JP2522269Y2 - 自走式草刈機 - Google Patents
自走式草刈機Info
- Publication number
- JP2522269Y2 JP2522269Y2 JP2414791U JP2414791U JP2522269Y2 JP 2522269 Y2 JP2522269 Y2 JP 2522269Y2 JP 2414791 U JP2414791 U JP 2414791U JP 2414791 U JP2414791 U JP 2414791U JP 2522269 Y2 JP2522269 Y2 JP 2522269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical rod
- self
- cylinder
- holding frame
- fuselage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は自走式草刈機に係るもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】自走式
草刈機には、機体後部にエンジンを搭載し、機体中央部
下側に前記エンジンにって駆動されるロータリーカッタ
ーを設けたものが多い。
草刈機には、機体後部にエンジンを搭載し、機体中央部
下側に前記エンジンにって駆動されるロータリーカッタ
ーを設けたものが多い。
【０００３】このような自走式草刈機は後輪駆動車がほ
とんどであり、操縦者は操作レバーにより左右の後輪を
制動させることにより、機体の前部の支持輪をこれに追
従させて自走式草刈機の進む方向を転向させていたが、
傾斜地や堤防の「のり面」などを横行しながら草刈り作業
をするときは、自走式草刈機の前部の支持輪は傾斜面の
影響を受けるので支持輪が大きく転向し、走行が不能に
なる危険が多い。本考案はこの問題を解決し、傾斜面で
も所定の方向に横行しながら安定して草刈りができる自
走式草刈機を提供するものである。
とんどであり、操縦者は操作レバーにより左右の後輪を
制動させることにより、機体の前部の支持輪をこれに追
従させて自走式草刈機の進む方向を転向させていたが、
傾斜地や堤防の「のり面」などを横行しながら草刈り作業
をするときは、自走式草刈機の前部の支持輪は傾斜面の
影響を受けるので支持輪が大きく転向し、走行が不能に
なる危険が多い。本考案はこの問題を解決し、傾斜面で
も所定の方向に横行しながら安定して草刈りができる自
走式草刈機を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
案の要旨を説明する。
【０００５】機体１の後部にエンジン２を搭載し、機体
１の中央部下側に前記エンジン２によって駆動される草
刈り用のロータリーカッター３を設け、機体１の後部の
左右に夫々制動可能な駆動輪17を設けた自走式草刈機ａ
において、機体１の前部に前方に向けて保持枠４を突設
し、この保持枠４の先端部に筒体５を垂設し、この筒体
５に縦杆６を筒体５に対し上下動不能にして周方向に回
動自在に垂設し、この縦杆６の下方に支持輪７を付設
し、筒体５に縦杆６の回動抵抗力を調節できるバネ機構
11を内装した係止機構８を設けたことを特徴とする自走
式草刈機に係るものである。
１の中央部下側に前記エンジン２によって駆動される草
刈り用のロータリーカッター３を設け、機体１の後部の
左右に夫々制動可能な駆動輪17を設けた自走式草刈機ａ
において、機体１の前部に前方に向けて保持枠４を突設
し、この保持枠４の先端部に筒体５を垂設し、この筒体
５に縦杆６を筒体５に対し上下動不能にして周方向に回
動自在に垂設し、この縦杆６の下方に支持輪７を付設
し、筒体５に縦杆６の回動抵抗力を調節できるバネ機構
11を内装した係止機構８を設けたことを特徴とする自走
式草刈機に係るものである。
【０００６】
【作用】自走式草刈機体ａの機体１の前部に前方に向け
て保持枠４を突設し、この保持枠４の先端部に筒体５を
介して垂設した縦杆６に支持輪７を付設したから筒体５
に設けた係止機構８で縦杆６を筒体５にバネ機構11のバ
ネ力を強くして押さえ込むと、縦杆６の回動が固定され
支持輪７の転向が阻止され、特に傾斜地を横行しながら
草刈り作業を行うときは、自走式草刈機ａは支持輪７を
転向させようとする力を受けるが、支持輪７は回動が固
定されているので常に所定の方向に前進しながら草刈り
作業を継続する。
て保持枠４を突設し、この保持枠４の先端部に筒体５を
介して垂設した縦杆６に支持輪７を付設したから筒体５
に設けた係止機構８で縦杆６を筒体５にバネ機構11のバ
ネ力を強くして押さえ込むと、縦杆６の回動が固定され
支持輪７の転向が阻止され、特に傾斜地を横行しながら
草刈り作業を行うときは、自走式草刈機ａは支持輪７を
転向させようとする力を受けるが、支持輪７は回動が固
定されているので常に所定の方向に前進しながら草刈り
作業を継続する。
【０００７】また、係止機構８のバネ機構11のバネ力を
弱くすると支持輪７の転向もバネ力に抗し乍ら回動可能
となり、支持輪７を転向可能にし、一方の駆動輪17を制
動することにより自走式草刈機ａの前進方向の転向を可
能にする。
弱くすると支持輪７の転向もバネ力に抗し乍ら回動可能
となり、支持輪７を転向可能にし、一方の駆動輪17を制
動することにより自走式草刈機ａの前進方向の転向を可
能にする。
【０００８】
【実施例】図面は、本考案に好適な実施例を示すもの
で、機体１の後部にエンジン２を搭載し、機体１の中央
部下側に前記エンジン２によって駆動される草刈り用の
ロータリーカッター３を設け、機体１の後部の左右に夫
々制動可能な駆動輪17を設けた自走式草刈機ａにおい
て、機体１の前部に前方に向けて保持枠４を突設し、こ
の保持枠４の先端部に筒体５を垂設し、この筒体５に縦
杆６を筒体５に対し上下動不能にして周方向に回動自在
に垂設し、この縦杆６の下方に支持輪７を付設し、筒体
５に縦杆６の回動抵抗力を調節できるバネ機構11を内装
した係止機構８を設けた自走式草刈機に係るものであ
る。
で、機体１の後部にエンジン２を搭載し、機体１の中央
部下側に前記エンジン２によって駆動される草刈り用の
ロータリーカッター３を設け、機体１の後部の左右に夫
々制動可能な駆動輪17を設けた自走式草刈機ａにおい
て、機体１の前部に前方に向けて保持枠４を突設し、こ
の保持枠４の先端部に筒体５を垂設し、この筒体５に縦
杆６を筒体５に対し上下動不能にして周方向に回動自在
に垂設し、この縦杆６の下方に支持輪７を付設し、筒体
５に縦杆６の回動抵抗力を調節できるバネ機構11を内装
した係止機構８を設けた自走式草刈機に係るものであ
る。
【０００９】次に図示した係止機構８について詳述す
る。
る。
【００１０】筒体５の下部寄り後方に先端部に雌螺子
９'を有する係止筒９を突設し、該係止筒９と筒体５の
継合部の筒体５の壁面にボール支承孔10’を貫通し、こ
のボール支承孔10’にボール10を嵌入する。
９'を有する係止筒９を突設し、該係止筒９と筒体５の
継合部の筒体５の壁面にボール支承孔10’を貫通し、こ
のボール支承孔10’にボール10を嵌入する。
【００１１】筒体９内に前記ボール10に基部が当接し他
端を筒体９に内装した押圧発条11’の内径に嵌入した当
接片12を設け、係止筒９の雌螺子９'に押圧ボルト13の
雄螺子部13’を螺合してバネ機構11を構成し、ボール10
が当接する縦杆６の中央部にボール受凹部６ａを凹設す
る。
端を筒体９に内装した押圧発条11’の内径に嵌入した当
接片12を設け、係止筒９の雌螺子９'に押圧ボルト13の
雄螺子部13’を螺合してバネ機構11を構成し、ボール10
が当接する縦杆６の中央部にボール受凹部６ａを凹設す
る。
【００１２】押圧ボルト13を螺入すると押圧発条11’が
縮まり、ボール10が縦杆６のボール受凹部６ａに強く押
圧されるから縦杆６の回動が固定され、支持輪７の転向
が強いバネ力により阻止され、特に傾斜地を横行しなが
ら草刈り作業を行うときは、自走式草刈機ａは斜面によ
り支持輪７を転向させようとする力を受けるが、支持輪
７の回動が固定されているので常に所定の方向に前進し
ながら草刈り作業を継続する。
縮まり、ボール10が縦杆６のボール受凹部６ａに強く押
圧されるから縦杆６の回動が固定され、支持輪７の転向
が強いバネ力により阻止され、特に傾斜地を横行しなが
ら草刈り作業を行うときは、自走式草刈機ａは斜面によ
り支持輪７を転向させようとする力を受けるが、支持輪
７の回動が固定されているので常に所定の方向に前進し
ながら草刈り作業を継続する。
【００１３】また、押圧ボルト13を弛めると、押圧発条
11の押圧力が弛むので縦杆６が筒体５の中で弱いバネ力
に抗し乍らも回動可能となり、操作レバ16を操作して左
右の駆動輪17の一方を制動させることにより支持輪７の
向きをこれに追従させて自走式草刈機の進む方向を転向
する。
11の押圧力が弛むので縦杆６が筒体５の中で弱いバネ力
に抗し乍らも回動可能となり、操作レバ16を操作して左
右の駆動輪17の一方を制動させることにより支持輪７の
向きをこれに追従させて自走式草刈機の進む方向を転向
する。
【００１４】また、上記縦杆６の上部中央に凹部６ｂを
形成し、この凹部６ｂと筒体５の上部の閉塞蓋壁間に支
承ボール14を介存し、縦杆６の上部寄りの円周方向に溝
部６ｃを設け、この溝部６ｃに筒体５の前側より係止ボ
ルト15を螺入して係止ボルト15の先端部15'を上記溝部
６ｃに係合させることにより、筒体５に対して縦杆６の
上下動を係止し、縦杆６の周方向の回動を自在にしなが
ら支持輪７の反力を支承する。
形成し、この凹部６ｂと筒体５の上部の閉塞蓋壁間に支
承ボール14を介存し、縦杆６の上部寄りの円周方向に溝
部６ｃを設け、この溝部６ｃに筒体５の前側より係止ボ
ルト15を螺入して係止ボルト15の先端部15'を上記溝部
６ｃに係合させることにより、筒体５に対して縦杆６の
上下動を係止し、縦杆６の周方向の回動を自在にしなが
ら支持輪７の反力を支承する。
【００１５】尚、符号18はロータリーカッターカバー，
19は支持輪上下調整装置で保持枠４の基部を機体１に枢
着して、保持枠４の先端部を上下動可能に設け、この保
持枠４を支持輪上下調整装置19を操作して上下させるこ
とによりロータリーカッター３の刃の高さを高低自在に
調節する。
19は支持輪上下調整装置で保持枠４の基部を機体１に枢
着して、保持枠４の先端部を上下動可能に設け、この保
持枠４を支持輪上下調整装置19を操作して上下させるこ
とによりロータリーカッター３の刃の高さを高低自在に
調節する。
【００１６】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したので、平
坦地では係止機構により支持輪への抵抗をバネ機構のバ
ネ力を適度に調節することにより支持輪を駆動輪の転向
方向に追従可能な状態に保持し、傾斜地では係止機構に
より支持輪への抵抗をバネ機構のバネ力を強くすること
により支持輪を所定の向きに固定して草刈機体を所定の
方向に走行せしめることができるので安定して草刈り作
業ができる秀れた自走式草刈機となる。
坦地では係止機構により支持輪への抵抗をバネ機構のバ
ネ力を適度に調節することにより支持輪を駆動輪の転向
方向に追従可能な状態に保持し、傾斜地では係止機構に
より支持輪への抵抗をバネ機構のバネ力を強くすること
により支持輪を所定の向きに固定して草刈機体を所定の
方向に走行せしめることができるので安定して草刈り作
業ができる秀れた自走式草刈機となる。
【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図２】本考案の実施例の要部を示す一部を切欠ける側
断面図である。
断面図である。
【図３】本考案の実施例の係止機構の要部の断面図であ
る。
る。
ａ 草刈機体 １ 機体 ２ エンジン ３ ロータリーカッター ４ 保持枠 ５ 筒体 ６ 縦杆 ７ 支持輪 ８ 係止機構 11 バネ機構 17 駆動輪
Claims (1)
- 【請求項１】 機体の後部にエンジンを搭載し、機体の
中央部下側に前記エンジンによって駆動される草刈り用
のロータリーカッターを設け、機体の後部の左右に夫々
制動可能な駆動輪を設けた自走式草刈機において、機体
の前部に前方に向けて保持枠を突設し、この保持枠の先
端部に筒体を垂設し、この筒体に縦杆を筒体に対し上下
動不能にして周方向に回動自在に垂設し、この縦杆の下
方に支持輪を付設し、筒体に縦杆の回動抵抗力を調節で
きるバネ機構を内装した係止機構を設けたことを特徴と
する自走式草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414791U JP2522269Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 自走式草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414791U JP2522269Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 自走式草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588225U JPH0588225U (ja) | 1993-12-03 |
| JP2522269Y2 true JP2522269Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=12130225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2414791U Expired - Lifetime JP2522269Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 自走式草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522269Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP2414791U patent/JP2522269Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588225U (ja) | 1993-12-03 |
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