JP2523736Y2 - 写真焼付装置のネガキャリア - Google Patents
写真焼付装置のネガキャリアInfo
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- JP2523736Y2 JP2523736Y2 JP1989112183U JP11218389U JP2523736Y2 JP 2523736 Y2 JP2523736 Y2 JP 2523736Y2 JP 1989112183 U JP1989112183 U JP 1989112183U JP 11218389 U JP11218389 U JP 11218389U JP 2523736 Y2 JP2523736 Y2 JP 2523736Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- negative film
- negative
- main body
- optical path
- film
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- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はネガフィルムの画像を印画紙に露光する写真
焼付装置において、ネガフィルムを露光用の光路内にセ
ットするために使用されるネガキャリアに関するもので
ある。
焼付装置において、ネガフィルムを露光用の光路内にセ
ットするために使用されるネガキャリアに関するもので
ある。
写真焼付装置ではネガフィルムを露光用の光路内に定
位置にセットするため、ネガフィルムを保持するネガキ
ャリアが使用されている。このネガキャリアは光源から
の光が導入される拡散筒に可能な限り、接近した状態
で、いわゆる正立型においては拡散筒下方に取り付けら
れる。焼き付けるネガサイズを変更する場合はこのネガ
キャリアと共に交換されることにより、新たな画像の露
光が行われる。
位置にセットするため、ネガフィルムを保持するネガキ
ャリアが使用されている。このネガキャリアは光源から
の光が導入される拡散筒に可能な限り、接近した状態
で、いわゆる正立型においては拡散筒下方に取り付けら
れる。焼き付けるネガサイズを変更する場合はこのネガ
キャリアと共に交換されることにより、新たな画像の露
光が行われる。
第6図ないし第8図は従来のネガキャリア50を示し、
光源の光が導入される拡散筒60下方にセットされるよう
になっている。ネガキャリア50はネガフィルムFがセッ
トされる本体51と、本体51に取りつけられた押え金具52
とを備えている。本体51は拡散筒60からの光が透過する
透光窓53を中央部分に有しており、下面には位置決め凹
部54が形成されている。この位置決め凹部54はネガキャ
リア50がセットされるセットテーブル61の位置決めピン
61aが挿入されるものであり、この挿入によって本体51
の定位置への載置が行われる。
光源の光が導入される拡散筒60下方にセットされるよう
になっている。ネガキャリア50はネガフィルムFがセッ
トされる本体51と、本体51に取りつけられた押え金具52
とを備えている。本体51は拡散筒60からの光が透過する
透光窓53を中央部分に有しており、下面には位置決め凹
部54が形成されている。この位置決め凹部54はネガキャ
リア50がセットされるセットテーブル61の位置決めピン
61aが挿入されるものであり、この挿入によって本体51
の定位置への載置が行われる。
この本体51にはネガフィルムFが挿入されるフィルム
溝55が形成されており、ネガフィルムFはこのフィルム
溝55内にセットされて露光に供されるようになってい
る。押え金具52は一端側にシャフト56が挿通されて、シ
ャフト56を中心に回動するように本体51に取り付けられ
ている。この押え金具52には本体51のフィルム溝55内に
嵌まり込む押え板57がピン58により取り付けられてお
り、このピン58にコイルスプリング59が巻回され押え板
57を付勢している。そして押え板57はフィルム溝55内に
挿入されることにより、コイルスプリング59を介してネ
ガフィルムFの両端部を押圧してネガフィルムFがずれ
を生じないように押え付けるように作用する。また、こ
の押圧解除は押え金具52が上方に回動して、押え板57が
フィルム溝55内から退出することにより行われる。
溝55が形成されており、ネガフィルムFはこのフィルム
溝55内にセットされて露光に供されるようになってい
る。押え金具52は一端側にシャフト56が挿通されて、シ
ャフト56を中心に回動するように本体51に取り付けられ
ている。この押え金具52には本体51のフィルム溝55内に
嵌まり込む押え板57がピン58により取り付けられてお
り、このピン58にコイルスプリング59が巻回され押え板
57を付勢している。そして押え板57はフィルム溝55内に
挿入されることにより、コイルスプリング59を介してネ
ガフィルムFの両端部を押圧してネガフィルムFがずれ
を生じないように押え付けるように作用する。また、こ
の押圧解除は押え金具52が上方に回動して、押え板57が
フィルム溝55内から退出することにより行われる。
従来のネガキャリア50はセットテーブル61の上方から
同テーブル61上に載置することによりセットされる。こ
のセットにあっては、拡散筒60が邪魔になるため、拡散
筒60を側方に取り外しておき、ネガキャリア50のセット
後に拡散筒60の再取り付けが行われている。従ってネガ
キャリア50の交換の都度、拡散筒60の取り外しおよび取
り付けが必要となり、またさらには各種センサの移動も
行なう必要もあることから、煩雑な作業となっている。
また、この拡散筒60の着脱作業時に、拡散筒60とネガキ
ャリア50とが接触することもある。
同テーブル61上に載置することによりセットされる。こ
のセットにあっては、拡散筒60が邪魔になるため、拡散
筒60を側方に取り外しておき、ネガキャリア50のセット
後に拡散筒60の再取り付けが行われている。従ってネガ
キャリア50の交換の都度、拡散筒60の取り外しおよび取
り付けが必要となり、またさらには各種センサの移動も
行なう必要もあることから、煩雑な作業となっている。
また、この拡散筒60の着脱作業時に、拡散筒60とネガキ
ャリア50とが接触することもある。
本考案は上記事情を考慮してなされ、拡散筒の着脱を
行うことなく、その交換が可能なネガキャリアを提供す
ることをその目的とする。
行うことなく、その交換が可能なネガキャリアを提供す
ることをその目的とする。
本考案は上記目的を達成すべく、ネガフィルムがセッ
トされ、露光を行う光路内にネガフィルムが挿入される
ように拡散筒下方に着脱可能に設けられるネガキャリア
において、ネガフィルムを保持し光路を横切る方向への
スライド移動によってネガフィルムを光路内に挿入する
本体と、ネガフィルムの中心と光路の光軸とが一致する
ように本体のスライド移動を案内するガイド部材と、所
定位置に装着するためのロックピンと、当該ロックピン
が挿脱可能に挿入されるロック片とを備えていることを
特徴とする。
トされ、露光を行う光路内にネガフィルムが挿入される
ように拡散筒下方に着脱可能に設けられるネガキャリア
において、ネガフィルムを保持し光路を横切る方向への
スライド移動によってネガフィルムを光路内に挿入する
本体と、ネガフィルムの中心と光路の光軸とが一致する
ように本体のスライド移動を案内するガイド部材と、所
定位置に装着するためのロックピンと、当該ロックピン
が挿脱可能に挿入されるロック片とを備えていることを
特徴とする。
〔作用〕 ガイド部材を案内にして本体をスライド移動させるこ
とにより、本体は露光用の光路を横切って所定位置にセ
ットされる。従って、装着方向は露光用の光路に対して
横方向となっており、上方に位置している拡散筒の着脱
は不要となる。
とにより、本体は露光用の光路を横切って所定位置にセ
ットされる。従って、装着方向は露光用の光路に対して
横方向となっており、上方に位置している拡散筒の着脱
は不要となる。
第1図は本考案が適用された写真焼付装置の外観の全
体斜視図を示し、ネガフィルムの画像を印画紙に焼付す
る露光部1が左側に位置し、露光した印画紙を現像、定
着処理する処理部2が右側に連設されており、これら露
光部1、処理部2は全体がハウジングに覆われて、外部
光の侵入が防止されている。
体斜視図を示し、ネガフィルムの画像を印画紙に焼付す
る露光部1が左側に位置し、露光した印画紙を現像、定
着処理する処理部2が右側に連設されており、これら露
光部1、処理部2は全体がハウジングに覆われて、外部
光の侵入が防止されている。
露光部1の上面パネルには、ネガフィルムに光を照射
する光源部3が取り付けられると共にネガフィルムの画
像をモニタ画面4に映し出すモニタ手段(モニタテレビ
5)が取り付けられている。また、上面パネルの前側部
分には、露光部1内を覗くための覗き窓6が形成されて
いる。一方、処理部2内には、現像処理槽、定着処理
槽、水洗槽(いずれも図示せず)などの各処理槽が順に
配設されており、これらの処理槽の間に印画紙を順次移
送させ、乾燥機内を経て適宜乾燥した後、排出するよう
になっている。
する光源部3が取り付けられると共にネガフィルムの画
像をモニタ画面4に映し出すモニタ手段(モニタテレビ
5)が取り付けられている。また、上面パネルの前側部
分には、露光部1内を覗くための覗き窓6が形成されて
いる。一方、処理部2内には、現像処理槽、定着処理
槽、水洗槽(いずれも図示せず)などの各処理槽が順に
配設されており、これらの処理槽の間に印画紙を順次移
送させ、乾燥機内を経て適宜乾燥した後、排出するよう
になっている。
第2図は露光部1の内部構造を示す。光源部3内に光
源7が設けられ、この光源7の下方に、光源7の光をネ
ガフィルムに導く拡散筒21が設けられており、さらにそ
の下方にはセットテーブル8、回転テーブル9が順に配
設され、回転テーブル9の下方には露光台10が設けられ
ている。印画紙Pはこの露光台10上に供給されて露光さ
れることにより、ネガフィルムFの画像の焼付けが行わ
れる。
源7が設けられ、この光源7の下方に、光源7の光をネ
ガフィルムに導く拡散筒21が設けられており、さらにそ
の下方にはセットテーブル8、回転テーブル9が順に配
設され、回転テーブル9の下方には露光台10が設けられ
ている。印画紙Pはこの露光台10上に供給されて露光さ
れることにより、ネガフィルムFの画像の焼付けが行わ
れる。
回転テーブル9は倍率が異なる多数のレンズ34や反射
ミラー11などの光学部材が同一円周上に一定間隔で配設
されている。この回転テーブル9は回転操作されること
により、露光倍率に合致したレンズをネガフィルムFを
透過した光源7からのの光路内にセットしたり、あるい
は反射ミラー11を光路内にセットする切換えを行なう。
図示例では、光源7下方に反射ミラー11がセットされて
いる状態を示す。
ミラー11などの光学部材が同一円周上に一定間隔で配設
されている。この回転テーブル9は回転操作されること
により、露光倍率に合致したレンズをネガフィルムFを
透過した光源7からのの光路内にセットしたり、あるい
は反射ミラー11を光路内にセットする切換えを行なう。
図示例では、光源7下方に反射ミラー11がセットされて
いる状態を示す。
また、回転テーブル9の周囲にはネガフィルムFの透
過光を検出する露光センサ(図示せず)が配設されてい
て、Y(黄色)、M(マゼンタ)、C(シアン)の色フ
ィルタの光路への挿入量や明るさ調整のシャッタの動作
などの露光条件を自動的に制御する露光制御回路(図示
せず)へと信号を送り込むように為されている。
過光を検出する露光センサ(図示せず)が配設されてい
て、Y(黄色)、M(マゼンタ)、C(シアン)の色フ
ィルタの光路への挿入量や明るさ調整のシャッタの動作
などの露光条件を自動的に制御する露光制御回路(図示
せず)へと信号を送り込むように為されている。
印画紙Pはロール状に巻回された状態で第2図中で露
光部1の右側面に取り付けられたマガジン13内に収納さ
れている。この印画紙Pはマガジン13内から順次引き出
されて露光台10上に供給され、露光台10上で露光された
後、搬送路20内に搬送され、搬送路20から前記処理部2
(第1図参照)に供給される。
光部1の右側面に取り付けられたマガジン13内に収納さ
れている。この印画紙Pはマガジン13内から順次引き出
されて露光台10上に供給され、露光台10上で露光された
後、搬送路20内に搬送され、搬送路20から前記処理部2
(第1図参照)に供給される。
以上の構成では、光源7から出射した光は拡散筒21を
通ってセットテーブル8上のネガフィルムFを透過した
後、回転テーブル9のレンズを通過して露光用の光路L
となり、露光台10上の印画紙Pを露光して、ネガフィル
ムFの画像の焼付けが行なわれる。この露光に先立っ
て、露光状態をあらかじめ確認したり、露光条件を調整
する必要がある。このため本実施例では、スクリーン22
が露光台10上面にセットされるようになっている。スク
リーン22は上面がほぼ白色の板体からなり、上記調整等
の場合に、露光台10上にセットされてネガフィルムFの
画像が投影され、オペレータはこれを覗き窓6(第1図
参照)から確認することできる。そして調整終了の後、
スクリーン22は図中の矢印方向に回動して起立すること
により、光路Lから退出する。これにより、印画紙Pへ
の露光可能状態となる。
通ってセットテーブル8上のネガフィルムFを透過した
後、回転テーブル9のレンズを通過して露光用の光路L
となり、露光台10上の印画紙Pを露光して、ネガフィル
ムFの画像の焼付けが行なわれる。この露光に先立っ
て、露光状態をあらかじめ確認したり、露光条件を調整
する必要がある。このため本実施例では、スクリーン22
が露光台10上面にセットされるようになっている。スク
リーン22は上面がほぼ白色の板体からなり、上記調整等
の場合に、露光台10上にセットされてネガフィルムFの
画像が投影され、オペレータはこれを覗き窓6(第1図
参照)から確認することできる。そして調整終了の後、
スクリーン22は図中の矢印方向に回動して起立すること
により、光路Lから退出する。これにより、印画紙Pへ
の露光可能状態となる。
前記回転テーブルPに取り付けられた反射ミラー11は
ネガフィルムFの透過光を光路Lと直角方向に反射す
る。この反射光の光路には、ネガフィルムFの画像をモ
ニタテレビ5に出力するCCDカメラ,CRTカメラなどのカ
メラ19が設けられており、モニタテレビ5はカメラ19か
らネガフィルムFの画像が入力されて、そのモニタ画面
4に画像を映し出すようになっている。オペレータはこ
のモニタ画面4の画像を見ながら、色濃度や明るさの調
整を行うことができるため、これらの作業を容易に行な
うことができる。
ネガフィルムFの透過光を光路Lと直角方向に反射す
る。この反射光の光路には、ネガフィルムFの画像をモ
ニタテレビ5に出力するCCDカメラ,CRTカメラなどのカ
メラ19が設けられており、モニタテレビ5はカメラ19か
らネガフィルムFの画像が入力されて、そのモニタ画面
4に画像を映し出すようになっている。オペレータはこ
のモニタ画面4の画像を見ながら、色濃度や明るさの調
整を行うことができるため、これらの作業を容易に行な
うことができる。
第3図ないし第5図はネガフィルムFをセットテーブ
ル8上に載置するためのネガキャリア23を示す。ネガキ
ャリア23はセットテーブル8上に載置されることによ
り、そのネガフィルムFが拡散筒21直下に位置して印画
紙Pへの露光が行われる。このネガキャリア23はネガフ
ィルムFがセットされる本体31と、本体31に取りつけら
れた押え金具32と、本来31を光路の定位置へ案内するガ
イド部材33とを備えている。
ル8上に載置するためのネガキャリア23を示す。ネガキ
ャリア23はセットテーブル8上に載置されることによ
り、そのネガフィルムFが拡散筒21直下に位置して印画
紙Pへの露光が行われる。このネガキャリア23はネガフ
ィルムFがセットされる本体31と、本体31に取りつけら
れた押え金具32と、本来31を光路の定位置へ案内するガ
イド部材33とを備えている。
本体31は外形が矩形の平板形状に成形され、その略中
央部分にネガフィルムFがセットされるようになってい
る。すなわち、この本体31にはネガフィルムFが挿入さ
れるフィルム溝34が形成されており、ネガフィルムFは
このフィルム溝34内にセットされて露光に供されるよう
になっている。押え金具32は一端側にシャフト35が挿通
されて、シャフト35を中心に回動するように本体31に取
り付けられている。この押え金具32には本体31のフィル
ム溝34内に嵌まり込む押え板36がピン37により取り付け
られており、このピン37にコイルスプリング38が巻回さ
れ押え板36を付勢している。そして押え板36はフィルム
溝34内に挿入されることにより、コイルスプリング38を
介してネガフィルムFの両端部を押圧してネガフィルム
Fがずれを生じないように押え付けるように作用する。
また、この押圧解除は押え金具32が上方に回動して、押
え板36がフィルム溝34内から退出することにより行われ
る。そして、この本体31は光源7の光路を直交方向(図
示例では水平方向)に横切るようにスライド移動して、
ネガフィルムFを光路内に挿入され、また、このスライ
ド移動と反対方向にスライド移動することにより、ネガ
フィルムFを保持した状態で光路から退出される。
央部分にネガフィルムFがセットされるようになってい
る。すなわち、この本体31にはネガフィルムFが挿入さ
れるフィルム溝34が形成されており、ネガフィルムFは
このフィルム溝34内にセットされて露光に供されるよう
になっている。押え金具32は一端側にシャフト35が挿通
されて、シャフト35を中心に回動するように本体31に取
り付けられている。この押え金具32には本体31のフィル
ム溝34内に嵌まり込む押え板36がピン37により取り付け
られており、このピン37にコイルスプリング38が巻回さ
れ押え板36を付勢している。そして押え板36はフィルム
溝34内に挿入されることにより、コイルスプリング38を
介してネガフィルムFの両端部を押圧してネガフィルム
Fがずれを生じないように押え付けるように作用する。
また、この押圧解除は押え金具32が上方に回動して、押
え板36がフィルム溝34内から退出することにより行われ
る。そして、この本体31は光源7の光路を直交方向(図
示例では水平方向)に横切るようにスライド移動して、
ネガフィルムFを光路内に挿入され、また、このスライ
ド移動と反対方向にスライド移動することにより、ネガ
フィルムFを保持した状態で光路から退出される。
前記ガイド部材33はこの本体31のスライド移動を案内
するものであり、この案内によってネガフィルムFが光
源7の光路内に挿入される。本実施例において、ガイド
部材33は本体31のスライド方向と同方向に平行に伸びる
一対のレール状となっている。このガイド部材33の長手
方向には、本体31下端のフランジ部31aが挿入されるガ
イド溝39が形成されている。本体31はフランジ部31aの
両端がガイド溝39に挿入された状態でスライド移動する
ことにより、横ずれが防止されると共に、本体31はガイ
ド部材33から外れ止め状態となる。
するものであり、この案内によってネガフィルムFが光
源7の光路内に挿入される。本実施例において、ガイド
部材33は本体31のスライド方向と同方向に平行に伸びる
一対のレール状となっている。このガイド部材33の長手
方向には、本体31下端のフランジ部31aが挿入されるガ
イド溝39が形成されている。本体31はフランジ部31aの
両端がガイド溝39に挿入された状態でスライド移動する
ことにより、横ずれが防止されると共に、本体31はガイ
ド部材33から外れ止め状態となる。
また、本体31のスライド方向終端部には本体31が当接
して、そのスライド移動を停止させるストッパ部40が形
成されている。本体31はこのストッパ部40への当接によ
って停止することにより、ネガフィルムFは拡散筒21直
下に位置するため、露光が可能となる。
して、そのスライド移動を停止させるストッパ部40が形
成されている。本体31はこのストッパ部40への当接によ
って停止することにより、ネガフィルムFは拡散筒21直
下に位置するため、露光が可能となる。
さらに、これら加えて、本体31下面の適宜位置にはロ
ックピン41が垂設されていると共に、セットテーブル8
上面には、このロックピン41が挿脱可能に挿入されるロ
ック片42が取り付けられている。このロック片42は本体
31のスライド方向に向って解放されると共に、ロックピ
ン41を両側から挟持する一対の板ばねからなっている。
従って本体31がスライド移動すると、そのロックピン41
がロック片42内に挿入されて抜け止め状態となり、本体
31はその位置でロックされる。一方、ロック片42のばね
力に抗して本体31を反対方向に引き戻すと、ロックピン
41はロック片42から離脱して、本体31は取り外し方向に
スライドするようになっている。なお、43は拡散筒21か
らの光が透過する透光窓である。
ックピン41が垂設されていると共に、セットテーブル8
上面には、このロックピン41が挿脱可能に挿入されるロ
ック片42が取り付けられている。このロック片42は本体
31のスライド方向に向って解放されると共に、ロックピ
ン41を両側から挟持する一対の板ばねからなっている。
従って本体31がスライド移動すると、そのロックピン41
がロック片42内に挿入されて抜け止め状態となり、本体
31はその位置でロックされる。一方、ロック片42のばね
力に抗して本体31を反対方向に引き戻すと、ロックピン
41はロック片42から離脱して、本体31は取り外し方向に
スライドするようになっている。なお、43は拡散筒21か
らの光が透過する透光窓である。
このような構成では、ネガキャリア23は光源の光路を
横切る方向にスライド移動してネガフィルムFのセット
が行われるため、上方に位置している拡散筒21との干渉
が全くなく、ネガキャリア23のセットに伴う拡散筒21の
着脱操作が不要となり、作業性が良好となる。また、こ
のネガキャリア23は拡散筒21に対して、その下方で横方
向にスライドするため拡散筒21との接触もなく、接触に
基づく破損もなくなる。
横切る方向にスライド移動してネガフィルムFのセット
が行われるため、上方に位置している拡散筒21との干渉
が全くなく、ネガキャリア23のセットに伴う拡散筒21の
着脱操作が不要となり、作業性が良好となる。また、こ
のネガキャリア23は拡散筒21に対して、その下方で横方
向にスライドするため拡散筒21との接触もなく、接触に
基づく破損もなくなる。
なお本考案においては、ガイド部材として、本体のス
ライド方向に伸びる凹凸嵌合体を使用しても良い。ま
た、本実施例においてはネガキャリア23の係止を、ロッ
クピン41とロック片42との係合により行なっているが、
ロック片42の代わりにフランジ部31aを両側から挟持す
るように付勢されるローラを設け、ロックピン41の代わ
りにフランジ部31aに、前記ローラと係合する一対の係
合溝を形成するようにしてもよい。
ライド方向に伸びる凹凸嵌合体を使用しても良い。ま
た、本実施例においてはネガキャリア23の係止を、ロッ
クピン41とロック片42との係合により行なっているが、
ロック片42の代わりにフランジ部31aを両側から挟持す
るように付勢されるローラを設け、ロックピン41の代わ
りにフランジ部31aに、前記ローラと係合する一対の係
合溝を形成するようにしてもよい。
以上の通り本考案は、ネガフィルムを保持した状態で
光路を横切る方向にスライド移動することにより、その
セットを行うようにしたため、ネガキャリアの着脱に伴
って拡散筒を着脱する必要がなくなり、着脱操作が簡単
となる、効果がある。
光路を横切る方向にスライド移動することにより、その
セットを行うようにしたため、ネガキャリアの着脱に伴
って拡散筒を着脱する必要がなくなり、着脱操作が簡単
となる、効果がある。
第1図は本考案が適用された写真焼付装置の全体斜視
図、第2図はその露光部を背面から示す断面図、第3図
はネガキャリアの平面図、第4図及び第5図はそれぞれ
第3図のIV-IV線断面図及びV−V線断面図、第6図は
従来のネガキャリアの平面図、第7図および第8図はそ
れぞれ第5図のVII-VII線断面図及びVIII-VIII線断面図
である。 7……光源、21……拡散筒、23……ネガキャリア、31…
…本体、33……ガイド部材、F……ネガフィルム。
図、第2図はその露光部を背面から示す断面図、第3図
はネガキャリアの平面図、第4図及び第5図はそれぞれ
第3図のIV-IV線断面図及びV−V線断面図、第6図は
従来のネガキャリアの平面図、第7図および第8図はそ
れぞれ第5図のVII-VII線断面図及びVIII-VIII線断面図
である。 7……光源、21……拡散筒、23……ネガキャリア、31…
…本体、33……ガイド部材、F……ネガフィルム。
Claims (1)
- 【請求項1】ネガフィルムがセットされ、露光を行う光
路内にネガフィルムが挿入されるように拡散筒下方に着
脱可能に設けられるネガキャリアにおいて、 当該ネガフィルムの撮影画面サイズに合った大きさの透
光窓を有し当該ネガフィルムを保持し当該光路を横切る
方向へのスライド移動によってネガフィルムを光路内に
挿入する本体と、 当該ネガフィルムの中心と当該光路の光軸とが一致する
ように当該本体の横方向へのスライド移動を案内するガ
イド部材と、 所定位置に装着するため本体に垂設されたロックピン
と、セットテーブル上面に当該ロックピンが挿脱可能に
挿入されるロック片とを備えている ことを特徴とする写真焼付装置のネガキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112183U JP2523736Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 写真焼付装置のネガキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112183U JP2523736Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 写真焼付装置のネガキャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351434U JPH0351434U (ja) | 1991-05-20 |
JP2523736Y2 true JP2523736Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31660632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989112183U Expired - Lifetime JP2523736Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 写真焼付装置のネガキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523736Y2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60149040A (ja) * | 1984-01-14 | 1985-08-06 | Fuji Photo Optical Co Ltd | ネガキヤリア |
JPS60150041A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-07 | Shashin Kogyo:Kk | 密着焼付装置 |
JPH0245859Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1990-12-04 | ||
JPS61133937A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-21 | Tamuron:Kk | フイルムの撮影装置 |
JPH0617979B2 (ja) * | 1987-05-25 | 1994-03-09 | 富士写真フイルム株式会社 | ネガキヤリア装着装置 |
JPH07109480B2 (ja) * | 1988-01-28 | 1995-11-22 | 富士写真フイルム株式会社 | ネガキヤリア装着装置 |
JPH0645961Y2 (ja) * | 1988-10-04 | 1994-11-24 | ノーリツ鋼機株式会社 | プリンタにおけるネガキャリア装置 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1989112183U patent/JP2523736Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351434U (ja) | 1991-05-20 |
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