JP2523535Y2 - 多軸ツ−ル軸を有するロボット - Google Patents
多軸ツ−ル軸を有するロボットInfo
- Publication number
- JP2523535Y2 JP2523535Y2 JP1722091U JP1722091U JP2523535Y2 JP 2523535 Y2 JP2523535 Y2 JP 2523535Y2 JP 1722091 U JP1722091 U JP 1722091U JP 1722091 U JP1722091 U JP 1722091U JP 2523535 Y2 JP2523535 Y2 JP 2523535Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- axis
- tool
- motor
- spline shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は多軸ツ−ル軸を有するロ
ボットに関する。
ボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来図4に示すように、支柱31に第1
ア−ム32を回転自在に配置し、その第1ア−ム32の
先端下面に第2ア−ム33を回転自在に配置し、その第
2ア−ム32の先端にはツ−ル軸ユニット34が取り付
けられ、そのツ−ル軸ユニット34には2ケのツ−ル軸
35,36を上下動、回転自在に配置したロボットが知
られている。
ア−ム32を回転自在に配置し、その第1ア−ム32の
先端下面に第2ア−ム33を回転自在に配置し、その第
2ア−ム32の先端にはツ−ル軸ユニット34が取り付
けられ、そのツ−ル軸ユニット34には2ケのツ−ル軸
35,36を上下動、回転自在に配置したロボットが知
られている。
【0003】37,38は各々のア−ム32,33を回
転させるための駆動源である。又、各ツ−ル軸35,3
6を作動させるためのケ−ブル39がツ−ル軸35,3
6の上端に取り付けられている。
転させるための駆動源である。又、各ツ−ル軸35,3
6を作動させるためのケ−ブル39がツ−ル軸35,3
6の上端に取り付けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術に於ては、第2ア−ム33の回動範囲は支柱31、
ユニット34、及びケ−ブル39により干渉の問題が生
じ限られていた。これによってツ−ル軸35,36の回
動範囲(作業範囲)も限られてしまう。
技術に於ては、第2ア−ム33の回動範囲は支柱31、
ユニット34、及びケ−ブル39により干渉の問題が生
じ限られていた。これによってツ−ル軸35,36の回
動範囲(作業範囲)も限られてしまう。
【0005】こゝで第2ア−ム33の長さを長くした
り、第2ア−ム33を第1ア−ム32の上面に設置した
りすることも考えられるが、やはりツ−ル軸35,36
又はケ−ブル39が第1ア−ム32と干渉してしまい、
その範囲は限られてしまうという問題点があった。
り、第2ア−ム33を第1ア−ム32の上面に設置した
りすることも考えられるが、やはりツ−ル軸35,36
又はケ−ブル39が第1ア−ム32と干渉してしまい、
その範囲は限られてしまうという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、支柱に回動自在に取り付けられ
たア−ム先端部に円形孔を形成して回転盤を回転自在に
取り付け、該回転盤に複数のツ−ル軸を放射状に配設し
たことを特徴とするものである。
決することを目的とし、支柱に回動自在に取り付けられ
たア−ム先端部に円形孔を形成して回転盤を回転自在に
取り付け、該回転盤に複数のツ−ル軸を放射状に配設し
たことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】1は支柱で上端の固定軸2に取り付けられた
軸受3にア−ム4の基部5が回転自在に軸支されてい
る。ア−ム4の基部5の上端にはア−ム4を回転させる
ための第1モ−タ6のケ−シング7が固定されている。
第1モ−タ6の出力軸8はウエ−ブジェネレ−タ9a、
スプライン9b、サ−キュラススプライン9cの構成か
らなる減速機9を介して支柱1に固定されている。
軸受3にア−ム4の基部5が回転自在に軸支されてい
る。ア−ム4の基部5の上端にはア−ム4を回転させる
ための第1モ−タ6のケ−シング7が固定されている。
第1モ−タ6の出力軸8はウエ−ブジェネレ−タ9a、
スプライン9b、サ−キュラススプライン9cの構成か
らなる減速機9を介して支柱1に固定されている。
【0008】ア−ム4先端部には円形孔10を形成し、
回転盤11を該円形孔10内の軸受12に回転自在に取
り付け、上端鍔13を円形孔10上端外周に載置してい
る。回転盤11には4個のスプライン軸ケ−シング14
が放射状等距離に回転自在に取り付けられ、回転盤中心
には第3モ−タ15が配設され、出力軸16のギヤ17
とスプライン軸ケ−シング14のギヤ18とが噛合して
いる。
回転盤11を該円形孔10内の軸受12に回転自在に取
り付け、上端鍔13を円形孔10上端外周に載置してい
る。回転盤11には4個のスプライン軸ケ−シング14
が放射状等距離に回転自在に取り付けられ、回転盤中心
には第3モ−タ15が配設され、出力軸16のギヤ17
とスプライン軸ケ−シング14のギヤ18とが噛合して
いる。
【0009】回転盤11の上端鍔13上には筒体19の
下端が載置固定され、筒体19中間外周に固定されたリ
ングギヤ20がア−ム4中間部のフレ−ム21上に取り
付けられた第2モ−タ22の出力軸23に固定されたギ
ヤ24と噛合している。筒体19上面には各スプライン
軸ケ−シング14と同軸にエアシリンダ25が配設さ
れ、そのロッド26とツ−ル軸ケ−シング14内のスプ
ライン軸27とがカップリング28で結合されている。
下端が載置固定され、筒体19中間外周に固定されたリ
ングギヤ20がア−ム4中間部のフレ−ム21上に取り
付けられた第2モ−タ22の出力軸23に固定されたギ
ヤ24と噛合している。筒体19上面には各スプライン
軸ケ−シング14と同軸にエアシリンダ25が配設さ
れ、そのロッド26とツ−ル軸ケ−シング14内のスプ
ライン軸27とがカップリング28で結合されている。
【0010】次に作用について説明する。第1モ−タ6
が作動するとケ−シング7がア−ム4を回動する。第2
モ−タ22が作動すると回転盤11が回転する。第3モ
−タ15が作動すると各スプライン軸ケ−シング14が
回転し、スプライン軸27も一体に回転する。エアシリ
ンダ25が作動するとカップリング28を介してスプラ
イン軸27を上下動する。
が作動するとケ−シング7がア−ム4を回動する。第2
モ−タ22が作動すると回転盤11が回転する。第3モ
−タ15が作動すると各スプライン軸ケ−シング14が
回転し、スプライン軸27も一体に回転する。エアシリ
ンダ25が作動するとカップリング28を介してスプラ
イン軸27を上下動する。
【0011】上記の如く、第1モ−タ6、第2モ−タ2
2によりア−ム4及び所定のスプライン軸ケ−シング1
4を所定位置に回動し、第3モ−タ15を作動してスプ
ライン軸27を回転させ、該所定位置のスプライン軸ケ
−シング14上方のエアシリンダ25を作動してスプラ
イン軸27を上下動し、スプライン軸27下端に取り付
けたツ−ルで所定位置に固定したワ−クに加工を行う。
回転盤11を回動してスプライン軸27を選択して加工
を行う。
2によりア−ム4及び所定のスプライン軸ケ−シング1
4を所定位置に回動し、第3モ−タ15を作動してスプ
ライン軸27を回転させ、該所定位置のスプライン軸ケ
−シング14上方のエアシリンダ25を作動してスプラ
イン軸27を上下動し、スプライン軸27下端に取り付
けたツ−ルで所定位置に固定したワ−クに加工を行う。
回転盤11を回動してスプライン軸27を選択して加工
を行う。
【0012】なお、ア−ム4は回動自在になっていれば
モ−タの配設は他の構成にしてもよい。
モ−タの配設は他の構成にしてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案によると、支柱に回動自在に取り
付けられたア−ム先端部に円形孔を形成して回転盤を回
転自在に取り付け、該回転盤に複数のツ−ル軸を放射状
に配設してあるので、ア−ムを360度自由に回動でき
作業範囲を広くできる。
付けられたア−ム先端部に円形孔を形成して回転盤を回
転自在に取り付け、該回転盤に複数のツ−ル軸を放射状
に配設してあるので、ア−ムを360度自由に回動でき
作業範囲を広くできる。
【図1】本考案の一実施例正断面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1のア−ム基部拡大正断面図である。
【図4】従来装置の外観斜視図である。
1 支柱 4 ア−ム 6 第1モ−タ 10 円形孔 11 回転盤 14 スプライン軸ケ−シング 15 第3モ−タ 19 筒体 22 第2モ−タ 25 エアシリンダ 27 スプライン軸
Claims (1)
- 【請求項1】支柱に回動自在に取り付けられたア−ム先
端部に円形孔を形成して回転盤を回転自在に取り付け、
該回転盤に複数のツ−ル軸を放射状に配設してなる多軸
ツ−ル軸を有するロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1722091U JP2523535Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 多軸ツ−ル軸を有するロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1722091U JP2523535Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 多軸ツ−ル軸を有するロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109882U JPH04109882U (ja) | 1992-09-24 |
JP2523535Y2 true JP2523535Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31904010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1722091U Expired - Lifetime JP2523535Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 多軸ツ−ル軸を有するロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523535Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1722091U patent/JP2523535Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04109882U (ja) | 1992-09-24 |
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