JP2523523Y2 - アジャスター - Google Patents

アジャスター

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JP2523523Y2
JP2523523Y2 JP5330190U JP5330190U JP2523523Y2 JP 2523523 Y2 JP2523523 Y2 JP 2523523Y2 JP 5330190 U JP5330190 U JP 5330190U JP 5330190 U JP5330190 U JP 5330190U JP 2523523 Y2 JP2523523 Y2 JP 2523523Y2
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広幸 沢
秀一 杉原
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、机や収納体に使用する高さ調整用のアジャ
スターに関し、詳細には調整が簡単かつ迅速に行える等
の効果を奏するアジャスターに関する。
(従来の技術) 従来より、机や収納体(以下収納体等という)に使用
する高さ調整用のアジャスターとしては、例えば、第7
図に示す如く、比較的直径の大きい底板の中心部に、雄
ねじが螺刻されたねじ棒が立設されて成るものがあっ
た。
ところがこの場合だと、比較的直径の大きい底板を採
用しているので、床面との接触面積が大きく安全性には
優れるものの以下〜の欠点があった。
つまり、前記従来のアジャスターにおいては、前記底
板を回転させることにより、同底板上の雄ねじと収納体
等に設けられた雌ねじとが噛合して収納体等を上下動さ
せ、高さ調整する訳であるが、 調整は、雄ねじの上方の先端をいちいちドライバー等
により回転させて行っていたので面倒であるばかりか調
整に時間がかかり、さらには前記ドライバー等を挿通さ
せるための挿通孔を、収納体等に設けなければならず大
変不便である。
雄ねじが底板に固定されていないので、荷重がかかる
とぐらつき易く、従って収納体等を安定した状態で支持
することが困難である。
底板の直径が大きく、この底板が壁面等に接触するの
で収納体等を壁面等に当接させることができず、従って
その分床面上の空間を広く活用できない。
そこで上記欠点に鑑み、第8図に示す如く、底板の直
径を小さくし、かつ雄ねじを底板に固定させたものが提
案された。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記底板の直径を小さくし、かつ雄ね
じを底板に固定させた従来のアジャスターは、底板の直
径が小さく成ったので、壁面等に接触させずに収納体等
を壁面に当接させることができ、また、雄ねじが底板に
固定されているので、雄ねじのぐらつき易さは解消した
ものの、以下及びの欠点があった。
底板の直径が小さく成った分だけ床面との接触面積も
小さく成り、収納体等の安定性に劣る。
底板が床面に接触しているので、特に収納体等の荷重
が大きい場合などは底板を回転させることが極めて困難
であり、また調整にも時間がかかる。
そこで、案出されたのが本考案であり、その目的とす
るところは、収納体等の高さ調整が簡単かつ迅速に行
え、またこの収納体等同志、或いは同収納体と壁面等と
を当接させることができて、床面上の空間をより広く活
用することができるアジャスターを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために請求項1又は2に係る本
考案の採った手段について、実施例に対応する図に付し
た符号を用いて以下に説明する。
即ち、請求項1に係るアジャスターの構成は、 「机や収納体に使用する高さ調整用のアジャスターで
あって、 回転部(10)を境に正逆両方向に雄ねじ(21a)(21
b)が螺刻されたねじ棒(20)と、前記雄ねじ(21a)
(21b)の一方と噛合する雌ねじ(30)が螺刻された支
柱(40)と、該支柱(40)の下端に固定された支持体
(50)とを備えたことを特徴とするアジャスター(10
0)」 を内容とする。
次に請求項2に係るアジャスターの構成は、 「机や収納体に使用する高さ調整用のアジャスターで
あって、 回転部(10)を境に正逆両方向に雄ねじ(21a)(21
b)が螺刻されたねじ棒(20)と、前記雄ねじ(21a)
(21b)の一方と噛合する雌ねじ(30)が螺刻された支
柱(40)と、該支柱(40)の下端に固定された支持体
(50)とを備え、前記支柱(40)の下端は、前記支持体
(50)の端部付近に固定されていることを特徴とするア
ジャスター(100)」 を内容とする。
(考案の作用) 上記手段により、請求項1に係る本考案のアジャスタ
ー(100)については、 ねじ棒(20)の回転部(10)を必要に応じて回転させ
るだけで該ねじ棒(20)は、一方の雄ねじ(21b) と噛合する雌ねじ(30)が螺刻された支柱(40)と、
前記一方の雄ねじ(21b)とは逆方向の雄ねじ(21a)と
噛合する雌ねじ(31)が設けられた収納体等とにおいて
各々同時に螺進螺退する。
従って、ねじ棒(20)の上昇と同時に収納体等も上昇
し、またねじ棒(20)の下降と同時に収納体等も下降す
る。つまり収納体等は回転部(10)を一方向に回転させ
ることにより正逆両方向の雄ねじ(21a)(21b)の移動
量が加算されて移動することに成る。
そして、支柱(40)の下端に支持体(50)が固定され
ているので、ぐらついたりすることなく安定した状態で
収納体等を支持する。
次に請求項2に係る本考案のアジャスター(100)に
ついては、支柱(40)の下端は、支持体(50)の端部付
近に固定されているので、請求項1に係るアジャスター
の作用に加え、収納体等同志、或いは同収納体等と壁面
等とを当接させることが可能と成る。
(実施例) 以下図面について請求項1又は2に係る本考案の実施
例を詳細に説明するが、これは代表的なものを示したも
のであり、本実施例によって本考案が限定されるもので
はない。
つまり、本実施例に係るアジャスター(100)は、第
1図〜第6図に示す如く、六角体より成る回転部(10)
を境に正逆両方向に各々同ピッチの雄ねじ(21a)(21
b)が螺刻されたねじ棒(20)と、該ねじ棒(20)の一
方の雄ねじ(21b)と噛合する雌ねじ(30)が螺刻され
た円筒形の支柱(40)と、該支柱(40)の下端に台形ね
じ(図示せず)により確実に固定され、かつ床面に取付
け固定できるよう透通孔(51)を設けた円盤形の支持体
(50)とにより構成してある。
前記実施例において、回転部(10)には六角体を採用
してあるが、ねじ棒(20)を回転し得るものならどのよ
うな形状であっても良い。
次に、回転部(10)、ねじ棒(20)、支柱(40)及び
支持体(50)には、真鍮、銅、鉄、ニッケル、アルミニ
ウム、ステンレス等その他の金属を採用しても良いし、
収納体等の種類に応じて耐久性及び強度に優れる強化プ
ラスチック等を採用しても良い。
次にねじ棒(20)は、正逆両方向に各々同ピッチの雄
ねじ(21a)(21b)を設けたものを採用してあるが、こ
れらのピッチを相互に変えることにより、支柱(40)側
と収納体等側の移動量を変化されることもできる。
次に、支柱(40)には円筒形のものを採用してあるが
それ以外の形状であっても良く、収納体等の種類やデザ
イン性等を考慮して選択すれば良い。
次に支柱(40)の下端に支持体(50)を固定するに
は、支持体(50)の底部より透通させた台形ねじ(図示
せず)を採用してあるが、支柱(40)の下端に支持体
(50)を確実に固定できるものならそれ以外であっても
良く、例えば支柱(40)の下端に設けた凸部と支持体に
設けた凹部とを嵌合させ、これを接着剤等で固定させて
もよい。また支柱(40)と支持体(50)とが一体的に形
成されたものを採用しても良い。
次に支持体(50)には、該支持体(50)をスクリュー
ねじ(52)等により床面上に取付け固定できるように透
通孔(51)を設けてある。これは、本考案の必須の構成
要素ではないが、アジャスター(100)を床面上に固定
して支持体(50)等を安定させる上で都合がよい。
尚、上記アジャスター(100)を使用して収納体等の
高さ調整を行う方法について以下に説明する。
つまり第6図に示す如く、回転部(10)を矢印B方向
に回転させることによりねじ棒(20)は、矢印方向に下
降すると同時に収納体等も同矢印方向に下降し、また回
転部(10)を矢印A方向に回転させることにより、ねじ
棒(20)は矢印方向に上昇すると同時に収納体等も同矢
印方向に上昇するのである。
このようにして得られた本考案に係るアジャスター
(100)を、作業机やクローゼットに採用したところ、
これらの高さ調整が従来のものに比べて極めて簡単かつ
迅速に行えることができた。
(考案の効果) 以上説明した通り請求項1又は2に係る本考案のアジ
ャスターを採用すると以下の効果を奏する。
まず請求項1に係るアジャスターにおいては、 回転部を境に正逆両方向に雄ねじが螺刻されたねじ棒
と、前記雄ねじの一方と噛合する雌ねじが螺刻された支
柱と、該支柱の下端に固定された支持体とを備えている
ので、 (イ)所望の高さに応じて回転部を回転させるだけで簡
単に収納体等の高さを調整することができるので便利で
ある。
(ロ)収納体等は、回転部を一方向に回転させるだけで
正逆両方向の雄ねじの移動量が加算されて移動するので
迅速に高さ調整をすることができる。
(ハ)支柱は、支持体に固定されているので、荷重等に
よりぐらついたりすることがなく、従って収納体等を安
定した状態で支持することができる。
次に請求項2に係るアジャスターにおいては、支柱の
下端は支持体の端部付近に取付けられているので、請求
項1に係るアジャスターの効果に加え、収納体等同志、
アジャスター同志、或いは同収納体等と壁面等とを当接
させることができ、その分床面上の空間をより広く活用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るアジャスターの斜視図、
第2図は同アジャスターを収納体等に採用した状態を示
す部分斜視図、第3図は同正面図、第4図は第2図とは
別の状態を示す部分斜視図、第5図は同正面図、第6図
は本考案の実施例に係るアジャスターのねじ棒付近の拡
大部分斜視図、第7図は従来のアジャスターを採用した
状態を示す正面図、第8図は第7図とは別の従来のアジ
ャスターを採用した状態を示す正面図である。 符号の説明 10……回転部、20……ねじ棒、21(21a)(21b)……雄
ねじ、30……雌ねじ、40……支柱、50……支持体、100
……本考案に係るアジャスター。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】机や収納体に使用する高さ調整用のアジャ
    スターであって、 回転部を境に正逆両方向に雄ねじが螺刻されたねじ棒
    と、前記雄ねじの一方と噛合する雌ねじが螺刻された支
    柱と、該支柱の下端に固定された支持体とを備えたこと
    を特徴とするアジャスター。
  2. 【請求項2】前記支柱の下端は、前記支持体の端部付近
    に固定されていることを特徴とする請求項1記載のアジ
    ャスター。
JP5330190U 1990-05-21 1990-05-21 アジャスター Expired - Lifetime JP2523523Y2 (ja)

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JP2006038008A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Daiwarashi Co Ltd 物品支持脚用ボルト台座、物品支持脚及び物品支持脚用ボルト台座の製造方法
JP2006125431A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Hitachi Via Mechanics Ltd 水平調整支持装置

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