JP2521264Y2 - フロッピィディスクのオートフィード装置 - Google Patents
フロッピィディスクのオートフィード装置Info
- Publication number
- JP2521264Y2 JP2521264Y2 JP1990095641U JP9564190U JP2521264Y2 JP 2521264 Y2 JP2521264 Y2 JP 2521264Y2 JP 1990095641 U JP1990095641 U JP 1990095641U JP 9564190 U JP9564190 U JP 9564190U JP 2521264 Y2 JP2521264 Y2 JP 2521264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- stopper pin
- floppy disk
- feed device
- fdd
- Prior art date
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフロッピィディスク(以下、「FD」と略記す
る。)に対するデータ処理を連続的に行なうため、フロ
ッピィディスクドライブ(以下、「FDD」と略記す
る。)にFDを自動的に供給するオートフィード装置に関
し、特に、FDDへのFDの誤挿入防止することができるオ
ートフィード装置に関するものである。
る。)に対するデータ処理を連続的に行なうため、フロ
ッピィディスクドライブ(以下、「FDD」と略記す
る。)にFDを自動的に供給するオートフィード装置に関
し、特に、FDDへのFDの誤挿入防止することができるオ
ートフィード装置に関するものである。
上述の目的で使用されるFDのオートフィード装置は、
FDのデータの読取りおよび書込みを行なうFDDに対し、
ホッパとスタッカとを対向配置し、ホッパとFDDおよびF
DDとスタッカとを搬送路で接続した構成となっている。
ホッパはFDDへ供給されるFDを多数積層しており、1枚
ずつFDDにFDを供給する一方、スタッカはFDDでデータ処
理されたFDが搬入されて、積層状態で収納するようにな
っている。このような構成とすることにより、FDが順次
供給され、データ処理が行なわれる。
FDのデータの読取りおよび書込みを行なうFDDに対し、
ホッパとスタッカとを対向配置し、ホッパとFDDおよびF
DDとスタッカとを搬送路で接続した構成となっている。
ホッパはFDDへ供給されるFDを多数積層しており、1枚
ずつFDDにFDを供給する一方、スタッカはFDDでデータ処
理されたFDが搬入されて、積層状態で収納するようにな
っている。このような構成とすることにより、FDが順次
供給され、データ処理が行なわれる。
ところでFDには5インチ型、3.5インチ型などの種別
があり、FDDはこれらの種類に応じた仕様のものが使用
されている。5インチ型FDが外形々状で誤挿入を判別が
困難であるため、5インチ用のFDDは、一旦、FDを取り
込み、内部のヘッドで挿入の正誤を判別し、誤挿入の場
合には自動的に排出できるようになっている。これに対
し、3.5インチ型のFDはFDを収納するカートリッジのコ
ーナ部分に、誤挿入の指標となる切欠き部が形成されて
いる。従って、オペレーターはこの切欠き部を目安にし
てFDDに挿入するため、誤挿入の頻度が少ない。また、F
DDはこの切欠き部を利用して、誤挿入の場合にFDD内にF
Dが完全に挿入されないように構成されている。このた
め、3.5インチ型のFDのFDDは誤挿入の場合のFDを自動的
に排出する機構を備えていない。ところが、このような
3.5インチ型のFDのホッパに多数、積層する場合には、
裏表反対となっていたり、逆向きとなっていてもFDDに
挿入されるまで、その誤挿入が判らず、また、FDがFDD
に挿入され挿入不完全な状態で停止することにより初め
て誤挿入を検出できるため、挿入不完全な状態からFDを
外部に取出さねばならない不都合を有している。
があり、FDDはこれらの種類に応じた仕様のものが使用
されている。5インチ型FDが外形々状で誤挿入を判別が
困難であるため、5インチ用のFDDは、一旦、FDを取り
込み、内部のヘッドで挿入の正誤を判別し、誤挿入の場
合には自動的に排出できるようになっている。これに対
し、3.5インチ型のFDはFDを収納するカートリッジのコ
ーナ部分に、誤挿入の指標となる切欠き部が形成されて
いる。従って、オペレーターはこの切欠き部を目安にし
てFDDに挿入するため、誤挿入の頻度が少ない。また、F
DDはこの切欠き部を利用して、誤挿入の場合にFDD内にF
Dが完全に挿入されないように構成されている。このた
め、3.5インチ型のFDのFDDは誤挿入の場合のFDを自動的
に排出する機構を備えていない。ところが、このような
3.5インチ型のFDのホッパに多数、積層する場合には、
裏表反対となっていたり、逆向きとなっていてもFDDに
挿入されるまで、その誤挿入が判らず、また、FDがFDD
に挿入され挿入不完全な状態で停止することにより初め
て誤挿入を検出できるため、挿入不完全な状態からFDを
外部に取出さねばならない不都合を有している。
本考案はこのような3.5インチ型FDのFDDへの誤挿入を
ホッパ側で検出することにより、FDの誤挿入に対し容易
に対処可能なオートフィード装置を提供することをその
目的としている。
ホッパ側で検出することにより、FDの誤挿入に対し容易
に対処可能なオートフィード装置を提供することをその
目的としている。
本願のフロッピィディスクのオートフィード装置は、
コーナ部分に切欠き部を有するフロッピィディスクを、
ホッパ内に積層すると共に、当該ホッパの出口から1枚
ずつ搬送路に送り出してフロッピィディスクドライブに
供給するフロッピィディスクのオートフィード装置にお
いて、前記ホッパの出口部分に配設され、フロッピィデ
ィスクが送り出される際に、当該フロッピィディスクの
切欠き部に当接するストッパピンと、当該ストッパピン
を支承すると共に、フロッピィディスクの切欠き部が当
接した際の作用力で、当該ストッパピンを搬送路から退
避させる支持部材と、前記ストッパピンを、前記退避方
向に対し逆方向に付勢する付勢手段とを備えていること
を特徴とする。
コーナ部分に切欠き部を有するフロッピィディスクを、
ホッパ内に積層すると共に、当該ホッパの出口から1枚
ずつ搬送路に送り出してフロッピィディスクドライブに
供給するフロッピィディスクのオートフィード装置にお
いて、前記ホッパの出口部分に配設され、フロッピィデ
ィスクが送り出される際に、当該フロッピィディスクの
切欠き部に当接するストッパピンと、当該ストッパピン
を支承すると共に、フロッピィディスクの切欠き部が当
接した際の作用力で、当該ストッパピンを搬送路から退
避させる支持部材と、前記ストッパピンを、前記退避方
向に対し逆方向に付勢する付勢手段とを備えていること
を特徴とする。
また、前記ホッパの内部に上下方向に延びて、前記フ
ロッピィディスクの切欠き部に衝合するガイドコーナを
更に備えていることを特徴としてもよい。
ロッピィディスクの切欠き部に衝合するガイドコーナを
更に備えていることを特徴としてもよい。
〔作用〕 上記請求項1の構成では、ホッパに正常に充填された
FDは、その切欠き部がストッパピンに当接するため、切
欠き部の当接時の作用力、すなわち送出力の分力により
ストッパピンが搬送路から退避してFDDへの搬入を可能
とする。一方、裏向きあるいは逆向きに充填されたFDは
切欠き部以外のエッジがストッパピンに当接するため、
ストッパピンが退避することなく、FDの搬送が停止す
る。これによりFDDへの誤挿入が未然に防止される。
FDは、その切欠き部がストッパピンに当接するため、切
欠き部の当接時の作用力、すなわち送出力の分力により
ストッパピンが搬送路から退避してFDDへの搬入を可能
とする。一方、裏向きあるいは逆向きに充填されたFDは
切欠き部以外のエッジがストッパピンに当接するため、
ストッパピンが退避することなく、FDの搬送が停止す
る。これによりFDDへの誤挿入が未然に防止される。
また上記請求項2の構成のガイドコーナはFDが正常姿
勢の場合、ホッパ内への落下を許容するが、誤姿勢の場
合、その落下を阻止するため、ホッパ内での誤姿勢の積
層が防止される。
勢の場合、ホッパ内への落下を許容するが、誤姿勢の場
合、その落下を阻止するため、ホッパ内での誤姿勢の積
層が防止される。
以下、本考案を図示する実施例により具体的に説明す
る。
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し、FDD1
が右側に、ホッパ2とスタッカ3とが上下2段で左側に
配置されている。ホッパ2はFDD1に供給されるFD4が積
層状態で充填されるものであり、ホッパ2とFDD1との間
にはフィードローラ5と、ピンチローラ6と、この両ロ
ーラ5,6間に亘した搬送路7とが設けられている。スタ
ッカ3にはFDD1で処理が終了したFD4を積層状態で収納
するものであり、スタッカ3とFDD1との間には複数のイ
ジェクトローラ8と排出路9とが設けられている。
が右側に、ホッパ2とスタッカ3とが上下2段で左側に
配置されている。ホッパ2はFDD1に供給されるFD4が積
層状態で充填されるものであり、ホッパ2とFDD1との間
にはフィードローラ5と、ピンチローラ6と、この両ロ
ーラ5,6間に亘した搬送路7とが設けられている。スタ
ッカ3にはFDD1で処理が終了したFD4を積層状態で収納
するものであり、スタッカ3とFDD1との間には複数のイ
ジェクトローラ8と排出路9とが設けられている。
FDD1は図示しない傾動手段により、第1図実線の水平
状態および破線の傾斜状態に切り換えられ、水平状態で
ホッパ2からのFD4を受け入れ、傾斜状態でFD4をスタッ
カ3に送出する。なお、フィードローラ5、ピンチロー
ラ6および一部のイジェクトローラ8はフィードモータ
10により、それぞれの送り方向に回転駆動される。すな
わち、このフィードモータ10は、タイミングベルト11を
介して正転時にフィードローラ5およびピンチローラ6
を回転させ、逆転時にイジェクトローラ8を回転させる
ようになっており、このため、フィードローラ5の駆動
ローラにはワンウェイクラッチが組み込まれ、正転時に
はイジェクトローラ8をフリー状態に保つようになって
いる。
状態および破線の傾斜状態に切り換えられ、水平状態で
ホッパ2からのFD4を受け入れ、傾斜状態でFD4をスタッ
カ3に送出する。なお、フィードローラ5、ピンチロー
ラ6および一部のイジェクトローラ8はフィードモータ
10により、それぞれの送り方向に回転駆動される。すな
わち、このフィードモータ10は、タイミングベルト11を
介して正転時にフィードローラ5およびピンチローラ6
を回転させ、逆転時にイジェクトローラ8を回転させる
ようになっており、このため、フィードローラ5の駆動
ローラにはワンウェイクラッチが組み込まれ、正転時に
はイジェクトローラ8をフリー状態に保つようになって
いる。
ホッパ2は、FDD1へのFD4の送り出しを行なうため、F
DD1側の側面下部が開口されて出口12が形成されると共
に、出口12と反対側にはホッパカム13が設けられてい
る。ホッパカム13は、FD4の一のコーナ部分に当接する
形状に成形されると共に、ホッパモータ14により回転す
るようになっており、このホッパカム13の回転によりホ
ッパ2内に積層された最下層のFD4が出口12からフィー
ドローラ5側に送り出されるようになっている。そし
て、このホッパ2の出口部分にはストッパピン21が設け
られている。
DD1側の側面下部が開口されて出口12が形成されると共
に、出口12と反対側にはホッパカム13が設けられてい
る。ホッパカム13は、FD4の一のコーナ部分に当接する
形状に成形されると共に、ホッパモータ14により回転す
るようになっており、このホッパカム13の回転によりホ
ッパ2内に積層された最下層のFD4が出口12からフィー
ドローラ5側に送り出されるようになっている。そし
て、このホッパ2の出口部分にはストッパピン21が設け
られている。
第3図および第4図はこのストッパピン21廻りの詳細
を示し、ストッパピン21は、支持部材であるレバー22上
面から突出するようにレバー22に支持されている。この
レバー22の支持状態でストッパピン21はFD4の搬送路7
内の片隅に進出している。かかる進出位置はFD4が正常
姿勢でホッパ2内に充填されてホッパ2から送り出され
たとき、そのFD4の切欠き部4aに当接するような位置と
なっている。このストッパピン21を支持するレバー22は
ストッパピン21と反対側の端部がシャフト24に回転可能
に軸支されており、レバー22が正逆方向に回動すると、
ストッパピン21は搬送路7から退避し、または搬送路7
内に進出するように移動する。さらに、シャフト24には
ばね23が取り付けられており、このばね23によりストッ
パピン21が搬送路内に進出するようにレバー22が回動付
勢されている。
を示し、ストッパピン21は、支持部材であるレバー22上
面から突出するようにレバー22に支持されている。この
レバー22の支持状態でストッパピン21はFD4の搬送路7
内の片隅に進出している。かかる進出位置はFD4が正常
姿勢でホッパ2内に充填されてホッパ2から送り出され
たとき、そのFD4の切欠き部4aに当接するような位置と
なっている。このストッパピン21を支持するレバー22は
ストッパピン21と反対側の端部がシャフト24に回転可能
に軸支されており、レバー22が正逆方向に回動すると、
ストッパピン21は搬送路7から退避し、または搬送路7
内に進出するように移動する。さらに、シャフト24には
ばね23が取り付けられており、このばね23によりストッ
パピン21が搬送路内に進出するようにレバー22が回動付
勢されている。
このような構成のストッパピン21は正常姿勢のFD4の
搬送路での移動を許容するが、誤姿勢のFD4の移動を停
止するものであり、以下、第4図、第5図および第6図
により、その作用を説明する。第6図において、(a)
はFD4が正常姿勢でホッパ2内に充填された場合、
(b)は逆向きの誤姿勢で、また(c),(d)は裏返
しの誤姿勢で充填された場合を示している。正常姿勢の
場合には、その切欠き部4aがストッパピン21に当接する
(第6図(a))。この当接により、ストッパピン21に
は切欠き部4aからFD4の送出力の分力が作用するため、
ばね23のばね力に抗して第4図に破線状態から実線状態
に移動し、搬送路内から退避する。従って、FD4はスト
ッパピン21によって停止されることなく、円滑にFDD1方
向に搬送される。一方、誤姿勢の場合には、FD4の切欠
き部4aがストッパピン21に当接することなく、ストッパ
ピン21にはDF4のいずれかのエッジ部が当接する(第6
図(b)〜(d))。このようなエッジ部の当接では、
ストッパピン21を搬送路から退避される分力が作用しな
いため、ストッパピン21は第5図に示すように、FD4の
エッジ部に当接した状態を維持し、これによりFD4の搬
送が停止する。このため、誤姿勢の場合は、FDD1への搬
送がなく、その誤挿入を未然に防止することができる。
搬送路での移動を許容するが、誤姿勢のFD4の移動を停
止するものであり、以下、第4図、第5図および第6図
により、その作用を説明する。第6図において、(a)
はFD4が正常姿勢でホッパ2内に充填された場合、
(b)は逆向きの誤姿勢で、また(c),(d)は裏返
しの誤姿勢で充填された場合を示している。正常姿勢の
場合には、その切欠き部4aがストッパピン21に当接する
(第6図(a))。この当接により、ストッパピン21に
は切欠き部4aからFD4の送出力の分力が作用するため、
ばね23のばね力に抗して第4図に破線状態から実線状態
に移動し、搬送路内から退避する。従って、FD4はスト
ッパピン21によって停止されることなく、円滑にFDD1方
向に搬送される。一方、誤姿勢の場合には、FD4の切欠
き部4aがストッパピン21に当接することなく、ストッパ
ピン21にはDF4のいずれかのエッジ部が当接する(第6
図(b)〜(d))。このようなエッジ部の当接では、
ストッパピン21を搬送路から退避される分力が作用しな
いため、ストッパピン21は第5図に示すように、FD4の
エッジ部に当接した状態を維持し、これによりFD4の搬
送が停止する。このため、誤姿勢の場合は、FDD1への搬
送がなく、その誤挿入を未然に防止することができる。
従って、3.5インチ型のFDの場合のFDDへの誤挿入がな
くなる。なお、正常姿勢の場合において(第4図)、ス
トッパピン21はFD4の切欠き部4aを摺接しながら退避す
るため、FD4はその反力で搬送路7の片側に移動するた
め、FDD1の挿脱口に対する位置合せも良好となるメリッ
トを有している。
くなる。なお、正常姿勢の場合において(第4図)、ス
トッパピン21はFD4の切欠き部4aを摺接しながら退避す
るため、FD4はその反力で搬送路7の片側に移動するた
め、FDD1の挿脱口に対する位置合せも良好となるメリッ
トを有している。
以上の構成に加えて、ホッパ2内にはガイドコーナ30
が設けられている。ガイドコーナ30は第1図および第2
図に示すように、ホッパ2の一のコーナ部に設けられて
いる。このガイドコーナ30は断面三角状をなし、前記ス
トッパピン21に対応するホッパ2のコーナ部に上下方向
に延びるように設けられているものであり、FD4の切欠
き部4aに衝合してFD4の誤姿勢での充填を防止するもの
である。
が設けられている。ガイドコーナ30は第1図および第2
図に示すように、ホッパ2の一のコーナ部に設けられて
いる。このガイドコーナ30は断面三角状をなし、前記ス
トッパピン21に対応するホッパ2のコーナ部に上下方向
に延びるように設けられているものであり、FD4の切欠
き部4aに衝合してFD4の誤姿勢での充填を防止するもの
である。
第7図および第8図はこのガイドコーナ30の作用を示
すもので、第8図(a)はFD4が正常姿勢の場合、同図
(b)は逆向きの誤姿勢、 (c),(d)は裏返しの誤姿勢を示している。正常姿
勢の場合、ガイドコーナ30はFD4の切欠き部4aに衝合す
るため(第8図(a))、 FD4は水平状態でホッパ2内に充填されるが、誤姿勢の
場合、ガイドコーナ30は切欠き部4a以外のFD4のコーナ
部分に引掛かる。このため、たとえFD4がホッパ2内に
収容されても、第7図に示すように誤姿勢のFD4は斜め
状態でホッパ2内に落下し、ホッパ2の出口12から送り
出されることがない。このためガイドコーナ30によって
も、FDD1への誤挿入を未然に防止することができる。
すもので、第8図(a)はFD4が正常姿勢の場合、同図
(b)は逆向きの誤姿勢、 (c),(d)は裏返しの誤姿勢を示している。正常姿
勢の場合、ガイドコーナ30はFD4の切欠き部4aに衝合す
るため(第8図(a))、 FD4は水平状態でホッパ2内に充填されるが、誤姿勢の
場合、ガイドコーナ30は切欠き部4a以外のFD4のコーナ
部分に引掛かる。このため、たとえFD4がホッパ2内に
収容されても、第7図に示すように誤姿勢のFD4は斜め
状態でホッパ2内に落下し、ホッパ2の出口12から送り
出されることがない。このためガイドコーナ30によって
も、FDD1への誤挿入を未然に防止することができる。
なお、これらのFD4の誤挿入においては、誤挿入され
たFD4をホッパ2から引き出す必要がある。このため第
1図に示すように、ホッパカム13側のホッパ2下部には
引き出し用のスリット15が適宜形成されている。そし
て、このスリット15には、逆止めピン(図示せず)が設
けられており、FDの引き抜きはできるが、差し込みはで
きないようになっている。また、上記実施例において
は、ストッパピン21とガイドコーナ30とにより誤挿入を
防止しているが、ストッパピン21でだけで防止しても良
い。
たFD4をホッパ2から引き出す必要がある。このため第
1図に示すように、ホッパカム13側のホッパ2下部には
引き出し用のスリット15が適宜形成されている。そし
て、このスリット15には、逆止めピン(図示せず)が設
けられており、FDの引き抜きはできるが、差し込みはで
きないようになっている。また、上記実施例において
は、ストッパピン21とガイドコーナ30とにより誤挿入を
防止しているが、ストッパピン21でだけで防止しても良
い。
以上説明したように本考案は、FDの切欠き部に当接す
るストッパピンを設けたため、FDDへのFDの誤挿入を未
然に防止することができる。
るストッパピンを設けたため、FDDへのFDの誤挿入を未
然に防止することができる。
また、ホッパ内にガイドコーナを設けることにより、
ホッパ内での誤姿勢での積層を未然に防止することもで
きる。
ホッパ内での誤姿勢での積層を未然に防止することもで
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図はその
平面図、第3図および第4図はガイドピンの構成を示す
側面図および平面図、第5図はストッパピンの作用を示
す平面図、第6図(a)〜(d)はストッパピンに対す
るFDの姿勢を示す平面図、第7図はガイドコーナの作用
を示す側面図、第8図(a)〜(d)はガイドコーナに
対するFDの姿勢を示す平面図である。 1…FDD、2…ホッパ、4…FD、4a…切欠き部、21…ス
トッパピン、22…レバー、23…ばね、30…ガイドコー
ナ。
平面図、第3図および第4図はガイドピンの構成を示す
側面図および平面図、第5図はストッパピンの作用を示
す平面図、第6図(a)〜(d)はストッパピンに対す
るFDの姿勢を示す平面図、第7図はガイドコーナの作用
を示す側面図、第8図(a)〜(d)はガイドコーナに
対するFDの姿勢を示す平面図である。 1…FDD、2…ホッパ、4…FD、4a…切欠き部、21…ス
トッパピン、22…レバー、23…ばね、30…ガイドコー
ナ。
Claims (2)
- 【請求項1】コーナ部分に切欠き部を有するフロッピィ
ディスクを、ホッパ内に積層すると共に、当該ホッパの
出口から1枚ずつ搬送路に送り出してフロッピィディス
クドライブに供給するフロッピィディスクのオートフィ
ード装置において、 前記ホッパの出口部分に配設され、フロッピィディスク
が送り出される際に、当該フロッピィディスクの切欠き
部に当接するストッパピンと、 当該ストッパピンを支承すると共に、フロッピィディス
クの切欠き部が当接した際の作用力で、当該ストッパピ
ンを搬送路から退避させる支持部材と、 前記ストッパピンを、前記退避方向に対し逆方向に付勢
する付勢手段とを備えていることを特徴とするフロッピ
ィディスクのオートフィード装置。 - 【請求項2】前記ホッパの内部に上下方向に延びて、前
記フロッピィディスクの切欠き部に衝合するガイドコー
ナを更に備えていることを特徴とする請求項1記載のフ
ロッピィディスクのオートフィード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990095641U JP2521264Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | フロッピィディスクのオートフィード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990095641U JP2521264Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | フロッピィディスクのオートフィード装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454052U JPH0454052U (ja) | 1992-05-08 |
JP2521264Y2 true JP2521264Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31834522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990095641U Expired - Lifetime JP2521264Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | フロッピィディスクのオートフィード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521264Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112857A (ja) * | 1986-10-28 | 1988-05-17 | Canon Inc | 記録担体交換装置 |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP1990095641U patent/JP2521264Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454052U (ja) | 1992-05-08 |
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