上方に、
出湯具19′の外周面に沿う形状の押釦式の給湯
操作具21′を設けたものがある。このものにお
いては、出湯具19′を、予め、第7図ロに示す
給湯操作具21′を省略した仕様に対応したもの
とするとともに、その周壁の、給湯操作具21′
が設けられる部分の周囲を薄肉状に形成しておく
ことで、この周壁部分を割つて取り去つた後に給
湯操作具21′を設けることができるから、簡単
に仕様変更が行える。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来構成による場合、次のよ
うな問題があつた。
つまり、バケツやヤカン等に出湯する場合、出
湯管の先をバケツやヤカン等に差し込んで出湯さ
れることがあり、このような場合、出湯具が溜ま
つた湯の中に没してしまう事態が生じ易く、電気
式の給湯操作具の絶縁が充分でないと漏電が発生
する虞れがあつた。
本考案の目的は、上記実情に鑑み、操作性を損
なうこと少なく、電気式の給湯操作具が水没する
危険性を少なくすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による湯沸器の特徴構成は、電気式の給
湯操作具を、湯沸器本体から延設した出湯管に付
設したそれの被覆用の樹脂性カバーに付設したこ
とにある。
〔作用〕
つまり、湯沸器本体から出湯口に亘る出湯管を
被覆する樹脂製カバーに給湯操作具を付設してあ
るから、給湯操作具を出湯管の先端の出湯口から
離れた位置に設置することができ、たとえ出湯管
の先端をバケツやヤカン等に突つ込んだまま出湯
する使われ方をした場合であつても、出湯管の先
端に付設した出湯具に給湯操作具を設けていた従
来の構成に比して、給湯操作具がバケツ等に溜ま
つた湯の中に没してしまうことを少なくでき、し
かも、給湯操作具を湯沸器本体よりは出湯箇所の
近くに位置させて、手元での操作を容易に行うこ
とができる。更には、火傷防止を目的とする樹脂
製カバーに給湯操作具を付設するものであるか
ら、その給湯操作具の操作時に火傷を招くといつ
たことも無い。
〔考案の効果〕
その結果、この種の湯沸器に火傷防止用に設け
られた樹脂製カバーを利用してそれに給湯操作具
を付設することによつて、給湯操作具に対する手
元操作性、並びに、火傷に対する安全性を損なう
ことなく、給湯操作具が水没する危険性が少なく
て信頼性の高い湯沸器にできた。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明
する。
第2図に示すように、湯沸器本体1内に、バー
ナ2と水加熱用の熱交換器3とを内装し、この熱
交換器3の入水部に給水路4を接続するととも
に、この熱交換器3の吐出部から湯沸器本体1よ
りも外方に出湯管5を延設し、湯沸器の一例であ
る瞬間湯沸器を構成してある。
給水路4には、熱交換器3への給水を断続する
水栓6、熱交換器3への給水圧を所定圧に維持す
る水ガバナ7、及び、熱交換器3への給水量と熱
交換器3からの送出湯に対して混合させるバイパ
ス水量との分流比を調整する水量調整弁8を介装
してある。
また、バーナ2への燃料供給路9には、バーナ
2への燃料ガス供給を断続するガス弁10、前記
水ガバナ7に連動して熱交換器3への通水がある
状態でのみ燃料ガス供給を許容する水圧応動弁1
1、バーナ2へのガス供給圧を所定圧に維持する
ガスガバナ12、及び、バーナ2への燃料ガス供
給量を調整するガス量調整弁13を介装してあ
る。
水栓6及びガス弁10は、何れもモータ14に
連繋しており、このモータ14の回転に応じて、
その回転位相が180度変わる毎に、何れも開弁作
動と閉弁作動とを繰り返すように構成されてい
る。
また、水量調整弁8及びガス量調整弁13は、
何れも、湯沸器本体1の前面に設けた湯温調整具
15に連繋しており、この湯温調整具15の操作
で、それら2つの調整弁8,13の開度を調整し
て出湯温度を変更することができるように構成さ
れている。
なお、図中16は点火用のスパークロツド、1
7は不完全燃焼並びに立消えを検出するための熱
電対である。
湯沸器本体1から延設された出湯管5は、第1
図に示すように、金属製のフレキシブルチユーブ
からなつている。そして、出湯時高温になるこの
出湯管5を被覆することで、使用者が不用意に出
湯管5に触れて火傷することを防止する樹脂製カ
バー18が付設されている。
この出湯管5の先端には、2つの出湯口19
X,19Yを備えた出湯具19が取り付けられて
いる。そして、この出湯具19には、熱交換器3
からの湯を、中央の出湯口19Xからまとめて出
す状態とシヤワー用出湯口19Yから飛沫状にし
て出す状態とに切り替えるシーソー式の出湯状態
切替操作具20が設けられている。
出湯管5に対する樹脂製カバー18は、出湯管
5の先端側から挿し込まれることによつて出湯管
5に外嵌してそれを被覆しており、また、出湯管
5よりも大径の出湯具19が出湯管5の先端に取
り付けられることで、抜け止めがなされている。
そして、この樹脂製カバー18の出湯具19寄
りの箇所に、この瞬間湯沸器の運転状態を、ワン
タツチで点火・通水状態と消化・止水状態とに切
り替える電気式の給湯操作具21を付設してあ
る。第3図に示すように、この給湯操作具21の
操作具本体21Aの前面にゴム製のカバー21C
に蓋われる状態に設けられた押釦式の給湯スイツ
チ21Bからの電気コード22が、樹脂製カバー
18の周壁を貫通した後、樹脂製カバー18と出
湯管5との間の隙間を通つて、湯沸器本体1にま
で達している。
この給湯操作具21に対する操作で、瞬間湯沸
器は次のように作動されるように構成されてい
る。
消火・止水状態で、この給湯操作具21の給湯
スイツチ21Bが1回押圧操作されると、モータ
14が回転を開始してその回転位相が180度変化
した状態で停止する。これにより、水栓6とガス
弁10とがともに開弁作動され、熱交換器3への
給水とバーナ2への燃料ガス供給とがともに開始
される。モータ14の回転開始と同時に、スパー
クロツド16が作動されてバーナ2が点火され、
給湯が開始される。
また、この点火・通水状態で、給湯操作具21
の給湯スイツチ21Bが1回押圧操作されると、
モータ14が再び回転を開始してその回転位相が
さらに180度変化した状態で停止する。これによ
り、水栓6とをガス弁10とがともに閉弁作動さ
れ、熱交換器3への給水とバーナ2への燃料ガス
供給とがともに停止されて給湯が停止される。
そして、給湯操作具21を、湯沸器本体1から
出湯管5の先端に取り付けた出湯具19までの間
にある火傷防止用の樹脂製カバー18に設けるこ
とによつて、出湯の開始と停止との切替えを出湯
箇所の近くで操作性よく行えるようにしながら、
給湯操作具21の設置箇所を出湯口19X,19
Yから離すことで、出湯時に給湯操作具21がバ
ケツ等に溜まつた湯の中に没することを少なくす
るようにしてある。
また、樹脂カバー18は、先に述べたように、
出湯管5に外嵌して出湯具19によつて抜け止め
された構成であり、給湯操作具21を付設してい
ない樹脂製カバー18に差し換えることで、第4
図に示すように、仕様の変更ができるように構成
されている。
〔別実施例〕
次に本考案の別の実施例を列記する 〈1〉 樹脂製カバー18を、出湯管5の先端側
の一部分のみを被覆するものに構成する。この
場合、樹脂製カバー18による被覆を施してい
ない出湯管5を壁の内に埋設配管して先止め式
の湯沸器に適用すことも可能である。
〈2〉 給湯操作具21の具体的構成は適宜変更
自在で、押釦式の給湯スイツチ21Bを設ける
ことに代えて、押引式やスライド式、或いは、
シーソー式の給湯スイツチを設けてもよい。
〈3〉 給湯操作具21を樹脂製カバー18に付
設する具体的構成としては、操作具本体21A
を樹脂製カバー18と一体形成する、操作具本
体21Aを樹脂製カバー18の周壁に接着す
る、操作具本体21Aにバンドや板バネ式係止
具を設けてそれらバンドや板バネ係止具により
樹脂製カバー18の周壁に抱かせる状態に取り
付ける等、種々の形式で実施することができ
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案に係る湯沸器の実
施例を示し、第1図は瞬間湯沸器の出湯管部分の
一部切欠正面図、第2図は瞬間湯沸器の概略構成
図、第3図は第1図における−線断面図、第
4図は樹脂製カバーを取り替えた状態の出湯管部
分の正面図である。第5図ないし第7図は何れも
従来例を示し、第5図イ、第6図イ、第7図イは
夫々出湯管の先端部分の正面図、第5図ロ、第6
図ロ、第7図ロは夫々第5図イ、第6図イ、第7
図イに示す従来例において出湯具を取り替えた状
態の正面図である。 1……湯沸器本体、5……出湯管、18……樹
脂製カバー、21……給湯操作具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯沸器本体1から延設した出湯管5に、それを
    被覆する樹脂製カバー18を付設した湯沸器であ
    つて、電気式の給湯操作具21を前記樹脂製カバ
    ー18に付設した湯沸器。
JP8783887U 1987-06-05 1987-06-05 Expired JPH045954Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783887U JPH045954Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JP8783887U JPH045954Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JPS63196046U JPS63196046U (ja) 1988-12-16
JPH045954Y2 true JPH045954Y2 (ja) 1992-02-19

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ID=30945414

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JP8783887U Expired JPH045954Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509499Y2 (ja) * 1990-02-20 1996-09-04 三洋電機株式会社 元止め式ガス瞬間湯沸器
JP2512993Y2 (ja) * 1990-02-20 1996-10-02 三洋電機株式会社 壁掛け型元止め式ガス瞬間湯沸器

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JPS63196046U (ja) 1988-12-16

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