JP2522352B2 - 測定装置の割込制御装置 - Google Patents

測定装置の割込制御装置

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JP2522352B2
JP2522352B2 JP63134869A JP13486988A JP2522352B2 JP 2522352 B2 JP2522352 B2 JP 2522352B2 JP 63134869 A JP63134869 A JP 63134869A JP 13486988 A JP13486988 A JP 13486988A JP 2522352 B2 JP2522352 B2 JP 2522352B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、測定装置の割込制御装置に関し、特に実行
中のあるロットの測定を中断して別のロットの測定を行
ない、その後、再び前のロットの測定を続行できるよう
にしたものである。
B.従来の技術 従来、現在行なっているあるロットの試験を一時中断
し例えば緊急を要するロットの試験を行なう場合は、緊
急を要する試験ロットに対する試験条件および1ロット
分の試験片の寸法形状についてのデータ等を設定し直
し、この設定条件にしたがって試験を行なう。
C.発明が解決しようとする問題点 この場合、緊急を要するロットの試験条件などのデー
タが新たに設定されるため、その試験終了後に、中断さ
れている前の試験を再開するためには、新たに前のロッ
トの試験条件などを再設定しなければならない。このた
め、試験作業が煩雑になり、試験効率も低下する。
また、新しいロットの試験条件などを設定すると前の
ロットの試験条件などのデータや試験の結果を示すデー
タなどが画面から消え新しいロットの試験についての各
種データのみが表示される。このため、新しいロットの
試験中に前のロットの試験に関する各種データを知るこ
とができず、使い勝手が悪かった。
本発明の目的は、煩雑な操作を必要とせずに割込みに
て別の測定を行なうことのできる測定装置の割込制御装
置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 クレーム対応図である第1図により説明すると、本発
明に係る制御装置は、測定に必要なデータを入力するデ
ータ入力手段28と、主記憶領域MMと退避記憶領域AMとを
備え入力手段28から入力されるデータおよび測定の結果
を示すデータを記憶する記憶手段RAM23と、これらのデ
ータを表示する表示手段33と、手動操作により割込み信
号を発生すると共に割込み解除信号を発生する信号出力
手段27と、割込み信号出力時に主記憶領域MMに記憶され
ているデータを退避記憶領域AMに退避させ、新たに入力
手段28によって入力されたデータや割込み後の測定の結
果を示すデータとともに退避記憶領域AMに退避されてい
る割込み前の測定におけるデータを表示手段33に表示
し、割込み解除信号が出力されると退避記憶領域AMのデ
ータを主記憶領域MMに復帰させて割込みにより中断され
た測定を続行可能とする制御手段20とを具備することに
より、上述の問題点を解決する。
E.作用 あるロットの測定に先だって測定条件や試験片の寸法
形状など被測定試料に関するデータを入力手段28から入
力する。このデータは、主記憶領域MMに格納される。測
定を開始すると測定結果を示すデータも主記憶領域MMに
格納される。このロット測定の途中で例えば割込み釦の
操作により割込み信号が出力されると、割込み前のロッ
ト測定のデータ、すなわち主記憶領域MMに格納されてい
るデータが退避記憶領域AMに退避される。そして入力手
段28から割込み後の別の測定の測定条件などのデータを
入力すると、そのデータが主記憶領域MMに格納され、表
示手段33に表示される。このとき、表示手段33には、割
込み前の測定についての各種データすなわち退避記憶領
域AMに格納されているデータも同時に表示される。そし
て測定を開始すると割込み後の測定の結果を示すデータ
も主記憶領域MMに格納される。
割込み測定が終了して割込み解除信号が出力される
と、退避記憶領域AMに記憶されている各種データが主記
憶領域MMに転送される。このため、新たに測定条件など
を設定し直さなくても中断した測定がその途中から続行
可能となる。
なお、本発明の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本発明を分かり易くするため各構成要素に実施例の
符号を付したが、これにより本発明が実施例に限定され
るものではない。
F.実施例 第2図〜第5図に基づいて本発明を引張試験機に適用
した場合の一実施例を説明する。
第2図は本発明の全体構成図である。図において、マ
イクロコンピュータ20は、現在行なっているロット試
験の中断、その試験条件および試験結果等のデータの
退避、緊急を要するロット試験終了後の前のロット試
験モードへの復帰、緊急ロット試験のデータ,前のロ
ット試験のデータの帳票へのプリントなどを制御する。
このマイクロコンピュータ20は、全体を制御する中央処
理装置(以下、CPUと称する)21と、上記諸〜の機
能を実行させる処理プログラムおよび固定的なデータを
格納するROM22と、ロットの試験条件,試験結果および
その他の各種データを格納するRAM23と、材料試験機の
検出機器とのインターフェースをとる入力装置24と、表
示機器等とのインターフェースをとる出力装置25とを備
え、これらはバス26を介してCPU21に接続されている。
マイクロコンピュータ20の入力装置24には、割込釦27
を備えたキーボード28と、材料試験機29に設置されるロ
ードセル30および伸び計31が接続されている。割込み釦
27を一回操作すると割込み信号が出力され、再操作する
と割込み解除信号が出力され、緊急ロット試験のための
割込指令および終了指令が与えられる。出力装置25に
は、試験結果,試験条件およびロット本数等のデータを
印刷するプリンタ40と、プリンタ40と同様の内容を表示
する表示装置33とが接続されている。
材料試験機29は、ベース34上に立設したフレーム本体
35を備え、フレーム本体35上に横架されたクロスヨーク
35aとベース34との間には、一対のねじ棒36が回転可能
に軸支されており、これら一対のねじ棒36には、クロス
ヘッド37の両端が螺合されている。そして、クロスヘッ
ド37にロードセル30を介して取り付けた上部把持具38
と、ベース34に固定した下部把持具39とにより試験片40
の両端を把持し、一対のねじ棒36の回転によりクロスヘ
ッド37を上昇させて試験片40を負荷する。このときロー
ドセル30および伸び計31の出力信号が入力装置24を通し
てCPU21に取り込まれる。
次に、本実施例の動作を第3図に示すフローチャート
を参照して説明する。
いま、材料試験機29がある材料のロットに対する引張
試験を行なっている時に、緊急を要する材料のロット試
験要求が発生したとする。これに伴い作業者がキーボー
ト28上の割込み釦27を押すと割込み信号が出力され、CP
U21は、ステップS1において、現在実行している通常ロ
ット試験処理を一時中断し、通常ロット試験モードを緊
急ロット試験モードにする。そして、次のステップS2に
おいて、CPU21が出力装置25を通してプリンタ40に紙送
り指令を与え、帳票41を所定位置まで給送する。通常、
この種の帳票41は、第5図に示すとおり、あるシート領
域ごとにミシン目41pが形成されて切り取りやすくなっ
ているが、割込み前後の試験結果がミシン目41pをまた
がって記録されないように、割込み時および割込み解除
時に次のミシン目41pが印字部を通過するまで送る。例
えば、第5図のように、シート領域41aに通常ロット試
験の結果データData1が記録されている場合、割込み信
号により次のミシン目41pまで給送し、緊急ロット試験
の結果データData2を次のシート領域41bから記録する。
この紙送り処理が終了すると、次のステップS3に進
み、中断時点までRAM23に収集した通常ロット試験の試
験結果およびこれに付随する試験条件,ロット本数ある
いは各試験片の寸法等のデータをデータ収集エリアであ
る主記憶領域から退避記憶領域へ一時退避させる。
次に、ステップS4に移行して、緊急ロット試験に対す
る試験条件およびロット本数あるいは試験片の寸法など
のデータをキーボード28から入力してRAM23の主記憶領
域に格納する。これらのデータは表示装置33に表示され
る。このとき、画面に割込み試験である表示を行なうの
が好ましい。その後、緊急ロットグループの試験片を材
料試験機29の上部および下部把持具38,39で把持して緊
急ロット試験を実施し、その試験結果をRAM23の主記憶
領域に収集する(ステップS5)。この試験結果は新しい
シート領域に記録される。
次のステップS6では、現在行なっている緊急ロットの
試験結果データを出力装置25を通して表示装置33に第4
図に示す如く表示する。この時、RAM23の退避記憶領域
に格納されているデータ、すなわち前のロットの試験に
ついての各種データを表示装置33の画面上に符号33aで
示すようにマルチ表示する。そして、次のステップS7で
緊急ロット試験が終了したかを判定する。これは作業者
が割込み釦27を再操作したときに出力される割込み解除
信号で判定する。ここで「NO」の時は、ステップS5に戻
り、緊急ロット試験が終了するまで監視する。
ステップS7で緊急ロット試験が終了したことを判断す
ると、ステップS8に進み、緊急ロット試験のロット処理
の結果を示すデータ、例えば平均値や標準偏差などのデ
ータを、第5図のシート領域41cのデータData2のように
表の形態で記録する。その後処理ステップはステップS9
に進み、CPU21からプリンタ40に終了指令を与えること
により、緊急ロット試験時に印刷されたシート領域41c
を1シート分(次のミシン目まで)だけ上記ステップS2
で述べたと同様に送り、次のプリンタ40によるデータ印
刷が新しいシート領域41dからなされるようにする。
更にステップS10では、RAM23の退避記憶領域に退避し
てある中断時点までの通常ロットの試験結果およびこれ
に付随する試験条件,ロット本数あるいは各試験片の寸
法のデータをRAM23のデータ収集エリアである主記憶領
域へ戻す。同時にこれらデータを表示装置33に表示す
る。このとき、割込みが解除されたことを表示すると共
に、再開する試験片のNoを表示すると使い勝手がよい。
そして次のステップS11において、中断された残りの
ロットに対する試験を続行する。これにより、シート領
域41d(第5図)のように結果データData1がグラフの形
態で記録される。ステップS12で残りのロット試験が終
了したかを判定し、終了したと判定されたならば、ステ
ップS13に移行して、ロット処理、即ち、1つのロット
グループにおける試験片の平均引張強さ,平均伸び率お
よび標準値に対する偏差などを演算し、第5図のシート
領域41eに示すデータData1のように表の形態で記録す
る。なお、同じロット試験についてはミシン目をまたが
ってグラフと表とが記録されてもよい。また、割込みが
かかった旨や解除された旨を各シート領域に印字する
と、試験後のデータ整理が更に容易になる。
以上のように、割込み釦27を押すと割込み信号が出力
され、実行中のロット試験についてのそれまでの試験結
果などの全てのデータがRAM23の退避記憶領域に退避さ
れ、緊急ロット試験終了後に再度割込み釦27を操作して
割込み解除信号が出力されると、退避記憶領域に退避さ
れていたデータが主記憶領域に転送されるから、割込み
試験の終了後に、新たに試験条件の再設定などの煩雑な
操作をすることなく、中断されていた通常ロット試験を
残りの試験片から容易に続行でき、この種の試験の効率
が向上する。
また、緊急ロットの試験中に、中断されている通常ロ
ット試験の結果データ等を同一の表示画面にマルチ表示
できるようにしたので、割込み中でも通常ロット試験の
途中結果や試験条件を知ることができ、使い勝手が向上
する。
さらにまた、通常ロット試験の中断時および緊急ロッ
ト試験の終了時には、プリンタ40の帳票を次のミシン目
まで送って常に新しいシート領域から印字されるように
した。したがって、第5図に示すように、通常ロット試
験のデータData1と緊急ロット試験のデータData2とが、
ミシン目41pで区画される1つのシート領域に混在して
印刷されることがなく、試験後の帳票のファイリングが
簡便となる。
なお、上記の実施例では、引張試験についてのみ述べ
たが、これに限らず、圧縮,曲げ,その他の試験にも本
発明を適用できる。また、粘度計や硬度計などその他の
試験機にも本発明を実施できる他、分析計などの各種測
定装置にも実施できる。
以上の実施例の構成において、RAM23は記憶手段を構
成し、制御回路20のうち特にCPU21,ROM22は制御手段を
構成する。更に、割込み釦27が信号出力手段を、キーボ
ート28がデータ入力手段を、表示装置33が表示手段をそ
れぞれ構成する。
G.発明の効果 本発明は以上のように構成したので、割込み釦などの
操作により実行中のロット測定を中断して緊急ロット測
定を行なっても、その試料終了後に通常ロット測定を簡
単に再開でき、かつ割込み測定中に、中断されている割
込み前のロット測定の結果等を同一の表示画面にマルチ
表示できるから、使い勝手のいい測定装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、第2図は本発明を引張試験機
に実施した場合の全体構成図、第3図は本実施例におけ
る動作説明用のフローチャート、第4図は本実施例にお
ける表示画面の説明図、第5図は帳票への記録を説明す
る図である。 20:マイクロコンピュータ 21:CPU、22:ROM 23:ROM、27:割込み釦 28:キーボード、29:試験機 33:表示装置、40:プリンタ 41:帳票 41a〜41e:シート領域 41p:ミシン目、MM:主記憶領域 AM:退避記憶領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定に必要なデータを入力するデータ入力
    手段と、主記憶領域と退避記憶領域とを備え前記入力手
    段から入力されるデータおよび測定の結果を示すデータ
    を記憶する記憶手段と、前記両データを表示する表示手
    段と、手動操作により割込み信号を発生すると共に割込
    み解除信号を発生する信号出力手段と、前記割込み信号
    出力時に前記主記憶領域に記憶されているデータを退避
    記憶領域に退避させ、新たに入力手段によって入力され
    たデータや割込み後の測定の結果を示すデータとともに
    前記退避記憶領域に退避されている割込み前の測定にお
    けるデータを前記表示手段に表示し、前記割込み解除信
    号が出力されると前記退避記憶領域のデータを主記憶領
    域に復帰させて割込みにより中断された測定を続行可能
    とする制御手段とを具備することを特徴とする測定装置
    の割込制御装置。
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