JP2523903Y2 - レールエンドキャップ - Google Patents

レールエンドキャップ

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JP2523903Y2
JP2523903Y2 JP3426990U JP3426990U JP2523903Y2 JP 2523903 Y2 JP2523903 Y2 JP 2523903Y2 JP 3426990 U JP3426990 U JP 3426990U JP 3426990 U JP3426990 U JP 3426990U JP 2523903 Y2 JP2523903 Y2 JP 2523903Y2
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JP
Japan
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ring
main body
rail
end cap
rail end
Prior art date
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JP3426990U
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JPH03125475U (ja
Inventor
良樹 宇部
Original Assignee
トーソー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はレールエンドキャップの改良に関するもので
ある。
[従来の技術] カーテンレール等の端面には合成樹脂製のレールエン
ドキャップが取付けられる。従来のレールエンドキャッ
プはカーテンレールにすきまばめするように製作され、
取付金具と取付けねじを使用してカーテンレールに固定
するか、又は、カーテンレールにしまりばめするように
製作され、カーテンレール端面に押込むだけのワンタッ
チ操作でカーテンレールに固定していた。前者は実公昭
56−9416号として開示され、後者は実願昭63−144994号
として提案されている。前者にはカーテンのフックを掛
けるリングが別体として自由に動けるように取付けら
れ、後者にはリングが一体に成形されていた。
[考案が解決しようとする課題] ワンタッチ式レールエンドキャップの一体成形された
固定リングは掛けたカーテンフックの動きを制限するた
めにカーテンに無理な力が掛かるだけでなく、リングは
偏平な形状のため、荷造り時や使用中に破損しやすいと
いう問題があった。取付金具式レールエンドキャップの
自由に動く別体リングは掛けたカーテンフックの動きが
ある程度自由なため、又、リングが取付金具によって保
護されるため、破損は少ないが、組立は部品数が多くて
手間が掛るという問題があった。
本考案はこれらの問題を解決するためになされたもの
であり、その目的とするところは、部品数が少なく、ワ
ンタッチでカーテンレール等に取付けることが可能なレ
ールエンドキャップであって、カーテンフック等を掛け
るリングが可動で破損しにくいものを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため本考案が採用する手段は、カ
ーテン、ブラインド等のレールの端部にしまりばめで外
嵌する箱状の本体と、その本体下面に取付けられた別体
のリングとを備えたレールエンドキャップにおいて、本
体の下面に二又状に垂下する軸受台部と、一方の軸受台
部に軸部を他方の軸受台部にその軸部が遊嵌する軸受孔
をそれぞれ設け、リングにフック等を掛けるフック孔と
軸受台部の軸部に遊嵌する軸孔を設け、本体とリングを
合成樹脂から組立てられた状態で成形したことにある。
本体と別体のリングを組立てた状態で成形するため、
本体の軸部と本体の軸受孔及びリングの軸孔の間の環状
空隙を公知のパイプ状金型によって形成する。
[作用] 本体とリングは組立てた状態で成形されるから、部品
数としては1個であり、組立工程は完全に省略される。
箱状の本体はレールに押込むだけで弾性的に固定するか
ら、レールへの取付けはワンタッチで行うことができ
る。リングは軸部を中心に回動自在であるから、リング
は無理な力から逃げることができるから破損することは
少ない。
[実施例] 本考案のレールエンドキャップを図面に示す実施例に
基づいて説明する。
第1図ないし第3図に示すように、レールエンドキャ
ップ10はレール30の外形に略等しい開口部を持つ箱状の
本体11と、その本体の外底部から垂下して前後方向に並
ぶ軸受台部13、14と、その前後の軸受台部13、14の間に
おいて揺動自在に支持されたリング20からなる。後側の
軸受台部13の内面から軸部12が突出して前側の軸受台部
14の軸受孔15を通る。その軸部12にリング20の軸孔22が
遊嵌する。軸受孔15及び軸孔22と軸部12の間の環状空隙
は同一である。リング20にはカーテンフック等を掛ける
フック孔21があけられる。本体11とリング20は合成樹脂
から射出成形により製作されるが、リング20の軸孔22が
本体11の軸部12に嵌合した組立状態で成形される。本体
11とは別体のリング20を本体11に組込まれた状態で成形
するためには、特殊な構造の型、例えば軸部12と軸孔22
と軸受孔15を中空パイプ状の抜き型で形成する。射出成
形されたものがそのまま完成品であるから、レールエン
ドキャップの組立工程は完全に省略することができる。
本体11とリング20は別体であるが、初めから組立てられ
た状態で成形されているから、部品数としては1個であ
る。リング20は偏平であるが軸部12を中心に摺動可能で
あるから、左右方向の外力に対しては逃げることが可能
であり、前後方向の外力はその両側の肉厚な軸受台部1
3、14が受け止めるので、リング20の破損は防止され
る。リング20が可動であるから、そのフック孔21に掛け
られるカーテンフック等も比較的自由であり、カーテン
等に無理な力が掛かることも少ない。
[考案の効果] 上記のとおり、本考案のレールエンドキャップは本体
とリングを取付けた状態で成形することができるから、
従来の本体、金具、取付ねじ、リングの4点からなり、
本体にリングをはめ、金具を介してレールに固定してい
たものに比べると、レールにワンタッチで嵌着可能であ
り、部品数がわずか1個で、リングを取付ける手間も、
ねじをしめる手間も不要であるから、製作コスト、取付
けコスト、在庫管理コストが大幅に低減するという優れ
た効果が得られる。又、従来のレールにワンタッチで嵌
着可能な本体と偏平なリングが一体固定に成形されてい
たものと比べると、本考案のレールエンドキャップはリ
ングが可動であり、リングの両側の軸受台部は肉厚であ
るから、荷造り時や使用中にリングに無理な力が作用し
ても、リングの破損は防止され、リングに掛けられるカ
ーテンフック等も制限をそれ程受けないから、カーテン
等にも無理が掛からないという格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のレールエンドキャップの内
側面図、 第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は第1図のレールエンドキャップの底面図であ
る。 図において、符号10はレールエンドキャップ、11は本
体、12は軸部、13、14は軸受台部、15は軸受孔、20はリ
ング、21はフック孔、22は軸孔、30はレールをそれぞれ
示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテン、ブラインド等のレール(30)の
    端部に外嵌する箱状の本体(11)と、前記本体の下側に
    取付けられたリング(20)とを備えたレールエンドキャ
    ップ(10)であって、前記本体の下底面に前後に並ぶ軸
    受台部(13、14)が一体に設けられ、その前後の前記軸
    受台部の一方には軸部(12)が他方にはその軸部を遊嵌
    する軸受孔(15)が形成され、前記リングに前記軸部に
    遊嵌する軸孔(22)と、フック等を掛けるフック孔(2
    1)が設けられ、前記リングは前後の前記軸受台部の間
    において前記軸孔を前記軸部が貫通して前記本体に支持
    された状態で前記本体と共に合成樹脂から成形されたこ
    とを特徴としてなるレールエンドキャップ。
JP3426990U 1990-04-02 1990-04-02 レールエンドキャップ Expired - Lifetime JP2523903Y2 (ja)

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JPH03125475U JPH03125475U (ja) 1991-12-18
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