JP2521132B2 - 覆工用セグメント - Google Patents

覆工用セグメント

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JP2521132B2
JP2521132B2 JP63171887A JP17188788A JP2521132B2 JP 2521132 B2 JP2521132 B2 JP 2521132B2 JP 63171887 A JP63171887 A JP 63171887A JP 17188788 A JP17188788 A JP 17188788A JP 2521132 B2 JP2521132 B2 JP 2521132B2
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    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
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    • E21D11/08Lining with building materials with preformed concrete slabs

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトンネル覆工用セグメントに関する。
(従来技術) 従来、シールド掘進機で掘削されたトンネルの壁面に
沿って円筒状の覆工を形成するためのセグメントとし
て、矩形の平面形状を有するものが用いられていた(特
開昭50−7336号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来のセグメントを用いて覆工を形成するとき、
覆工が受ける主荷重の影響を考慮して、複数のセグメン
トが円筒の周方向に整列しかつ円筒の軸線方向に非整列
に、または、軸線方向に整列しかつ周方向に非整列に組
み立てられる。
しかし、地震や地盤沈下の発生に伴なって覆工にねじ
り力や軸線方向力が作用することがあり、前記ねじり力
は前記周方向に整列するリング状のセグメント群とセグ
メント群とに対してこれらが前記軸線の回りに相対運動
するように作用し、また、前記軸線方向力は前記軸線方
向に整列するセグメント群とセグメント群とに対してこ
れらが前記軸線方向に相対運動するように作用する。前
記ねじり力や軸線方向力の作用下において、互いに隣接
するセグメント群の相対位置は個々のセグメントを相互
連結するボルト・ナット組立体のような連結手段によっ
て維持され、前記連結手段は剪断作用を受ける。
本発明の目的は、前記軸線方向および前記周方向のい
ずれにも非整列に組み立てることができ、これにより、
ねじり力や軸線方向力のような外力に対する抵抗性能の
高い覆工の構築を可能とし、また、前記外力の作用に伴
なってセグメントの連結手段が受ける剪断作用を軽減す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1に記載の発明は、セグメントの各軸線方向側
部が、一方の周方向側部から周方向に伸びる第1の側面
部分と、該第1の側面部分から軸線方向の一方に伸びる
第2の側面部分と、該第2の側面部分から他方の周方向
側部まで前記周方向に伸びる第3の側面部分とを有し、
前記一方の周方向側部から各第2の側面部分までの距離
と、前記他方の周方向側部から各第2の側面部分までの
距離との比が2:1であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記セグメントをコンクリ
ート製とするとき、その一方の軸線方向側部の第1およ
び第2の両側面部分をこれらが規定するコーナ部におい
て第1の補強手段により補強し、前記一方の軸線方向側
部の第1の側面部分および前記一方の周方向側部をこれ
らが規定するコーナ部において第2の補強手段により補
強し、かつ、他方の軸線方向側部の第2および第3の両
側面部分をこれらが規定するコーナにおいて第3の補強
手段により補強することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記第1の補強手段を前記
コーナ部においてコンクリートに埋め込まれたアングル
形の板部と該板部から伸びかつ該板部と共同して前記セ
グメントの外部に開放する空間を規定する一対の平板部
を有する補強部材とし、前記第2の補強手段を前記コー
ナ部においてコンクリートに埋め込まれたアングル形の
板部と該板部から伸びかつ該板部と共同して前記セグメ
ントの外部に開放する空間を規定する平板部とを有する
補強部材とし、前記第3の補強手段を前記コーナ部にお
いてコンクリートに埋め込まれたアングル形の板部およ
び該板部から伸びかつ該板部と共同して前記セグメント
の外部に開放する空間を規定する一対の平板部を有する
補強部材とし、さらに、各補強部材に前記軸線方向に向
けて開口するボルト孔を設けることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記セグメントをスチール
製とするとき、その一方の軸線方向側部の第1または第
2の側面部分を規定する鋼板に固定された一端部と、前
記一方の軸線方向側部の第3の側面部分または前記他方
の周方向側部を規定する鋼板に固定された他端部とを有
するリブと、前記他方の軸線方向側部の第2または第3
の側面部分を規定する鋼板に固定された一端部と、前記
他方の軸線方向側部の第1の側面部分または前記一方の
周方向側部を規定する鋼板に固定された他端部とを有す
るリブとで補強することを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係るセグメントは、前記一方
の軸線方向側部と前記一方の周方向側部とがこれらと鈍
角をなす面部分を介して互いに連なり、前記一方の軸線
方向側部が、前記面部分から周方向に伸びる第1の側面
部分と、該第1の側面部分から前記面部分の前記第1の
側面部分に対する交差角度と同じ角度で前記面部分とは
反対の側に伸びる第2の側面部分と、該第2の側面部分
から他方の周方向側部まで前記周方向に伸びる第3の側
面部分とを有し、また、他方の軸線方向側部が、前記一
方の周方向側部から周方向に伸びる第1の側面部分と、
該第1の側面部分から伸びかつ前記一方の軸線方向側部
の第2の側面部分との間に両第1の側面部分間に同じ距
離を維持する第2の側面部分と、該第2の側面部分から
周方向に伸びかつ前記一方の軸線方向側部の第3の側面
部分との間に両第1の側面部分間と同じ距離を維持する
第3の側面部分とを有し、前記一方の軸線方向側部の第
2および第3の両側面部分の境界線と前記覆工の軸線と
を含む面が前記他方の軸線方向側部の第2の側面部分を
その中間において横切り、また、前記面から前記一方の
周方向側部までの周方向における距離と、前記面から前
記他方の周方向側部までの距離との比が2:1であること
を特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明にお
ける前記面に相当するものが他方の軸線方向側部の第1
および第2の両側面部分の境界と前記覆工の軸線とを含
む面であり、この面が前記一方の軸線方向側部の第2の
側面部分をその中間において横切ることを特徴とする。
請求項7および8に記載の発明は一組のセグメントに
関し、各セグメントは請求項1に記載の発明に係るセグ
メントに変更を加えて成る。両請求項の発明に係る各セ
グメントには、一方の軸線方向側部と一方の周方向側部
との交差部に、前記一方の周方向側部側に面する傾斜平
面または傾斜曲面から成る面部分が設けられ、また、一
方および他方の第2の側面部分が一方および他方の周方
向側部にそれぞれ面する傾斜平面または傾斜曲面で構成
されている。
請求項7の発明に係る一方のセグメントの前記面部分
およびその一方の軸線方向側部の第2の側面部分は、他
方のセグメントの一方の軸線方向側部の第2の側面部分
およびその面部分とそれぞれ当接可能であり、一方のセ
グメントの他方の軸線方向側部の第2の側面部分は、他
方のセグメントの他方の軸線方向側部の第2の側面部分
と当接可能である。一方のセグメントの面部分、その一
方の軸線方向側部の第2の側面部分およびその他方の軸
線方向側部の第2の側面部分は、これらと前記外周面部
との交差部から前記軸線に向かう方向から前記他方の周
方向側部の側に偏倚した方向へそれぞれ伸びる。また、
他方のセグメントの一方の軸線方向側部の第2の側面部
分、その面部分およびその他方の軸線方向側部の第2の
側面部分は、これらと前記外周面部との交差部から前記
軸線に向かう方向から前記一方の周方向側部の側に偏倚
した方向へそれぞれ伸びる。さらに、セグメントの周方
向距離を2:1に分ける面が、一方のセグメントでは、一
方の第2の側面部分と内周面との交線と他方の第2の側
面部分の中間とを通り、他方のセグメントでは、一方の
第2の側面部分と外周面との交線と他方の第2の側面部
分の中間とを通る。
請求項8に記載の発明においては、その一方および他
方のセグメントが請求項7における他方および一方のセ
グメントにそれぞれ対応する形状を有する。但し、セグ
メントの周方向距離を2:1に分ける面が、一方のセグメ
ントにおいては他方の第2の側面部分および内周面部と
の交線と一方の第2の側面部分の中間を通り、他方のセ
グメントにおいては他方の第2の側面部分および外周面
部との交線と一方の第2の側面部分の中間を通る。ま
た、前記一方のセグメントの面部分はさらにもう一つの
一方のセグメントの他方の軸線方向側部の第2の側面部
分と当接可能であり、前記一方のセグメントの一方の軸
線方向側部の第2の側面部分は前記他方のセグメントの
一方の軸線方向側部の第2の側面部分と当接可能であ
り、また、前記他方のセグメントの面部分はさらにもう
一つの他方のセグメントの他方の軸線方向側部の第2の
側面部分に当接可能である。
(作用および効果) 請求項1に記載の発明によれば、覆工の構築の際、複
数のセグメントが周方向へ互いに周方向側部を接して、
また、軸線方向へ互いに軸線方向側部を接して配列され
る。周方向に関して、一のセグメントとこれの両隣のセ
グメントとは、一方の周方向側部同士が整合して接しか
つ他方の周方向部同士が互いに軸線方向にずれた状態で
接するように配置することができる。他方、軸線方向に
関して、一のセグメントとこれの両隣のセグメントと
は、一のセグメントの一方の第2の側面部分が両隣の一
方のセグメントの周方向側部の一部に接し、また、一の
セグメントの他方の第2の側面部分が両隣の他方のセグ
メントの一方の第2の側面部分に接するように配置する
ことができる。その結果、前記複数のセグメントは螺線
方向に伸び、また、軸線方向に隣接する一対のセグメン
ト相互の当接面は螺線方向に階段状を呈して推移する。
さらに、セグメントの第2の側面部分から他方の周方
向側部までの周方向距離が全体の三分の一に設定されて
いることから、周方向に隣接する一対のセグメント相互
の突き合せ面と、これらのセグメントに対して軸線方向
において両隣の各対の周方向に隣接するセグメント相互
の突き合せ面とは一の面上に位置しない。
これらのことから、前記複数のセグメントは軸線方向
および前記周方向のいずれにも非整列に組み立てられ
る。したがって、ねじり力や軸線方向力のような外力に
対して高い抵抗性を有する覆工が得られる。また、前記
外力はそのほとんどが隣接セグメントに順次に伝達さ
れ、このためにセグメント相互を連結するボルト・ナッ
トのような連結手段に作用する剪断力は小さい。
覆工に前記外力が作用するとき、一のセグメントの両
第2の側面部分と第1および第3の側面部分とがそれぞ
れ規定するコーナ(入隅)およびその近傍から成るコー
ナ部と、一方の周方向側部および一方の軸線方向側部が
規定するコーナ(出隅)およびその近傍から成るコーナ
部とに集中荷重を生じやすい一のセグメントの両第2の
側面部分と第1および第3の側面部分とがそれぞれ規定
するコーナ(入隅)およびその近傍から成るコーナ部
と、一方の周方向側部および一方の軸線方向側部が規定
するコーナ部およびその近傍から成るコーナ部とに集中
荷重を生じやすい。
請求項2に記載の発明によれば、前記セグメントがコ
ンクリート製である場合、前記集中荷重を受ける前記コ
ーナ部のそれぞれに適用された補強手段により各コーナ
部の破損、ひび割れ等の損傷を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、各補強手段を外部開
放の空間と、軸線方向に開口するボルト孔とを有する補
強部材とすることにより、周方向に隣接するセグメント
相互のボルト・ナットによる結合個所を各コーナ部にも
設定することができ、また、これによりセグメント相互
の結合強度を高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記セグメントがス
チール製の場合、各第2の側面部分に関するコーナ部を
リブで補強することにより、前記集中荷重の発生に伴な
う各第2の側面部分のたわみを防止することができる。
各セグメントの外周面部に沿っての周方向長さは内周
面部に沿っての周方向長さより大きいため、覆工を構築
すべく先に組み立てられたセグメントへの新たなセグメ
ントの組込は、該セグメントのトンネルの掘削壁面に沿
ってその軸線方向へ移動することにより行なわれる。前
記螺線に沿って連なるセグメントの前記螺線の一ピッチ
当りの数量は、(3以上の奇数+1/3)または(3以上
の奇数−1/3)である。
請求項5に記載の発明は、配列個数が前記(3以上の
奇数+1/3)に設定されるセグメントに関し、また、請
求項6に記載の発明は、配列個数が前記(3以上の奇数
−1/3)に設定されるセグメントに関する。
これらの発明によれば、セグメントの前記面部分およ
び両第2の側面部分が傾斜面を成していることから、新
たなセグメントが組み込まれる、先に組み立てられたセ
グメント間の空間への入口すなわち間口は広い。このた
め、前記セグメント間への前記新たなセグメントの挿入
操作を容易にすることができる。また、螺線に沿って
(3以上の奇数+1/3)個のセグメントが配列される前
者においては、セグメントの一方の軸線方向側部の第2
および第3の両側面部分の境界と覆工の軸線とを含む面
が他方の軸線方向側部の第2の側面部分をその中間にお
いて横切るように設定することにより、また、前記螺線
に沿って(3以上の奇数−1/3)個のセグメントが配列
される後者においては、セグメントの他方の軸線方向側
部の第1および第2の両側面部分の境界と前記覆工の軸
線とを含む面が一方の軸線方向側部の第2の側面部分を
その中間において横切るように設定することにより、軸
線方向に互いに隣接する一対のセグメントをこれらの前
記面部分と第2の側面部分との間、および、第2の側面
部分間に隙間を生じさせないで配列することができる。
前記螺線の1ピッチ当りのセグメントの配列個数が
(3以上の奇数+1/3)である請求項7に記載の発明お
よびセグメントの配列個数が(3以上の奇数−1/3)で
ある請求項8に記載の発明において、それぞれ、複数組
のセグメントは一方のセグメントと他方のセグメントと
が前記螺線方向に交互に位置しかつ一方の周方向側部同
士の接合と他方の周方向側部同士の接合とが交互に生じ
るように配列される。
請求項7に記載の発明にあっては、覆工の形成時、前
記一方のセグメントの面部分およびその一方の軸線方向
側部の第2の側面部分は、前記他方のセグメントの一方
の軸線方向側部の第2の側面部分およびその面部分とそ
れぞれ当接し、また、前記一方のセグメントの他方の軸
線方向側部の第2の側面部分は、前記他方のセグメント
の他方の軸線方向側部の第2の側面部分に当接する。
一方のセグメントの面部分およびその一方の軸線方向
側部の第2の側面部分は、これらと前記外周面部との交
差部から前記軸線に向かう方向から前記他方の周方向側
部の側に偏倚した方向へそれぞれ伸びることから、これ
らの面部分および第2の側面部分に当接する他方のセグ
メントの一方の軸線方向側部の第2の側面部分およびそ
の面部分を規定する各部位を受け入れる空間が前記一方
のセグメントの外周面部から内周面部に向けて広がる。
しかも、他方のセグメントの一方の軸線方向側部の第2
の側面部分およびその面部分はこれらと前記外周面部と
の交差部から前記軸線に向かう方向から前記一方の周方
向側部の側に偏倚した方向へそれぞれ伸びる。すなわ
ち、各部位はその内周面部からその外周面部に向けて周
方向長さが漸減する。このため、他方のセグメントをト
ンネルの軸線側からその周面側に向けてすなわち放射方
向へ移動することにより、その各部位を前記一方のセグ
メントの各空間へ嵌め込むことができる。この間の事情
は、前記一方のセグメントの他方の軸線方向側部の第2
の側面部分と、前記他方のセグメントの他方の軸線方向
側部の第2の側面部分との間においても同様である。
この間の事情は、さらに、請求項8に記載の発明にお
ける、前記一方のセグメントの面部分と、さらにもう一
つの一方のセグメントの他方の軸線方向側部の第2の側
面部分との間、前記一方のセグメントの一方の軸線方向
側部の第2の側面部分と、前記他方のセグメントの一方
の軸線方向側部の第2の側面部分との間、および、前記
他方のセグメントの面部分と、さらにもう一つの他方の
セグメントの他方の軸線方向側部の第2の側面部分との
間においても同様である。
これらのことから、請求項7および8に記載の発明に
よれば、セグメントの組み立てを該セグメントの放射方
向への移動により行なうことができる。また、セグメン
トの周方向距離を2:1に分ける面が横切る個所を、請求
項7におけるセグメントにあっては他方の第2の側面部
分の中間とし、また、請求項8におけるセグメントにあ
っては一方の第2の側面部分の中間とすることにより、
第2の側面部分相互と、第2の側面部分および面部分相
互とをそれぞれ隙間なく接合することができる。
(実施例) 本発明が特徴とするところは、図示の実施例について
の以下の説明により、さらに明らかとなろう。
第1図を参照すると、トンネルに円筒状の覆工を施す
ために用いられる本発明に係るセグメント10の基本形状
が概念的に示されている。
セグメント10は、前記覆工の軸線方向における一対の
軸線方向側部12,14と、前記覆工の周方向における一対
の周方向側部16,18と、これらの側部に連なる、前記覆
工の軸線についての円弧面から成る内外両周面部20,22
とを有する。
一方および他方の軸線方向側部12,14は、一方の周方
向側部16から前記周方向に伸びる第1の側面部分12a,14
aと、該第1の側面部分から前記軸線方向の一方に伸び
る第2の側面部分12b,14bと、該第2の側面部分から他
方の周方向側部18まで前記周方向に伸びる第3の側面部
分12c,14cとを有する。
第2図に示すように、一方の周方向側部16から各第2
の側面部分12b,14bまでの距離Aと、他方の周方向側部1
8から各第2の側面部分12b,14bまでの距離Bとの比A:B
は2:1である。また、両第2の側面部分12b,14bの軸線方
向長さは同一であり、この長さを符号Cで示す。さら
に、両周方向側部16,18は同じ軸線方向長さDを有す
る。
覆工24を構築するためのセグメント10の組立構造とし
て二種類ある。その一は、第3図および第5図に示す構
造であり、また、他の一は、第4図および第6図に示す
構造である。いずれの組立構造においても、周方向への
セグメントの配置は、対をなすセグメント101,102の一
方の周方向側部16同士を軸線方向の一方(第5図および
第6図において右方)に距離Cだけずらしての接合と、
対をなすセグメント102,103の他方の周方向側部18同士
の整合状態での接合とが繰り返されるようになされる。
その結果、複数のセグメントは螺線に沿って伸びる。前
記螺線の1ピッチ当りの該螺線に沿ってのセグメントの
配列数が、第3図および第5図の例では(n+1/3)に
設定され、また、第4図および第6図の例では(n−1/
3)に設定されている。ここで、nは3以上の奇数を示
す。図示の例ではn=5である。セグメントの配列数の
条件をこのように設定するとき、螺線方向に伸びる複数
のセグメントのそれぞれは、各軸線方向側部12,14にお
いて、軸線方向に隣接する二つのセグメントの各軸線方
向側部12,14の一部と接する。なお、互いにセグメント
は、周方向および軸線方向のそれぞれに関して、ボルト
およびナットのような連結手段(図示せず)で締結され
る。
前記1ピッチ当りのセグメント数を(n±1/3)に設
定することにより、セグメント相互の周方向における接
合面すなわち周方向側部同士の接合面イ,ロ,ハが軸線
方向に非整列となる。さらに、軸線方向については、一
のセグメントとこれの両隣のセグメントとが、前記一の
セグメントの両第2の側面部分と両隣の一方のセグメン
トの周方向側部の一部と他方のセグメントの第2の側面
部分とにおいてそれぞれ接する。セグメント相互の軸線
方向に関する当接関係の詳細については以下のとおりで
ある。
まず、セグメント数が(n+1/3)である第3図およ
び第5図の例では、セグメント102の一方および他方の
第2の側面部分12b,14bが、セグメント102の軸線方向に
おける両隣のセグメント105の一方の周方向側部16の一
部およびセグメント104の他方の第2の側面部分14bにそ
れぞれ接している。また、周方向における向きをセグメ
ント102とは正反対に配置され、セグメント102に周方向
に隣接するセグメント103と、該セグメントの軸線方向
における両隣のセグメントとの当接関係は、周方向にお
ける向きを異にすることを除き、前記セグメント102
よびセグメント104,105間の接合関係と同じである。
次に、セグメント数が(n−1/3)である第4図およ
び第6図の例においては、セグメント102の一方および
他方の第2の側面部分12b,14bがセグメント105の一方の
側面部分12bおよびセグメント104の一方の周方向側部16
の一部にそれぞれ接している。この例では、セグメント
102と周方向に対称に配置された周方向隣接のセグメン
ト103も、また、セグメント102のセグメント104,105
対すると同様の接合関係をもってセグメント104,105
接している。すなわち、セグメント103の一方および他
方の第2の側面部分12b,14bがセグメント105の一方の周
方向側部16の一部およびセグメント104の一方の第2の
側面部分12bにそれぞれ接している。
これらのことから、軸線方向に隣接する一対のセグメ
ント相互の当接面は螺線方向に階段状を呈して推移し、
このため、周方向に非整列となる。
セグメント10を前記軸線方向および前記周方向のいず
れにも非整列に組み立てることにより、地震や地盤沈下
の発生に伴なって覆工24に作用するねじり力や軸線方向
力のような外力は、前記連結手段を介することなく、そ
のほとんどがセグメントからセグメントや伝達しまたこ
の間にセグメントに吸収される。したがって、前記セグ
メント10を使用して成る覆工24は、前記外力に対して高
い抵抗性を有し、また、前記連結手段が受ける前記外力
の作用に伴なう剪断力は小さい。
ところで、セグメント10が組み立てられるとき、各セ
グメントの各第2の側面部分と第1および第3の側面部
分とがそれぞれ規定するコーナ(入隅)およびその近傍
から成るコーナ部と、一方の周方向側部16および一方の
軸線方向側部12が規定するコーナ(出隅)およびその近
傍から成るコーナ部には、他の部位に比べて大きい力が
作用する。すなわち、集中荷重を受ける。その結果、コ
ンクリート製のセグメントにおいては前記集中荷重を受
ける部位およびその近傍に割れ、破損等が生じるおそれ
があり、また、スチール製のセグメントにおいては前記
集中荷重を受ける部位にセグメントには好ましくない曲
げの変形を生じるおそれがある。
このような集中荷重による損傷および曲げ変形を防止
するため、第7図〜第10図に示すように、前記集中荷重
を受ける部位を補強手段でそれぞれ補強することが好ま
しい。
第7図を参照すると、三つの前記部位を補強する第1
〜第3の補強手段がコンクリートに一部を露出して埋め
込まれている。これらの補強手段は、同一形状のアング
ル形の板部材26,28,30からそれぞれ成る。図示の例で
は、板部材26は一方の第2の側面部分12bの全部と、一
方の第1の側面部分12aの一部とを規定し、板部材28は
第1の側面部分12aの一部と一方の周方向側部16の一部
とを規定し、また、板部材30は他方の第2の側面部分14
bの全部と他方の第3の側面部分14cの一部とを規定して
いる。
第8図に示すように、前記板部材の補強部位に対応す
る部位をそれぞれ補強する他の補強部材32〜36を用いる
ことができる。
部分的にコンクリートに埋め込まれた各補強部材はセ
グメント10の内外両周面部20,22に開放する空間38を規
定する。
各補強部材32〜36は、各板部材26〜30と同形状であり
かつ該板部材と同じ位置に埋め込まれた板部32a,34a,36
aを有する。さらに、補強部材32は板部32aから周方向側
部18に向けて伸びかつ板部32aと共同して空間38を規定
する一対の平板部32bを有する。平板部32bの一方は第3
の側面部分12cの一部を規定する。また、補強部材34は
板部34aから周方向側部18に向けて伸びかつ板部34aと共
同して空間38を規定する一の平板部34bを有する。さら
に、補強部材36は板部36aから周方向側部18に向けて伸
びかつ板部36aと共同して空間38を規定する一対の平板
部36bを有する。平板部36bの一方は第3の側面部分12c
の一部を規定する。
補強部材32の第2の側面部分12bを規定する部分、補
強部材34の周方向側部の一部を規定する部分、および補
強部材36の第2の側面部分14bを規定する部分には、そ
れぞれ、ほぼ中央部に前記周方向に向けて開口するボル
ト孔(図示せず)が設けられている。各ボルト孔には、
セグメント10相互を締結するためのボルト(図示せず)
が前記空間38から挿入され、該空間を手入れ空間として
前記ボルトの締め付けが行なわれる。前記ボルト孔を設
けることにより、セグメント相互をさらに強固に締結す
ることができる。
次に、スチール製のセグメント10を示す第9図を参照
すると、補強手段として、一方の第3の側面部分12cと
平行に周方向に伸びるリブ40と、他方の第1の側面部分
14aと平行に周方向に伸びるリブ42とが設けられてい
る。リブ40の両端部40a,40bは一方の第1の側面部分12a
を規定する鋼板と他方の周方向側部18を規定する鋼板と
にそれぞれ固定され、また、リブ42の両端部42a,42bは
一方の周方向側部16を規定する鋼板と他方の第3の側面
部分14cを規定する鋼板とにそれぞれ固定されている。
なお、セグメント10には、このほか、軸線方向に伸びる
二つのリブ43が取り付けられ、リブ42はリブ43の一を横
切っている。
これらのリブ40,42は第2の側面部分12b,14bおよび周
方向側部16に働く曲げ力を他の部分にそれぞれ分散し、
これを軽減する。リブ40を第3の側面部分12cにさらに
近接した位置に配置し、その一端部40aを一方の第2の
側面部分12bを規定する鋼板に固定することができる。
同様に、リブ42を第1の側面部分14aにさらに近接した
位置に配置し、その一端部42aを他方の第2の側面部分1
4bを規定する鋼板に固定することができる。
また、第10図に示すように、一端部40aが一方の第1
の側面部分12aを規定する鋼板に固定されているリブ40
の他端部40bを、第3の側面部分12cを規定する鋼板に固
定することができる。図示の例では他端部40bはさらに
他方の周方向、部18を規定する鋼板にも固定されてい
る。一端部40aを、前記した例と同様、第2の側面部分1
2bを規定する鋼板に固定することもできる。また、リブ
43の一方を横切る他方のリブ42の他端部42bを、他方の
第1の側面部分14aを規定する鋼板に固定することがで
きる。該鋼板と周方向側部16を規定する鋼板との双方
に、前記他端部42bを固定することもできる。一端部42a
は、前記した例のように、第2の側面部分を規定する鋼
板に固定してもよい。両端部をこのように固定すると
き、図示のように、各リブ40,42は傾斜して伸びる。各
第2の側面部分12,14bを規定する鋼板には、前記コンク
リート製のセグメントにおけると同様、その中央部にボ
ルト孔を設けることが望ましい。
セグメント10の各周方向側部は、前記覆工の軸線を含
み放射方向に伸びる面上にあり、したがって、外周面部
22の周方向長さは内周面部20の周方向長さより大きい。
このため、新たなセグメント10をトンネルの放射方向に
移動することによって既設のセグメントに組み込むこと
はできず、新たなセグメント10はトンネルの掘削壁面に
沿ってその軸線方向に移動することにより、既設のセグ
メントに組み込まれる。
第11図および第13図に示すセグメント44,46は、前記
セグメントの組み込み操作を容易にする。第11図および
第12図は、前記螺線の1ピッチ当りのセグメントの配列
個数が(3以上の奇数+1/3)の場合の例を示し、ま
た、第13図および第14図はセグメントの配列個数が(3
以上の奇数−1/3)の場合の例を示す。
まず、セグメント44に関する第11図および第12図を参
照すると、セグメント44はその一方の周方向側部16およ
びその一方の軸線方向側部12(より詳細には第1の側面
部分12a)に連なりかつこれらと鈍角αをなす面部分48
を有する。この例の一方の第2の側面部分12bは第1の
側面部分12aと角度αをなして面部分48とは反対の側
(図上において上側)に伸び、また、他方の第2の側面
部分14bおよび第3の側面部分14cは、一方の第2の側面
部分12bおよび第3の側面部分12cに対し、両第1の側面
部分12a,14aの間の距離Dを維持するようにそれぞれ伸
びる。したがって、他方の第2の側面部分14bと第1の
側面部分14aとは角度αを成す。図中の想像線は、角度
αが90度のセグメントすなわち第1図〜第10図の例のセ
グメント10のものである。角度αを90度を越える大きさ
の鈍角に設定することにより、第12図に示すように、実
線で示す複数の既設セグメントが規定する受け入れ空間
に挿入される、鎖線で示す新たなセグメント44の一部を
その挿入方向に関して先細とし、また、前記受け入れ空
間の前記新たなセグメントに向けてその開口の大きさを
漸増することができ、これにより、前記新たなセグメン
トを前記軸線方向に移動し、所定位置に配置することが
容易になる。
また、セグメント44においては、一方の第2および第
3の側面部分12b,12cの境界(交線)45と覆工の軸線す
なわちセグメントの軸線とを含む面(セグメント10の想
像線で示す両第2の側面部分を含む面)が、他方の第2
の側面部分14bをその中間で横切る。すなわち、二分す
る。したがって、この面から周方向側部16までの周方向
距離と、この面から周方向側部18までの周方向距離の比
が2:1である。これにより、前記面に二分された第2の
側部14bと、図示の例では他のセグメントの第2の側部1
4bとがこれらの間に隙間なく相対することすなわち接す
ることができる。
他方、第13図に示すセグメント46では、他方の第2の
側面部分14bと第1の側面部分14aとの境界50と前記軸線
とを含む面が一方の第2の側面部分12bを二分すること
を除き、第11図に示すセグメント44と同じ構成である。
これによれば、第14図に示すように、前記面で二分され
る第2の側面部分12bと、他のセグメント46の第2の側
面部分12bとが互いに接する。なお、第12図および第14
図において、符号52は覆工に先行して前記トンネルを掘
削するシールド掘進機(図示せず)の推進のために該掘
進機と前記覆工との間に配置される前記掘進機推進用ジ
ャッキを示す。
覆工の構築において、セグメントの所定位置への移動
は、その能率を考慮して、トンネルをその判定方向すな
わち放射方向に行なうことが望ましい。
第15図〜第17図に示す一組のセグメント54,56、およ
び、第18図〜第20図に示す一組のセグメント58,60は、
前記放射方向への移動によるセグメントの設置を可能と
する。一組のセグメント54,56は前記螺線の1ピッチ当
りのセグメントの配列個数が(3以上の奇数+1/3)の
場合に用いられ、また、一組のセグメント58,60は前記
セグメントの配列個数が(3以上の奇数−1/3)の場合
に用いられる。
セグメント54,56および58,60は、一方の軸線方向側部
12と一方の周方向側部16との交差部に形成され、一方の
周方向側部16の側に面する傾斜平面から成る面部分62,6
4および66,68をそれぞれ有すること、および、一方の周
方向側部16の側に面する一方の第2の側面部分12bおよ
び他方の周方向側部18の側に面する他方の第2の側面部
分14bがそれぞれ傾斜平面から成ることにおいて、前記
セグメント10と相違する。
セグメント54に関して、一方の第2の側面部分12b
は、該第2の側面部分12bと外周面部22との交線と、前
記軸線とを含む面すなわち前記交線を通りかつ前記放射
方向に伸びる面X1に対して、該面X1との距離が外周面部
22から内周面部20に向けて漸増するように傾斜してい
る。面部分62も、これと外周面部22との交線を通りかつ
前記軸線を通る面X2に対して、該面X2との距離が外周面
部22から内周面部20に向けて漸増するように傾斜してい
る。他方、第2の側面部分14bは、該第2の側面部分14b
と内周面部20との交線と、前記軸線とを含む面X3に対し
て、該面X3との距離が外周面部22から内周面部20に向け
て漸減するように伸びる。各第2の側面部分12b,14bお
よび面部分62の傾きの度合すなわち勾配は等しい。ま
た、一方の第2の側面部分12bと内周面部20との交線
と、前記軸線とを含む面Z1が、該面Z1と一方の周方向側
部16との周方向距離と、面Z1と他方の周方向側部18との
周方向距離とを2:1に分配する。この面Z1はまた他方の
第2の側面部分14bを内周面部20と外周面部22との間に
おいて二分する。すなわち第2の側面部分14bの中間を
通る。
セグメント54と組をなすセグメント56において、一方
の第2の側面部分12aは、該第2の側面部分12aと内周面
部20との交線と、前記軸線とを含む面Y1に対して、該面
Y1との距離が外周面部22から内周面部20に向けて漸減す
るように傾斜している。面部分64も、該面部分と内周面
部20との交線と、前記軸線とを含む面Y2に対して、該面
Y2との距離が外周面部22から内周面部20に向けて漸減す
るように傾斜している。他方、第2側面部分14bは、該
第2の側面部分14bと外周面部22との交線と、前記軸線
とを含む面Y3に対して、該面Y3との距離が外周面部22か
ら内周面部20に向けて漸増するように傾斜している。セ
グメント56においても、各第2の側面部分12b,14bおよ
び面部分64の傾きの度合すなわち勾配は互いに等しい。
また、一方の第2の側面部分12bと外周面部22との交線
と、前記軸線とを含む面Z2が、該面Z2と一方の周方向側
部16との周方向距離と、面Z2と他方の周方向側部18との
周方向距離とを2:1に配分する。この面Z2はまた他方の
第2の側面部分14bを内周面部20と外周面部22との間に
おいて二分する。すなわち第2の側面部分14bの中間を
通る。
セグメント54,56は、これらの一方の周方向側部同士
の接合と他方の周方向側部同士の接合とが前記螺線方向
に交互に生じるように、前記螺線方向に交互に配置され
る。第15図において、図上を右下から左上に向けて覆工
の構築が進められる。セグメント54,56が前記螺線方向
に配置されるとき、前記軸線方向におけるセグメントに
関して、セグメント541の一方の第2の側面部分12bおよ
び面部分62と、セグメント561の面部分64および第2の
側面部分12bとがそれぞれ互いに当接する。また、セグ
メント542の他方の第2の側面部分14bと、セグメント56
2の側面部分14bとが互いに当接する。
先に配置されたセグメント541ではその第2の側面部
分12bおよび面部分62がそれぞれ規定する空間の周方向
に関する「間口」がセグメントの厚さ方向の外方から内
方に向けて広がっている。これが、前記第2の側面部分
12bおよび面部分62がそれぞれ規定する空間への、覆工
の内周側から外周側に向けてのセグメント562の一部す
なわちセグメント541の面部分62および第2の側面部分1
2bとは同じ勾配を有するがこれらとは反対向きに伸びる
面部分64を規定する部分および第2の側面部分12bを規
定する部分の挿入を可能とする。この間の事情は、先に
配置されるセグメント561の第2の側面部分14bと、後に
配置されるセグメント542との間においても同様であ
る。さらに、セグメント54,56の他方の第2の側面部分1
4bが、該セグメントの周方向長さを2:1に分配する面Z1,
Z2よって横切られるように設定することにより、他方の
第2の両側面部分14b相互の当接を可能にする。
第18〜第20図に示す一組のセグメント58および60は、
次の点を除き、前記一組のセグメント56および54とそれ
ぞれ同一の構成を有する。すなわち、セグメント58の両
第2の側面部分12b,14bおよび面部分66はセグメント56
の両第2の側面部分12b,14bおよび面部分62にそれぞれ
対応し、また、セグメント60の両第2の側面部分12b,14
bおよび面部分68は、セグメント54の両第2の側面部分1
2b,14bおよび面部分64にそれぞれ対応する。但し、セグ
メント58では、その周方向長さを一方の周方向側部16か
ら他方の周方向側部18に向けて2:1に分ける面Z3が、一
方の第2の側面部分12bの中間と、他方の第2の側面部
分14bと内周面部20との交線とを含み、また、セグメン
ト60では、その周方向長さを一方の周方向側部16から他
方の周方向側部18に向けて2:1に分ける面Z4が、一方の
第2の側面部分12bの中間と、他方の第2の側面部分14b
と外周面部22との交線とを含むことを除く。
一組のセグメント56および54の説明のために用いた符
号X1,X2および符号Y1,Y2とこれらが指示する個所とは、
一組のセグメント60および58において同一である。第19
図および第20図においてこれらの符号を使用し、詳細な
説明に代える。
これらのセグメント58,60は、セグメント54,56を用い
る場合と同様、一方の周方向側部同士の接合および他方
の周方向同士の接合が前記螺線方向に交互に生じるよう
に前記螺線方向に交互に配置される。しかし、軸線方向
におけるセグメント相互の当接態様において異なる。す
なわち、第18図に示すように、後に配置されるセグメン
ト582の面部分66が先に配置された同形のセグメント581
の他方の第2の側面部分14bに当接し、セグメント582
一方の第2の側面部分12bが先に配置されたセグメント6
02の第2の一方の側面部分12bに当接し、また、後に配
置されるセグメント603の他方の第2の側面部分14bが先
に配置されたセグメント601の面部分68に当接する点に
おいて異なる。
これらのセグメント58,60も、また、セグメント54,56
を使用する場合と同様、トンネルの中心側からその壁面
の側へ放射方向に移動することにより、所定の位置に配
置することができる。
第15図〜第20図に示す例において、前記傾斜平面を傾
斜曲面とすることができる。但し、一対の傾斜曲面は互
いにその全面で当接可能であることを要する。例えば、
一対の前記傾斜曲面は、比較的曲率の小さい凹面および
該凹面に当接可能の凸面とすることが好ましい。
なお、本明細書において、添字1,2,3,4およびは、
同種の事物を識別するためにのみ使用した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る基本のセグメントを概念的に示す
斜視図、第2図は基本のセグメントの内周面部側を内外
両周面部の周方向長さの差を無視して概略的に示す平面
図、第3図および第5図は基本のセグメントで組み立て
られた覆工の一部の斜視図および該覆工の内周面の一部
の展開図、第4図および第6図は基本セグメント他の配
列方法で組み立てて成る覆工の一部の斜視図および該覆
工の内部からみたときの展開図、第7図は補強されたコ
ンクリート製セグメントの斜視図、第8図は他の補強手
段で補強されたコンクリート製セグメントの内周面部側
を内外両周面部の周方向長さの差を無視して概略的に示
す平面図、第9図および第10図はリブで補強されたスチ
ールセグメントの内周面側を内外両周面部の周方向長さ
の差を無視して概略的に示す平面図、第11図および第12
図は変形したセグメントの内周面部側を内外両周面部の
周方向長さの差を無視して概略的に示す平面図および該
セグメントで組み立てられた覆工の内周面の一部の展開
図、第13図および第14図は他の変形したセグメントの内
周面部側を内外両周面部の周方向長さの差を無視して概
略的に示す平面図および該セグメントで組み立てられた
覆工の内周面の一部の展開図、第15図、第16図および第
17図は一組のセグメントを用いて組み立てられた覆工の
一部の内部の斜視図および各変形セグメントの内周面部
側における平面図、第18図、第19図および第20図は一組
の他のセグメントを用いて組み立てられた覆工の一組の
内部の斜視図および各変形セグメントの内周面部側にお
ける平面図である。 10,44,48,54,56,58,60:セグメント、 12,14:セグメントの一方および他方の軸線方向側部、 12aおよび14b,12bおよび14b,12cおよび14c:第1、第2
および第3の側面部分、 16,18:セグメントの一方および他方の周方向側部、 20,22:セグメントの内周面部および外周面部、 24:覆工、 26,28,30:板部材(第1、第2および第3の補強手
段)、 32,34,36:補強部材(第1、第2および第3の補強手
段)、 40,42:リブ、 48:面部分、 62,64,66,68:面部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−2590(JP,U) 実開 昭60−497(JP,U) 特公 昭44−16426(JP,B1) 特公 昭55−118100(JP,B2) 実公 昭44−4598(JP,Y1)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネルに円筒状の覆工を施すために用い
    られるセグメント(10)であって、前記覆工の軸線方向
    における一対の軸線方向側部(12,14)および前記覆工
    の周方向における一対の周方向側部(16,18)を有し、
    各軸線方向側部が一方の周方向側部(16)から前記周方
    向に伸びる第1の側面部分(12a,14a)と、該第1の側
    面部分から前記軸線方向の一方に伸びる第2の側面部分
    (12b,14b)と、該第2の側面部分から他方の周方向側
    部(18)まで前記周方向に伸びる第3の側面部分(12c,
    14c)とを有し、前記一方の周方向側部(16)から各第
    2の側面部分(12b,14b)までの距離と、前記他方の周
    方向側部(18)から各第2の側面部分(12b,14b)まで
    の距離との比が2:1である、覆工用セグメント。
  2. 【請求項2】前記セグメントはコンクリート製であっ
    て、前記一方の軸線方向側部(12)の第1および第2の
    両側面部分(12a,12b)はこれらが規定するコーナ部に
    おいて第1の補強手段(26)により補強され、前記一方
    の軸線方向側部の第1の側面部分(12a)および前記一
    方の周方向側部(16)はこれらが規定するコーナ部にお
    いて第2の補強手段(28)により補強され、また、他方
    の軸線方向側部の第2および第3の両側面部分(14b,14
    c)はこれらが規定するコーナ部において第3の補強手
    段(30)により補強されている、請求項(1)に記載の
    覆工用セグメント。
  3. 【請求項3】前記第1の補強手段はコンクリートに埋め
    込まれ、前記コーナ部に位置するアングル形の板部と該
    板部から前記他方の周方向側部に向けて伸びかつ前記板
    部と共同して前記セグメントの外部に開放する空間を規
    定する一対の平板部とを有する補強部材から成り、前記
    第2の補強手段はコンクリートに埋め込まれ、前記コー
    ナ部に位置するアングル形の板部と該板部から前記他方
    の周方向側部に向けて伸びかつ前記板部と共同して前記
    セグメントの外部に開放する空間を規定する平板部とを
    有する補強部材から成り、また、前記第3の補強手段は
    コンクリートに埋め込まれ、前記コーナ部に位置するア
    ングル形の板部と前記板部から前記一方の周方向側部に
    向けて伸びかつ前記板部と共同して前記セグメントの外
    部に開放する空間を規定する一対の平板部とを有する補
    強部材から成り、各補強部材は前記軸線方向に向けて開
    口するボルト孔を有する、請求項(2)に記載の覆工用
    セグメント。
  4. 【請求項4】前記セグメントはスチール製であって、前
    記一方の軸線方向側部の第1または第2の側面部分(12
    a,12b)を規定する鋼板に固定された一端部と、前記一
    方の軸線方向側部の第3の側面部分(12c)または前記
    他方の周方向側部(18)を規定する鋼板に固定された他
    端部とを有するリブ(40)と、前記他方の軸線方向側部
    の第2または第3の側面部分(14b,14c)を規定する鋼
    板に固定された一端部と、前記他方の軸線方向側部の第
    1の側面部分(14a)または前記一方の周方向側部(1
    6)を規定する鋼板に固定された他端部とを有するリブ
    (42)とにより補強されている、請求項(1)に記載の
    覆工用セグメント。
  5. 【請求項5】トンネルに円筒状の覆工を施すために用い
    られるセグメント(44)であって、前記覆工の軸線方向
    における一対の軸線方向側部(12,14)および前記覆工
    の周方向における一対の周方向側部(16,18)を有し、
    一方の軸線方向側部(12)と一方の周方向側部(16)と
    がこれらと鈍角をなす面部分(48)を介して互いに連な
    り、前記一方の軸線方向側部(12)が、前記面部分(4
    8)から前記周方向に伸びる第1の側面部分(12a)と、
    該第1の側面部分から前記面部分の前記第1の側面部分
    に対する交差角度と同じ角度をもってかつ前記面部分と
    は反対の側に伸びる第2の側面部分(12b)と、該第2
    の側面部分から他方の周方向側部(18)まで前記周方向
    に伸びる第3の側面部分(12c)とを有し、また、他方
    の軸線方向側部(14)が、前記一方の周方向側部(16)
    から前記周方向に伸びる第1の側面部分(14a)と、該
    第1の側面部分から伸びかつ前記一方の軸線方向側部の
    第2の側面部分(12b)に対して両第1の側面部分(12
    a,14a)間と同じ距離を維持する第2の側面部分(14b)
    と、該第2の側面部分から周方向に伸びかつ前記一方の
    軸線方向側部の第3の側面部分に対して両第1の側面部
    分(12a,14a)間の距離と同じ距離を維持する第3の側
    面部分(14c)とを有し、前記一方の軸線方向側部の第
    2および第3の両側面部分(12b,12c)の境界と前記覆
    工の軸線とを含む面が前記他方の軸線方向側部の第2の
    側面部分(14b)をその中間において横切り、また、前
    記面から前記一方の周方向側部(16)までの周方向にお
    ける距離と、前記面から前記他方の周方向側部(18)ま
    での距離との比が2:1である、覆工用セグメント。
  6. 【請求項6】トンネルに円筒状の覆工を施すために用い
    られるセグメント(46)であって、前記覆工の軸線方向
    における一対の軸線方向側部(12,14)および前記円筒
    の周方向における一対の周方向側部(16,18)を有し、
    一方の軸線方向側部(12)および一方の周方向側部(1
    6)がこれらと鈍角をなす面部分(48)を介して互いに
    連なり、前記一方の軸線方向側部(12)が、前記面部分
    (48)から周方向に伸びる第1の側面部分(12a)と、
    該第1の側面部分から前記面部分(48)の前記第1の側
    面部分に対する交差角度と同じ角度をもってかつ前記面
    部分とは反対の側に伸びる第2の側面部分(12b)と、
    該第2の側面部分から他方の周方向側部まで前記周方向
    に伸びる第3の側面部分(12c)とを有し、また、他方
    の軸線方向側部(14)が、前記一方の周方向側部(16)
    から周方向に伸びる第1の側面部分(14a)と、該第1
    の側面部分から伸びかつ前記一方の軸線方向側部の第2
    の側面部分(12b)に対して両第1の側面部分(12a,14
    a)間と同じ距離を維持する第2の側面部分(14b)と、
    該第2の側面部分から前記他方の周方向側部(18)まで
    周方向に伸びかつ前記一方の軸線方向側部の第3の側面
    部分(12c)に対して両第1の側面部分間の距離と同じ
    距離を維持する第3の側面部分(14c)とを有し、前記
    他方の軸線方向側部の第1および第2の両側面部分(14
    a,14b)の境界と前記覆工の軸線とを含む面が前記一方
    の軸線方向側部の第2の側面部分(12b)をその中間に
    おいて横切り、また、前記面から前記一方の周方向側部
    (16)までの周方向における距離と、前記面から前記他
    方の周方向側部(18)までの距離との比が2:1であり、
    覆工用セグメント。
  7. 【請求項7】トンネルに円筒状の覆工を施すために用い
    られる、前記覆工の軸線方向における一対の軸線方向側
    部(12,14)、前記覆工の周方向における一対の周方向
    側部(16,18)および各側部に連なる内外両周面部(20,
    22)を有する一組のセグメント(54,56)であって、各
    セグメントは、一方の軸線方向側部(12)と一方の周方
    向側部と(16)の交差部に形成された、前記一方の周方
    向側部側に面する傾斜平面または傾斜曲面から成る面部
    分(62,64)を有し、各セグメントの一方の軸線方向側
    部(12)が、前記面部分(62,64)から前記周方向に伸
    びる第1の側面部分(12a)と、該第1の側面部分から
    前記軸線方向の一方に伸びかつ前記一方の周方向側部側
    に面する傾斜平面または傾斜曲面から成る第2の側面部
    分(12b)と、該第2の側面部分から他方の周方向側部
    (18)まで前記周方向に伸びる第3の側面部分(12c)
    とを有し、また、各セグメントの他方の軸線方向側部
    (14)が一方の周方向側部(16)から前記周方向に伸び
    る第1の側面部分(14a)と、該第1の側面部分から前
    記軸線方向の一方に伸びかつ前記他方の周方向側部側に
    面する傾斜平面または傾斜曲面から成る第2の側面部分
    (14b)と、該第2の側面部分から他方の周方向側部(1
    8)まで前記周方向に伸びる第3の側面部分(14c)とを
    有し、一方のセグメント(54)に関して、前記面部分
    (62)、前記一方の軸線方向側部の第2の側面部分(12
    b)および前記他方の軸線方向側部の第2の側面部分(1
    4b)が、それぞれ、これらと前記外周面部(22)との交
    差部から前記覆工の軸線に向かう方向から前記他方の周
    方向側部(18)の側に偏倚した方向へ伸び、前記一方の
    軸線方向側部の第2の側面部分(12b)と前記内周面部
    (20)との交線と前記軸線とを含む面が前記他方の軸線
    方向側部の第2の側面部分(14b)をその中間において
    横切り、また、該面から前記一方の周方向側部(16)ま
    での周方向距離と、該面から前記他方の周方向側部(1
    8)までの周方向距離との比が2:1であり、他方のセグメ
    ントに関して、前記面部分(64)、前記一方の軸線方向
    側部の第2の側面部分(12b)および前記他方の軸線方
    向側部の第2の側面部分(14b)が、それぞれ、これら
    と前記外周面部(22)との交差部から前記覆工の軸線に
    向かう方向から前記一方の周方向側部(16)の側に偏倚
    した方向へそれぞれ伸び、前記一方の軸線方向側部の第
    2の側面部分(12b)と前記外周面部(22)との交線と
    前記軸線とを含む面が前記他方の軸線方向側部の第2の
    側面部分(14b)をその中間において横切り、また、該
    面から前記一方の周方向側部(16)までの周方向距離
    と、該面から前記他方の周方向側部(18)までの周方向
    距離との比が2:1であり、前記一方のセグメント(54)
    の面部分(62)およびその一方の軸線方向側部の第2の
    側面部分(12b)は、前記他方のセグメント(56)の一
    方の軸線方向側部の第2の側面部分(12b)およびその
    面部分(64)とそれぞれ当接可能であり、前記一方のセ
    グメント(54)の他方の軸線方向側部の第2の側面部分
    (14b)は、前記他方のセグメント(56)の他方の軸線
    方向側部の第2の側面部分(14b)と当接可能である、
    覆工用セグメント。
  8. 【請求項8】トンネルに円筒状の覆工を施すために用い
    られる、前記覆工の軸線方向における一対の軸線方向側
    部(12,14)、前記覆工の周方向における一対の周方向
    側部(16,18)および各側部に連なる内外両周面部(20,
    22)を有する一組のセグメント(58,60)であって、各
    セグメントは、一方の軸線方向側部(12)と一方の周方
    向側部(16)との交差部に形成された、前記一方の周方
    向側部側に面する傾斜平面または傾斜曲面から成る面部
    分(66,68)を有し、各セグメントの一方の軸線方向側
    部(12)が、前記面部分から前記周方向に伸びる第1の
    側面部分(12a)と、該第1の側面部分から前記軸線方
    向の一方に伸びかつ前記一方の周方向側部側に面する傾
    斜平面または傾斜曲面から成る第2の側面部分(12b)
    と、該第2の側面部分から他方の周方向側部(18)まで
    前記周方向に伸びる第3の側面部分(12c)とを有し、
    また、各セグメントの他方の軸線方向側部(14)が一方
    の周方向側部(16)から前記周方向に伸びる第1の側面
    部分(14a)と、該第1の側面部分から前記軸線方向の
    一方に伸びかつ前記他方の周方向側部側に面する傾斜平
    面または傾斜曲面から成る第2の側面部分(14b)と、
    該第2の側面部分から他方の周方向側部(18)まで前記
    周方向に伸びる第3の側面部分(14c)とを有し、一方
    のセグメント(58)に関して、前記面部分(66)、前記
    一方の軸線方向側部の第2の側面部分(12b)および前
    記他方の軸線方向側部の第2の側面部分(14b)が、そ
    れぞれ、これらと前記外周面部(22)との交差部から前
    記覆工の軸線に向かう方向から前記一方の周方向側部
    (16)の側に偏倚した方向へそれぞれ伸び、前記他方の
    軸線方向側部の第2の側面部分(14b)と前記内周面部
    (20)との交線と前記軸線とを含む面が前記一方の軸線
    方向側部の第2の側面部分(12b)をその中間において
    横切り、また、該面から前記一方の周方向側部(16)ま
    での周方向距離と、該面から前記他方の周方向側部(1
    8)までの周方向距離との比が2:1であり、他方のセグメ
    ント(60)に関して、一方のセグメントの面部分(6
    8)、その一方の軸線方向側部の第2の側面部分(12b)
    およびその他方の軸線方向側部の第2の側面部分(14
    b)が、それぞれ、これらと前記外周面部(22)との交
    差部から前記覆工の軸線に向かう方向から前記他方の周
    方向側部(18)の側に偏倚した方向へ伸び、前記他方の
    軸線方向側部の第2の側面部分(14b)と前記外周面部
    (22)との交線と前記軸線とを含む面が前記一方の軸線
    方向側部の第2の側面部分(12b)をその中間において
    横切り、また、該面から前記一方の周方向側部(16)ま
    での周方向距離と、該面から前記他方の周方向側部(1
    8)までの周方向距離との比が2:1であり、前記一方のセ
    グメントの面部分(66)はさらにもう一つの一方のセグ
    メントの他方の軸線方向側部の第2の側面部分と当接可
    能であり、前記一方のセグメントの一方の軸線方向側部
    の第2の側面部分は前記他方のセグメントの一方の軸線
    方向側部の第2の側面部分と当接可能であり、また、前
    記他方のセグメントの面部分(68)はさらにもう一つの
    他方のセグメントの他方の軸線方向側部の第2の側面部
    分に当接可能である、覆工用セグメント。
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