JP2521356Y2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JP2521356Y2
JP2521356Y2 JP725990U JP725990U JP2521356Y2 JP 2521356 Y2 JP2521356 Y2 JP 2521356Y2 JP 725990 U JP725990 U JP 725990U JP 725990 U JP725990 U JP 725990U JP 2521356 Y2 JP2521356 Y2 JP 2521356Y2
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JP
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ink ribbon
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bent portion
ribbon
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JP725990U
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直樹 関口
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プリンターやフアクシミリなど記録ヘツド
を有する記録装置に装着されるインクリボンカセツトに
関する。
(従来の技術) 従来のインクリボンカセツトにおいて、インクリボン
を円滑に走行させるためにインクリボンに一定の張力を
付与する摩擦体を取付けたバネ体と、インクリボンの弛
緩を防止する円弧状折曲部を形成したバネ体とを備えた
ものが公知である。
(考案が解決しようとする課題) インクリボンカセツトが記録装置に装着されて巻取コ
アが記録装置によつて回転させられるときのトルクは一
定であり、インクリボンに対する巻取力は、インクリボ
ンの巻取径が小さいときには大きくて、インクリボンの
巻取径が増大するにつれて逆に小さくなる。即ちインク
リボンに対する巻取力は常に変化する。そしてインクリ
ボンの巻取径が増大してインクリボンに対する巻取力が
弱まつていつても最後まで巻取不良が生じないようにす
るためにはインクリボンに対する巻取力を最後まである
程度の水準に維持する必要があるので、記録装置による
前記トルクはかなり大きく設定されている。そのため巻
取初期段階でのインクリボンの張力はかなり大きくなる
傾向がる。ところで、インクリボンの張力が大き過ぎる
と、インクリボンが記録ヘツドを通過するときに、イン
クリボンが上下にずれるといういわゆる蛇行現象を生じ
る問題がある。これを防ぐために、インクリボンの走行
経路中において記録ヘツドを通過する個所よりも後のイ
ンクリボンに対する引張力を抑えて張力を調整する摩擦
体を取付けたバネ体を設置することが多いが、従来のイ
ンクリボンカセツトの摩擦体のインクリボンに対する摩
擦力は略一定であつたので次のような問題が生じてい
た。即ち、前記の如くインクリボンに対する巻取力は巻
取りの進行に従い弱まるので、巻取初期段階での強い巻
取力に対応して摩擦体の摩擦力を設定しておくと、巻取
終期段階での摩擦力が過大になつて巻取不良が生じる弊
害がある。
本考案は、巻取初期段階のインクリボンに対する巻取
力が大きい場合はそれに対応して摩擦体の摩擦力も大き
くなつて張力を抑制してインクリボンの蛇行現象を防止
することができ、且つ巻取終期段階のインクリボンに対
する巻取力が小さい場合はそれに対応して摩擦力も弱ま
つてインクリボンの巻取不良を防止することができるイ
ンクリボンカセツトの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のインクリボンカ
セツトは、記録装置の記録ヘツドを挿入させるケース側
面凹部(1)からインクリボン(2)の巻取コア(3)
に至るインクリボン(2)の走行経路途中に、一端に摩
擦体(4)を取付けると共に他端に円弧状折曲部(5)
を形成した天秤構造のバネ体(6)がインクリボン
(2)に沿つて配され、該バネ体(6)はその略中央部
を支点として両端が自由端として揺動自在となるように
支持され、該バネ体(6)の摩擦体(4)がケース側面
凹部(1)に近い位置に設置されたガイドポスト(7)
の位置で、また円弧状折曲部(5)がガイドポスト
(7)等リボン接触部材間の位置でそれぞれインクリボ
ン(2)に接触させられていることを特徴とする構成を
有するものである。
(作用) バネ体(6)の円弧状折曲部(5)はガイドポスト
(7)等リボン接触部材間の位置でインクリボン(2)
に接触されているので、インクリボン(2)の張力が大
きい巻取初期段階ではインクリボン(2)によつて強く
押圧されることになる。バネ体(6)は天秤構造なので
円弧状折曲部(5)が強く押圧されると逆に他端の摩擦
体(4)がインクリボン(2)を強く押圧するので摩擦
力が大きくなる。次に巻取終期段階になつてガイドポス
ト(7)等リボン接触部材間のインクリボン(2)の張
力が小さくなると、円弧状折曲部(5)がインクリボン
(2)から受ける力が弱まるので摩擦体(4)がインク
リボン(2)を押圧する力も弱まつて摩擦力が小さくな
る。
(実施例) 図面に基づき実施例について説明する。ケースは下ケ
ース(8)と上ケース(9)とからなり、ケースの側面
部にはプリンター等記録装置の記録ヘツドを挿入させる
凹部(1)が設けられ、ケース内部にはインクリボン
(2)が巻き付けられた供給コア(10)と、インクリボ
ン(2)を巻き取る巻取コア(3)が並設され、供給コ
ア(10)から巻取コア(3)に至るリボン走行経路が構
成されている。供給コア(10)から引き出されるインク
リボン(2)はガイドポスト(7)及びガイドローラー
(11)などによつて方向を変換されながら、一旦凹部
(1)においてケース外部へ出たのち再びケース内部へ
入つてガイドポスト(7)に案内されながら巻取コア
(3)まで到達する。供給コア(10)から凹部(1)へ
至るインクリボン走行経路中、最初のガイドポスト
(7)の位置でフエルト製摩擦体(4)′を取付けたバ
ネ体(6)′がその摩擦体(4)′をインクリボン
(2)に接触させてインクリボン(2)にバツクテンシ
ヨンを付与し、また凹部(1)の近くに配置されたガイ
ドローラー(11)の手前位置で円弧状折曲部(5)′を
形成したバネ体(6)″がその円弧状折曲部(5)′を
インクリボン(2)に接触させてインクリボン(2)の
弛緩を防止している。また凹部(1)から巻取コア
(3)へ至るインクリボンの走行経路中に、一端の内面
側にフエルト製摩擦体(4)を取付けると共に他端の同
じく内面側に円弧状折曲部(5)を突設し天秤構造のバ
ネ体(6)がインクリボン(2)に沿つて配されてい
る。このバネ体(6)は略中央部の外面側に窪み(12)
を設けて同所に下ケース(8)の側壁内面に設けた突部
(13)を嵌入させることにより支持されていて、その略
中央部を支点として両端が自由端として揺動自在にされ
ている。そして、バネ体(6)の一端の摩擦体(4)は
ケース側面凹部(1)に近い位置に設置されたガイドポ
スト(7)の位置でインクリボン(2)に接触し、バネ
体(6)の他端の円弧状折曲部(5)は摩擦体(4)が
接触するガイドポスト(7)の次の巻取コア(3)の近
くに設置されたガイドポスト(7)の手前位置でインク
リボンに接触している。
(考案の効果) 本考案は前記の如く構成されているので、巻取初期段
階ではバネ体(6)の摩擦体(4)の摩擦力が大きくな
つて記録ヘツドを通過するインクリボンの張力を抑制す
るのでインクリボンの蛇行現象を防止することができ、
また巻取終期段階ではバネ体(6)の摩擦体(4)の摩
擦力が小さくなつて巻取不良が防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、上ケースの一部を
切欠した平面図である。 (1)……ケース側面凹部、(2)……インクリボン、
(3)……巻取コア、(4)(4)′……摩擦体、
(5)(5)′……円弧状折曲部、(6)(6)′
(6)″……バネ体、(7)……ガイドポスト、(8)
……下ケース、(9)……上ケース、(10)……供給コ
ア。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録装置の記録ヘツドを挿入させるケース
    側面凹部(1)からインクリボン(2)の巻取コア
    (3)に至るインクリボン(2)の走行経路途中に、一
    端に摩擦体(4)を取付けると共に他端に円弧状折曲部
    (5)を形成した天秤構造のバネ体(6)がインクリボ
    ン(2)に沿つて配され、該バネ体(6)はその略中央
    部を支点として両端が自由端として揺動自在となるよう
    に支持され、該バネ体(6)の摩擦体(4)がケース側
    面凹部(1)に近い位置に設置されたガイドポスト
    (7)の位置で、また円弧状折曲部(5)がガイドポス
    ト(7)等リボン接触部材間の位置でそれぞれインクリ
    ボン(2)に接触させられていることを特徴とするイン
    クリボンカセツト。
JP725990U 1990-01-29 1990-01-29 インクリボンカセット Expired - Lifetime JP2521356Y2 (ja)

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JPH03100461U JPH03100461U (ja) 1991-10-21
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