JPH09101574A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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Publication number
JPH09101574A
JPH09101574A JP26012795A JP26012795A JPH09101574A JP H09101574 A JPH09101574 A JP H09101574A JP 26012795 A JP26012795 A JP 26012795A JP 26012795 A JP26012795 A JP 26012795A JP H09101574 A JPH09101574 A JP H09101574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
lens unit
photographic
connecting rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP26012795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Narita
俊彦 成田
Mamoru Ogasawara
護 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP26012795A priority Critical patent/JPH09101574A/ja
Publication of JPH09101574A publication Critical patent/JPH09101574A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCDパネル等の画像表示手段に表示した画
像のピント合わせを容易にする。 【解決手段】 ディスプレイホルダ108とレンズホル
ダ110は、予め位置が調整されて連結ロッド112に
固定され、ベース部120に対してレンズユニットの軸
線方向に沿って移動可能となっている。このため、予め
治具150の長さLを連結ロッドの端面112Aとプリ
ントガイド96の表面との間隔に相当する距離L0 に合
わせておけば、ピント合わせを行うときに、この治具を
用いて印画紙54の感光面に画像を結像させる適切な位
置へ連結ロッドと共にLCDパネル100及びレンズユ
ニット102を簡単にかつ正確に移動(矢印X方向)さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画紙等の写真感
光材料を画像露光する画像露光装置に係り、詳細には画
像表示手段に表示した画像を写真感光材料へ結像させて
露光する画像露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ等の撮影装置によって写真フィル
ム(例えばネガフィルム、以下ネガフィルムと言う)に
記録された画像から写真プリントを得る場合、写真プリ
ンタによってネガフィルムに記録している画像に応じて
印画紙を露光して、印画紙に画像を焼付ける。この画像
焼付けの終了した印画紙を現像処理することによって、
写真プリントが得られる。
【0003】近年、画像処理の多様化に伴い、単にネガ
フィルムに記録されている画像をそのまま印画紙へ焼付
けて写真プリントを作成するのではなく、ネガフィルム
に記録されている画像に種々の画像処理を施し、画像処
理した画像を印画紙へ焼付けた写真プリントの要求が高
まっている。
【0004】このような写真プリンタでは、電気信号に
変換されている画像をCRTディスプレイ、LCDパネ
ル等の画像表示手段に表示し、この表示画像をレンズユ
ニット等の光学系によって印画紙へ結像させて、所望の
画像が記録された写真プリントを得られるようにした写
真プリンタがある。
【0005】このような写真プリンタでは、画像表示手
段によって表示した画像をレンズユニットによって偏向
して印画紙へ結像させる。例えば、ネガフィルム1本分
の画像をマトリックス状に配置して一目でわかるように
したインデックスプリントの作成が可能となる。
【0006】ところで、画像表示手段としてLCDパネ
ルを用いた写真プリンタでは、予めLCDパネルとレン
ズユニットを所定の間隔で位置決めして取り付けたベー
ス部を写真プリンタの所定の位置に位置決めして組み付
けることによって、LCDパネルに表示した画像を印画
紙に結像できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真プ
リンタのメンテナンス時に、ベース部と共にLCDパネ
ルとレンズユニットを一体で取り外ししたときには、L
CDパネルとレンズユニットを位置決めして固定したベ
ース部を写真プリンタに組み付ける必要がある。このと
き、LCDパネルの表示画像をレンズユニットによって
決まる倍率で印画紙に正確に結像させるためには、レン
ズユニットの焦点距離に合わせてベース部を正確に位置
決めする必要がある。このような作業を既に使用してい
る写真プリンタの設置現場で正確に行うのは極めて困難
であり、また、狭い写真プリンタの内部でピントが正確
にあっているかを確認する作業は容易ではなく、装置の
メンテナンスを煩雑にしている。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、画像表示手段とレンズユニットを装着するときに
位置決めが容易でメンテナンス性の向上が可能な画像露
光装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
露光によって写真感光材料へ画像を焼付ける画像露光装
置であって、前記写真感光材料への露光画像を表示する
画像表示手段と、前記画像表示手段に表示した画像を前
記写真感光材料上へ結像させるためのレンズユニット
と、前記画像表示手段と前記レンズユニットを連結する
連結ロッドと、前記連結ロッドを前記レンズユニットの
光軸方向に沿って移動可能に支持して前記写真感光材料
を配置する所定の位置に対して位置決めされて取り付け
られるベース部と、任意の位置に移動した前記画像表示
手段又は前記レンズユニットの少なくとも一方と前記ベ
ース部とを連結して画像表示手段とレンズユニットとを
ベース部へ固定する固定手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0010】この発明によれば、画像表示手段とレンズ
ユニットがベース部に対して一体に移動可能に取り付け
られており、ベース部を所定の位置に位置決めした後、
画像表示手段とレンズユニットを一体で移動させて、レ
ンズユニットによる画像の結像位置を調整した後、固定
手段によって画像表示手段とレンズユニットをベース部
に固定できる。これにより、画像表示手段とレンズユニ
ットが予め位置決めされたベース部の位置を調整して組
み付けるのに比べて、組み付け作業が極めて容易にな
る。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
画像露光装置であって、長手方向に沿った長さが変更可
能な略棒状の治具によって、前記レンズユニットと前記
写真感光材料を配置する所定の位置との間隔が調節され
ることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、治具の長さを予めレン
ズユニットによる画像の結像位置又は結像位置までの距
離に合わせて調節しておけば、画像表示手段とレンズユ
ニットを組み付けるときに、この治具を用いて位置調整
を容易にかつ正確に行うことができる。
【0013】棒状の治具としては、基部に雌ねじを形成
し、雄ねじが形成された調整部の螺合位置を変えて長さ
を調節するものを用いることができる。これによって、
所定の長さ範囲内で任意の長さに変更可能な治具とする
ことができる。また、この治具の調整部の螺合位置をロ
ックナット等によって固定するようにしてもよく、これ
によって長さ調節をした後で治具の長さが変わってしま
うのを防止することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に適用し
たプリンタプロセッサ10の概略構成を示している。こ
のプリンタプロセッサ10は、ケーシング12内にプリ
ンタ部58とプロセッサ部72を備えている。プリンタ
プロセッサ10では、プリンタ部58において写真感光
材料の一つであるカラー印画紙(以下「印画紙54」と
言う)を写真フィルムに記録されている画像等に応じて
露光し、画像を焼付ける。
【0015】プロセッサ部72は、画像が焼付けられた
印画紙54を、発色現像槽74内の発色現像液、漂白定
着槽76内の漂白定着液及び複数のリンス槽78内のリ
ンス液に順に浸漬して現像処理を施し、次に乾燥部80
で印画紙54に温風をあてて乾燥処理を行う。さらに、
乾燥処理が終了した印画紙54を乾燥部80の上側に配
設したカッタ部84へ搬送し、カッタ88によって印画
紙54を画像コマ毎にカットする。カットされた印画紙
54は、写真プリントとして排出され、例えば1件分の
写真フィルム毎にソータ92へ仕分けられて集積され
る。
【0016】図1に示すように、プリント部58は、プ
リンタプロセッサ10の図1左方向に設けられている。
ケーシング12には、作業テーブル14が図1紙面左方
に突出しており、作業テーブル14の上面にフィルムキ
ャリア18及びプリント部58を操作するためのキーボ
ード15が配置されている。このフィルムキャリア18
には、画像撮影及び現像処理が終了して画像が形成され
た写真フィルム(一例として「ネガフィルム16」とす
る)がセットされる。
【0017】作業テーブル14の図1紙面の下方には、
光源部36が設けられ、光源38から発した光を調光フ
ィルタ40によって調光し、拡散筒42によって偏向し
て、フィルムキャリア18に装着しているネガフィルム
16へ照射する。また、作業テーブル14の図1紙面の
上方に位置するアーム44には、ズームレンズ48、ブ
ラックシャッタ50及び反射ミラー51を備えた光学系
46が配置されており、ネガフィルム16を透過した光
を、反射ミラー51によって偏向(光軸が90°偏向)
するようになっている。反射ミラー51の側方には、可
変プリントマスク52が配設され、反射ミラー51によ
って偏向した光が照射される。
【0018】ケーシング12の上面には、印画紙54を
リール62に層状に巻き取って収容するペーパマガジン
64が装着されている。印画紙54は、ニップローラ6
6によってペーパーマガジン64から引き出されると、
搬送ローラ68によってプリント部58内を搬送され、
可変プリントマスク52へ送り込まれる。これにより、
印画紙54は、反射ミラー51によって偏向された光が
照射され、ネガフィルム16に記録された画像が焼付け
られる。
【0019】図2に示すように、調光フィルタ40は、
主制御部20からの信号によって作動するフィルタ制御
部39に接続されており、C(シアン)、M(マゼン
タ)、Y(イエロー)の各色フィルタを光源38からの
光路上に出没させて、ネガフィルム16へ照射する光源
38の光を補正する。また、フィルムキャリア18とズ
ームレンズ48との間には、ハーフミラー43が設けら
れており、ネガフィルム16を透過した光の一部が偏向
される。
【0020】ハーフミラー43によって偏向された光
は、測光用レンズ45によって偏向されて画像濃度計5
6のCCDセンサ56Aに結像される。画像濃度計56
は、CCDセンサ56Aに結像した光から、濃度測定器
56Bによってネガフィルム16の画像濃度を測定す
る。主制御部20は、画像濃度計56によって測定した
ネガフィルム16の画像濃度から、ネガフィルム16に
記録されている画像を印画紙54へ焼付けるときの露光
条件の設定を行い、設定した露光条件に基づいて印画紙
54を画像露光する。
【0021】測光用レンズ45を通過した光の光路上に
は、ハーフミラー41が設けられており、ネガフィルム
16を透過した光の一部が、ハーフミラー41によって
偏向されてCCDイメージセンサ等によって構成される
スキャナ30に結像され、ネガフィルム16に記録され
ている画像が画像処理部32に読み込まれる。
【0022】画像処理部32には、シュミレータ34が
接続されており、スキャナ30によって読み込んだ画像
を表示しながらキーボード15(図2では図示省略)の
操作によって種々の処理が可能となっている。また、画
像処理部32によって処理された画像信号は画像メモリ
36に記憶される。
【0023】図1に示すように、プリント部58には、
アーム44の上部に副露光部22が設けられている。図
2に示すように、副露光部22には、画像表示手段とし
てのLCDパネル100及びレンズユニット102を備
えた露光ユニット104が配置されている。
【0024】LCDパネル100は、個々に光透過率が
制御される多数の液晶ディスプレイ素子(Liquid Cryst
al display Device )がマトリックス状に緊密に配列さ
れたドットマトリックスディスプレイであり、画像信号
に応じた光透過画像を表示する。露光ユニット104の
LCDパネル100には、R光源25、G光源26及び
B光源27から発した光が、直接又はダイクロイックミ
ラー28によって偏向されて照射される。R光源25、
G光源26及びB光源27は、発光ダイオード(LE
D;Light Emitting Diode)によってそれぞれR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光を発する。
【0025】副露光部22には、画像メモリ36が接続
された副制御部23が設けられており、この副制御部2
3に、R光源25、G光源26及びB光源27の各LE
Dを駆動するLEDドライバ29及びLCDパネル10
0を駆動するLCDドライバ31が接続されている。
【0026】副制御部23は、主制御部20からの信号
によって画像メモリ36に記録している画像信号を読み
込むと、この画像信号に応じてLCDパネル100を駆
動して画像信号に応じた画像を表示させ、R光源25、
G光源26及びB光源27から光をLCDパネル100
の表示画像に応じて透過させると、レンズユニット10
2によって偏向して印画紙54を露光する。なお、副露
光部22では、R、G、Bの各色分解画像を順にLCD
パネル100に表示し、LCDパネル100の表示画像
に応じた色の光によって印画紙54を重ね露光し、印画
紙54にカラー画像を焼付ける。
【0027】ところで、図3及び図4に示すように、露
光ユニット104では、LCDパネル100が設けられ
たLCD基板106が略矩形状のディスプレイホルダ1
08に取り付けられている。このディスプレイホルダ1
08には、LCDパネル100に対向する中央部が開口
されており、R光源25、G光源26及びB光源27か
らの光が、この開口を通過してLCDパネル100へ達
するようになっており、また、LCDパネル100を透
過した光がレンズユニット102へ向けて通過する。
【0028】レンズユニット102は、略矩形形状のレ
ンズホルダ110に取り付けられている。ディスプレイ
ホルダ108とこのレンズホルダ110の間には、所定
の長さの一対の連結ロッド112が掛け渡されている。
連結ロッド112は、軸線方向(矢印X方向)の一端に
ネジ部114が形成されており、このネジ部114(図
4参照)がディスプレイホルダ108の周縁の所定の位
置に螺合又は挿入されてディスプレイホルダ108を貫
通している。このネジ部114には、ディスプレイホル
ダ108を挟むようにロックナット116が螺合されて
おり、このロックナット116によって、ディスプレイ
ホルダ108に対して固定され、ディスプレイホルダ1
08から一対の連結ロッド112が互いに平行に突設さ
れた状態となっている。
【0029】連結ロッド112は、レンズホルダ110
に形成されているガイド孔118(図4参照)に挿入さ
れている。これによって、レンズホルダ110は、ディ
スプレイホルダ108に対する接離方向(矢印X方
向)、即ち光軸方向に沿って平行移動可能に組み付けら
れる。このレンズホルダ110は、ガイド孔118へ向
けて外方から図示しないロックネジを螺合し、ロックネ
ジの先端を連結ロッド112へ押し付ける等によって連
結ロッド112の軸線方向に沿った任意の位置に固定可
能となっている。
【0030】ディスプレイホルダ108に対するレンズ
ホルダ110の位置は、レンズユニット102の倍率及
び焦点距離によって定まり、レンズホルダ110は、デ
ィスプレイホルダ108に対して、位置調整されて固定
されている。これによって、連結ロッド112の軸線方
向に沿ったディスプレイホルダ108と反対側の端面1
12Aのレンズユニット102に対する位置が定まる。
本実施の形態では、この連結ロッド112の端面112
AをLCDパネル100とレンズユニット102を副露
光部22へ位置決めするときの基準として用いている。
【0031】ディスプレイホルダ108とレンズホルダ
110は、ベース部120に取り付けられている。ベー
ス部120は、ディスプレイホルダ108とレンズホル
ダ110を支持する支持ブロック122と、この支持ブ
ロック122の下面に組み付けられて露光ユニット10
4をプリント部58へ取り付けるときの位置決め用のの
ベース板124によって構成されている。
【0032】支持ブロック122の上面(図4の紙面上
方側の面)には、互いに平行な矩形ブロック状の凸部1
26、128が形成されている。それぞれの凸部12
6、128には、連結ロッド112を軸線方向に移動可
能に支持するすべり軸受130が設けられている。ディ
スプレイホルダ108とレンズホルダ110は、連結ロ
ッド112をすべり軸受130へ挿入した状態でベース
部120に支持される。このため、ディスプレイホルダ
108とレンズホルダ110、すなわちLCDパネル1
00とレンズユニット102は一体でベース部120に
対して連結ロッド112の軸線方向であるレンズユニッ
ト102の光軸に沿って相対移動可能となっている。な
お、レンズホルダ110は、一対の凸部126、128
の間に配置され、連結ロッド112の端面112Aが、
レンズホルダ110側の凸部128から突出されてい
る。
【0033】図4に示すように、ベース板124は裏面
(支持ブロック122と反対側の面、図4の紙面下側
面)が露光ユニット104を副露光部22へ位置決めす
るときの基準面となっており、この裏面に複数の脚部1
32と突起部134が形成されている。
【0034】露光ユニット104は、プリンタ部58の
図示しないフレームから突設されたブラケット136の
先端上面に取り付けられた取付ベース138にベース板
124の脚部132を当接させると共に、突起部134
を取付ベース138の周縁の所定の位置に当接させて載
置された状態で固定される。これによって、露光ユニッ
ト104は、レンズユニット102の軸線が所定の方向
へ向くように位置決めされる。なお、ベース部120の
位置決め構造は、これに限るものではなく、従来公知の
種々の構造を適用することができる。
【0035】副露光部22には、露光ユニット104に
対向してプリントガイド96が設けられており、レンズ
ユニット102の軸線がこのプリントガイド96の表面
へ向けれる。このプリントガイド96の表面には、ペー
パーマガジン64から引き出された印画紙54が送り込
まれ、印画紙54がその感光面を露光ユニット104へ
向けられた状態で配置される。副露光部22では、プリ
ントガイド96に配置された印画紙54をLCDパネル
100の表示画像に応じて露光する。
【0036】一方、図3に示すように、露光ユニット1
04は、レンズユニット102の光軸と直交する方向に
沿った断面形状が略コ字状でLCDパネル100とレン
ズユニット102を一体で覆うカバー140を備えてい
る。ベース部120の支持ブロック122には、側面に
所定間隔でボルト孔142Aが刻設されており、凸部1
26、128の側面にはボルト孔142Bが刻設されて
いる。カバー140には、ボルト孔142A、142B
のそれぞれに対向する位置に丸孔144A、144Bが
穿設されており、カバー140は丸孔144A、144
Bからボルト146を挿入してボルト孔142A、14
2Bへ螺合することによりベース部120へ固定され
る。
【0037】レンズホルダ110には、カバー140に
側面内方に対向する面にボルト孔142Cが刻設されて
いる。カバー140には、このボルト孔142Cに対向
する位置に長孔144Cが穿設されている。長孔144
Cは、ベース部120へカバー140を取り付けたとき
に、連結ロッド112の軸線方向に沿って長尺となるよ
うに形成されている。LCDパネル100とレンズユニ
ット102は、カバー140の長孔144Cに挿入した
ボルト146をレンズホルダ110のボルト孔142C
へ螺合することによってベース部120に対して固定さ
れる。すなわち、カバー140がベース部120へLC
Dパネル100とレンズユニット102を固定する固定
手段となっている。
【0038】LCDパネル100とレンズユニット10
2は、ボルト孔142Cに螺合したボルト146を緩め
ることにより、カバー140によって覆った状態でもベ
ース部120に対してレンズユニット102の光軸に沿
って移動可能となる。
【0039】この露光ユニット104は、LCDパネル
100の表示画像がレンズユニット102によってプリ
ントガイド96の表面上の印画紙54に結像されるよう
にレンズユニット102の位置調整、すなわちピント合
わせが行われる。
【0040】レンズユニット102とLCDパネル10
0は予め位置調整されて連結ロッド112に取り付けら
れているため、レンズユニット102の焦点と連結ロッ
ド112の端面112Aとの距離は一定となる。このた
めピント合わせを行うときには、連結ロッド112を軸
線方向に沿って所定の位置へ移動させて、プリントガイ
ド96の表面上の印画紙54の感光面と連結ロッド11
2の端面112Aとの距離を距離を調節すればよい。
【0041】ここから、図6(A)に示すように、プリ
ンタプロセッサ10の機外で、ピント合わせ用の治具9
4を用いてLCDパネル100とレンズユニット102
の位置調整を行うときに、基準板98上に配置した印画
紙54上がレンズユニット102の焦点となるようにピ
ント合わせを行って、ディスプレイホルダ108とレン
ズホルダ110を連結ロッド112に固定したときに、
連結ロッド112の端面112Aと基準板98の表面の
距離L0 を測定して記録しておくか又は距離L 0 を記憶
させておく。
【0042】次に、図4に示すように、露光ユニット1
04を副露光部22へ取り付けたとき、連結ロッド11
2の端面112Aとプリントガイド96の表面との間を
距離L0 となるようにする。これによって、LCDパネ
ル100の表示画像をレンズユニット102によってプ
リントガイド板96の表面上の印画紙54へ結像させる
ことができる。
【0043】本実施の形態では、この露光ユニット10
4のピント合わせのための距離L0を測定して記憶する
ために、治具150を用いている。
【0044】図5に示されるように、治具150は、大
径部152と小径部154とが軸線方向に沿って連結さ
れた形状の治具本体156と、中間部から一方の端部に
掛けて雄ねじ部158が形成されたネジ付のロッド16
0と、を備えている。大径部152には、小径部154
と反対側の端面から軸線方向に沿ってロッド160の雄
ねじ部158が螺合される雌ねじ部162が形成されて
いる。
【0045】このため、治具150は、ロッド160の
雄ねじ部158を治具本体156の雌ねじ部162へ螺
合して挿入するときに、挿入量を変えることによって長
さLが調節可能となっている。なお、この長さLは、ロ
ッド160の雄ねじ部158と反対側の端面160A
と、治具本体156の小径部154の端面154Aとを
それぞれ基準面とした長さとしている。
【0046】次に本実施の形態の作用を説明する。プリ
ンタプロセッサ10では、ペーパーマガジン64から印
画紙54を引き出してプリント部58へ送り込むと、フ
ィルムキャリア18に装着したネガフィルム16に記録
されている画像を順次、この印画紙54に焼付ける。
【0047】また、プリント部58では、副露光部22
で所望の画像を印画紙54へ焼付ける。例えば、ネガフ
ィルム16に記録れている画像をスキャナ30で読み込
んで画像信号に変換し、この画像信号を画像処理部32
で所望の画像処理を行う。この画像処理部32で処理し
た画像を副露光部22のLCDパネル100に表示し、
このLCDパネル100の表示画像をレンズユニット1
02によって印画紙54へ結像させて、印画紙54へ焼
付ける。
【0048】このような副露光部22は、例えば、ネガ
フィルム16に記録された画像に重ねて種々の文字を印
画紙54に焼付けたり、1本のネガフィルム16に記録
されている画像をマトリックス状に配置して焼付けてイ
ンデックスプリントを作成するときなどに用いられる。
また、ネガフィルム16に記録されている画像のみでは
なく、予め画像信号に変換している画像を読み込んで、
この読み込んだ画像を印画紙54へ焼付けるとき等に用
いることができる。
【0049】プリンタプロセッサ10では、プリント部
58で画像を焼付けた印画紙をプロセッサ部72へ送
り、発色現像、漂白定着、リンス、乾燥処理を施し、こ
の後、画像コマ毎に切断し、写真プリントとして排出す
る。
【0050】このように、種々の画像を印画紙54へ焼
付ける副露光部22では、メンテナンス等のために、露
光ユニット104を取り外すと、この露光ユニット10
4を再度、副露光部22へ取り付けるときに、レンズユ
ニット102のピント合わせが必要となる。以下に、露
光ユニット104の取り付け及びレンズユニット102
のピント合わせについて説明する。
【0051】図6(A)に示すように、露光ユニット1
04をプリンタプロセッサ10の副露光部22へ取り付
けるときには、先ず、ピント合わせ用の治具94に露光
ユニット104を取り付ける。この後、LCDパネル1
00の表示画像が、所定の倍率で基準板98上に配置し
ている印画紙54又は印画紙54に相当する部材の表面
に結像するように調整して、ディスプレイホルダ108
及びレンズホルダ110を連結ロッド112に固定す
る。
【0052】この後、治具150を連結ロッド112と
基準板98との間に配置して、治具150の端面154
A、160Aがそれぞれ基準板98の表面と連結ロッド
112の端面に当接するように、ロッド160の治具本
体160への挿入量を調節する。これによって、治具1
50の長さLは、ピント合わせ用の治具94上の連結ロ
ッド112の端面112Aと基準板98の表面との距離
0 となる。
【0053】このようにして、治具150に露光ユニッ
ト104のピント合わせを行うための距離L0 を記憶さ
せてから、露光ユニット104を副露光部22へ取り付
ける。このとき、ベース部120にカバー140を固定
しておいてもよいが、レンズホルダ110のボルト孔1
42Cに螺合しているボルト146を緩めておく。
【0054】露光ユニット104の副露光部22への取
り付けは、ベース部120を副露光部22のベース板1
36へ位置決めして取り付ける。次に、連結ロッド11
2と共にLCDパネル100とレンズユニット102を
一体で移動させて、露光ユニット104の連結ロッド1
12の端面112Aとプリントガイド96の表面との間
の距離を、長さLを距離L0 としている治具150によ
って調節する。
【0055】すなわち、連結ロッド112の端面112
Aとプリントガイド96の間に治具150を配置し、そ
れぞれが治具150の端面160A、154Aに当接す
るように連結ロッド112を移動させる。この後、レン
ズホルダ110のボルト孔142Cへボルト146を螺
合して、レンズホルダ110をカバー140へ固定すれ
ばよい。なお、連結ロッド112(LCDパネル100
及びレンズユニット102を含む)の固定はこれに限ら
ず種々の方法、構造を用いることができる。
【0056】例えば図6(B)に示されるように、露光
ユニット104を副露光部22へ取り付けたときに、連
結ロッド112の端面1122Aとプリントガイド96
の表面の間隔が距離L0 より長いときには、レンズユニ
ット102とプリントガイド96の表面の距離が長くな
っており、LCDパネル100に表示した画像がプリン
トガイド96の表面(印画紙54上)より露光ユニット
104側に結像されてしまう。このときには、連結ロッ
ド112をレンズユニット102の軸線に沿ってプリン
トガイド96側へ移動させて、連結ロッド112の端面
112Aとプリントガイド96の表面の間隔を距離L0
となるように狭めれば良い。
【0057】また、図6(C)に示されるように、連結
ロッド112の端面1122Aとプリントガイド96の
表面の間隔が距離L0 より狭くなっているときには、レ
ンズユニット102とプリントガイド96の表面の距離
も短くなっているため、LCDパネル100に表示した
画像がプリントガイド96の表面(印画紙54上)より
露光ユニット104と反対側に結像されてしまう。この
ときには、連結ロッド112をレンズユニット102の
軸線に沿ってプリントガイド96から離れる方向へ移動
させればよい。
【0058】互いに間隔が調整されて連結ロッド112
に固定されているLCDパネル100とレンズユニット
102とを、連結ロッド112の移動によって一体でレ
ンズユニット102の軸線方向に沿って移動可能として
おくことにより、露光ユニット104のピント合わせを
容易に行うことができる。また、予め治具150の長さ
Lを用いてピント合わせをするときの基準の距離L0
合わせておくことにより、この治具の長さL0 に合わせ
て連結ロッド112を移動させれば、レンズユニット1
02の位置決めができるので、所定の位置にピントを合
わせるためのレンズユニット102の移動を容易にかつ
正確に行うことができ、露光ユニット104のメンテナ
ンス時の作業性の向上を図ることができる。
【0059】なお、本実施の形態では、LCDパネル1
00とレンズユニット102とが取り付けられ、これら
と一体で移動する連結ロッド112の端面112Aを基
準面として、治具150を用いて露光ユニット104の
ピント合わせを行うように説明したが、ピント合わせを
行うときの基準面はこれに限るものではなく、レンズホ
ルダ110の表面などレンズユニット102に対して一
定の位置にある面を基準面としてもよい。また、副露光
部22では、プリントガイド96の表面に限らず、副露
光部22に配置される印画紙54に対して一定の位置関
係にある面を基準面としてピント合わせを行えばよい。
このとき、治具150の長さLを予め調整するときに、
レンズユニットの焦点(結像面)に対してこの基準面と
露光面と同じ位置関係にある面を用いて治具150の長
さLを調節すればよい。
【0060】なお、本実施の形態では、本発明の画像露
光装置をプリンタプロセッサ10のプリント部58に設
けている副露光部22に適用したが、これに限らず、画
像表示手段に表示した画像を印画紙等の写真感光材料へ
焼付ける種々の構成の写真プリンタの画像露光装置に適
用することができる。例えば、スキャナ等によって読み
取った画像の印画紙等の写真感光材料への露光専用の写
真プリンタの画像露光装置として適用することもでき
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明では、ベース
部に対して画像表示手段とレンズユニットを一体に移動
させることができるので、ベース部を所定の位置に位置
決めした後、レンズユニットの位置調整を行うことがで
きるので、メンテナンス性が格段に向上し、画像表示手
段とレンズユニットとをピント合わせして取り付ける作
業が極めて容易となる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態として適用したプリンタ
プロセッサの概略構成図である。
【図2】プリント部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】露光ユニットを示す概略斜視図である。
【図4】露光ユニットの概略側面図である。
【図5】治具の一例を示す概略斜視図である。
【図6】(A)から(C)はそれぞれ露光ユニットを示
す概略側面図であり、(A)は機外でのLCDパネルと
レンズユニットの位置合わせ時、(B)はレンズユニッ
トとプリントガイドの間隔が広がっている時、(C)は
レンズユニットとプリントユニットの間隔が短くなって
いる時、をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 16 ネガフィルム 22 副露光部 23 副制御部 54 印画紙(写真感光材料) 58 プリント部 96 プリントガイド 98 基準板 100 LDパネル 102 レンズユニット 104 露光ユニット 112 連結ロッド 140 カバー 150 治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光によって写真感光材料へ画像を焼付
    ける画像露光装置であって、前記写真感光材料への露光
    画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段に表
    示した画像を前記写真感光材料上へ結像させるためのレ
    ンズユニットと、前記画像表示手段と前記レンズユニッ
    トを連結する連結ロッドと、前記連結ロッドを前記レン
    ズユニットの光軸方向に沿って移動可能に支持して前記
    写真感光材料を配置する所定の位置に対して位置決めさ
    れて取り付けられるベース部と、任意の位置に移動した
    前記画像表示手段又は前記レンズユニットの少なくとも
    一方と前記ベース部とを連結して画像表示手段とレンズ
    ユニットとをベース部へ固定する固定手段と、を含むこ
    とを特徴とする画像露光装置。
  2. 【請求項2】 長手方向に沿った長さが変更可能な略棒
    状の治具によって、前記レンズユニットと前記写真感光
    材料を配置する所定の位置との間隔が調節されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像露光装置。
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DE10031856A1 (de) * 2000-07-05 2002-01-24 Agfa Gevaert Ag Vorrichtung zum digitalen Erzeugen von Bildern
DE10031856C2 (de) * 2000-07-05 2002-11-21 Agfa Gevaert Ag Vorrichtung zum digitalen Erzeugen von Bildern

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