JPS63199183A - 車両用バンパサイド構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両用バンパサイド構造に関し、特にマッドガ
ード部を一体成形した樹脂製リヤパン／＃のパン・ぐサ
イド構造に関する。　　　　゛（従来の技術） 従来樹脂製のバンパーにあっては、樹脂材料の耐候性向
上のためにカーゲン等の添加材を含んでお）黒色の材料
が一般的であったが、近年パン・々も本体と同色にする
全面塗装を採用する例が増えている。これらの・９ンノ
母では表面が塗膜で保護されるので、樹脂材料中に耐候
性向上のための添加材が不要となシ、樹脂素地色である
白色または淡黄色をしている。

一方、リャバンパのバンパサイドを車体のホイールハウ
ス部まで延長してリヤフェンダの下半分を覆ったフルバ
ンパの前下端を、さらに下方および車体中心方向に延長
してマッドガード部を一体的に成形したものがある（実
開昭５７−９８９８２１号公報参照）。このようにする
とマッドガードを別途に設ける必要が無くコスト的に有
利となる。

（発明が解決しようとする間組点） しかしながら斯かる従来技術にあっては、ホイールハワ
スとタイヤの隙間からマッドガード部の裏面が見え、上
記した全面塗装の場合には白色又扛淡黄色の樹脂素地が
見えて外観品質が損われるという問題があった、すなわ
ち塗装時において塗料がマツ′トガーＶ部裏面にも回シ
込むものの、マッドガード部の形状が複雑で外表面から
穏されているために、塗料が回り込みに〈〈、塗装のつ
きまわり性が悪い。このような外観品質の低下を防止す
るためには、マッドガード部裏面への黒色塗装の追加、
あるいは樹脂材料への顔料の追加等の対策が必要となシ
コストが嵩む。

本発明は上記した従来技術の問題点を屏決するためにな
されたもので、その目的とするところは、マッドガード
部裏側に塗料が容易に回シ込むようにして、外観品質を
高め得る車両用７９ンパサイド構造を提供することにあ
る。

上記目的を達成するために１本発明にあっては。

樹脂製のりャバンパのパンツ譬サイドの前端をホイール
ハワス部まで延長し、上記バンパサイドの前下端部を車
体の中心方向に延ばしてマッドガード部を一体的に形成
した車両用パン・母すイｒ構造において、上記マッドガ
ード部に、該マッドガード部の下面から前面に跨がる水
抜き孔を設けると共に、該水抜き孔を覆うマッドフラッ
プを設は九。

（作　用） 而して皿体の塗装時において、塗料が水抜き孔からマッ
ドガード部裏面側に回シ込んでマッドガード部裏面が塗
装される。さらに水抜き孔はマッドフラップによって外
部から穏される。

（実施例） μ下に本発明？図示の実施例に基づいて説明する。本発
明の一実施−例に係る車両用パンツサイド構造を示す第
１図乃至第３図において、ｌは樹脂製のりャバンパを示
しておシ、そのバンパサイド２はリヤフェンダ部の下半
部を覆うと共に前端は後車輪３のホイールハクス部ＩＪ
Ｉすまで延びていてホイールアーチ４を構成している。

このパンツ９サイド２の前下端部は車体の中心方向に向
って略直角に一体的に延びていて１ツドガ一ド部５を構
成している。

マッドガード部５はホイールアーチ４を構成するバンパ
サイド２の前端縁２１の下端部から車体の中心方向に延
びる前面部５１と、バンパサイド２の下端縁２２の前端
部から単体の中心方向に延びる下面部５２とから成る断
面り字形状に成形されていて、ｊＩ幅方向の長さは略後
嵐輪３の幅に設定されている。

上記マッドガード部５の下面部５２は、前面部５１の下
端から略直角に延びて、さらに重両後方に上方に向って
湾曲して延びてパンツ９サイド２１の下端縁２２に連続
してつながっている。

またマッドガード部５の前面部５１は、パンＩ々サイＰ
２の前端［２１の略全長にわたって形成された皿体の中
心方向に所定幅だけ張り出した７う／ソロと連続してつ
ながっており、この７ランゾ６と前面部５１の裏面には
Ｌ字形状の補強用ブラケット７が当てかわれてボルト８
．・・・によって固定されている。

マツトガ−Ｖ部５の前面部５１と下面部５２との境界部
には、前面部５１と下面部５２に跨がる水抜き孔９が設
けられている。水抜き穴９は横長で略マッドガード部５
の略全幅にわたって形成されている。

さらにマッドガード部５の前面部５１にはマッドフラッ
プｌＯが取付けられていて、マッドフラップ１０によっ
て上記水抜き孔９ｆ：穏している。

ｗ７ＹフラッグｌＯの幅はマッドガード部５の前面部５
１の幅と同一で、その上端が前面部５１の上端位置に合
わせて取付けられ、その下端がマツトガ−Ｆ部５の下端
から下方に垂れ下がっている。

上記構成の車両用パンツサイド構造にあっては。

マッドガード部５がリヤパンツ＃ｌの）々ンノクサイド
２と一体成形される。このリマバンパｌを皿体のりャフ
エンダパネルに取付けた後にリヤパン１ｅ　ｌが塗装さ
れるが、塗装時において塗料は水抜き孔９を通ってマッ
ドガード部５裏面側に回シ込んでマッドガード部５の裏
面まで塗装される。その後マッドガード部５の前面部５
１にマッドフラップｌＯが上記した補強用ブラケット７
と共締めされて取付けられ、このマッドフラップ１０に
よって水抜き孔９が穏される。

このようにマッドガード部５の裏面側までバンパサイド
２と同色に塗装されるので、ホイールハクス部（Ｈ）と
後車輪３との隙間から見えるマツドガード部５の裏面（
Ａ）は塗装面となっていて外観品質が向上する。

さらに水抜き孔９はマッドフラップｌＯによって穏され
ているので外観品質が損なわれることもない。

（発明の効果） 本発明はμ上の構成および作用から成るもので。

マッドガード部に設けた水抜き孔から塗料がマッドガー
ド部裏側に回シ込みマッドガード部裏面全体が夏休外装
と同一色に塗装されるので、従来のようにタイヤとホイ
ールアーチ部との隙間からマッドガード部裏面の樹脂累
地色が見えることは無くなって外観品質を向上させるこ
とができる。また水抜き孔はマッドフラッグによって穏
されるので外観品質を損なうこともない。さらに従来の
ようにマッドガード部裏面への黒色塗装等の追加工程等
も不要となるのでコスト低減も図ることができる等の効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る車両用／９ンノクサイ
ト°構造の要部分解斜視図、第２図は第１図のバンパサ
イド構造を適用した車両のホイールアーチ部の概略斜視
図、第３図は第２図の車両のリヤフェンダ部の概略正面
図である。 符号の説明 ｌ・・・リヤパフ／ぐ、　　　２・・・バンパーサイト
、３・・・後本輪、　　　　　５・・・マッドガード部
。 ５１・・・前面部、　　　　５２・・・下面部。 ９・・・水抜き孔％　　　　１０・・・マッドフラッグ
。 特許出願人　　日産自動正株式会社、　　゛、代理人弁
理士　　世　　良　　和　　信　ソ５代理人弁理士　　
奥　　１）　規　　之　　、・′、。 −−・。 Ｗ 〆λ 世 塁 味

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 樹脂製のリヤバンパのバンパサイドの前端をホィールハ
   ウス部まで延長し、上記バンパサイドの前下端部を車体
   の中心方向に延ばしてマッドガード部を一体的に形成し
   た車両用バンパサイド構造において、 上記マッドガード部に、該マッドガード部の下面から前
   面に跨がる水抜き孔を設けると共に、該水抜き孔を覆う
   マッドフラップを設けて成ることを特徴とする車両用バ
   ンパサイド構造。