JPS583916Y2 - シ−ルド掘進機 - Google Patents
シ−ルド掘進機Info
- Publication number
- JPS583916Y2 JPS583916Y2 JP1980063781U JP6378180U JPS583916Y2 JP S583916 Y2 JPS583916 Y2 JP S583916Y2 JP 1980063781 U JP1980063781 U JP 1980063781U JP 6378180 U JP6378180 U JP 6378180U JP S583916 Y2 JPS583916 Y2 JP S583916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- spiral
- spiral ring
- shield
- segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールド掘進機に関するものである。
組み立てたセグメントに反力を取って機体を前進させる
形式のシールド掘進機は従来から多数の機種が存在する
。
形式のシールド掘進機は従来から多数の機種が存在する
。
それらの従来の掘進機に共通している欠点は作業性の連
続性に欠けるということである。
続性に欠けるということである。
すなわち掘進機の推進は1リング分の全セグメントの組
み立てが完全に終るまでは行うことが出来ない。
み立てが完全に終るまでは行うことが出来ない。
また他の欠点としてセグメントの升21状が同一であっ
ては完全な断面を組み立てられないので各リング毎に最
後に組み込む特殊形状のセグメントを1ピースだけ用意
しておく必要がある。
ては完全な断面を組み立てられないので各リング毎に最
後に組み込む特殊形状のセグメントを1ピースだけ用意
しておく必要がある。
本考案は主に上記のような従来装置、工法の欠点を除去
して作業に連続性を持たせて施工速度を向上させると共
にすべて同一形状のセグメントによって防道を構成出来
る、きわめて経済的な施工の可能なシールド掘進機を提
供することを目的とする。
して作業に連続性を持たせて施工速度を向上させると共
にすべて同一形状のセグメントによって防道を構成出来
る、きわめて経済的な施工の可能なシールド掘進機を提
供することを目的とする。
次に実施例について説明する。
1外筒
シールド外筒1は通常の筒状体であり外筒の前端を切羽
に圧入される刃11として、また外筒後方をテールスキ
ンプレート12として構成しである。
に圧入される刃11として、また外筒後方をテールスキ
ンプレート12として構成しである。
そして外筒1の内側には円周方向に内鍔13を突設しこ
の内鍔13によって推進ジヤツキの圧力を受ける。
の内鍔13によって推進ジヤツキの圧力を受ける。
テールスキンプレート12は従来のようにセグメントを
数ブロツク収納するだけでなく後述するスパイラルリン
グも収納する必要があるから多少長く形成する。
数ブロツク収納するだけでなく後述するスパイラルリン
グも収納する必要があるから多少長く形成する。
2 スパイラルリング
スパイラルリング2は帯状鋼板を1巻き以上ねじった状
態のリングでありその外径はシールド外筒1のスキンプ
レート12の内径とほぼ等しい。
態のリングでありその外径はシールド外筒1のスキンプ
レート12の内径とほぼ等しい。
スパイラルリング2はスキンプレート12の内面に対し
て一定の角度で交差する状態の帯状鋼板によって構成さ
れる。
て一定の角度で交差する状態の帯状鋼板によって構成さ
れる。
そしてスパイラルリング2の前後の帯状鋼板を貫通して
複数本の水平の推進ジヤツキ21を設ける。
複数本の水平の推進ジヤツキ21を設ける。
各推進ジヤツキ21は長さが一定ではないが内鍔13か
ら先端に突出する場合は、その突出する長さは一定であ
る。
ら先端に突出する場合は、その突出する長さは一定であ
る。
すなわちスキンプレート12の内面に対し一定の角度で
交差するスパイラルリング2に後端を固定した推進ジヤ
ツキ21はその前端はスキンプレート内面に直交する状
態で突設した内鍔13と平行に位置している。
交差するスパイラルリング2に後端を固定した推進ジヤ
ツキ21はその前端はスキンプレート内面に直交する状
態で突設した内鍔13と平行に位置している。
従って推進ジヤツキ21の長さは取り付は位置によって
順次変化している。
順次変化している。
そして操作装置によってすべての推進ジヤツキ21のピ
ストンロッドは同速で同時に伸張しあるいは短縮する。
ストンロッドは同速で同時に伸張しあるいは短縮する。
従ってピストンロッドが伸張したときには同時に内鍔1
3を加圧することになる。
3を加圧することになる。
なおスパイラルリングの目的は推進ジヤツキの位置を保
持しかつ回転を容易にするための構造体であるから要は
同一比率で順次長さの変化したジヤツキ群の位置の保持
と移動が可能であれば他の構造体によっても同一の効果
を期待出来る。
持しかつ回転を容易にするための構造体であるから要は
同一比率で順次長さの変化したジヤツキ群の位置の保持
と移動が可能であれば他の構造体によっても同一の効果
を期待出来る。
3 スパイラルセグメント
セグメント3は従来のような同心円状のものではなくや
はりスパイラル状に形成する。
はりスパイラル状に形成する。
すなわちセグメント3の両側縁を進行方向の中心軸に対
して一定の角度で交わる状態で形成する。
して一定の角度で交わる状態で形成する。
そしてこの角度をスパイラルリング2の傾斜角と同一と
なしセグメント3の切羽側の面とスパイラルリング2が
接するよう構成する。
なしセグメント3の切羽側の面とスパイラルリング2が
接するよう構成する。
次に施工方法について説明する。
■ 推進準備
スパイラルリング2をスパイラルセグメント3に正しく
接触させる。
接触させる。
推進ジヤツキ21のピストンロッド先端は内鍔13に接
している。
している。
2推進
スパイラルセグメント3に反力を取って推進ジヤツキ2
1を同時に伸張する。
1を同時に伸張する。
内鍔13を介してシールド外筒1は前進する。
推進工程が終ったらジヤツキ21のピストンロッドを短
縮する。
縮する。
その結果ジヤツキ21のピストンロッド先端と内鍔13
とは離れる。
とは離れる。
3 スパイラルリングの回転
スパイラルリング2を人力、あるいは機械的駆動力によ
って回転する。
って回転する。
スパイラルリング2の後縁はスパイラルセグメント3に
接しているのでその位置で回転することは出来ず回転に
応じて前方に押し出される。
接しているのでその位置で回転することは出来ず回転に
応じて前方に押し出される。
回転によってスパイラルリング2及び推進ジヤツキ21
が前進しピストンロッド端が再び内鍔13に接する状態
となったらスパイラルリング2の回転を停止する。
が前進しピストンロッド端が再び内鍔13に接する状態
となったらスパイラルリング2の回転を停止する。
4 推進とセグメント組立て
スパイラルリング2が前進したらその後部とスパイラル
セグメント3の間の空間が広くなってくるから適当な時
期にその内部にスパイラルセグメント3を組み込む。
セグメント3の間の空間が広くなってくるから適当な時
期にその内部にスパイラルセグメント3を組み込む。
スパイラルセグメント3の組み込みとほとんど同じ時期
に推進ジヤツキ21を伸張してシールド外筒1の推進を
行うことが出来る。
に推進ジヤツキ21を伸張してシールド外筒1の推進を
行うことが出来る。
本考案は上記したようにセグメントをスパイラル状に形
成すると共にセグメントから反力をとる推進ジヤツキの
後端をスパイラルリングの後方に固定しやはりスパイラ
ル状に位置させたものである。
成すると共にセグメントから反力をとる推進ジヤツキの
後端をスパイラルリングの後方に固定しやはりスパイラ
ル状に位置させたものである。
従って推進ジヤツキ群は外筒とは分離しており推進ジヤ
ツキ群をスパイラルリングと共に円周方向に回わすこと
によってジヤツキ群の後端がスパイラルリングを介して
スパイラルセグメントの端面上を滑動し、その結果前進
するものである。
ツキ群をスパイラルリングと共に円周方向に回わすこと
によってジヤツキ群の後端がスパイラルリングを介して
スパイラルセグメントの端面上を滑動し、その結果前進
するものである。
そのためセグメントは最初と最後の数ピースを除いてす
べて同一形状のものを用いることが出来る。
べて同一形状のものを用いることが出来る。
また従来のように1リング分のセグメント組み立ての終
るまで推進を中止するといった長時間の待期は必要がな
く1ピース組み立て時だけ待期すればよく、すなわち作
業工程が1ピ一ス単位となり作業の連続性がきわめて高
くなり作業能率を向上させることが出来ると共に、推進
ジヤツキのストロークも短く、またスパイラルリングは
、シールド外筒の推進時には回転しないで、推進ジヤツ
キに曲げモーメントが発生することもなく、スパイラル
セグメントのピース組込み時においてもシールド外筒内
で回転するので、極めて小さなトルクで容易に回転しう
るものである。
るまで推進を中止するといった長時間の待期は必要がな
く1ピース組み立て時だけ待期すればよく、すなわち作
業工程が1ピ一ス単位となり作業の連続性がきわめて高
くなり作業能率を向上させることが出来ると共に、推進
ジヤツキのストロークも短く、またスパイラルリングは
、シールド外筒の推進時には回転しないで、推進ジヤツ
キに曲げモーメントが発生することもなく、スパイラル
セグメントのピース組込み時においてもシールド外筒内
で回転するので、極めて小さなトルクで容易に回転しう
るものである。
また従来の機体に比してシールド機長を短かく出来るの
でカーブの切れがよくなり特に小径のシールドに用いて
有効である。
でカーブの切れがよくなり特に小径のシールドに用いて
有効である。
第1図は本考案に係るシールド掘進機の一実施例の説明
図、第2図は他の実施例の側面図、第3〜6図は作動状
態の説明図である。 1・・・・・・シールド外筒、2・・・・・・スパイラ
ルリング、21・・・・・・推進ジヤツキ。
図、第2図は他の実施例の側面図、第3〜6図は作動状
態の説明図である。 1・・・・・・シールド外筒、2・・・・・・スパイラ
ルリング、21・・・・・・推進ジヤツキ。
Claims (1)
- シールド外筒1内に、該外筒内径と略同長の外径を有す
るスパイラルリング2を回転可能に内蔵すると共に、上
記外筒後端が、順次組み込まれるスパイラルセグメント
3の前記外周を常時被覆可能とし、上記スパイラルリン
グ2には、上記外筒内壁に沿って該外筒1の軸方向に保
持される複数個の推進ジヤツキ21を設け、該推進ジヤ
ツキ210基端は上記スパイラルリング2の後方側に固
定すると共に、その伸縮端は上記外筒1に保合可能とし
、上記スパイラルリング2の後端面は上記スパイラルセ
グメント3の前端面に衝合し且つ摺動可能とし、上記推
進ジヤツキ21は上記スパイラルリング2の後方側を介
して上記スパイラルセグメント3に反力を取って推進力
をシールド外筒1に伝達するよう構成したことを特徴と
するシールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980063781U JPS583916Y2 (ja) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | シ−ルド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980063781U JPS583916Y2 (ja) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | シ−ルド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55172490U JPS55172490U (ja) | 1980-12-10 |
JPS583916Y2 true JPS583916Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=29297830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980063781U Expired JPS583916Y2 (ja) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | シ−ルド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583916Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2521132B2 (ja) * | 1988-07-12 | 1996-07-31 | 株式会社熊谷組 | 覆工用セグメント |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031374A (ja) * | 1973-07-25 | 1975-03-27 |
-
1980
- 1980-05-12 JP JP1980063781U patent/JPS583916Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031374A (ja) * | 1973-07-25 | 1975-03-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55172490U (ja) | 1980-12-10 |
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