JP2521858B2 - 誘電体磁器組成物及びその製造方法 - Google Patents

誘電体磁器組成物及びその製造方法

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JP2521858B2 JP3161036A JP16103691A JP2521858B2 JP 2521858 B2 JP2521858 B2 JP 2521858B2 JP 3161036 A JP3161036 A JP 3161036A JP 16103691 A JP16103691 A JP 16103691A JP 2521858 B2 JP2521858 B2 JP 2521858B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛系の誘電体磁器組成
物及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、誘電率が
高くかつ焼成温度の低い鉛系の誘電体磁器組成物及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉛系の誘電体磁器組成物として、
例えば特開昭61−155245号、特開昭62−31
907号及び特開昭62−290010号の各公報に開
示されているものがあった。
【0003】特開昭61−155245号公報には、一
般式xPb(Zn1/3 Nb2/3 )O3 −yPb(Mg
1/3 Nb2/3 )O3 −zPbTiO3 で表わされる組成
物中のPbの一部をBa及びSrのうちの少なくとも一
種で置換させた誘電体磁器組成物が開示されている。
【0004】また、特開昭62−31907号公報に
は、Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 −Pb(Zn1/3
2/3 )O3 −PbTiO3 の固溶体を主成分とし、副
成分として、MgO及びA(Cu1/21/2 )O3 (但
し、AはPb,Ba,Sr,Caより選ばれる一種以上
の元素)で表わされる組成物を含有する誘電体磁器組成
物が開示されている。
【0005】更に、特開昭62−290010号公報に
は、Pb(Ni1/3 Nb2/3 )O3、Pb(Zn1/3
2/3 )O3 及びPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 の3成
分を主成分とし、副成分としてPbTiO3 、A(Mn
1/2 Nb1/2 )O3 (但し、AはPb,Ba,Sr,C
aより選ばれた一種以上の元素)及びB(Mg1/2
1/2 )O3 (但し、BはPb,Ba,Sr,Caより選
ばれた一種以上の元素)で表わされる組成物を含有する
誘電体磁器組成物が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、電子
回路の高密度化に伴ない、磁器コンデンサの小型化が求
められているが、そのためには磁器コンデンサを構成す
る誘電体磁器組成物としては、比誘電率εr が十分大き
いことが必要であり、具体的には比誘電率εr が10,
000以上あることが望ましく、抵抗率ρ(Ωcm)も
高いものが求められている。
【0007】また、磁器コンデンサの製造工程において
は誘電体磁器組成物の焼成がなされるが、上記のような
Pbを含む鉛系の誘電体磁器組成物では、焼成温度が高
いと焼成中にPbOが蒸発し、その蒸発量が多くなると
磁器コンデンサの物性値にバラツキを生じるおそれがあ
る。また、PbOの空気中への拡散を防ぐために過大な
設備が必要となる。更に、内部電極の材料として高価な
Pdを固溶させたものを用いる必要も生じてくる。
【0008】従って、誘電体磁器組成物の焼成温度はで
きるだけ低い方が望ましく、具体的には850℃以下が
望ましい。そして、更に、磁器コンデンサの信頼性の観
点からは静電容量の温度変化率ΔCは十分小さいことが
望ましい。
【0009】しかしながら、前述のような従来の鉛系の
誘電体磁器組成物は上記の要求を全て満たすものではな
かった。すなわち、特開昭61−155245号公報に
開示されている鉛系の誘電体磁器組成物も、製造時の焼
成温度が980〜1080℃と高いものであった。ま
た、特開昭62−31907号公報に開示されている鉛
系の誘電体磁器組成物は、製造時の焼成温度が1030
〜1150℃と高いものであった。更に、特開昭62−
290010号公報に開示されている鉛系の誘電体磁器
組成物は、比誘電率εr が6000〜9320と低いう
えに、製造時の焼成温度が900〜1000℃と高いも
のであった。
【0010】そこで、本発明の目的は、製造時の焼成温
度が比較的低く、比誘電率εr が十分高く、抵抗率ρが
高く、さらに静電容量の温度変化率ΔCが十分小さい誘
電体磁器組成物及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0011】具体的には、850℃以下の温度で焼成す
ることが可能であり、且つ10,000以上の比誘電率
εr を有し、且つ25℃における抵抗率ρ25が1011Ω
・cm以上、150℃における抵抗率ρ150 が109 Ω
・cm以上、tanδが4%以下、静電容量の温度変化
率ΔCがJIS規格のE特性(ΔC≦+20%,−55
%)を満足する誘電体磁器組成物及びその製造方法を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る誘電体磁器
組成物は、一般式[PMN]a [PZN]b [PNN]
c [PZ]d (但し、a+b+c+d=1)で表わさ
れ、これらの鉛酸化物のモル比が、これらの鉛酸化物の
相関(PMN:PZN:PNN:PZ)をモル%で示す
立体成分図において、 A(68.0, 7.2, 4.8, 20.0) B(51.2, 5.6, 23.2, 20.0) C(32.8, 14.4, 32.8, 20.0) D(44.8, 19.2, 16.0, 20.0) E(53.1, 22.5, 14.4, 10.0) F(80.1, 9.0, 0.9, 10.0) G(74.7, 8.1, 7.2, 10.0) H(48.6, 20.7, 20.7, 10.0) で示される点A〜Hを頂点とする多面体の内側の領域に
ある組成の主成分と、この主成分の総量に対する割合
が、0.75〜7.47モル%のMgO及び0.333
〜2.000モル%のPb34 からなる副成分と、前
記主成分中のPbの一部をこの主成分の総量に対し2.
0原子%以下(但し、0原子%を含まない)の割合で置
換したCaとからなることを特徴とするものである。
【0013】また、上記誘電体磁器組成物の製造方法
は、上記組成の主成分と、この主成分の総量に対する割
合が、0.75〜7.47モル%のMgO及び0.33
3〜2.000モル%のPb34 からなる副成分と、
前記主成分中のPbの一部をこの主成分の総量に対し
2.0原子%以下(但し、0原子%を含まない)の割合
で置換したCaとを配合し、仮焼し、粉砕し、そして焼
成することを特徴とするものである。
【0014】ここで、主成分を表わす一般式において、
PMNはPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 、PZNはPb
(Zn1/3 Nb2/3 )O3 、PNNはPb(Ni1/3
2/ 3 )O3 、PZはPbZrO3 を示す。
【0015】次に、主成分を構成する鉛酸化物のモル比
が、これらの鉛酸化物の相関(PMN:PZN:PN
N:PZ)をモル%で示す立体成分図において、点A〜
Hを頂点とする多面体の内側の領域にある必要性は、以
下の理由からくるものである。
【0016】まず、これらの鉛酸化物のモル比が点A〜
Hを頂点とする多面体の領域内にある場合は、所望の電
気的特性等を有する誘電体磁器組成物が得られる。
【0017】これに対し、平面EFGHより外側の領
域、すなわちPZが10.0モル%未満の領域では、静
電容量の温度変化率△Cが−55%以上と、JIS規格
のE特性の範囲を越えて悪化する。
【0018】なお、平面ABCDについては、この平面
よりも外側の領域、すなわちPZが20.0モル%を越
える領域では、裏付けるべきデータが無いので、本願に
おいては一応この平面をPZの上限としたが、この上限
を越える場合に所望の電気的特性等を有する誘電体磁器
組成物が得られないことを示すものではない。
【0019】また、平面ADEFより外側の領域、すな
わちPNNが平面ADEFより少ない領域では、静電容
量の温度変化率△Cが悪化し、平面BCHGより外側の
領域、すなわちPNNが平面BCHGより多い領域で
は、静電容量の温度変化率△Cが悪化する。
【0020】また、平面ABGHより外側の領域、すな
わちPZNが平面ABGHより少ない領域では、静電容
量の温度変化率△Cが悪化し、平面DCHEより外側の
領域、すなわちPZNが平面DCHEより多い領域で
は、比誘電率εが10,000未満になったり、緻密な
焼結体が得られなくなる。
【0021】次に、MgOの添加量を0.75〜7.4
7モル%としたのは、MgOの添加量がこの範囲にある
場合は所望の特性のものが得られるが、MgOが0.7
5モル%未満になると、緻密な焼結体が得られなくな
り、MgOが7.47モル%を越えると、比誘電率εr
が10,000未満になるからである。
【0022】次に、Pb34 の添加量を0.333〜
2.000モル%としたのは、Pb34 の添加量がこ
の範囲にある場合は所望の特性のものが得られるが、P
34 が0.333モル%未満になると、緻密な焼結
体が得られなくなり、Pb34 が2.000モル%を
越えると、比誘電率εr が10,000未満になるから
である。
【0023】次に、主成分中のPbの一部と置換するC
aの量を主成分の総量に対して2.0原子%以下(但
し、0原子%を含まない)としたのは、Caが2.0原
子%を越えると静電容量の温度変化率ΔCが悪化した
り、緻密な焼結体が得られなくなったり、また比誘電率
εr が10,000未満になったりするからである。
【0024】
【実施例】発明者らは、本発明の実施例及び比較例とな
る試料No.1〜44の各誘電体磁器組成物を作製し、
各試料の電気的特性を比較した。これらの試料は、各成
分比率を変更する以外は全く同様の手順で作成した。以
下、試料No.1を例にとって試料の作製方法について
説明する。
【0025】試料の作製: 試料No.1は、一般式
[PMN]0.801 [PZN]0.09[PNN]0.009 [P
Z]0.10で表される主成分と、この主成分100重量部
に対し、2.67モル%となるMgOと、0.661モ
ル%となるPb34 と、0.8原子%となるCaとか
らなるものである。
【0026】この組成の試料は、以下の手順で作成し
た。まず、MgOを11.84g、ZnOを2.44
g、NiOを0.22g、Nb25 を79.74g、
ZrO2を12.32g、Pb34 を231.23
g、CaCO3 を0.80g、それぞれ秤量し、これら
の原料をポリエチレン製ポットに入れ、イオン交換水を
添加し、ウレタンボール(25mmφ)を用いて湿式混
合し、これを大気中において600〜800℃の温度で
1〜4時間仮焼し、仮焼物を得た。
【0027】次に、この仮焼物をボールミル中に入れ、
イオン交換水を添加し、ZrO2 ボール(10mmφ)
を用いて湿式粉砕し、乾燥させた後、有機バインダーを
加えて造粒し、この造粒物を500〜600kg/cm
2 の圧力で加圧して、直径9.8mm、厚さ0.5〜
0.6mmの円板状の成形物を得た。そして、この成形
物をジルコニアセッター上に載せ、大気中において85
0℃の温度で焼成し、誘電体磁器組成物の磁器素体を得
た。
【0028】電気的特性の測定: 次に、焼成後の磁器
素体の両主面に銀ペーストを塗布して焼付け、磁器コン
デンサを作成し、これを48時間放置し、この磁器コン
デンサの20℃における比誘電率εr 及び誘電体損失t
anδ、25℃における抵抗率ρ25、150℃における
抵抗率ρ150 、−25℃及び+85℃における静電容量
の温度変化率ΔCの各特性を測定した。
【0029】測定の結果、比誘電率εr =15,25
0、誘電体損失tanδ=1.08%、25℃における
抵抗率ρ25=1.0×1012Ωcm、150℃における抵
抗率ρ150=2.4×1011Ωcm、−25℃における静電
容量の温度変化率△C-25 =−53.5%、+85℃に
おける静電容量の温度変化率△C+85 =−52.6%で
あった。
【0030】なお、比誘電率εr 及びtanδは、周波
数1KHz、電圧1V(実効値)の条件で測定した。ま
た、抵抗率ρは、コンデンサに100Vの電圧を30秒
間印加した後に抵抗値を求め、この値から算出した。静
電容量の温度変化率ΔCは、恒温槽の中に試料を入れ、
−25℃,+85℃の各温度において、周波数1kH
z、電圧(実効値)1.0Vの条件で静電容量を測定し
て求めた。
【0031】試料No.1〜44について、各成分組成
及び電気的諸特性を表1〜表1に示す。これらの表
において、欄外に※印を付した試料は比較例であり、本
発明の実施例であるその他の試料の特性と比較するため
のものである。
【0032】
【表1】
【0033】
【表1】
【0034】
【表1】
【0035】各試料の特性評価: 850℃以下の焼成
で焼結し、比誘電率εr ≧10,000、tanδ≦4
%、25℃における抵抗率ρ25≧1011Ωcm、150℃
における抵抗率ρ150 ≧109 Ωcm、静電容量の温度変
化率△CがJIS規格のE特性(≦+20%,−55
%)を満足することを基準とし、図1〜図4及び表1
〜表1を参照しながら各試料の特性を評価した。以
下、その結果を詳細に説明する。
【0036】まず、PZが平面EFGHより少ない領
域、すなわちPZが10.0モル%未満の領域では、試
料No.31,32から分かるように、静電容量の温度
変化率△Cが悪化している。従って、PZは平面EFG
Hより多い領域であることが求められる。また、PZが
平面ABCDより多い領域、すなわちPZが20.0モ
ル%を越える領域では、裏付けるべきデータが無いが、
少なくとも平面ABCDまでの領域では所望の特性を満
たしている。
【0037】また、PNNが平面ADEFより少ない領
域では、試料No.6,18から分かるように、静電容
量の温度変化率△Cが悪化している。従って、PNNは
平面ADEFより多い領域であることが求められる。ま
た、PNNが平面BCHGより多い領域では、No.
8,28から分かるように、比誘電率εr が10,00
0未満になったり、静電容量の温度変化率△Cが悪化し
たりしている。従って、PNNは平面BCHGより少な
い領域であることが求められる。
【0038】また、PZNが平面ABGFより少ない領
域では、試料No.7,29,30から分かるように、
静電容量の温度変化率△Cが悪化している。従って、P
ZNは平面ABGFより多い領域であることが求められ
る。また、PZNが平面CDEHより多い領域では、N
o.17,27から分かるように、緻密な焼結体が得ら
れなくなる。従って、PZNは平面CDEHより少ない
領域であることが求められる。
【0039】次に、MgOが0.75モル%未満の場合
は、No.33から分かるように、緻密な焼結体が得ら
れなくなり、MgOが7.47モル%を越える場合は、
No.37から分かるように、比誘電率εr が10,0
00未満になる。従って、MgOの添加量の好ましい範
囲は、0.75〜7.47モル%である。
【0040】次に、Pb34 が0.333モル%未満
の場合は、No.38から分かるように、緻密な焼結体
が得られなくなり、Pb34 が2.000モル%を越
えた場合は、No.42から分かるように、比誘電率ε
r が10,000未満になる。従って、Pb34 の添
加量の好ましい範囲は、0.333〜2.000モル%
である。
【0041】次に、主成分中のPbの一部と置換するC
aの量を主成分の総量に対して2.0原子%以下とした
のは、Caが2.0原子%を越えると、No.43,4
4から分かるように、緻密な焼結体が得られなくなった
り、比誘電率εr が10,000未満になったり、静電
容量の温度変化率ΔCが悪化したりするからである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、850℃の焼成で焼結
可能で、比誘電率εr が10,000以上と十分高く、
tanδが4%以下、抵抗率ρ25が1011Ω・cm以
上、ρ15 0 が109 Ω・cm以上、更に静電容量の温度
変化率ΔCがJIS規格のE特性を満足する誘電体磁器
組成物及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PMN,PZN,PNN及びPZの各酸化物の
モル比の相関を示す立体成分図である。
【図2】PZの添加量が10.0モル%の場合のPM
N,PZN及びPNNの3成分の三角図である。
【図3】PZの添加量が15.0モル%の場合のPM
N,PZN及びPNNの3成分の三角図である。
【図4】PZの添加量が20.0モル%の場合のPM
N,PZN及びPNNの3成分の三角図である。
【表1○1】
【表1○2】
【表1○3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 泰史 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽 誘電株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−121959(JP,A) 特開 昭57−145384(JP,A) 特開 昭57−168405(JP,A) 特開 昭59−105208(JP,A) 特開 昭63−319242(JP,A) 特開 平3−283310(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[PMN]a [PZN]b [PN
    N]c [PZ]d (但し、a+b+c+d=1)で表わ
    され、これらの鉛酸化物のモル比が、これらの鉛酸化物
    の相関(PMN:PZN:PNN:PZ)をモル%で示
    す立体成分図において、 A(68.0, 7.2, 4.8, 20.0) B(51.2, 5.6, 23.2, 20.0) C(32.8, 14.4, 32.8, 20.0) D(44.8, 19.2, 16.0, 20.0) E(53.1, 22.5, 14.4, 10.0) F(80.1, 9.0, 0.9, 10.0) G(74.7, 8.1, 7.2, 10.0) H(48.6, 20.7, 20.7, 10.0) で示される点A〜Hを頂点とする多面体の内側の領域に
    ある組成の主成分と、この主成分の総量に対する割合
    が、0.75〜7.47モル%のMgO及び0.333
    〜2.000モル%のPb34 からなる副成分と、前
    記主成分中のPbの一部をこの主成分の総量に対し2.
    0原子%以下(但し、0原子%を含まない)の割合で置
    換したCaとからなることを特徴とする誘電体磁器組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組成の主成分と、この主
    成分の総量に対する割合が、0.75〜7.47モル%
    のMgO及び0.333〜2.000モル%のPb3
    4 からなる副成分と、前記主成分中のPbの一部をこの
    主成分の総量に対し2.0原子%以下(但し、0原子%
    を含まない)の割合で置換したCaとを配合し、仮焼
    し、粉砕し、そして焼成することを特徴とする誘電体磁
    器組成物の製造方法。
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