JPH0223848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223848Y2 JPH0223848Y2 JP1985068778U JP6877885U JPH0223848Y2 JP H0223848 Y2 JPH0223848 Y2 JP H0223848Y2 JP 1985068778 U JP1985068778 U JP 1985068778U JP 6877885 U JP6877885 U JP 6877885U JP H0223848 Y2 JPH0223848 Y2 JP H0223848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- locking
- ring body
- bodies
- connecting body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、バツグ等に用いる合成樹脂製のな
す環に関するものである。
す環に関するものである。
従来の技術
なす環を取り着けた掛吊具は実開昭57−85939
号公報に示すものが知られている。
号公報に示すものが知られている。
すなわち、前記公開公報に示すように、基体２
の上側に取付部４を、下側に鉤部５をそれぞれ形
成し、板ばね３の一端を上記取付部４に固着して
他端を上記鉤部５に弾接したなす環１をリング１
７によつて回動自在に枢着した掛吊具が開示され
ている。
の上側に取付部４を、下側に鉤部５をそれぞれ形
成し、板ばね３の一端を上記取付部４に固着して
他端を上記鉤部５に弾接したなす環１をリング１
７によつて回動自在に枢着した掛吊具が開示され
ている。
考案が解決しようとする課題
上記のような従来の掛吊具のなす環１は、基体
２に、これと別体の板ばね３の一端の透孔１３を
取付部４のピン型の突起９嵌合してかしめ固着し
たものであるために、基体と板ばねとの組立て工
程、かしめ固着工程などにより製造コストの低減
が困難であり、また、なす環１は取付部４の挿通
孔７に針金製のリング１７の下側部分を挿通して
回動自在に枢着したものであるため、ランドセル
などに吊紐２０を介して取着して使用した場合
に、強い衝撃を受けたときにリング１７の下側部
分が開口して、取付部４の挿通孔７から抜け出し
てなす環１の落下するなどの問題が提起されてい
る。
２に、これと別体の板ばね３の一端の透孔１３を
取付部４のピン型の突起９嵌合してかしめ固着し
たものであるために、基体と板ばねとの組立て工
程、かしめ固着工程などにより製造コストの低減
が困難であり、また、なす環１は取付部４の挿通
孔７に針金製のリング１７の下側部分を挿通して
回動自在に枢着したものであるため、ランドセル
などに吊紐２０を介して取着して使用した場合
に、強い衝撃を受けたときにリング１７の下側部
分が開口して、取付部４の挿通孔７から抜け出し
てなす環１の落下するなどの問題が提起されてい
る。
課題を解決するための手段
この考案は、このような従来のなす環の課題を
解決することを目的としたものであり、フツク部
と抜止片とよりなるなす環本体と、このなす環本
体の上端の左右両側にこれと直交した係止体とを
一体に成形し、この係止体の両端部の軸を、コ字
状の連結体の両端脚部に形成した係止孔に回転可
能に嵌入した状態で成形した合成樹脂製なす環を
構成したものである。
解決することを目的としたものであり、フツク部
と抜止片とよりなるなす環本体と、このなす環本
体の上端の左右両側にこれと直交した係止体とを
一体に成形し、この係止体の両端部の軸を、コ字
状の連結体の両端脚部に形成した係止孔に回転可
能に嵌入した状態で成形した合成樹脂製なす環を
構成したものである。
実施例
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
フツク部１と抜止片２とよりなるなす環本体３
と、このなす環本体３の上端の左右両側にこれと
直交した係止体４とを一体に成形する。
と、このなす環本体３の上端の左右両側にこれと
直交した係止体４とを一体に成形する。
コ字状の連結体５の両端に形成された脚部６，
７の下方には、互に対面して係止孔８，９形成さ
れる。
７の下方には、互に対面して係止孔８，９形成さ
れる。
なす環本体３と一体成形された係止体４の両端
には軸１０，１１が形成され、この軸１０，１１
を連結体５の両端脚部６，７に形成された係止孔
８，９に回転可能に嵌入した状態で成形する。
には軸１０，１１が形成され、この軸１０，１１
を連結体５の両端脚部６，７に形成された係止孔
８，９に回転可能に嵌入した状態で成形する。
このように、なす環本体３と一体成形された係
止体４と連結体５とを一回の工程で成形するに
は、第５図に一例を示すように、脚部６，７の係
止孔８，９と同じ大きさの外形をし、かつ、係止
体４の軸１１と同じ大きさの中空部１３を有する
中空筒状の突部１２を連結体５の脚部７の厚さだ
け突出して形成した金型部材１４を成形用金型の
一部材として用い、中空部１３で係止体４の軸１
１を形成し、突部１２の外形で係止孔９を成形す
ればよい。
止体４と連結体５とを一回の工程で成形するに
は、第５図に一例を示すように、脚部６，７の係
止孔８，９と同じ大きさの外形をし、かつ、係止
体４の軸１１と同じ大きさの中空部１３を有する
中空筒状の突部１２を連結体５の脚部７の厚さだ
け突出して形成した金型部材１４を成形用金型の
一部材として用い、中空部１３で係止体４の軸１
１を形成し、突部１２の外形で係止孔９を成形す
ればよい。
連結体５の脚部６側の係止孔８と軸１０につい
ても同様の金型部材を用いて成形すればよい。
ても同様の金型部材を用いて成形すればよい。
このようにしてコ字状の連結体５と、なす環本
体３とその上部両側にこれと直交する係止体４と
を一工程で成形すれば、連結体５の脚部６，７と
係止体４の軸１０，１１とが金型部材１４の突部
１２で分離され、したがつて、同時に成形するに
も拘らず、連結体５に対し係止体４を回転可能に
することができ、また、組立作業を省略できるの
でコストを極めて低下することができる。
体３とその上部両側にこれと直交する係止体４と
を一工程で成形すれば、連結体５の脚部６，７と
係止体４の軸１０，１１とが金型部材１４の突部
１２で分離され、したがつて、同時に成形するに
も拘らず、連結体５に対し係止体４を回転可能に
することができ、また、組立作業を省略できるの
でコストを極めて低下することができる。
なす環本体３と係止体４との成形金型は、抜止
片２が第２図において２点鎖線で示すように、下
方側の先端がフツク部１の先端１５から離れた状
態になる形状で作られている。従つて、抜止片２
は、成形後に第２図において２点鎖線で示す状態
から実線で示す状態に折曲げセツトするものであ
る。
片２が第２図において２点鎖線で示すように、下
方側の先端がフツク部１の先端１５から離れた状
態になる形状で作られている。従つて、抜止片２
は、成形後に第２図において２点鎖線で示す状態
から実線で示す状態に折曲げセツトするものであ
る。
考案の作用、効果
この考案は、開口部に抜止片を有するフツク状
のなす環本体と、このなす環本体の上端左右両側
にこれと直交する係止体とを射出成形などで一体
成形され、部品数はわずか１つの部品から構成さ
れているので、前記の従来の掛吊具のなす環のよ
うな板ばねなどの部品の組立、固着などの工程を
省略することができ製造コストを極めて低下する
と共に、強度を高めることができる。
のなす環本体と、このなす環本体の上端左右両側
にこれと直交する係止体とを射出成形などで一体
成形され、部品数はわずか１つの部品から構成さ
れているので、前記の従来の掛吊具のなす環のよ
うな板ばねなどの部品の組立、固着などの工程を
省略することができ製造コストを極めて低下する
と共に、強度を高めることができる。
また、射出成形などで一体成形されたコ字状の
連結体の両端脚に形成された係止孔に、前記の係
止体の両端部の軸をそれぞれ回転可能に嵌入した
状態で係止体と連結体とを同時に成形した合成樹
脂製のなす環であるから、製品とするための組立
作業を全く省略したので製造能率を向上し安価な
製品を提供することができると共に、合成樹脂製
であるためメツキの剥落、サビの発生もなく、軽
量で、種々の色彩を採用できるので、装飾品であ
る鞄、袋物等の色にマツチしたものを選択するこ
とにより商品価値を高めることができる。
連結体の両端脚に形成された係止孔に、前記の係
止体の両端部の軸をそれぞれ回転可能に嵌入した
状態で係止体と連結体とを同時に成形した合成樹
脂製のなす環であるから、製品とするための組立
作業を全く省略したので製造能率を向上し安価な
製品を提供することができると共に、合成樹脂製
であるためメツキの剥落、サビの発生もなく、軽
量で、種々の色彩を採用できるので、装飾品であ
る鞄、袋物等の色にマツチしたものを選択するこ
とにより商品価値を高めることができる。
第１図は、この考案の合成樹脂製なす環の正面
図、第２図は側面図、第３図は第１図の−線
断面図、第４図は第１図の−線の断面図、第
５図は成形用金型部材の一例を示す断面図であ
る。 １……フツク部、２……抜止片、３……なす環
本体、４……係止体、５……連結体、６，７……
脚部、８，９……係止孔、１０，１１……軸。
図、第２図は側面図、第３図は第１図の−線
断面図、第４図は第１図の−線の断面図、第
５図は成形用金型部材の一例を示す断面図であ
る。 １……フツク部、２……抜止片、３……なす環
本体、４……係止体、５……連結体、６，７……
脚部、８，９……係止孔、１０，１１……軸。
Claims (1)
- フツク部１と抜止片２とよりなるなす環本体３
と、このなす環本体３の上端の左右両側にこれと
直交した係止体４とを一体に成形し、この係止体
４の両端部の軸１０，１１を、コ字状の連結体５
の両端脚部６，７に形成した係止孔８，９に回転
可能に嵌入した状態で成形した合成樹脂製なす
環。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985068778U JPH0223848Y2 (ja) | 1985-05-11 | 1985-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985068778U JPH0223848Y2 (ja) | 1985-05-11 | 1985-05-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184218U JPS6184218U (ja) | 1986-06-03 |
| JPH0223848Y2 true JPH0223848Y2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=30603836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985068778U Expired JPH0223848Y2 (ja) | 1985-05-11 | 1985-05-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223848Y2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US961221A (en) * | 1909-01-02 | 1910-06-14 | Thomas E Ewer | Snap-hook for neck-yokes. |
| JPS50752A (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-07 | ||
| GB1412809A (en) * | 1973-08-02 | 1975-11-05 | Green N D | Hook with free running eye |
| JPS51105558A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-09-18 | Coats & Clark | Sarukanfutsukutosonoseizoho |
| JPS58128826A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-01 | Nifco Inc | 合成樹脂製ナス環の製造法 |
| JPS5929138U (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-23 | セイレイ工業株式会社 | 穀稈結束機用の結束紐繰り出し装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035808U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 | ||
| JPS6036084Y2 (ja) * | 1981-03-10 | 1985-10-26 | 株式会社 三協総業 | 掛吊具 |
-
1985
- 1985-05-11 JP JP1985068778U patent/JPH0223848Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US961221A (en) * | 1909-01-02 | 1910-06-14 | Thomas E Ewer | Snap-hook for neck-yokes. |
| JPS50752A (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-07 | ||
| GB1412809A (en) * | 1973-08-02 | 1975-11-05 | Green N D | Hook with free running eye |
| JPS51105558A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-09-18 | Coats & Clark | Sarukanfutsukutosonoseizoho |
| JPS58128826A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-01 | Nifco Inc | 合成樹脂製ナス環の製造法 |
| JPS5929138U (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-23 | セイレイ工業株式会社 | 穀稈結束機用の結束紐繰り出し装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184218U (ja) | 1986-06-03 |
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