JP2522655B2 - 車両用バンパサイド構造 - Google Patents

車両用バンパサイド構造

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JP2522655B2 JP62028328A JP2832887A JP2522655B2 JP 2522655 B2 JP2522655 B2 JP 2522655B2 JP 62028328 A JP62028328 A JP 62028328A JP 2832887 A JP2832887 A JP 2832887A JP 2522655 B2 JP2522655 B2 JP 2522655B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用バンパサイド構造に関し、特にマツド
ガード部を一体成形した樹脂製リヤバンパのバンパサイ
ド構造に関する。
(従来の技術) 従来樹脂製のバンパーにあつては、樹脂材料の耐候性向
上のためにカーボン等の添加材を含んでおり黒色の材料
が一般的であつたが、近年バンパも車体と同色にする全
面塗装を採用する例が増えている。これらのバンパでは
表面が塗膜で保護されるので、樹脂材料中に耐候性向上
のための添加材が不要となり、樹脂素地色である白色ま
たは淡黄色をしている。
一方、リヤバンパのバンパサイドを車体のホイールハ
ウス部まで延長してリヤフエンダの下半分を覆ったフル
バンパの前下端を、さらに下方および車体中心方向に延
長してマツドガード部を一体的に成形したものがある
(実開昭57−989821号公報参照)。このようにするとマ
ツドガードを別途に設ける必要が無くコスト的に有利と
なる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら斯かる従来技術にあつては、ホイールハ
ウスとタイヤの隙間からマツドガード部の裏面が見え、
上記した全面塗装の場合には白色又は淡黄色の樹脂素地
が見えて外観品質が損われるという問題があつた。すな
わち塗装時において塗装料がマツドガード部裏面にも回
り込むものの、マツドガード部の形状が複雑で外表面か
ら穏されているために、塗料が回り込みにくく、塗装の
つきまわり性が悪い。このような外観品質の低下を防止
するためには、マツドガード部裏面への黒色塗装の追
加、あるいは樹脂材料への顔料の追加等の対策が必要と
なりコストが嵩む。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、マツドガー
ド部裏側に塗料が容易に回り込むようにして、外観品質
を高め得る車両用バンパサイド構造を提供することにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明にあつては、樹脂
製のリヤバンパのバンパサイドの前端をホイールハウス
部まで延長し、上記バンパサイドの前下端部を車体の中
心方向に延ばしてマツドガード部を一体的に形成した車
両用バンパサイド構造において、上記マツドガード部の
前端からバンパサイドの前端にかけて内側に向かって張
り出したフランジ部と、該マッドガード部の下面から前
記フランジ部に跨がる水抜き孔を設けると共に、前記フ
ランジ部に取付けられるもので、前記フランジ部の水抜
き孔を覆うマツドフラツプを設けた。
(作用) 而して車体の塗装時において、塗料が水抜き孔からマツ
ドガード部裏面側に回り込んでマツドガード部裏面が塗
装される。さらに水抜き孔はマツドフラツプによつて外
部から穏される。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。本
発明の一実施例に係る車両用バンパサイド構造を示す第
1図乃至第3図において、1は樹脂製のリヤバンパを示
しており、そのバンパサイド2はリヤフエンダ部の下半
部を覆うと共に前端は後車輪3のホイールハウス部Hま
で延びていてホイールアーチ4を構成している。このバ
ンパサイド2の前下端部は車体の中心方向に向つて略直
角に一体的に延びていてマッドガード部5を構成してい
る。
マツドガード部5はホイールアーチ4を構成するバン
パサイド2の前端縁21の下端部から車体の中心方向に延
び、マッドガード部5の強度を補うと共にマッドフラッ
プ10の取付け部となるフランジ部としての前面部51と、
バンパサイド2の下端縁22の前端部から車体の中心方向
に延びる下面部52とから成る断面L字形状に形成されて
いて、車幅方向の長さは略後車輪3の幅に設定されてい
る。
上記マツドガード部5の下面部52は、前面部51の下端
から略直角に延びて、さらに車両後方に上方に向つて湾
曲して延びてバンパサイド21の下端縁22に連続してつな
がつている。
またマツドガード部5の前面部51は、バンパサイド2
の前端縁21の略全長にわたつて形成された車体の中心方
向に所定幅だけ張り出したフランジ6と連続してつなが
つており、このフランジ6と前面部51の裏面にはL字形
状の補強用ブラケツト7が当てがわれてボルト8,…によ
つて固定されている。
マツドガード部5の前面部51と下面部52との境界部に
は、前面部51と下面部52に跨がる水抜き孔9が設けられ
ている。水抜き穴9は横長で略マツドガード部5の略全
幅にわたつて形成されている。
さらにマツドガード部5の前面部51にはマツドフラツ
プ10が取付けられていて、マツドフラツプ10によつて上
記水抜き孔9を穏している。マツドフラツプ10の幅はマ
ツドガード部5の前面部51の幅と同一で、その上端が前
面部51の上端位置に合わせて取付けられ、その下端がマ
ツドガード部5の下端から下方に垂れ下がつている。
上記構成の車両用バンパサイド構造にあつては、マツ
ドガード部5がリヤバンパ1のバンパサイド2と一体成
形される。このリヤバンパ1を車体のリヤフエンダパネ
ルに取付けた後にリヤバンパ1が塗装されるが、塗装時
において塗料は水抜き孔9を通つてマツドガード部5裏
面側に回り込んでマツドガード部5の裏面まで塗装され
る。その後マツドガード部5の前面部51にマツドフラツ
プ10が上記した補強用ブラケツト7と共締めされて取付
けられ、このマツドフラツプ10によつて水抜き孔9が穏
される。
このようにマツドガード部5の裏面側までバンパサイ
ド2と同色に塗装されるので、ホイールハウス部Hと後
車輪3との隙間から見えるマツドガード部5の裏面
(A)は塗装面となつていて外観品質が向上する。
さらに水抜き孔9はマツドフラツプ10によつて穏され
ているので外観品質が損なわれることもない。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、マツ
ドガード部に設けた水抜き孔から塗料がマツドガード部
裏面に回り込みマツドガード部裏面全体が車体外装と同
一色に塗装されるので、従来のようにタイヤとホイール
ハウスとの隙間からマツドガード部裏面の樹脂素地色が
見えることは無くなつて外観品質を向上させることがで
きる。また水抜き孔はマツドフラツプによつて穏される
ので外観品質を損なうこともない。さらに従来のように
マツドガード部裏面への黒色塗装等の追加工程等も不要
となるのでコスト低減も図ることができる等の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る車両用バンパサイド構
造の要部分解斜視図、第2図は第1図のバンパサイド構
造を適用して車両のホイールアーチ部の概略斜視図、第
3図は第2図の車両のリヤフエンダ部の概略正面図であ
る。 1…リヤバンパ、2…バンパーサイド、3…後車輪、5
…マツドガード部、51…前面部、52…下面部、9…水抜
き孔、10…マツドフラツプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製のリヤバンパのバンパサイドの前端
    をホイールハウス部まで延長し、上記バンパサイドの前
    下端部を車体の中心方向に延ばしてマッドガード部を一
    体的に形成した車両用バンパサイド構造において、 上記マッドガード部の前端からバンパサイドの前端にか
    けて内側に向かって張り出したフランジ部と、 該マッドガード部の下面から前記フランジ部に跨がる水
    抜き孔を設けると共に、 前記フランジ部に取付けられるもので、前記フランジ部
    の水抜き孔を覆うマッドフラップを設けて成ることを特
    徴とする車両用バンパサイド構造。
JP62028328A 1987-02-12 1987-02-12 車両用バンパサイド構造 Expired - Fee Related JP2522655B2 (ja)

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