JPS6028246Y2

JPS6028246Y2 - 扇形テ−ブルの天板支持装置

Info

Publication number: JPS6028246Y2
Application number: JP4553582U
Authority: JP
Inventors: 誠次小熊
Original assignee: 株式会社岡村製作所
Priority date: 1982-03-30
Filing date: 1982-03-30
Publication date: 1985-08-27
Also published as: JPS58147436U

Description

【考案の詳細な説明】会議等に使用されるユニット式方形環状連設テーブルの
角部の扇形テーブルの天板は、長期使用中、あるいは負
荷により、その弧状外周端が、次第に沈下して傾斜腰見
苦しくなるとともに、かつ使用しにくくなるので、従来
は、天板の外周端中央に脚を設けたり、天板を厚くして
、この現象を防止してした。

しかし、体裁が悪く、かつ脚が邪魔になったり、高価に
あったりするという欠点がある。

本考案は、上記沈下現象を防止するとともに、万一沈下
しても、容易に水平に調節しうるようにした天板の支持
装置に関するもので、以下添付の図面に基いて具体的に
説明する。

第１図〜第４図は、第１実施例を示すもので、単性状を
なす各脚１の上下両端には、それぞれ内外方向を向く水
平腕２と水平脚３が固着され、水平腕２の上面両端部に
は、水平腕と直交する取付片４，４が固着されている。

連設テーブルの角部における互いに隣接する脚１．１の
上端同士と下端同士は、第１図と第３図に示すように、
それぞれ、水平をなすとともに、両端部が互いに直向す
る方向に湾曲し、かつ中央部が、両端部に対して約４５
°の角度をもって屈曲する角筒状の上下湾曲杆５，６を
もって連結されている。

上方湾曲杆５の外側面中央には、放射方向を向き、かつ
上面が、湾曲杆５の上面より若干下方に位置する短寸の
角筒状の支腕７が突設されている。

８は、天板支持金具で、ボルト９の上端に皿状受は板１
０の中央を回転自在に枢着してなり、ボルト９の下端の
面には、ドライバ用の係止溝１１が切設されている。

ボルト９は、上記支腕７の上面遊端近くに止着されたナ
ツト１２の上方から螺挿されて、支腕７の上面を貫通し
ている。

支腕７の下面におけるボルト９の下方には、ドライバ挿
入用の調節孔１３が穿設されている。

連設テーブルの角部をなす扇形天板１４は、上記水平腕
２，２と上方湾曲杆５と受は板１０上に載置され、かつ
取付片４に、ビス等により固定されている。

連設テーブルの直線部における互いに隣接する脚１，１
上端同士と下端同士は、それぞれ、上下両連結杆１５．
１６をもって連結され、かつ上記水平腕２，２と上方連
結杆１５には、方形天板１７が載置されて、ビス等によ
り、取付片４に固定されている。

上述のように、本連設テーブルにおける扇形天板１４は
、その中央部外周端近くが、支承金具８と支腕７を介し
て、上方湾曲杆５に支持されているので、荷重等により
、その外周端が沈下することはない。

また、万一、そり等により周縁が沈下した際には、支腕
７の調節孔１３よりドライバを挿入腰ボルト９を回転さ
せて、受は板１０を適宜昇降させることにより、調節す
ることができる。

第５図と第６図は、第２実施例を示すもので、前実施例
と同様の部材には、同一符号を付して説明を省略する。

本実施例における上方湾曲杆２１の中央部は、弧状に湾
曲して、前実施例における上方湾曲杆５より外方に曲出
している。

上方湾曲杆２１の中央部上面には、窓孔２２が切設され
、同じく窓孔２２の下方には、下向Ｕ字形に屈曲する雌
ねじ２３が嵌設され、その中央片には螺孔２４が切設さ
れている。

上方湾曲杆２１の下面における螺孔２４の下方には、調
節孔２５が切設されている。

螺孔２４には、上記支承金具８と類似形の支承金具２６
のボルト２７が螺挿されている。

扇形天板１４は、水平腕２，２と上方湾曲杆２１と支承
金具２６の受は板２８に載置され、取付片４に固着され
ている。

本装置も、曲出した上方湾曲杆２１が扇形天板１４の傾
斜を防止し、周縁が沈下しても、調節孔２５よりドライ
バを挿入して調節することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の第１実施例を具備する連設テーブル
の一部平面図、第２図は同じく正面図、第３図は、第１
図におけるＡ−Ａ線拡大縦断面図、第４図は、第１図に
おけるＢ−Ｂ線拡大縦断面図、第５図は本考案の第２実
施例を具備する連設テーブルの一部平面図、第６図は、
第５図におけるＣ−Ｃ線拡大縦断面図である。１・・・・・・脚、２・・・水平腕、３・・・・・・水
平脚、４・・・・・・取付片、５，６・・・・・・湾曲
杆、７・・・・・・支腕、８・・・・・・支承金具、９
・・・・・・ボルト、１０・・・・・・受は板、１１・
・・・・・係止溝、１２・・・・・・ナツト、１３・・
・・・・調節孔、１４・・・・・・扇形天板、１５，１
６・・・・・・連結杆、１７・・・・・・方形天板、２
１・・・・・・湾曲杆、２２・・・・・・窓孔、２３・
・・・・・雌ねじ板、２４・・・・・・螺孔、２５・・
・・・・調節孔、２６・・・・・・支承金具、２７・・
・・・・ボルト、２８・・・・・・受は板。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（１）扇形テーブルの側端部を支持する１対の脚の上端
同士を接続する湾曲杆の中央部上面に、上下調節可能な
支承金具を設け、該支承金具をもって、扇形天板の中央
部外周縁近くを支持してなる扇形テーブルの天板支持装
置。
（２）湾曲杆の中央部に外向突出する支腕を設け、
この支腕に、支承金具を設けてなる実用新案登録請求の
範囲第（１）項記載の装置。