JP2520997Y2 - 移動農機のエンジンコントロール装置 - Google Patents

移動農機のエンジンコントロール装置

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JP2520997Y2
JP2520997Y2 JP1805890U JP1805890U JP2520997Y2 JP 2520997 Y2 JP2520997 Y2 JP 2520997Y2 JP 1805890 U JP1805890 U JP 1805890U JP 1805890 U JP1805890 U JP 1805890U JP 2520997 Y2 JP2520997 Y2 JP 2520997Y2
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JP
Japan
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working machine
engine
machine
mobile agricultural
working
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JP1805890U
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晃巳 森田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、作業機を走行車にリンクを介して昇降可能
に装着し、上記作業機側に作業機専用エンジンを設けた
軽作業用の移動農機のエンジンコントロール装置に関す
る。
(ロ)従来技術 乗用田植機等の軽作業用移動農機、又はトラクタ等の
移動農機において、作業機を走行車にリンクを介して昇
降可能に装着して作業中は、作業機を下降させ、枕地等
で機体を回行させるとき、作業機を上昇させるようにし
たのもは既に知られており、トラクタにおいては本機の
エンジンにより作業機を駆動していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 既知の移動農機中、トラクタは走行しながら作業機を
駆動するものであるので大馬力のエンジンを本機に搭載
しているので、作業機の駆動に支承はないが、軽作業用
の移動農機は、高価であるにも拘らず、特定のシーズン
のみに使用し、他の期間は格納して使用することがな
く、これをシーズンオフに他の作業機、例えば耕耘装
置、パワーディスク又は駆動式ハロー等、比較的大きな
動力を要する作業機を装着すると、本機のエンジンによ
っては作業機を駆動することができなかった。
そこで、前述の問題点を解決すべく作業機側に作業機
専用エンジンを装備したところ、作業機専用エンジン
が、機体回行時のような非作業機も作業機専用エンジン
が高速回転して燃料が無駄になるとともに上昇した状態
で高速回転しているので、操縦車に対する騒音が著しく
大きくなると共に作業機の振動が激しくなった。
このような問題点を解消すべく、運転部に操作レバー
を設けるとコスト高になるとともに調整操作が煩しかっ
た。
(ニ)問題点を解決するための手段 作業機を走行車1に昇降リンク機構を介して昇降可能
に装着した移動農機において、前記作業機を駆動する作
業機専用エンジン9を設け、該作業機専用エンジン9の
スロットル調整部と前記昇降リンク機構とを連動連結
し、該昇降リンク機構の上昇により作業機が上昇すると
該上昇量に応じて作業機専用エンジン9が無段階に低速
制御され、下降すると下降量に応じて無段階に高速制御
される機構とすることにより前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 移動農機の走行車の後部に耕耘装置、パワーディスク
等の比較的大動力を要する作業機を装着し、作業機を下
降させて作業を行なっている時、作業機専用エンジンは
高速回転しているので、上記作業機を作業機専用エンジ
ンの動力、又はその助成により駆動して所期の作業を行
なうことができる。
また、枕地等で機体を回行させるべく作業機をリンク
を介して上昇させると、検出機構がそれを感知し、その
検出結果により作業機専用エンジンの回転数が低下す
る。
更に、機体回行を終って作業機を下降させると、作業
機専用エンジンが高速回転して作業機を高速駆動する。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、走行車
1は前部に本体エンジン1aを搭載した乗用田植機の本体
であって、植付時期には、その後部にはトップリンク2
と左右一対のロアリンク3,3とにより植付装置を連結
し、走行車の後部から突出したPTO軸により中間軸を介
して植付装置を駆動するようになっているところ、植付
シーズン以外の時期には、各種の他の作業機を装着す
る。
そして、作業機が耕耘装置5等が大動力を要するもの
である場合、トップリンク2及びロワリンク3,3の後部
に連結した前部ヒッチ6と耕耘装置5の前部の後部ヒッ
チ7とにエンジン架台8を複数本のピンで着脱可能に取
付けると共に、該架台8上には作業機専用エンジン9を
搭載してある。
走行車1の座席10の側部に油圧操作レバー11を設け、
この油圧操作レバー11を操作して油圧シリンダ12を伸縮
することにより、作業機専用エンジン9及び耕耘装置5
を昇降させることができる。
作業機専用エンジン9の動力は、その動力取出軸から
プーリー13,ベルト15によって耕耘装置5の入力軸16を
直接駆動するか、又は伝動軸とジョイントを介して駆動
する。
作業機専用エンジン9の回転速度は、クランクケース
横のスロットルアーム17の回動により変化する。作業機
専用エンジン9の回転速度を制御するために、ボーデン
ワイヤのアウタワイヤ18を走行車1の後部に突設したア
ーム20と作業機専用エンジン9のクランクケースに設け
られたブラケット(図示せず)に固定し、インナワイヤ
21の一端を作業機専用エンジン9のスロットルアーム17
に、他端をスプリング23を介してトップリンク2に止着
している。
作業を行なう時は、走行車1側の油圧操作レバー11を
操作して油圧シリンダ12を縮めると、トップリンク2の
下降に伴ってインナワイヤ21が引かれ、スロットルアー
ム17を回動させて作業機専用エンジン9の回転速度は低
速から高速になり、耕耘装置5の耕耘爪14が土中に入る
手前(第2図のB位置)では全開となり、作業機専用エ
ンジン9の全出力を発揮することが出来る。
一行程の作業が終って機体を回行させるべく、油圧操
作レバー11を上げ側へ操作して作業機が土中から離れる
と、トップリンク2の上昇に伴ってインナワイヤ21が弛
緩してスロットルアーム17が復帰し、エンジン回転速度
は前記B位置から順次低下してC位置でアイドリングの
状態となる。
(ト)考案の効果 以上のように構成される本願考案は、小出力の移動農
機を利用しながら耕耘装置5、パワーディスク等の大き
な動力を必要とする作業機を作業機専用エンジンにより
駆動して特定の時期のみならず適宜所望の時期には各種
の作業を行なうことができ、小出力の移動農機の利用範
囲を拡大することができる。
また、作業中、機体回行時等に作業機を昇降リンク機
構により上昇させると、それに連動して作業機専用エン
ジン9を停止させることなくその回転数が上昇量に応じ
て無段階に低下することとなり、それにより燃料費を節
減することができると共に、作業機専用エンジン及び作
業機が高く上昇した状態で大きな騒音を発生したり、激
しく振動するのを防止することができ、作業機を下降さ
せると既に作動中の作業機専用エンジンが自動的に且つ
下降量に応じて無段階的に高速回転に復帰するので、エ
ンジンの起動停止を伴うことなく円滑なエンジンコント
ロールが可能となり、格別の操作を行なわなくとも作業
能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本体に作業機を装着した側面図、第2図は作業
機昇降側面図、第3図はエンジンの出力図である。 図中、1は走行車,1aはエンジン,2はトップリンク,3は
ロアリンク,6は前部ヒッチ,7は後部ヒッチ,9は作業機専
用エンジン,10は座席,12は油圧シリンダ,13はプーリ
ー、17はスロットルアームである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機を走行車(1)に昇降リンク機構を
    介して昇降可能に装着した移動農機において、前記作業
    機を駆動する作業機専用エンジン(9)を設け、該作業
    機専用エンジン(9)のスロットル調整部と前記昇降リ
    ンク機構とを連動連結し、該昇降リンク機構の上昇によ
    り作業機が上昇すると該上昇量に応じて作業機専用エン
    ジン(9)が無段階に低速制御され、下降すると下降量
    に応じて無段階に高速制御される機構としたことを特徴
    とする移動農機のエンジンコントロール装置。
JP1805890U 1990-02-24 1990-02-24 移動農機のエンジンコントロール装置 Expired - Lifetime JP2520997Y2 (ja)

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JPH03108310U JPH03108310U (ja) 1991-11-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161067A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2011200167A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Iseki & Co Ltd 乗用型作業車両

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JP2012239395A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Yanmar Co Ltd 草刈装置

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