JP2523511Y2 - 車輌用小物入れケース装置 - Google Patents

車輌用小物入れケース装置

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JP2523511Y2
JP2523511Y2 JP1989114110U JP11411089U JP2523511Y2 JP 2523511 Y2 JP2523511 Y2 JP 2523511Y2 JP 1989114110 U JP1989114110 U JP 1989114110U JP 11411089 U JP11411089 U JP 11411089U JP 2523511 Y2 JP2523511 Y2 JP 2523511Y2
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Japan
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case
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accessory
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俊道 山田
健 鈴木
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NHK Spring Co Ltd
Nihon Plast Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の室内前面よりスライド式に出し
入れするようにした小物入れケース装置に関する。
(従来技術) 自動車等の車輛の室内前面に小物入れケースをスライ
ド式に出入自在に取り付ける場合、従来は第7図に示す
如く車輛に固定した外ケース50内の両側下部にレール51
を固定し、その上に小物入れケース52を載置し、該小物
入れケース52上端面52aと外ケース50上壁内面50a間のク
リアランスを少なくしてガタを少なくしていた。
また、車輛の室内前面に開口して固定される外ケース
に収納され、ばねの付勢力により前方に飛び出す小物入
れケースを、手動で押し込んだ際ロックする車輛用小物
入れ装置は公知である。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記従来技術に於ては、前者は外ケースと小
物入れケースの寸法精度管理が難しく、クリアランスが
少いと挿入及び摺動抵抗が大きく、クリアランスが多い
とガタが生ずるという問題点があった。
また、後者はストロークが大きい場合、ロックを解除
するとばねの付勢力により小物入れケースが急激に前方
に飛び出す危険があり、さらに薄物(カード、名刺、書
類等)を収納した時、薄物が後壁を乗り越えて奥に落下
するという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決することを目的とし、車輛の
室内前面に開口して固定される外ケースに収納され、ば
ねの付勢力により前方に押し出される小物入れケース
を、手動で押し込んだ際ロックするようにした車輛用小
物入れケース装置に於て、該外ケース底面両側に1対の
ラックを配設し、小物入れケース後部両側の軸受穴と同
軸に固定された固定外筒に回転軸を遊装し、この回転軸
の両側に上記ラックと噛合う小歯車を装着し、上記回転
軸の遊装間隙部に高粘度のオイルを充填して制動駆動装
置を構成し、外ケース両側の固定ガイドに小物入れケー
ス両側に設けた摺動ガイドを支承し、小物入れケースの
後壁上端に突片を設け、外ケース上壁内面摺動方向に設
けた溝に摺動自在に嵌挿し、該溝の前部段に係合するよ
うにしたことを特徴とする。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案の第1実施例である。1は
自動車のインストルメントパネル、2はその前面に開口
して固定した扁平箱形の外ケースで底面両側に1対のラ
ック3を設けてある。4は外ケース2内に挿入した小物
入れケースで、その両側上端に設けた摺動ガイド4fを外
ケース2両側の固定ガイド2cで支承し、後部に形の軸
受部4aを横方向に形成して両側軸受穴4bと同軸に固定外
筒5を固定し、該固定外筒5内に回転軸6を遊挿し、固
定外筒5と回転軸6との間隙部に粘度の高いオイル(グ
リース)7を充填し、両側突出部に固定した小歯車8を
前記ラック3に噛合している。固定外筒5外周にはコイ
ルばね9を装着し、その一端は固定外筒5に、他端は回
転軸6に止着してある。小物入れケース4の後壁上端に
突片4cを設け、外ケース2上壁内面摺動方向に設けた溝
2aに摺動自在に嵌挿し、溝2a前部段2bに係合するように
なっている。10は例えば実公昭60−16029号公報に示す
ように、一度押すとロックし、更に押すとロックが外れ
るようなロック装置で、軸受部4a後面に突設した鉤11が
係脱するようになっている。
次に作用について説明する。小物入れケース4を開け
る時は前端部4eを押す。ロック装置の係止が外れ(この
動作は周知であるので説明を略す。)コイルばね9の弾
力で小物入れケースは前方に押され、固定円筒5と回転
軸6間に充填したオイルにより制動され、小歯車8、ラ
ック3上を円滑に回転しゆっくりと前進し、突片4cが溝
2a前部段2bにゆるやかに係止して停止する。薄物(カー
ド、名刺、書類等)を小物入れケース4に入れる。この
時、薄物は溝2aに突出している突片4cにより奥に落下す
るのを阻止される。
小物入れケース4を閉める時は前端板4eを押し、閉位
置を少し過ぎるまで押して手を離すとロック装置10のば
ねの復元力で開方向に少し押し戻され、鉤11が閉位置に
係止される。小物入れケース4は両側に設けた摺動ガイ
ド4fが外ケース2両側の固定ガイド2cに支承され乍ら前
後に摺動する。
第5図、第6図は本考案の第2実施例である。第1実
施例のコイルばね9を除き、小物入れケース4後部外面
と固定ケース2後部内面間に圧縮ばね30を装着し、小物
入れケース4を前方に押圧するようになっている。その
他の部分の構造、作用は第1実施例と同様である。
(効果) 本考案によると、車輛の室内前面に開口して固定され
る外ケースに収納され、ばねの付勢力により前方に押し
出される小物入れケースを、手動で押し込んだ際ロック
するようにした車輛用小物入れケース装置に於て、該外
ケース底面両側に1対のラックを配設し、小物入れケー
ス後部両側の軸受穴と同軸に固定された固定外筒に回転
軸を遊装し、この回転軸の両側に上記ラックと噛合う小
歯車を装着し、上記回転軸の遊装間隙部に高粘度のオイ
ルを充填して制動駆動装置を構成し、外ケース両側の固
定ガイドに小物入れケース両側に設けた摺動ガイドを支
承し、小物入れケースの後壁上端に突片を設け、外ケー
ス上壁内面摺動方向に設けた溝に摺動自在に嵌挿し、該
溝の前部段に係合するようにしているので下記の効果を
有する。
・固定外筒と回転軸との間にある表面積の大きい遊装間
隙部内に高粘度オイルを充填したことにより大きな制動
力を簡単な構造で得ることができる。
・薄物が小物入れケースの後壁を乗り越えて奥に落下す
ることを突片により阻止し、更に小物入れケースの飛び
出し時のストッパーの役を果たす。
・樹脂成形品の収縮等により小歯車とラックの寸法精度
に誤差があっても、小物入れケースの荷重は外ケースに
支承されているので、前記小歯車とラックを浅く噛合さ
せることができるので滑らかな制動作動が得られ異音の
発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施す車輛の室内前面部斜視図、第2図
は本考案の第1実施例正断面図、第3図は第2図のA−
A側断面図、第4図は第2図のB−B側断面図、第5図
は本考案の第2実施例正断面図、第6図は第5図のA−
A側断面図、第7図は従来装置の側断面図である。 1…自動車のインストルメントパネル、2…外ケース 2c…外ケース固定ガイド、3…ラック 4…小物入れケース、4f…小物入れケース摺動ガイド 5…固定外筒、6…回転軸 7…オイル、8…小歯車 9…コイルばね、10…ロック装置 30…圧縮ばね

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輛の室内前面に開口して固定される外ケ
    ースに収納され、ばねの付勢力により前方に押し出され
    る小物入れケースを、手動で押し込んだ際ロックするよ
    うにした車輛用小物入れケース装置に於て、該外ケース
    底面両側に1対のラックを配設し、小物入れケース後部
    両側の軸受穴と同軸に固定された固定外筒に回転軸を遊
    装し、この回転軸の両側に上記ラックと噛合う小歯車を
    装着し、上記回転軸の遊装間隙部に高粘度のオイルを充
    填して制動駆動装置を構成し、外ケース両側の固定ガイ
    ドに小物入れケース両側に設けた摺動ガイドを支承し、
    小物入れケースの後壁上端に突片を設け、外ケース上壁
    内面摺動方向に設けた溝に摺動自在に嵌挿し、該溝の前
    部段に係合するようにした車輛用小物入れケース装置。
JP1989114110U 1989-09-28 1989-09-28 車輌用小物入れケース装置 Expired - Fee Related JP2523511Y2 (ja)

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JPH0352257U JPH0352257U (ja) 1991-05-21
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JPH035477Y2 (ja) * 1986-11-14 1991-02-13

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