JP2523583B2 - カセツト蓋エジエクト装置 - Google Patents

カセツト蓋エジエクト装置

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JP2523583B2
JP2523583B2 JP62039447A JP3944787A JP2523583B2 JP 2523583 B2 JP2523583 B2 JP 2523583B2 JP 62039447 A JP62039447 A JP 62039447A JP 3944787 A JP3944787 A JP 3944787A JP 2523583 B2 JP2523583 B2 JP 2523583B2
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cassette lid
cassette
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button
lid
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▲高▼志 鳥居
勇生 倉光
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダの操作釦群をカセット蓋に
設けたカセット蓋の開閉を行なうカセット蓋エジェクト
装置に関するものである。
従来の技術 近年、カセットテープを使用するテープレコーダは、
複合化,小型化等種々の形態のものが商品化されてい
る。そのような中にあって、テープレコーダの録音,再
生,早送り,巻戻し,停止,ポーズ等の操作釦群を、カ
セット蓋表面に配置するものも採用されるようになっ
た。これは特にラジオ受信機やCDディスクプレーヤ等と
の複合化を図る場合、それらの操作釦群との混同を防止
するという点と、表面積を少なくして小型化するという
点で非常に効果があるものである。またこれらの操作釦
群は、カセット蓋内に設けられたスイッチを操作するこ
とにより、テープメカニズムを電気的に制御するいわゆ
るロジックコントロール方式のものであるが、カセット
蓋が開閉される可動式のものであるため、このカセット
蓋エジェクト用の釦はカセット蓋には直接は設けず、本
体側に設けて上記カセット蓋のロックを外すようにして
いた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、カセット蓋以
外の場所の本体にカセット蓋エジェクト用押釦を設ける
スペースを設ける必要があり、より小型化を指向する場
合の制約を受けることとなり、又デザイン的な制御をも
受ける。特に、複合化商品の場合には、大きさやデザイ
ン的な制約を受けるばかりでなく、エジェクト用押釦を
カセット蓋上のテープレレコーダ操作釦群と離れた位置
に設けた場合、他の機能の押釦群と混同してしまうとい
う問題もあった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、カセット蓋にテー
プレコーダ操作釦群を有するテープレコーダに用いて、
そのより小型化を図ることができると共に、他の機能と
混同することなくその操作を確実に行ない得るカセット
蓋エジェクト装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカセット蓋エジ
ェクト装置は、背面に突出した作用部を有しカセット蓋
を貫通するカセット蓋エジェクト用押釦と、上記カセッ
ト蓋に設けた突起に係合される係合爪を有してシャーシ
側に摺動自在に設けられかつ上記突起と係合される方向
に付勢された係合部材と、カセット蓋をエジェクト方向
に弾性的に付勢するわん曲弾性部を有して上記カセット
蓋エジェクト用押釦の作用部に押圧されて可動する連動
部材と、上記連動部材の動きによって可動し上記係合部
材を摺動させるアーム部とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、カセット蓋エジェク
ト用押釦の押圧により、作用部により連動部材に作用さ
せ、この連動部材の作用によって、アーム部を介して係
合部材をその付勢方向に抗して摺動させることになり、
その結果係合部材に設けた係合爪とカセット蓋の突起と
の係合を解除し、カセット蓋が開放される以前にカセッ
ト蓋をけり上げるわん曲弾性部の弾性変形によりカセッ
ト蓋が開放方向に付勢され、エジェクト釦を押したまま
で、カセット蓋は係合部材が復帰せずとも係合が外れて
開放状態となる。そしてエジェクト釦の押圧力が解除す
ると、係合部材の係合爪がカセット蓋の突起を係合する
前に、わん曲弾性部はカセット蓋をけり上げてカセット
蓋はエジェクトされることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例のカセット蓋エジェクト装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
図において、1はカセット蓋であり、キャビネット2
内の設けたメカニズムシャーシ3に対し、軸4部で回動
自在に取付けられており、キャビネット開口部5におい
て開閉自在に構成してある。第3図はダブルカセットの
例を示し、カセット蓋1の一方の開、他方を閉としてい
る状態である。カセット蓋1の表面には、テープレコー
ダの種々の操作機能、すなわち録音,再生,早送り,巻
戻し,停止,ポーズ等々の操作釦群6を設けており、カ
セット蓋1内に設けたスイッチをそれぞれ操作可能とし
ている。また、カセット蓋1には、カセット蓋エジェク
ト用押釦7を設け、その作用部7aがカセット蓋1の孔1a
を通して背面に貫通せしめられ、係止孔1bに挿入された
弾性係止片7bで着脱自在かつ爪7cで抜け止めされてお
り、表面には飾り7dを設けている。カセット蓋1には更
に、テープカセットのガイドとなる側板8を形成し、こ
の側板8に第1の突起9aと第2の突起9bを設け、この側
板8の延長としてアーム部10を形成してその先端部を上
記軸4にてシャーシ3に軸支している。そして、アーム
部10に設けたボス11に嵌合したばね12によって、カセッ
ト蓋1を開放方向に付勢するようにしており、そのばね
12の一端はカセット蓋1側板8に形成した係止片13に係
止し、他端はシャーシ3上をスライドするようにしてい
る。
14は係合部材であり、上記カセット蓋1に形成した第
1の突起9aに係合される係合爪14aを有し、シャーシ3
において摺動自在であり、常時矢印イ方向に付勢されて
おり、従ってこの係合部材14は突起9aに係合される方向
に付勢されてカセット蓋1の閉成を保持する働きをして
いる。15は連動部材であり、シャーシ3に一体に形成さ
れた軸受部16に回動自在に支持される軸15aと、上記係
合部材14の端部14bに当接して作用するアーム17の一端
と回動自在に連結された連結部15bと、上記第2の突起9
bに当接してカセット蓋1をけり上げる作用をする第1
のわん曲弾性部15cと、シャーシ3上を摺動する先端部1
5eを有して押釦7を押上げ方向に付勢している第2のわ
ん曲弾性部15dとを有している。
18は上記シャーシ3に対しビス19によって固定された
メカニズム基板であり、この基板18にメカニズム機構が
構成されている。上記シャーシ3には、上記連動部材15
第2のわん曲弾性部15dが入り込むための切欠孔3aを形
成すると共に、上記アーム17に形成した突部17aのガイ
ド孔3bを形成している。
なお、第3図において、20はラジオチューナブロック
であり、21はCDプレーヤブロックであって、それぞれ操
作釦群20a,21aを有している。また、第3図において、2
2はテープカセットであり、開放状態にあるカセット蓋
1に対する挿入状態を示す。
以上のような構成において、次にその作用、特にカセ
ット蓋1のエジェクトについて説明する。
まず、第1図の状態は、カセット蓋1を閉成した状態
にあり、このとき第1の突起9aは係合爪14aに係合さ
れ、係合部材14の矢印イ方向への付勢力によって保持さ
れたままである。また、この状態で押釦7は、連動部材
15の第2のわん曲弾性部15dによる付勢力によって、カ
セット蓋1表面側へ突出した状態にあり(第1図)、こ
のとき弾性係止片7bの爪7cがカセット蓋1の係止孔1b端
縁に係止されており抜けないようになっている。この状
態では、連動部材15の第1のわん曲弾性部15c、第2の
突起9bには当接しておらず、何ら作用していない。
次に、第2図は上記カセット蓋1をエジェクトするた
め押釦7を押した状態を示しており、押釦7の作用部7a
が連動部材15を押して軸15aを中心として反時計方向に
回動させ、連結部15b、第1のわん曲弾性部15c、第2わ
ん曲弾性部15dがそれぞれ機能した状態である。すなわ
ち、連結部15aはアーム17を介して係合部材14を上記矢
印イ方向への付勢力に抗して摺動させることになり、そ
の結果係合爪14aは第1の突起9aとの係合が解除された
状態となっている。また、第1のわん曲弾性部15cは第
2の突起9bに当接して弾性変形し、この突起9bを介して
カセット蓋1を開放方向に付勢されていてけり上げよう
としている状態である。一方、第2のわん曲弾性部15d
は、シャーシ3の切欠孔3aに入り込んで変形され、連動
部材15を時計方向に戻す反力が蓄積された状態にある。
この第2図の状態で、押釦7の押圧力を解除すると、第
1のわん曲弾性部15cの作用により係合部材14の復帰よ
り一瞬早く第2の突起9dをけり上げるので、第1の突起
9aは係合爪14aに係合されることができず、次にばね12
の作用により、カセット蓋1は矢印ハ方向に回動されて
仮想線で示す状態に開放される。もちろん、押釦7もカ
セット蓋1について移動するため、連動部材15は第2の
わん曲弾性部15dの作用によって元の状態に復帰するこ
ととなり、係合部材14も第1図の状態の位置までもど
る。
そして、第2図に仮想線で示すように開放状態にある
カセット蓋1を、矢印ハと反対の方向に回動して閉成す
ることにより、元の第1図の状態となる。このとき、第
1の突起9aは、係合部材14の係合爪14aの頭部斜面14cを
押し、係合部材14を矢印イ方向の付勢力に抗して摺動さ
せて後、係合爪14aに係合させる。
発明の効果 以上のように、本発明は、背面に突出した作用部を有
しカセット蓋を貫通するカセット蓋エジェクト用押釦
と、上記カセット蓋に設けた突起に係合される係合爪を
有してシャーシ側に摺動自在に設けられかつ上記突起と
係合される方向に付勢された係合部材と、カセット蓋を
エジェクト方向に弾性的に付勢するわん曲弾性部を有し
て上記カセット蓋エジェクト用押釦の作用部に押圧され
て可動する連動部材と、上記連動部材の動きによって可
動し上記係合部材を摺動させるアーム部とを備えたこと
により、カセット蓋エジェクト用押釦を押圧すると作用
部により連動部材を作用させ、この連動部材の作用によ
って、アーム部を介して係合部材をその付勢方向に抗し
て摺動させることになり、その結果係合部材に設けた係
合爪とカセット蓋の突起との係合を解除し、カセット蓋
が開放される以前にカセット蓋をけり上げるわん曲弾性
部の弾性変形によりカセット蓋が開放方向に付勢され、
エジェクト釦を押したままで、カセット蓋は係合部材が
復帰せずとも係合が外れて開放状態となる。そしてエジ
ェクト釦の押圧力を解除すると、係合部材の係合爪がカ
セット蓋の突起を係合する前に、わん曲弾性部はカセッ
ト蓋をけり上げてカセット蓋はエジェクトされるので、
カセット蓋エジェクト用押釦の押し方の如何にかかわら
ず確実にエジェクトできるものである。またエジェクト
用押釦を他の操作釦群と同様にカセット蓋に設けること
が可能となり、従ってカセット蓋以外の本体キャビネッ
ト側に取付ける場合に比べ全体としての小型化が容易に
なると共に、デザイン的な制約を受けることなく、特に
複合化した機器においてその効果は顕著であり、非常に
有効な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のカセット蓋エジェクト装置
の要部断面図、第2図はその押釦を操作した状態を示す
断面図、第3図は同カセット蓋エジェクト装置を使用し
た機器の斜視図である。 1……カセット蓋、3……シャーシ、4……軸、6……
テープレコーダ操作釦群、7……カセット蓋エジェクト
用押釦、9a……突起、14……係合部材、14a……係合
爪、15……連動部材、17……アーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面に突出した作用部を有しカセット蓋を
    貫通するカセット蓋エジェクト用押釦と、 上記カセット蓋に設けた突起に係合される係合爪を有し
    てシャーシ側に摺動自在に設けられかつ上記突起と係合
    される方向に付勢された係合部材と、 カセット蓋をエジェクト方向に弾性的に付勢するわん曲
    弾性部を有して上記カセット蓋エジェクト用押釦の作用
    部に押圧されて可動する連動部材と、 上記連動部材の動きによって可動し上記係合部材を摺動
    させるアーム部とを備え、 上記カセット蓋エジェクト用押釦の押圧による上記連動
    部材の作用を上記アーム部を介して上記係合部材をその
    付勢方向に抗して摺動させることにより上記カセット蓋
    に設けた突起と係合爪との係合を解除しわん曲弾性部が
    カセット蓋をけり上げて弾性的にエジェクト方向に付勢
    することにより、エジェクト釦の押圧の解除に伴う上記
    突起と係合爪との係合に先だってカセット蓋をエジェク
    トするようにしたことを特徴とするカセット蓋エジェク
    ト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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