JP2523807B2 - デ―タ処理装置 - Google Patents

デ―タ処理装置

Info

Publication number
JP2523807B2
JP2523807B2 JP63202003A JP20200388A JP2523807B2 JP 2523807 B2 JP2523807 B2 JP 2523807B2 JP 63202003 A JP63202003 A JP 63202003A JP 20200388 A JP20200388 A JP 20200388A JP 2523807 B2 JP2523807 B2 JP 2523807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
input
state
group
items
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63202003A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0251730A (ja
Inventor
尚道 野中
禎司 桑原
浩行 是枝
英樹 桑本
啓一 中根
正樹 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63202003A priority Critical patent/JP2523807B2/ja
Publication of JPH0251730A publication Critical patent/JPH0251730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2523807B2 publication Critical patent/JP2523807B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、日本語ワードプロセッサ、パソコン等のデ
ータ処理装置に係り、特にマルチウィンドウ方式を用い
て、画面上に複数のウィンドウを表示して処理を行うデ
ータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、日本語ワードプロセッサ等の文書処理装置にお
いて、操作性を向上させるための一方法として、ユーザ
からの指示を実行するために必要な情報を入力する際、
入力用のウィンドウを別に開き、入力ウィンドウ内に入
力項目をまとめて表示し、入力を対話的且つ視覚的に行
うことが行われている。
その際、入力ウィンドウを表示し、ユーザからの指示
を入力する処理は、どの入力ウィンドウにおいても似た
ような処理になるため、入力画面をアイテムと呼ぶ表示
単位の集合体とみなし、アイテムに対する表示/入力ル
ーチンをシステムで用意し、アプリケーションプログラ
ム(以下APと略す)は画面上のアイテム列を記述したデ
ータを定義して、上記ルーチンを呼びだすことで比較的
簡単に入力処理を実現できるようになっている。インサ
イド・マッキントッシュ(Inside Macintosh)Vol.1を
参照されたい。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、データとして定義できるのは個々
のアイテムのみであり、各アイテム間の関係は記述でき
ないため、あるアイテムが指定されたために他のアイテ
ムを指定解除したり、あるアイテムとそのアイテムに関
連したアイテムを全てマスク表示するといった処理はAP
がプログラムを作成して実現する必要があった。より良
いユーザインターフェイスを実現するためには状況に応
じた適切な入力ウィンドウを表示する必要がある為、よ
り使いやすいAPを実現する為には多数の入力ウィンドウ
を用意する必要があり、従来技術では手間が大変であっ
た。また一度プログラムを作成してしまうと、ユーザか
ら使いづらいという指摘があって後から修正するのは大
変な作業であった。
本発明の目的は、APが入力ウィンドウ毎に独自の制御
プログラムを作成することなく、適切なデータを定義す
るだけで入力ウィンドウの制御を行える様にすること
で、AP開発の生産性を向上させ、より使いやすいAPの開
発を容易にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明に係るデータ処理装
置は、指示入力が可能なアイテムを有するウインドウを
画面上に表示させ、該表示されたウインドウ内のアイテ
ムに対する指示入力に応じてデータの処理を行うように
構成されたデータ処理装置において、 (a)前記アイテムの状態情報を保持するアイテム制御
テーブルと、 (b)複数の前記アイテムからなるアイテムグループの
属性情報と、そのアイテムグループに関連し、かつその
アイテムグループに属さない他のアイテムの情報とを保
持するアイテムグループ制御テーブルと、 (c)前記他のアイテムに対する指示入力が行われたと
き、該他のアイテムに対応する前記アイテム制御テーブ
ルに保持された状態情報と、前記アイテムグループ制御
テーブルに保持された前記属性情報及び前記他のアイテ
ムの情報とを用いて、前記指示入力された他のアイテム
に関連するアイテムグループに属するアイテムの状態を
変更する画面制御手段、 とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
上記本発明の構成によれば、あるアイテムに対して指
示入力が行われたならば、そのアイテムに対する状態の
変更処理だけでなく、その指示入力されたアイテムに関
連する他の複数のアイテムに対しても、例えばマスク処
理等の状態変更処理を上記アイテム制御テーブル及びア
イテムグループ制御テーブルに保持された情報を用いて
行うことができるので、これら制御テーブルに保持され
た情報の変更作業で簡単にウインドウの制御を行うこと
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は本発明の一実施例が動作するハードウェアの
一例の構成図である。
本実施例のハードウェアは、編集処理等を行うCPU
(処理装置)1、CPU1が実行すべきプログラムやデータ
を記憶する主メモリ2、プログラムや文書データ等を格
納するハードディスク3、文書データを格納するフロッ
ピー4、文字や編集機能を入力するキーボード5及びマ
ウス6、編集結果等を表示するディスプレイ7、編集結
果を印字するプリンタ8よりなる。
第1図に本発明の構成図を示す。10は主メモリ2上に
置かれ、文書編集処理を行う。画面制御プログラム(以
下DCPと略す)20は主メモリ2上に置かれ、AP10から渡
されたアイテム制御テーブル(以下ICTと略す)30及び
アイテムグループ制御テーブル(以下GCTと略す)40を
参照してディスプレイ7上に入力ウィンドウの表示を行
い、キーボード5及びマウス6からの入力を受け取って
データ及び表示の更新を行い、結果をAPに返す。ICT30
及びGCT40は主メモリ2上に置かれ、入力ウィンドウを
定義するために使用される。
第3図にICTの構成を示す.ICT30は各アイテムに対す
るデータの配列であり、配列の添字がアイテム番号とな
っている。各アイテムには型3001、属性3002、状態300
3、グループ番号3004、表示位置3005、表示データポイ
ンタ3006、マウス指示領域3007、近傍アイテム番号3008
という欄がある。
型3001はそのアイテムの種類を表す。型には静的文字
列型、入力文字列型、選択ボタン型があり、静的文字列
型は項目名や説明文といった、画面上に表示はされるが
ユーザによって指定されることの無いアイテムの型であ
り、入力文字列は、例えば文書名といったユーザによっ
て入力されるアイテムの型であり、選択ボタン型は項目
の前に丸印が表示され、ユーザにより指定される項目の
型である。
属性3002は型にかかわりなくそのアイテムの持つ性質
を示す。属性にはトリガー属性及び終了属性があり、一
つのアイテムが複数の属性を持つことも可能である。ま
た逆に属性を持たないアイテムもある。
状態3003はそのアイテムの状態を表す。状態には通常
状態、禁止状態、非表示状態、マスク状態があり、通常
状態はさらに指定状態と非指定状態とに分けられる。禁
止状態はそのアイテムの表示が行われず、かつそのアイ
テムに対する一切の操作が行えない状態であり、非表示
状態はそのアイテムが表示はされていない(従ってマウ
スにより指示されうる)状態である。またマスク状態は
そのアイテムが半輝度表示され、マウスによる指示が無
効な状態である。通常状態は上のいずれでもない状態で
あり、アイテムが指定可能な場合は指定されているかど
うかにより指定状態と非指定状態とに分かれる。
グループ番号3004はそのアイテムが属するアイテムグ
ループの番号を示す。
表示位置3005はアイテムを画面上に表示する場合の基
準点を示し、表示データポインタ3006は実際に表示する
データへのポインタであり、より具体的には表示文字列
へのポインタである。
マウス指示領域3007は画面上の矩形の大きさを示すデ
ータであり、マウスボタンが押された場合のマウス座標
が表示位置3005を左上とし、大きさがマウス指示領域30
05により示される矩形内にあればマウス押下はそのアイ
テムに対して行われたと判断される。
近傍アイテム番号3008は、そのアイテムの上下左右に
位置するアイテムの番号であり、キーボード5上のカー
ソルキーによるカーソル移動処理に使用する。
第4図にGCT40の構成を示す。GCT40は各アイテムグル
ープに対するデータの配列であり、配列の添字がアイテ
ムグループ番号となっている。各アイテムグループには
型4001、属性4002、状態4003、先頭アイテム番号4004、
最終アイテム番号4005、デフォルトアイテム番号4006、
カレントアイテム番号4007、被トリガーアイテム番号40
08という欄がある。
型4001はアイテムグループの種類を示す。型には択一
選択型と複数選択型がある。択一選択型はそのアイテム
グループ内で指定できるアイテムの数が高々一つの場合
の型であり、複数選択型はそのアイテムグループ内で指
定できるアイテムの数に特に制限のない場合の型であ
る。
属性4002は型にかかわりなくそのアイテムグループの
持つ性質を示す。属性にはターゲット属性があり、また
属性を持たないアイテムグループもある。属性はアイテ
ムグループ間の相互作用を制御するために使用される。
あるアイテムグループでトリガー属性を持つアイテムに
対して操作が行われると、ターゲット属性を持つアイテ
ムグループ全てに対してその操作が伝わり、対応する処
理が行われる。
状態4003はそのアイテムグループの状態を表す。状態
には通常状態、禁止状態、非表示状態、マスク状態があ
り、それら状態の意味はアイテムの状態3003と同一であ
る。アイテムグループの状態はアイテムの状態に優先す
る。
先頭アイテム番号4004及び最終アイテム番号4005はそ
のアイテムグループに属するアイテムを決定するために
使用される。アイテム番号が先頭アイテム番号4004以上
であり、かつ最終アイテム番号4005以下であるアイテム
はそのアイテムグループに属しているとみなされる。ア
イテムの持つグループ番号3004とアイテムグループの持
つ先頭アイテム番号4004及び最終アイテム番号4005は首
尾一貫している必要があり、矛盾している場合の処理は
保証しない。
デフォルトアイテム番号4006及びカレントアイテム番
号4007はアイテムグループの型が択一選択型の場合に使
用する。カレントアイテム番号4007はそのアイテムグル
ープ内で指示状態にあるアイテムのアイテム番号を保持
し、デフォルトアイテム番号は、その名の通りデフォル
ト状態で指定されるアイテム番号を示す。デフォルトア
イテムがない場合はデフォルトアイテム番号4006には不
正なアイテム番号である−1が設定される。
被トリガーアイテム番号4008はアイテムグループの属
性がターゲット属性の場合に使用され、アイテム番号が
被トリガー番号4008と一致するアイテムに対して操作が
行われた場合のみそのアイテムグループは反応する。
次に、DCP20の処理を説明する。第5図にDCP20の処理
で使用するデータ構造を示す。DCP20はICT30、GCT40の
他に内部で使用するワーク用データとして現アイテム番
号50を使用する。現アイテム番号50は画面上でカーソル
のあるアイテムのアイテム番号を示す。
第6図にDCP20の処理の流れ図を示す。
DCP20は、まずステップ201で入力ウィンドウをディス
プレイ7上に表示し、ステップ202でICT30及びGCT40を
参照してウィンドウ内の初期表示を行い、ステップ203
でユーザからの指示を入力し、ステップ204で先程開い
た入力ウィンドウを閉じて処理を終え、AP10の処理へと
戻る。ステップ203での処理は後述する。AP10はDCP20の
処理が終了した時点でICT30及びGCT40を参照することに
より、ユーザからの指示が何であったかを判定して、以
後の処理を行う。より具体的には、選択ボタン型アイテ
ムの状態3003を調べることによりユーザが指定したアイ
テムを知ることができるし、入力文字列型アイテムの表
示データポインタ3006の示すデータを参照することで、
ユーザが入力した文字列を知ることができる。
第7図にユーザ指示入力処理203の流れ図を示す。
ユーザ指示入力処理203では、まずステップ2101でア
イテム入力処理を実行し、ステップ2102でその結果の判
定を行う。アイテム入力処理は現アイテムに対する入力
を行い、結果として現アイテムの指定あるいは解除が行
われた、または入力処理全体の終了を示す実行あるいは
取消キーが押されたかどうかを返す。
アイテム入力処理から返された結果が入力処理全体の
終了であれば直ちに処理を終えて上位ルーチンへと帰
る。
結果が指定処理であればステップ2103で現アイテムの
アイテムグループに対しアイテム指定処理を行い、ステ
ップ2105へと進む。結果が解除処理であればステップ21
04で現アイテムのアイテムグループに対してアイテム解
除処理を行い、同じくステップ2105へと進む。
ステップ2105では、指定/解除処理の結果として入力
処理が終了したかどうかを判定し、終了した場合は先程
と同様に上位ルーチンへと帰る。また終了していない場
合はステップ2101へと戻り、次の入力を受け取る。ステ
ップ2105での入力終了の判定はアイテムの属性3002とし
て終了属性を持つアイテムが指定されたかどうかにより
行う。
第8図にアイテム入力処理2101の流れ図を示す。
アイテム入力処理は、まずステップ2201で現アイテム
番号50により示されるアイテムの型3001を調べ、入力文
字列型であればステップ2203へ、それ以外であればステ
ップ2202へと進む。ステップ2203ではかな漢字変換を伴
う文字列入力処理を行い、ステップ2202では文字入力を
行わないファンクション入力を行って、いずれの場合も
次はステップ2204へと進む。本実施例においては、キー
ボード5からの入力もマウス6からの入力も同様の手順
により入力できるものとし、マウス入力の場合は、マウ
ス入力を示すファンクション番号に続いて座標値及びマ
ウスボタン状態が入力される。またステップ2203で行わ
れるかな漢字変換の詳細については説明を省略する。ス
テップ2203の処理は文字ではない入力が行われた時点で
終了し、入力された文字列はアイテムの表示データポイ
ンタ3006が示すエリアに設定され、結果としては文字で
はない、ファンクション入力と同様な値が返される。
ステップ2204では入力処理の結果を判定し、それがマ
ウス入力であればステップ2205へ、カーソル移動キー入
力であればステップ2209へ、指定あるいは解除キーであ
ればステップ2213へと進む。また入力が実行あるいは取
消キーであれば直ちに上位ルーチンへと帰り、入力が上
記いずれの場合にもあてはまらないときは、ステップ22
01へと戻って次の入力を受け取る。
マウス入力の場合、まずステップ2205でマウス位置の
割出しを行う。割出し処理はICT30内の全てのアイテム
のうち、その状態3003がマウス指定を行える状態である
アイテムを対象として行い、各アイテムに対し、マウス
指示領域3007内に入力されたマウス座標を含むかどうか
の判定を、判定に合格するアイテムが見つかるまで続け
る。見つからなかった場合は指示可能なアイテムは無し
と判断する。また見つかった場合でもそのアイテムの型
3001がマウス指示を行なえる型ではなかった場合は指示
可能アイテム無しと判定し、他にマウス座標を含むアイ
テムがあるかどうかは調べない。
次にステップ2206で割出し処理の結果を判定し、指示
可能なアイテムがあった場合はステップ2207へと進み、
なかった場合はステップ2201へと戻る。ステップ2207で
はマウスにより指示されたアイテムを現アイテムとして
設定可能であるかを判定し、可能な場合は現アイテム番
号50の値を変更し、カーソルを指示アイテム上に表示し
て、現アイテム設定を行う。ステップ2208で設定が行え
たかを判定して、成功した場合は上位ルーチンへ帰り、
失敗した場合はステップ2201へと戻る。マウスには左右
二つのボタンがあり、左ボタンが指定、右ボタンが解除
に当たるが、解除操作は既に指定されているアイテムに
対してしか行えないため、ステップ2207ではマウスのボ
タン状態を調べて現アイテムへの設定が可能かどうかを
判定する。
入力がカーソル移動キーであった場合は、まずステッ
プ2209で、カーソルキーの方向に応じた移動先アイテム
の算出を行い、ステップ2210で移動可能かどうかを判定
して、可能な場合はステップ2211で移動先アイテムを現
アイテムに設定しようとし、不可能な場合はステップ22
01へと戻る。移動先アイテムの算出はアイテムの持つ近
傍アイテム番号3008を利用して行われる。近傍アイテム
番号3008にはそのアイテムの上/下/左/右にある各ア
イテム、合計四つのアイテム番号が設定されており、ま
たその方向への移動ができない場合はアイテム番号とし
て−1が設定される。この近傍アイテム番号3008の値は
必ずしもアイテム間の物理的位置関係に対応する必要は
なく、例えば最下行のアイテムの下方アイテムとして最
上行のアイテム番号を設定することで、カーソル移動の
ラップアラウンド処理が実現できる。
入力が指定あるいは解除キーであった場合はステップ
2213で現アイテムに対してそれら操作が可能であるかを
判定し、可能であれば上位ルーチンへと帰り、不可能な
場合はステップ2201へと戻る。
第9図及び第10図は第7図ステップ2103及びステップ
2104の処理の流れ図であり、いずれもアイテムグループ
の型が択一選択型の場合の処理を示す。
アイテムグループに対する指定処理では、まずステッ
プ6101でグループ内に既に指定されているアイテムがあ
るかどうかをGCT40のカレントアイテム番号4007を参照
して判定する。カイレントアイテム番号4007に有意な値
(−1以外)が設定されている場合は、既に指定されて
いるアイテムが存在するため、ステップ6102でそのアイ
テムを非指定状態とし、ステップ6103へ進む。指定され
ているアイテムが無い場合は直ちにステップ6103へと進
む。
ステップ6103では現アイテムを指定状態とし、グルー
プ内にカレントアイテム番号4007の値を更新して処理を
終える。
アイテムグループに対する解除処理ではまずステップ
6201で現アイテムを非指定状態とし、次にステップ6202
でグループにデフォルトアイテムが定義されているかど
うかをデフォルトアイテム番号4006を参照して判断す
る。デフォルトアイテム番号4006が−1以外の場合はス
テップ6203でデフォルトアイテムを指定状態とし、カレ
ントアイテム番号4007にデフォルトアイテム番号4006の
値を設定し、処理を終える。
デフォルトアイテム番号4006が−1の場合はカレント
アイテム番号4007に−1を設定して処理を終える。
アイテムグループの型が複数選択型の場合、指定処理
は第9図のステップ6103の処理、解除処理の場合は第10
図のステップ6201の処理が行われるだけであるため、特
に図を用いて説明することは行わない。
第11図は第9図ステップ6103及び第10図ステップ6203
で行われるアイテムに対する指定処理の流れ図である。
アイテムに対する指定処理では、まずステップ6301で
アイテムの状態3003を指定状態にするとともに、アイテ
ムの型3001に応じた指定状態表示を行う。指定状態表示
とは選択ボタン型アイテムの場合丸印を黒丸で表示する
ことであり、他の型のアイテムの場合は特に何も行わな
い。
次にステップ6302でアイテムの属性3002を調べ、アイ
テムがトリガー属性を持っているかどうかを判定する。
持っていない場合はそのまま処理を終了し、持っている
場合はステップ6303へと進んでトリガー処理を行ってか
ら処理を終了する。トリガー処理については後述する。
第12図は第9図ステップ6102及び第10図ステップ6201
で行われるアイテムに対する解除処理の流れ図である。
アイテムに対する解除処理では、まずステップ6401で
アイテムの状態3003を非指定状態にするとともに、アイ
テムの型3001に応じた非指定状態表示を行う。非指定状
態表示とは選択ボタン型アイテムの場合丸印を白丸で表
示することであり、他の型のアイテムの場合は特に何も
行わない。次にステップ6402でアイテムの属性3002を調
べ、アイテムがトリガー属性を持っているかどうかを判
定する。持っていない場合はそのまま処理を終了し、持
っている場合はステップ6403へと進んでトリガー処理を
行ってから処理を終了する。
第13図に第11図ステップ6303及び第12図ステップ6403
で行われるトリガー処理の流れ図を示す。
トリガー処理ではまずステップ6501で処理対象アイテ
ムグループとしてGCT40内の最初のアイテムグループを
選び、ステップ6502で対象アイテムグループの属性4002
を調べて、アイテムグループがターゲット属性を持つか
どうかを判定する。持っていない場合はステップ6507、
持っていいる場合はステップ6503へと進む。
ステップ6503では対象アイテムグループの被トリガー
アイテム番号4008がトリガーとなったアイテム番号と一
致するかどうかを判定し、一致しない場合はステップ65
07、一致する場合はステップ6504へと進む。
ステップ6504ではトリガーとなったアイテムの状態30
03を調べ、状態が指定状態であればステップ6505、指定
状態で無ければステップ6506へと進む。
ステップ6505では対象アイテムグループの状態4003を
マスク状態とし、対象アイテムグループに含まれる全て
のアイテムの表示をマスク表示とし、ステップ6507へ進
む。ステップ6506では対象アイテムグループの状態4003
を通常状態とし、対象アイテムグループに含まれる全て
のアイテムの表示を通常表示としてステップ6507へ進
む。
ステップ6507では全てのアイテムグループに対して処
理を行ったかどうかを判定し、行った場合はトリガー処
理を終了する。まだ処理を行っていないアイテムグルー
プが残っている場合はステップ6508へ進み、処理対象ア
イテムグループ番号を更新してステップ6502へ戻り、処
理を続行する。
以上でDCP20の処理の説明を終える。
次に、これまで説明してきたDCP20を用いて入力処理
を行う場合の入力ウィンドウの例を第14図に示す。第14
図aは編集終了が指示された場合に表示する入力ウィン
ドウの初期画面イメージであり、第14図bは「登録しな
い」が指定された場合の画面イメージである。図中の点
線は表示位置を明示するために使用され、実際にディス
プレイ7上に表示されるわけではない。図に示したよう
に本画面例では表示位置を行桁により管理しているが、
これが他の単位、例えば画面上ドット数やミリメートル
であっても本発明の実施にはなんら問題はない。
この入力ウィンドウを実現するためのアイテム及びア
イテムグループの構成を第15図に示し、第15図の画面に
対するICTを第16図、GCTを第17図に示す。このようなデ
ータ定義を行うことで、第14図bに示した「登録しな
い」場合の画面のマスク表示が実現できる。
本実施例によれば、APは入力ウィンドウを記述するIC
T及びGCTを用意するだけで入力ウィンドウを開いてユー
ザからの指示を入力するという処理が実現できるため、
AP作成が従来より短時間で行え、生産性が向上する。ま
た入力ウィンドウをデータとして持っているため、プロ
グラムとして実現した場合に比べてその修正が容易であ
り、使い勝手のよいAPの開発がより容易に行える。
一方、入力ウィンドウを定義するICT及びGCTは型を持
ったデータ構造であり、DCPの処理もそれぞれの型に従
って処理を行うように構成されているため、DCPの機能
を拡張し、例えば選択ボタンの丸印の代りに四角にバツ
印をつけて指定状態を表すアイテムを導入する場合も、
新たな型の定義と、その型に対する処理を追加するだけ
で比較的簡単に行える。逆にICT及びGCTは全ての型に共
通した性質である属性を持っているため、入力ウィンド
ウ操作仕様といったより大きな意味での仕様を変更する
ことも、属性に対する処理を変更することで、ウィンド
ウの定義データを変更せずに実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、APは個々にプログラムを作成しなく
ても、ウィンドウを記述するデータ構造を定義するだけ
で入力ウィンドウを開いてユーザからの指示を入力する
という処理が実現でき、また入力ウィンドウはデータと
して定義されるためその変更作業はプログラムとして実
現した場合に比べて遥かに楽になるため、AP作成の生産
性が向上し、より少ない手間でより使いやすいAPの作成
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本発明の
一実施例のハードウェア構成図、第3図はICTの構成
図、第4図はGCTの構成図、第5図はDCP内部データの構
成図、第6図はDCPの流れ図、第7図はユーザ指示入力
処理の流れ図、第8図はアイテム入力処理の流れ図、第
9図はアイテムグループに対する指定処理の流れ図、第
10図はアイテムグループに対する解除処理の流れ図、第
11図はアイテムに対する指定処理の流れ図、第12図はア
イテムに対する解除処理の流れ図、第13図はトリガー処
理の流れ図、第14図は入力ウィンドウの一例の画面イメ
ージ図、第15図は入力ウィンドウの一例のアイテム構成
図、第16図は入力ウィンドウの一例のICT構成図、第17
図は入力ウィンドウの一例のGCT構成図である。 1…CPU(処理装置)、2…主メモリ、3…ハードディ
スク、4…フロッピー、5…キーボード、6…マウス、
7…ディスプレイ、8…プリンタ、10…AP(アプリケー
ションプログラム)、20…DCP(画面制御プログラ
ム)、30…ICT(アイテム制御テーブル)、40…GCT(ア
イテムグループ制御テーブル)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 是枝 浩行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 桑本 英樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 中根 啓一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 藤原 正樹 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭62−103687(JP,A) 特開 昭63−70322(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指示入力が可能なアイテムを有するウイン
    ドウを画面上に表示させ、該表示されたウインドウ内の
    アイテムに対する指示入力に応じてデータの処理を行う
    ように構成されたデータ処理装置において、 (a)少なくとも前記アイテムの状態情報を保持するア
    イテム制御テーブルと、 (b)複数の前記アイテムからなるアイテムグループの
    属性情報と、そのアイテムグループに関連し、かつその
    アイテムグループに属さない他のアイテムの情報とを保
    持するアイテムグループ制御テーブルと、 (c)前記他のアイテムに対する指示入力が行われたと
    き、該他のアイテムに対応する前記アイテム制御テーブ
    ルに保持された状態情報と、前記アイテムグループ制御
    テーブルに保持された前記属性情報及び前記他のアイテ
    ムの情報とを用いて、前記指示入力された他のアイテム
    に関連するアイテムグループに属するアイテムの状態を
    変更する画面制御手段、 とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記画面制御手段は、プログラムを用いて
    構成されることを特徴とする請求項1に記載のデータ処
    理装置。
JP63202003A 1988-08-15 1988-08-15 デ―タ処理装置 Expired - Lifetime JP2523807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63202003A JP2523807B2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 デ―タ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63202003A JP2523807B2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 デ―タ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0251730A JPH0251730A (ja) 1990-02-21
JP2523807B2 true JP2523807B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=16450318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63202003A Expired - Lifetime JP2523807B2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 デ―タ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2523807B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0727349B2 (ja) * 1985-07-01 1995-03-29 株式会社日立製作所 マルチウインドウの表示制御方式
JPS6370322A (ja) * 1986-09-12 1988-03-30 Fujitsu Ltd グループ入力制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0251730A (ja) 1990-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5699534A (en) Multiple display pointers for computer graphical user interfaces
EP0717342A1 (en) Drag and drop operation in a graphical user interface
JPH11327763A (ja) コンピュータ・システムにおける合図提供方法
JPH09204426A (ja) データの編集方法
EP0653697B1 (en) Cursor with multiple pointing spots
JPH08137611A (ja) ジェスチャイメージ登録方法及び文書作成装置
JP2523807B2 (ja) デ―タ処理装置
JPH0916566A (ja) 文書処理装置及び方法
JP2560999B2 (ja) 文字列出力方法
JPH07219939A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH0696279A (ja) 情報処理方法及び装置
JP3358311B2 (ja) 表処理装置
JP3720411B2 (ja) 文書処理装置
JPH07261742A (ja) 文字列出力方法
JPH05101044A (ja) 文書処理装置
JPS6314194A (ja) 文字パタ−ンの編集登録装置
JPH0916723A (ja) 文字認識装置及びその制御方法
JP2004110845A (ja) 文字入力装置
JPH04281513A (ja) キー割当処理装置
JPH06309424A (ja) 文書編集装置
JPH1074197A (ja) 文書処理装置及び方法、並びに文書処理プログラムを記憶した記憶媒体
JPH04148474A (ja) 文書処理装置
JPH0696179A (ja) 文書作成装置及び図形編集方法
JPH03106674A (ja) 文書印刷装置
JPH03176716A (ja) 電子機器