JP2521862B2 - 誘電体磁器組成物 - Google Patents

誘電体磁器組成物

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JP2521862B2
JP2521862B2 JP3211540A JP21154091A JP2521862B2 JP 2521862 B2 JP2521862 B2 JP 2521862B2 JP 3211540 A JP3211540 A JP 3211540A JP 21154091 A JP21154091 A JP 21154091A JP 2521862 B2 JP2521862 B2 JP 2521862B2
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洋一 水野
直人 成田
泰史 井上
浩一郎 都竹
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛系の誘電体磁器組成
物に関し、更に詳しくは、比誘電率εr の経時変化が少
ない鉛系の誘電体磁器組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、特願平3−75853号
の特許出願において、次のような鉛系の誘電体磁器組成
物を提案した。この誘電体磁器組成物は、一般式[PM
N]a [PZN]b [PNN]c [PT]d (但し、a
+b+c+d=1)で表わされ、これらの鉛酸化物のモ
ル比が、これらの鉛酸化物の相関(PMN:PZN:P
NN:PT)をモル%で示す立体成分図において、 A(53.6, 3.4, 23.2, 20.0) B(32.8, 1.6, 45.6, 20.0) C(17.6, 8.8, 53.6, 20.0) D(34.4, 22.4, 23.2, 20.0) E(60.8, 32.3, 1.9, 5.0) F(83.6, 9.5, 1.9, 5.0) G(78.85, 8.075, 8.075, 5.0) H(45.752, 24.624, 24.624, 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
る組成の主成分と、この主成分の総量に対する割合が、
0.44〜4.00モル%のMgO、0.33〜1.9
8モル%のPb34 及び0.60モル%以下(但し、
0モル%を含まない)のMn成分からなる副成分とを含
有し、更に前記主成分中のPb元素の一部をBa,Ca
及びSrの3元素の中から選択した一種又は二種以上の
元素によって、この主成分の総量に対し4.9原子%以
下(但し、0原子%を含まない)の割合で置換してなる
ものである。
【0003】この誘電体磁器組成物は、850℃以下の
焼成で焼結させることができ、比誘電率εr が10,0
00と高く、しかも磁器コンデンサを形成した場合にJ
IS規格のE特性を満足するという優れた特長を有して
いるものである。ここで、JIS規格のE特性とは、次
式で示されるような静電容量についての温度特性をい
う。
【0004】
【数1】
【0005】なお、この式において、C0 は20℃にお
ける静電容量、Cは−25℃〜+85℃における静電容
量である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記組成
の誘電体磁器組成物は種々の優れた特長を有しているも
のであるが、しかし、比誘電率εr の経時変化、従って
磁器コンデンサに用いた場合に静電容量の経時変化ΔC
が大きいという問題点を有していた。
【0007】本発明の目的は、先に提案した誘電体磁器
組成物について、その優れた諸特性を保持させながら、
更にその比誘電率εr の経時変化、従って静電容量の経
時変化ΔCを小さくさせることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る誘電体磁器
組成物は、一般式[PMN]a [PZN]b [PNN]
c [PT]d (但し、a+b+c+d=1)で表わさ
れ、これらの鉛酸化物のモル比が、これらの鉛酸化物の
相関(PMN:PZN:PNN:PT)をモル%で示す
立体成分図において、 A(53.6, 3.4, 23.2, 20.0) B(32.8, 1.6, 45.6, 20.0) C(17.6, 8.8, 53.6, 20.0) D(34.4, 22.4, 23.2, 20.0) E(60.8, 32.3, 1.9, 5.0) F(83.6, 9.5, 1.9, 5.0) G(78.85, 8.075, 8.075, 5.0) H(45.752, 24.624, 24.624, 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
る組成の主成分と、この主成分の総量に対する割合が、
0.44〜4.00モル%のMgO、0.33〜1.9
8モル%のPb34 、0.60モル%以下(但し、0
モル%を含まない)のMn成分及び0.30モル%(但
し、0モル%を含まない)のMoO3 からなる副成分と
を含有し、更に前記主成分中のPb元素の一部をBa,
Ca及びSrの3元素の中から選択した一種又は二種以
上の元素によって、この主成分の総量に対し4.9原子
%以下(但し、0原子%を含まない)の割合で置換した
ものである。
【0009】ここで、PMNはPb(Mg1/3 Nb
2/3 )O3 、PZNはPb(Zn1/3 Nb2/3 )O3
PNNはPb(Ni1/3 Nb2/3 )O3 、PTはPbT
iO3 を表わす。
【0010】次に、これらの鉛酸化物のモル比が、これ
らの鉛酸化物の相関(PMN:PZN:PNN:PT)
をモル%で示す立体成分図において、点A〜Hを頂点と
する多面体の領域内にある必要性は、以下の理由からく
るものである。
【0011】まず、これらの鉛酸化物のモル比が点A〜
Hを頂点とする多面体の領域内にある場合は、所望の電
気的特性等を有する誘電体磁器組成物が得られる。
【0012】これに対し、平面EFGHよりも外側の領
域、すなわちPTが5.0モル%未満の領域では、静電
容量の温度変化率△Cが悪化する。平面ABCDについ
ては、この平面よりも外側の領域、すなわちPTが2
0.0モル%を越える領域については、裏付けるべきデ
ータがないので、本出願においては一応この平面をPT
量の上限とした。従って、この上限を越える場合に所望
の電気的特性等を有する誘電体磁器組成物が得られない
ことを示すものではない。
【0013】また、平面ADEFよりも外側の領域、す
なわちPNNが平面ADEFよりも少ない領域では、静
電容量の温度変化率△Cが悪化し、平面BCHGよりも
外側の領域、すなわちPNNが平面BCHGよりも多い
領域では、静電容量の温度変化率△Cが悪化したり、所
望の比誘電率εr が得られなくなったり、または850
℃以下の焼成で緻密な焼結体が得られなくなったりす
る。
【0014】また、平面ABGFよりも外側の領域、す
なわちPZNが平面ABGFよりも少ない領域では、静
電容量の温度変化率△Cが悪化し、平面DCHEよりも
外側の領域、すなわちPZNが平面DCHEよりも多い
領域では、所望の比誘電率εr が得られなくなったり、
850℃以下の焼成で緻密な焼結体が得られなくなった
りする。
【0015】次に、MgOの添加量を0.44〜4.0
0モル%としたのは、MgOが0.44モル%未満にな
ると850℃以下の焼成で緻密な焼結体が得られなくな
り、MgOが4.00モル%を越えると所望の比誘電率
εr の誘電体磁器組成物が得られなくなるからである。
【0016】次に、Pb34 の添加量を0.33〜
1.98モル%としたのは、Pb34 が0.33モル
%未満になると850℃以下の焼成で緻密な焼結体を得
ることができなくなり、Pb34 が1.98モル%を
越えると所望の比誘電率εr の誘電体磁器組成物が得ら
れなくなるからである。
【0017】次に、Mnの添加量を0.60モル%以下
(0モル%を含まず)としたのは、Mnが0.60モル
%を越えると、所望の比誘電率εr の誘電体磁器組成物
が得られなくなるからである。なお、後述する実施例で
は、Mn成分としてMnO2を使用しているが、Mn3
4,MnO,MnCO3 等をモル換算して使用しても
よい。
【0018】次に、MoO3 の添加量を0.30モル%
以下(但し、0モル%を含まない)としたのは、MoO
3 が0.30モル%を越えると比誘電率εr が著しく低
下してしまうからである。なお、MoO3 が0.10モ
ル%未満では静電容量の経時変化に対する改善が少ない
ので、MoO3 の添加量は0.10〜0.30モル%の
範囲が好ましい。
【0019】次に、主成分中のPb元素の一部をBa,
Ca及びSrの3元素の中から選択した一種又は二種以
上の元素によって4.9原子%以下(但し、0原子%を
含まない)の割合で置換されるようにしたのは、置換量
が4.9原子%を越えると、850℃以下の焼成で緻密
な焼結体を得ることができなくなるからである。
【0020】
【実施例】まず、[PMN]0.40[PZN]0.102 [P
NN]0.348 [PT]0.15で表される主成分に対して、
MgOを1.33モル%、Pb34 を0.66モル
%、Mn成分を0.20モル%、MoO3 を所定量含有
し、更に主成分中のPbの一部が1.0原子%のCaで
置換されている組成の誘電体磁器組成物を、次の手順で
作成した。
【0021】出発原料として、MgOを5.91g,Z
nOを2.77g,NiOを8.67g,Nb25
75.31g,TiO2 を11.99g,CaCO3
1.00g、MnO2を0.17g、MoO3 を0〜
0.43g、それぞれ秤量し、これらをボールミル中に
入れ、エタノールを添加して湿式混合し、これを850
〜1000℃で1〜3時間仮焼して仮焼物を得た。
【0022】次に、この仮焼物をボールミルで湿式粉砕
し、乾燥して仮焼物の粉体を得た。そして、この仮焼物
の粉体とPb34 を、仮焼物の粉体105.81gに
対してPb34 230.76gの割合(但し、MoO
3 が0.3モル%の場合)でボールミル中に入れて湿式
混合し、650〜750℃で1〜4時間仮焼して仮焼物
を得た。
【0023】次に、この仮焼物をボールミルで湿式粉砕
し、乾燥させ、有機バインダー(PVA)を加えて造粒
し、この造粒物を500kg/cm2 の圧力で加圧し
て、直径9.8mm、厚さ0.6mmの円板状の成形物
を得た。次に、この成形物をジルコニアセッター上に載
せ、空気中で850℃の温度で焼成し、誘電体磁器組成
物の磁器素体を得た。
【0024】電気的特性の測定: 次に、焼成後の磁器
素体の両主面に銀ペーストを塗布し、焼付けて磁器コン
デンサを作成した。そして、MoO3 の添加量(モル
%)とこの磁器コンデンサの静電容量の経時変化との関
係、MoO3 の添加量(モル%)と比誘電率εr との
関係、MoO3 の添加量(モル%)と比抵抗ρ(Ωc
m)との関係を求めた。
【0025】なお、静電容量は、周波数1KHz、電圧
1V(実効値)の条件で求め、比抵抗ρ(Ωcm)は、
100Vで求め、静電容量の経時変化は20℃の恒温槽
中で求めた。
【0026】各試料の特性評価: 図1に示すように、
MoO3 を0.05モル%添加した場合は、静電容量の
経時変化が改善され、特にMoO3 を0.10モル%以
上添加した場合は、静電容量の経時変化が大きく改善さ
れることがわかる。
【0027】また、図2に示すように、MoO3 の添加
量が0.30モル%までは比誘電率εr が10,000
以上のものが得られるが、MoO3 の添加量が0.30
モル%を越えると比誘電率εr が10,000以下にな
ってしまう。従って、MoO3 の添加量は、0.30モ
ル%以下(但し、0モル%を含まない)が好ましい。
【0028】次に、静電容量の経時変化が改善されて
も、比抵抗ρ(絶縁抵抗値)が低下したのでは磁器コン
デンサの誘電体として使用できない。そこで、MoO3
を0〜0.6モル%まで添加して、MoO3 の添加量と
比抵抗ρとの関係を求めたところ、図3に示すような結
果となった。この結果から、MoO3 を添加しても比抵
抗ρの低下の虞れはないことがわかる。
【0029】次に、MoO3 以外の成分の適正範囲を裏
付けるため、上記と同様にして各種組成の誘電体磁器組
成物を作成し、それらの電気的諸特性を求めた。結果は
表1〜表4に示す通りとなった。これらの表において、
欄外に※印を付した試料は比較例であり、本発明の実施
例であるその他の試料の特性と比較するためのものであ
る。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】各試料の特性評価: 850℃以下で焼成
が可能であり、比誘電率εr ≧10,000、tanδ
≦4%、25℃における抵抗率ρ25≧1011Ωcm、15
0℃における抵抗率ρ150 ≧109 Ωcm、△CがJIS
規格のE特性を満足することを基準として各試料の評価
をした。
【0035】まず、PMN、PZN、PNN及びPTの
4成分からなる主成分の好ましい領域について、図1の
立体成分図を用いて説明する。
【0036】まず、PTが平面EFGHよりも少ない領
域、すなわちPTが5.0モル%未満の領域では、試料
No.65,66から分かるように、静電容量の温度変
化率△Cが悪化している。従って、PTは平面EFGH
よりも多い領域であることが求められる。また、PTが
平面ABCDより多い領域、すなわちPTが20.0モ
ル%を越える領域については、裏付けるべきデータがな
いので、20.0モル%を一応の上限とした。ただし、
本出願においてはこの上限を越える場合に本発明の目的
を満たさないことを示すものではない。
【0037】また、PNNが平面ADEFよりも少ない
領域では、試料No.10,11,28,30,36,
64,から分かるように、静電容量の温度変化率△Cが
悪化したり、比誘電率εr が10,000未満になって
いる。従って、PNNは平面ADEFよりも多い領域で
あることが求められる。また、PNNが平面BCHGよ
りも多い領域では、No.18,37,59から分かる
ように、静電容量の温度変化率△Cが悪化したり、比誘
電率εr が10,000未満になっている。従って、P
NNは平面BCHGよりも少ない領域であることが求め
られる。
【0038】また、PZNが平面ABGFよりも少ない
領域では、試料No.16,30,61から分かるよう
に、静電容量の温度変化率△Cが悪化している。従っ
て、PZNは平面ABGFよりも多い領域であることが
求められる。また、PZNが平面DCHEよりも多い領
域では、No.14,17,32,58,62から分か
るように、比誘電率εr が10,000未満になった
り、850℃以下の温度の焼成で緻密な焼結体が得られ
ない。従って、PZNは平面DCHEよりも少ない領域
であることが求められる。
【0039】次に、MgOが0.44モル%未満の場合
は、No.69に示すように、850℃以下の温度の焼
成で緻密な焼結体が得られなくなり、MgOが4.00
モル%を越える場合は、No.73に示すように、比誘
電率εr が10,000未満になる。従って、MgOの
添加量の好ましい範囲は、0.44〜4.00モル%で
ある。
【0040】次に、Pb34 が0.33モル%未満の
場合は、No.74に示すように、850℃以下の温度
の焼成で緻密な焼結体を得ることができなくなり、Pb
34 が1.98モル%を越えた場合は、No.78に
示すように、比誘電率εr が10,000未満になる。
従って、Pb34 の添加量の好ましい範囲は、0.3
3〜1.98モル%である。
【0041】次に、Mnが0.60モル%を越えると、
No.82に示すように、比誘電率εr が10,000
未満になる。従って、Mnの添加量の好ましい範囲は
0.60モル%以下(0モル%を含まず)である。
【0042】次に、Pb元素のBa,Ca及びSrによ
る置換量が4.9原子%を越えると、No.67,68
に示すように、850℃以下の温度の焼成で緻密な焼結
体を得ることができなくなる。従って、Pb元素のB
a,Ca及びSrによる置換量の好ましい範囲は4.9
原子%以下(但し、0原子%を含まない)である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、比誘電率が充分高く、
製造時において焼成温度が比較的低くて済み、更に静電
容量の温度変化率が充分小さい上に、静電容量の経時変
化が少ない磁器コンデンサを得ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】MoO3 の添加量(モル%)と静電容量の経時
変化ΔC〔%〕との関係を示すグラフである。
【図2】MoO3 の添加量(モル%)と比誘電率εr
の関係を示すグラフである。
【図3】MoO3 の添加量(モル%)と比抵抗ρ(Ωc
m)との関係を示すグラフである。
【図4】PMN,PZN,PNN及びPTの各酸化物の
モル比の相関を示す立体成分図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都竹 浩一郎 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽 誘電株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−121959(JP,A) 特開 昭59−105208(JP,A) 特開 昭57−168405(JP,A) 特開 昭61−174162(JP,A) 特開 平4−215208(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[PMN]a [PZN]b [PN
    N]c [PT]d (但し、a+b+c+d=1)で表わ
    され、これらの鉛酸化物のモル比が、これらの鉛酸化物
    の相関(PMN:PZN:PNN:PT)をモル%で示
    す立体成分図において、 A(53.6, 3.4, 23.2, 20.0) B(32.8, 1.6, 45.6, 20.0) C(17.6, 8.8, 53.6, 20.0) D(34.4, 22.4, 23.2, 20.0) E(60.8, 32.3, 1.9, 5.0) F(83.6, 9.5, 1.9, 5.0) G(78.85, 8.075, 8.075, 5.0) H(45.752, 24.624, 24.624, 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
    る組成の主成分と、この主成分の総量に対する割合が、
    0.44〜4.00モル%のMgO、0.33〜1.9
    8モル%のPb34 、0.60モル%以下(但し、0
    モル%を含まない)のMn成分及び0.30モル%以下
    (但し、0モル%を含まない)のMoO3からなる副成
    分とを含有し、更に前記主成分中のPb元素の一部をB
    a,Ca及びSrの3元素の中から選択した一種又は二
    種以上の元素によって、この主成分の総量に対し4.9
    原子%以下(但し、0原子%を含まない)の割合で置換
    したことを特徴とする誘電体磁器組成物。
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