JP2521203Y2 - Ct装置 - Google Patents

Ct装置

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JP2521203Y2
JP2521203Y2 JP1990066835U JP6683590U JP2521203Y2 JP 2521203 Y2 JP2521203 Y2 JP 2521203Y2 JP 1990066835 U JP1990066835 U JP 1990066835U JP 6683590 U JP6683590 U JP 6683590U JP 2521203 Y2 JP2521203 Y2 JP 2521203Y2
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opening
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hook
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JP1990066835U
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和夫 池沢
良彦 越中
雅俊 佐藤
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガントリ本体の前面を覆うカバーを備えたCT
装置に係り、特にカバーをガントリ本体の前面に対し開
閉させる開閉機構の改良に関するものである。
[従来の技術] CT装置にあっては、ガントリ本体の前面にこれを覆う
カバーが設けられ、該カバーによりガントリ本体が外部
に露出しないで外観上見栄えを良好にすると共に、ガン
トリ本体の回転に伴う危険を回避するようにしている。
このようなカバーは大きくかつ重いものであるが、ガン
トリ本体の前面に対し開閉機構によつて開閉できるよう
に支持されている。
従来技術では開閉機構として種々のものが提案され、
実用に供されている。
開閉機構の従来技術としては、カバーをガントリ本体
に対し単にねじ止めによって取付けるもの、またヒンジ
によつて一方向に開閉させるようにしたもの、さらには
ヒンジをガントリ本体の両側位置の何れか一方に選択的
に取付けることによってカバーを例えば右方向に開閉さ
せたり、その反対の左方向に開閉させたりできるように
したもの等がある。これらの従来技術では、何れもカバ
ーが一個に形成されている。
またさらに、カバーが観音開きのように両側に開閉す
るように構成されたものもある。
[考案が解決しようとする課題] ところで、一般にCT装置では保守・点検時にカバーを
開閉する必要が生じるが、その際カバーの開閉を簡便化
することが要請されている。しかしながら、上記に示す
従来技術は何れもそれが配慮されていない問題がある。
即ち、カバーをねじ止めするものは、カバーを開閉さ
せる為にねじを取外したり取付けたりするときにカバー
を持ち上げなければならず、イ)それだけ労力を要し、
しかもねじ止めによってカバーの開閉方向が限定されて
いるので、ロ)CT装置を設置した周囲の状況によっては
カバーを開けようとすると、カバーが他の物と干渉して
開閉させることができないことがある。
またヒンジを用いるものは、カバーの開閉方向が限定
されているので、上記ロ)と同様の問題がある。
さらに、ヒンジをガントリ本体の両側のうちの何れか
一方に選択的に装着できるものは、カバーの開閉方向を
任意に選べるので、上記ロ)の問題を解消できるもの
の、開閉方向を反対にしようとすると、そのヒンジを一
方から抜いて他方に差し込むばかりでなく、ヒンジを取
付ける金具を交換したりしなければならないので、手間
がかかる問題がある。
観音開きタイプのものは、何れか一方のカバーのみで
も開くことができるので、上記ロ)の問題を回避するこ
とができるものの、カバーを二個製作する必要があるの
で、それだけ部品点数の増加を招き、製作工数がかさむ
問題がある。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、カバーの開閉方向
を容易に選択することができ、しかもカバーの製作工数
が増加するのを防ぐことができるようにしたCT装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、ガントリ本体
と、ガントリ本体の前面を覆うカバーと、該カバーをガ
ントリ本体に開閉可能に支持する開閉機構とを有するCT
装置において、前記開閉機構は、カバー前面の両側の上
下位置に軸周りに回転可能に夫々取付けられた回転部材
と、夫々の回転部材に、該回転部材の回転によってカバ
ーの前後方向に移動可能に装着された移動部材と、該移
動部材の移動によって開閉し得るフック部材と、ガント
リ本体のフック部材と対応する位置に固定され、フック
部材が閉じた時点で該フック部材と係合する係合軸とを
有し、カバー前面の両側のうち、何れか一方の上下のフ
ック部材とこれと係合する係合軸との係合部分をヒンジ
とし、カバーを選択的に開閉するように構成されてい
る。
[作用] 前述の如く、開閉機構がカバーをガントリ本体の前面
の両側の何れか一方向に選択的に開閉できるように構成
されているので、カバーの開閉方向を右や左に選択で
き、カバーの開閉方向を気にすることなくCT装置を設置
することができる。即ち、周囲の状況に拘ることなくCT
装置を設置できる。しかも、カバーを一体的に形成すれ
ばよいので、観音開きのようにカバーを二つに分割形成
したものに比べると、それだけ部品点数を削減できると
共に、カバーの製作工数を低減することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図により説
明する。
実施例のCT装置は、第1図に示すように、床に二個の
スタンド1が対向して取付けられ、これら二個のスタン
ド1間にガントリ本体2が傾動可能に取付けられてい
る。ガントリ本体2はこれとスタンド1の間に設けられ
た起倒リンク3により、垂直面に対し傾動するようにな
っており、図示していないがX線管やX線検出器等を有
している。そして、ガントリ本体2の前面にはこれを覆
うカバー4が開閉機構によって開閉可能に支持されてい
る。
本実施例において、前記開閉機構は、カバー4をガン
トリ本体2の前面の両側の何れか一方向に選択駅に開閉
できるように構成されている。
即ち、前記開閉機構は第2図に示すように、カバー4
の内壁の両側にフック部材7が設けられる一方、ガント
リ本体2のフック部材7と対応する位置に係合軸8が固
定され、カバー4の両側のうち、何れか一方のフック部
材7が第3図に示すように閉じることによって係合軸8
と係合したとき、その係合部分をヒンジとしてカバー4
を開閉するようにしている。
さらに詳しく述べると、前記開閉機構は第2図乃至第
4図に示すように、カバー4に設けた回転部材5と、該
回転部材5に装着し、かつ回転部材の回転によって前後
方向に移動する移動部材6と、移動部材6の移動によっ
て開閉するフック部材7と、ガントリ本体2のフック部
材7と対応する位置に設け、フック部材が閉じた時点で
該フック部材と係合する係合軸8とを具えている。
回転部材5は第4図に示すように頭部5aとその先端側
に設けたねじ5bとこれら両者間に設けた鍔部5cを有する
ボルトからなっている。この回転部材5は第2図及び第
3図に示すように頭部5aと鍔部5cとの間の部分がカバー
4の内壁に固定したベース9に挿通して軸回りに回転可
能に取付けられ、カバー4の前方からドライバー等の工
具を頭部5aに設けた溝5dに差し込み、回転させるように
しており、第1図に示すようにカバー4に対し片側で上
下に二個、両側で計四個配置されている。
移動部材6は第4図に示すように回転部材5のねじ5b
と螺合する雌ねじ6aを設けたナットからなっていて、第
2図に示すようにカバー4の内壁に設けた支持台10に載
置しており、回転部材5を回転したときに支持台10上で
軸方向に移動するようになっている。
フック部材7は連結ピン11によって開閉可能に連結さ
れた二個一対の鉤形状をなしており、夫々がリンク部材
12,12を介し移動部材6に連結されている。各リンク部
材12は一端部がピン13等によってフック部材7に連結さ
れ、他端部がピン14によって移動部材6の両側に延長形
成された腕6bに連結されている。このフック部材7は、
回転部材5が例えば第2図に示すようにイ方向に回転さ
れると、その回転によって移動部材6がロ方向に前進す
ると共に、その前進に伴いリンク部材12も前進し、フッ
ク部材7が連結ピン11を中心に第3図に示す如く先端を
互いに閉じることにより係合軸8と係合し、また回転部
材5がイ方向と反対方向に回転すると、移動部材6及び
リンク部材12が後退し、フック部材7が先端を拡開して
開くことにより係合軸8との係合を解除できるようにし
ている。
一方、係合軸8は第2図に示すようにガントリ本体2
においてフレーム15に取付けたブラケット16のフック部
材7と対応する位置に固定され、カバー4が閉じている
状態のときにはフック部材7と係合できるように該フッ
ク部材7の内側に配置されており、しかもカバー4が開
くときにはフック部材7の先端部の間を通れるように、
該フック部材7の互いに開いている先端部の間隔lより
小さい径の寸法をなしている。
上記の如き構成の開閉機構を用いた場合、カバー4の
片側にある二個の回転部材5を第2図に示すように回転
させると、その回転によって移動部材6及びリンク部材
12が前進し、フック部材7が閉じてガントリ本体2にあ
る係合軸8と係合するので、カバー4はその係合軸8と
フック部材7との係合部分をヒンジとして開閉すること
ができる。或いはカバー4において上記の片側と反対側
にある二個の回転部材5を回転させると、それによって
上記と同様にその位置にあるフック部材7と係合軸8と
が係合し、その係合部分をヒンジとしてカバー4を開閉
することができる。
従って、カバー4に設けられた両側のうち、何れか片
側が回転部材5を操作することによってカバー4の開閉
方向を右や左に選択できるので、カバー4の開閉方向を
気にすることなくCT装置を設置することができる。即
ち、周囲の状況に拘ることなくCT装置を設置できる。し
かも、カバー4を一体的に形成すればよいので、観音開
きのようにカバーを二つに分割形成したものに比べる
と、それだけ部品点数を削減できると共に、カバーの製
作工数を低減することができる。
さらにはフック部材7と係合軸8とがカバー4のヒン
ジ機能をもつ他、カバー4のガントリ本体2に対する固
定機能も兼ねるので、カバー4のねじ止め等の作業が不
要になり、ガントリ本体2に対して容易に着脱できる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、カバーの両側の
うち、片側に設けた何れかのフック部材とガントリ本体
に固定した係合軸との係合部分をヒンジとすることによ
り、カバーの開閉方向を選択することができるように構
成したので、周囲の状況に拘ることなくCT装置を容易に
設置でき、またカバーを分割形成する必要がないので、
製作工数が増加するのを防ぐことができる結果、それだ
けメインテナンスに要する作業性を高め得る効果があ
る。しかも、フック部材と係合軸との係合を全て解除す
ると、カバーを取り外すことが可能になるので、回転部
材を回転するだけでカバーの着脱も容易となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のCT装置を示す概略斜視図、
第2図及び第3図は開閉機構の要部を示すフック部材が
開いているときの説明用斜視図及びフック部材が閉じた
ときの説明用斜視図、第4図は開閉機構の要部の分解斜
視図である。 2…ガントリ本体、4…カバー、5…回転部材、6…移
動部材、7…フック部材、8…係合軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−71080(JP,A) 特開 平2−49884(JP,A) 実開 昭63−154013(JP,U) 実開 平2−30308(JP,U) 実開 昭62−193073(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガントリ本体と、ガントリ本体の前面を覆
    うカバーと、該カバーをガントリ本体に開閉可能に支持
    する開閉機構とを有するCT装置において、前記開閉機構
    は、カバー前面の両側の上下位置に軸周りに回転可能に
    夫々取付けられた回転部材と、夫々の回転部材に、該回
    転部材の回転によってカバーの前後方向に移動可能に装
    着された移動部材と、該移動部材の移動によって開閉し
    得るフック部材と、ガントリ本体のフック部材と対応す
    る位置に固定され、フック部材が閉じた時点で該フック
    部材と係合する係合軸とを有し、カバー前面の両側のう
    ち、何れか一方の上下のフック部材とこれと係合する係
    合軸との係合部分をヒンジとし、カバーを選択的に開閉
    するように構成したことを特徴とするCT装置。
JP1990066835U 1990-06-26 1990-06-26 Ct装置 Expired - Lifetime JP2521203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990066835U JP2521203Y2 (ja) 1990-06-26 1990-06-26 Ct装置

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JP1990066835U JP2521203Y2 (ja) 1990-06-26 1990-06-26 Ct装置

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JPH0425704U JPH0425704U (ja) 1992-02-28
JP2521203Y2 true JP2521203Y2 (ja) 1996-12-25

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ID=31599891

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193073U (ja) * 1986-05-29 1987-12-08
JPH0417127Y2 (ja) * 1987-03-31 1992-04-16
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JPH0230308U (ja) * 1988-08-15 1990-02-27

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JPH0425704U (ja) 1992-02-28

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