JPH08187011A - 移動農機 - Google Patents

移動農機

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JPH08187011A
JPH08187011A JP1984695A JP1984695A JPH08187011A JP H08187011 A JPH08187011 A JP H08187011A JP 1984695 A JP1984695 A JP 1984695A JP 1984695 A JP1984695 A JP 1984695A JP H08187011 A JPH08187011 A JP H08187011A
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Takaaki Sudo
藤 孝 明 須
Osamu Nakagawa
川 治 中
Takuji Mega
鹿 卓 司 妻
Akihiko Kitabayashi
林 明 彦 北
Akihiko Maezawa
沢 明 彦 前
Shinkichi Fujisawa
沢 新 吉 藤
Masahiko Miyamoto
本 雅 彦 宮
Kimihiro Koshi
公 浩 輿
Hideki Kamiyama
山 英 機 神
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Yanmar Co Ltd
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IHI Shibaura Machinery Corp
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 高速耕耘スイッチ(78)をオンにして高
速走行で耕耘作業を行うときは速度感応操向動作により
走行進路の修正が行われ、高速耕耘スイッチ(78)を
オフにして高速走行での耕耘作業を中止することによ
り、速度感応動作も自動的に中止される。 [構成] 走行車(1)の操向動作速度を車速に比例
して変化させる速度感応操向動作を行わせる移動農機に
おいて、高速走行により耕耘作業を行う高速耕耘スイッ
チ(78)を設け、該スイッチ(78)がオンのときに
速度感応操向動作とし、前記スイッチ(78)がオフの
ときに速度感応動作を中止させるコントローラ(85)
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耕耘作業を行う耕耘ロー
タリ作業機またはプラウなどをトラクタによって牽引す
る移動農機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの後側に耕耘ロータリ作
業機またはプラウなどを昇降自在に装設し、このロータ
リ作業機などによって耕耘作業を行うが、耕耘作業時の
トラクタ走行速度を速くしてできるだけ早く作業を終了
することが望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、走行
速度を早くすることにより耕耘作業能率を向上させるこ
とができるが、圃場の枕地でトラクタを方向転換すると
き、操向ハンドル及びブレーキペダルの各操作並びにロ
ータリ作業機上昇操作に加えて走行速度を減速させるア
クセルレバーまたは変速レバー操作を行う必要があると
共に、走行速度が早くなると操向動作を遅くする速度感
応操向動作を行わせて耕耘作業を行う場合、圃場枕地で
方向転換させるときに速度感応操向動作を中止させるこ
とにより、早い操向動作で旋回させることができる。し
かし乍ら、前記各操作を作業者が行って走行速度を減速
させかつ方向転換させ、かつ速度感応操向動作を中止さ
せる操作を行うことにより、操作が煩雑になり易い。ま
た方向転換のための走行速度の減速タイミングまたは耕
耘作業中止タイミング及び再開タイミングが早くなった
り遅れたりして枕地幅が不均一に形成され易い。一般に
トラクタの1往復で耕耘が行える大きさ以下の枕地幅が
好ましいが、走行速度を必要以上に早く減速した場合、
方向転換に必要な幅以上に枕地幅が大きく形成された
り、枕地に到達するまでの時間が長くなって作業能率が
低下する不具合が生じると共に、走行速度を減速するタ
イミングが遅れた場合、方向転換に必要な幅以上に圃場
の端部にトラクタが接近し、前進走行だけで方向転換を
行えなくなり、前進と後進の切換による面倒な方向転換
を行う必要がある。このように、耕耘作業時の走行速度
を高速にすることにより、圃場枕地でのトラクタの方向
転換操作が容易に行えなくなる等の問題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、走行
車の操向動作速度を車速に比例して変化させる速度感応
操向動作を行わせる移動農機において、高速走行により
耕耘作業を行う高速耕耘スイッチを設け、該スイッチが
オンのときに速度感応操向動作とし、前記スイッチがオ
フのときに速度感応動作を中止させるコントローラを設
けたもので、高速耕耘スイッチをオンにして高速走行で
耕耘作業を行うときは速度感応操向動作により走行進路
の修正が行われ、高速耕耘スイッチをオフにして高速走
行での耕耘作業を中止することにより、速度感応動作も
自動的に中止されるから、エンジン低回転で低速走行を
行っても操向駆動力を所定以上に容易に維持し得ると共
に、速度感応操向動作を入切する操作を省けて取扱い操
作の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0005】また、走行車の操向動作速度を車速に比例
して変化させる速度感応操向動作を行わせる移動農機に
おいて、対地作業機が耕耘作業状態のときに速度感応操
向動作とし、対地作業機が非耕耘作業状態のときに速度
感応操向動作を中止させるコントローラを設けたもの
で、往復走行による耕耘作業時に速度感応操向動作によ
り直進性向上などを容易に図り得、また圃場枕地で方向
転換を行うときに速度感応操向動作が自動的に中断され
るから、エンジン回転低下による操向駆動力低下を防止
し得、旋回走行力の維持並びに運転操作性の向上などを
容易に図り得るものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は耕耘制御回路図、図2は全体の側面図、図
3は同平面図、図4は耕耘ロータリ作業機部の側面図で
ある。図中(1)は走行車であるトラクタであり、エン
ジン(2)を内設させるボンネット(3)両側に左右の
前走行輪(4)(4)を装設させ、前記ボンネット
(3)後部に操向ハンドル(5)を設け、該ハンドル
(5)後方に運転席(6)を設置させ、運転席(6)両
側外方に左右の後走行輪(7)(7)を装設させると共
に、運転席(6)前側のステップ(8)に左右ブレーキ
ペダル(9)(9)及びクラッチペダル(10)を配設
させ、作業者が運転席(6)に座乗して走行移動するよ
うに構成している。
【0007】また、前記走行輪(4)(7)を駆動する
ミッションケース(11)にロワリンク(12)及びト
ップリンク(13)を介して耕耘ロータリ作業機(1
4)を取付け、該作業機(14)をトラクタ(1)後側
に昇降自在に装設させるもので、走行主変速レバー(1
5)と、前記作業機(14)を手動操作で昇降させるポ
ジションコントロールレバー(16)と、前記作業機
(14)を非作業上昇位置及び耕耘作業下降位置にワン
タッチ動作で昇降させる昇降スイッチ(17)を、運転
席(6)の右側に配置させると共に、走行副変速レバー
(18)と、前記作業機(14)への出力を変更させる
PTO変速レバー(19)を、運転席(6)の左側に配
置させる。
【0008】さらに、図4乃至図7に示す如く、前記作
業機(14)の中央にギアボックス(20)を配置し、
トラクタ(1)のPTO軸(21)から動力を伝えると
共に、前記ギアボックス(20)側面より両側方にビー
ム(22)を突出し、該ビーム(22)のそれぞれの中
途部に支持プレート(23)を固設し、該支持プレート
(23)の前端にはロワリンク(12)を連結させ、支
持プレート(23)後端にはデプスフレーム(24)の
前端を枢支し、該デプスフレーム(24)後端側に左右
尾輪(25)(25)を設けている。
【0009】前記ビーム(22)の外側端にチェーンケ
ース(26)上部とサイドサポート(27)上部が固設
され、該チェーンケース(26)下部とサイドサポート
(27)下部の間に耕耘爪軸(28)が横架され、該耕
耘爪軸(28)上にナタ爪よりなる多数のロータリ爪
(29)…が側面視で放射状に植設されると共に、該ロ
ータリ爪(29)の回転軌跡上方がロータリカバー(3
0)によって覆われ、両側はサイドカバー(31)によ
って覆われている。そして、該耕耘爪軸(28)はギア
ボックス(20)内のギア、ビーム(22)内の伝動
軸、チェーンケース(26)内のスプロケット及びチェ
ーンを介して駆動され、ロータリ爪(29)…が回転さ
れることによって耕耘ができると共に、ハンドル(3
2)の回転操作によって耕耘爪軸(28)軸芯を中心に
ロータリカバー(30)を前後に回転させることができ
るようにしている。
【0010】そして、前記ビーム(22)に固定するプ
レート(33)を前方に突設させ、該プレート(33)
前端に支持杆(34)が横架され、該支持杆(34)に
取付プレート(35)が固定され、該取付プレート(3
5)に切断刃(36)の上部が固定されている。なお、
切断刃(36)を左右幅方向でロワーリンク(12)よ
り機外側方に4本装着すると共に、切断刃(36)の中
間部は後方に湾曲させ、前後に傾斜させる切断刃(3
6)の直線形下部を前記ロータリ爪(29)の回転軌跡
の前部内に後傾形に臨ませている。つまり、側面視にお
いて切断刃(36)の下部がロータリ爪(29)の回転
軌跡の前部でオーバーラップするように配置させると共
に、切断刃(36)とこれに隣り合うロータリ爪(2
9)の左右方向間隔は狭くして残耕ができないようにし
ている。但し、外側2本の切断刃(36)(36)はロ
ータリ爪(29)と偏心爪(37)の間に設ける。ま
た、切断刃(36)の後面とロータリカバー(30)の
間には仕切板(38)が配設されている。即ち、該仕切
板(38)は切断刃(36)の背面に固設されており、
仕切板(38)をロータリカバー(30)に接近させ
て、藁や雑草等が入り込み絡み付かないようにしてい
る。また、仕切板(38)は三角形状に構成されて、上
部の辺はロータリカバー(30)の内側の形状に合わ
せ、前部の辺は切断刃(36)の後面の形状に合わせて
密着して固定できるようにし、後部の辺は円弧状として
藁等を下方へ導く形状としている。そして、仕切板(3
8)の幅(板厚)は切断刃(36)の幅より狭くして、
藁や雑草等が絡みつかないようにしている。
【0011】さらに、ロータリ爪(29)上側のロータ
リカバー(30)後端に第1支点軸(39)を介して鋼
板製第1リヤカバー(40)を上下方向に揺動自在に連
結させ、第1リヤカバー(40)後端にゴム製第2リヤ
カバー(41)前端を固定させ、下方に均し空間(4
2)を形成する第2リヤカバー(41)後端に鋼板製第
3リヤカバー(43)前端を固定させると共に、第1リ
ヤカバー(40)後端部の第2支点軸(44)と第3リ
ヤカバー(43)前端部の第3支点軸(45)を左右一
対のリンク(46)(46)によって連結させ、第3支
点軸(45)と略同軸上に第4支点軸(47)を設け、
第4支点軸(47)に第1吊下ロッド(48)下端を連
結させ、第3リヤカバー(43)後端部の第5支点軸
(49)に左右一対の第2吊下ロッド(50)下端を連
結させ、第1リヤカバー(40)の支持体(51)に第
1及び第2吊下ロッド(48)(50)上端側を昇降自
在に取付け、各吊下ロッド(48)(50)と第3リヤ
カバー(43)によって側面視三角形を形成させ、また
第2及び第3及び第5支点軸(44)(45)(49)
を結ぶ線によって側面視三角形を形成させたもので、第
2支点軸(44)または第3支点軸(45)を中心に第
3リヤカバー(43)を上方移動させ、第2支点軸(4
4)及び支持体(51)の吊下ロッド(48)(50)
連結部を支点とした前記カバー(43)及び各ロッド
(48)(50)の両てこ機構の動作により各ロッド
(48)(50)の下方突張りによって前方移動が規制
される第3リヤカバー(43)を後上方に移動させ、第
3リヤカバー(43)両側部が平面視で前後移動するフ
ローティング動作を行わせる。また、第5支点軸(4
9)と第1リヤカバー(40)の支持体(51)間に左
右一対のガスダンパ(52)を連結させたもので、全ス
トローク略一定のバネ定数が得られかつストロークも大
きく形成できるガスダンパ(52)によって第3リヤカ
バー(43)を支持させ、トラクタ(1)が左右に傾い
ても第3リヤカバー(43)の左右均等な加圧によって
耕耘面を均すことができるように構成している。
【0012】また、前記吊下ロッド(48)(50)上
端側を支持体(51)…の軸受体(53)…に遊嵌挿入
させ、軸受体(53)…の上面側に当接するピン(5
4)…を前記ロッド(48)(50)に植設させ、前記
ロッド(48)(50)の下方抜出しを防ぎ、第3リヤ
カバー(43)の前方移動を制限すると共に、スプリン
グ(55)(55)を巻装させた左右一対のロッド(5
6)(56)下端を第1リヤカバー(40)上面に連結
させ、前記ロッド(56)上端側をロータリカバー(3
0)の支持体(57)に摺動自在に取付け、第1リヤカ
バー(40)をスプリング(55)によって下方に弾圧
するように構成している。
【0013】また、前記第3リヤカバー(43)上面に
レーキ支持体(58)を着脱自在に固定させ、該支持体
(58)に固定させるレーキ(59)を第3リヤカバー
(43)後方に延出させると共に、図6に示す如く、第
2吊下ロッド(50)上端側を取付ける支持体(51)
の軸(60)に前記ガスダンパ(52)上端を連結さ
せ、第2吊下ロッド(50)とガスダンパ(52)を可
及的に接近させて略平行に設けると共に、前記デプスフ
レーム(24)後端に支持フレーム(61)を介して左
右一対の尾輪(25)(25)を取付け、左右尾輪(2
5)(25)間に前記レーキ(59)を配設させるもの
で、枕地方向転換時に畦などにレーキ(59)が衝突す
るのを前記尾輪(25)によって防止すると共に、路上
走行または上方に持上げての保守作業などにおいてレー
キ(59)左右外側のバンパとして尾輪(25)を兼用
させるように構成している。
【0014】さらに、ロータリ爪(29)の回転軌跡上
端と略同じ高さまたはそれ以上に高い位置に第1支点軸
(39)を取付け、耕耘作業時に第1支点軸(39)を
中心にリヤカバー(40)(41)(43)が上昇する
ことにより、ロータリ爪(29)の回転軌跡後方でリヤ
カバー(40)(41)(43)下方に大きな面積の均
し空間(42)が形成され、リヤカバー(40)(4
1)(43)によって前方に押す土がロータリ爪(2
9)の土跳ね上げ部に至るのを防止し、高速走行での耕
耘作業によるロータリ爪(29)の耕耘負荷増加を防止
するもので、耕耘作業時、ロータリ爪(29)が地上に
抜出する地点(A)を中心とする半径の円弧線上に、リ
ヤカバー(40)(41)(43)が耕土によって持上
げられて配置され、ロータリ爪(29)の回転軌跡の面
積の約50パーセント以上の大きさの均し空間(42)
をロータリ爪(29)回転軌跡後側とリヤカバー(4
0)(41)(43)の間に形成させ、細かい土塊また
は軽い土塊など小形物がロータリ爪(29)によってロ
ータリカバー(40)(41)下面の高位置に飛散さ
れ、大きい土塊または重い土塊または切り株(稲株)な
ど大形物がロータリ爪(29)によって低い位置に飛散
され、ロータリ爪(29)の飛散による比重分離作用に
よって小形物が上層となり、また大形物が下層となり、
上層の小形物がリヤカバー(41)(43)によって均
平にされ、後方のレーキ(59)によって大形物がさら
に下方に押下げられる。従って、大形物によって培土内
部の通気性及び通水性が良好に保たれると共に、播種ま
たは苗移植に適した状態に培土表層部が小形物によって
形成される。
【0015】さらに、前記耕耘爪軸(28)を中心に同
一円周上に90度の間隔で4本のロータリ爪(29)…
を取付け、各ロータリ爪(29)先端側を交互に左右方
向に向けて湾曲させ、耕耘爪軸(28)の直交平面上で
4本1列のロータリ爪(29)…を耕耘爪軸(28)軸
芯線方向に複数列設けるもので、左右方向で対向させる
ロータリ爪(29)(29)の先端軌跡間に間隙を設
け、ロータリ爪(29)の左右側方湾曲幅を先端軌跡間
隙の約2倍の大きさとし、左右方向のロータリ爪(2
9)(29)基端間隔が先端軌跡間隙の約5倍の大きさ
になるようにロータリ爪(29)を形成している。ま
た、前記ロータリ爪(29)は土を切取った後に掬取る
形状に湾曲させ、ロータリ爪(29)の先端湾曲部の水
平分力により土を横方向に押移動させる力並びにロータ
リ爪(29)の弾力変形の横方向の反撥力により掬取り
土を耕耘爪軸(28)軸芯と略平行な横方向に押出し、
左右ロータリ爪(29)(29)先端軌跡間隙の残耕と
なる部位の土を破砕させ、残耕が形成されるのを防ぐ構
造としたもので、従来のロータリ爪取付け本数の約70
パーセントの本数のロータリ爪(29)…を取付け、ロ
ータリ爪(29)の回転速度を従来の回転速度(1分間
に約200〜400回転)と略同一とし、トラクタ
(1)の走行速度を従来の走行速度(1秒間に約0.5
メートル)の約2倍とし、従来に比べて耕耘負荷を増大
させることなく、作業能率を約2倍にして耕耘作業を行
えるように構成している。また、前記ロータリ爪(2
9)の土中突入地点に対し側面視で重複する位置で前記
切断刃(36)を土中に突入させ、切断刃(36)の土
中突入部を後方傾斜支持させ、かつ切断刃(36)の左
右両面を幅を有する偏平面で形成し、牽引により切断刃
(36)が土中に進入する下向きの力と、切開される土
が復元力によって切断刃(36)側面に圧接する力が、
切断刃(36)の抜出し抵抗力として発生し、ロータリ
爪(29)の土中突入抵抗の反力と略等しいか若干大き
い切断刃(36)の抜出し抵抗力により、土中突入抵抗
の反力によって耕耘ロータリ作業機(14)全体が上方
に持上げられるのを防ぎ、ロータリ爪(29)が土中突
入によって発生する衝撃を緩和させるように構成してい
る。なお、耕耘爪軸(28)後方側では、リヤカバー
(40)(41)(43)の均平力の反力(持上げ力)
に対向してロータリ爪(29)抜出し力の反力が発生
し、各反力の均衡によって耕耘姿勢を安定させる。
【0016】さらに、図8に示す如く、前走行輪(4)
を装設させるフロントアクスルケース(62)に油圧ス
テアリングシリンダ(63)を設け、前走行輪(4)を
方向転換させるタイロッド(64)を前記シリンダ(6
3)のピストン(65)に連結させ、ハンドル(5)回
転操作によってシリンダ(63)を作動させて前走行輪
(4)を方向転換させるパワステアリング構造を構成す
ると共に、前走行輪(4)の車軸(66)上にセンサ輪
(67)を設け、該センサ輪(67)にピックアップ型
車体速度センサ(68)を対向配設させ、前走行輪
(4)の回転を前記センサ(68)によって検知して走
行速度を計測するように構成している。
【0017】さらに、図9に示す如く、操向ハンドル
(5)の正逆回転操作によって切換える油圧操向バルブ
(69)を設け、エンジン(2)によって駆動する油圧
ポンプ(70)に操向バルブ(69)を介して複動型の
ステアリングシリンダ(63)を油圧接続させ、操向ハ
ンドル(5)の回転量に比例させてステアリングシリン
ダ(63)を作動させると共に、操向バルブ(69)か
らステアリングシリンダ(63)に供給する作動油を油
タンク(71)に戻す操向速度制御弁(72)を設け、
またパルス幅変調制御(PWM)用速度感応操向ソレノ
イド(73)を有する比例電磁油圧切換弁で形成する高
速応答電磁弁(74)を備え、フローコントロールバル
ブ(75)の絞り弁(76)を操向速度制御弁(72)
のパイロットポート(77)に高速応答電磁弁(74)
を介して接続させ、油圧ポンプ(70)の作動油をパイ
ロットポート(77)に電磁弁(74)を介して供給し
て操向速度制御弁(72)を作動させるもので、操向バ
ルブ(69)を切換えてステアリングシリンダ(63)
によって前走行輪(4)を方向転換させる場合、車体速
度センサ(68)の検出結果に基づくパルス幅変調制御
(PWM)によってソレノイド(73)を作動させるこ
とにより、電磁弁(74)によって適宜油圧に調整され
たパイロット圧が操向速度制御弁(72)に作用し、該
制御弁(72)の絞り度合いが任意に変化し、前記制御
弁(72)の絞り度合いに応じて作動速度が調節された
ステアリングシリンダ(63)によって前走行輪(4)
が方向転換する速度感応操向動作が行われるように構成
している。
【0018】さらに、図1に示す如く、エンジン(2)
を高回転維持して高速耕耘作業を行わせる高速耕耘スイ
ッチ(78)と、ロータリ作業機(14)の非耕耘作業
位置上昇によってエンジン(2)回転を下げる枕地旋回
スイッチ(79)と、昇降スイッチ(17)と、エンジ
ン(2)の回転数を増減させる電子ガバナの調速モータ
(80)を作動させるエンジン出力回路(81)と、ロ
ワーリンク(12)を介してロータリ作業機(14)を
昇降させる油圧昇降シリンダ(82)を制御するための
電磁油圧昇降バルブ(83)を作動させる昇降回路(8
4)を、マイクロコンピュータで構成する耕耘コントロ
ーラ(85)に接続させる。また、昇降シリンダ(8
2)によって昇降させるロータリ作業機(14)の支持
高さ(耕耘作業位置乃至非耕耘作業位置)を検出するポ
テンショメータ型リフトアームセンサ(86)を、前記
耕耘コントローラ(85)に接続させるもので、ロータ
リ作業機(14)の上昇によってエンジン(2)回転を
下げ、かつ下降によってエンジン(2)回転を上げる動
作を自動的に行わせるように構成している。
【0019】また、前記車体速度センサ(68)と、前
記速度感応操向ソレノイド(73)を、前記耕耘コント
ローラ(85)に接続させるもので、走行車であるトラ
クタ(1)の操向動作速度を車速に比例して変化させる
速度感応操向動作を行わせる移動農機において、高速走
行により耕耘作業を行う高速耕耘スイッチ(78)を設
け、該スイッチ(78)がオンのときに車体速度センサ
(68)に基づき速度感応操向ソレノイド(73)を自
動制御する速度感応操向動作とし、前記スイッチ(7
8)がオフのときに速度感応動作を中止させ、高速耕耘
スイッチ(78)をオンにして高速走行で耕耘作業を行
うときは速度感応操向動作により走行進路の修正が行わ
れ、高速耕耘スイッチ(78)をオフにして高速走行で
の耕耘作業を中止することにより、速度感応動作も自動
的に中止されるように構成すると共に、対地作業機であ
るロータリ作業機(14)が耕耘作業状態のときに速度
感応操向動作とし、対地作業機(14)が非耕耘作業状
態のときに速度感応操向動作を中止させ、往復走行によ
る耕耘作業時に速度感応操向動作により直進性を向上さ
せ、かつ圃場枕地で方向転換を行うときに速度感応操向
動作が自動的に中断され、エンジン(2)回転低下によ
る操向駆動力低下を防ぐように構成している。
【0020】本実施例は上記の如く構成するもので、図
10のフローチャートに示す如く、高速耕耘スイッチ
(78)をオンにして高速耕耘作業を指令すると、エン
ジン(2)最高回転で高速走行(1秒間に約1.0メー
トル)により高速耕耘が行われると共に、トラクタ
(1)が圃場枕地に到達して昇降スイッチ(17)によ
りロータリ作業機(14)上昇操作を行うと、昇降バル
ブ(83)制御によって昇降シリンダ(82)が作業機
上昇動作を行い、ロータリ作業機(14)を非耕耘作業
位置に上昇させ、枕地旋回スイッチ(79)がオンの状
態で、リフトアームセンサ(86)入力によりロータリ
作業機(14)の非耕耘作業位置が確認されることによ
り、調速モータ(80)減速制御によりエンジン(2)
回転数下げ動作が行われ、エンジン(2)回転数を約3
0パーセント低下させ、枕地旋回に適した走行速度に減
速させる。
【0021】このとき、運転席(6)の作業者が操向ハ
ンドル(5)を左または右旋回操作して前走行輪(4)
を操舵し、左回りまたは右回り旋回によってトラクタ
(1)を方向転換させ、次工程作業位置にトラクタ
(1)を移動させるもので、前記エンジン(2)回転数
下げ動作が行われると、車体速度センサ(68)の走行
速度検出結果に基づく速度感応操向ソレノイド(73)
制御による車速と比例した制御速度でステアリングシリ
ンダ(63)を作動させる速度感応操向動作を自動的に
中止させ、車速に関係なくステアリングシリンダ(6
3)動作速度を略一定に保つ。
【0022】また、次工程耕耘作業の開始により、昇降
スイッチ(17)によるロータリ作業機(14)下降操
作が確認されると、昇降バルブ(83)制御によって昇
降シリンダ(82)が作業機下降動作を行い、ロータリ
作業機(14)を耕耘作業位置に下降させると共に、調
速モータ(80)増速制御によりエンジン(2)回転数
上げ動作が行われ、エンジン(2)回転数を元の最高回
転に戻し、次工程での高速耕耘が開始されるもので、前
記エンジン(2)回転数上げ動作が行われると、車体速
度センサ(68)の走行速度検出結果に基づく速度感応
操向ソレノイド(73)制御による車速と比例した制御
速度でステアリングシリンダ(63)を作動させる速度
感応操向動作が自動的に開始され、車速が早い程ステア
リングシリンダ(63)動作速度を遅くする。
【0023】さらに、高速耕耘スイッチ(78)がオン
のときでロータリ作業機(14)上昇操作が行われてい
ないとき、即ち高速耕耘作業が行われているとき、車体
速度センサ(68)入力により走行速度を判断し、走行
速度が所定以上で高速走行(1秒間に約1.0メート
ル)が行われているとき、車速が早い程ステアリングシ
リンダ(63)動作速度を遅くする速度感応操向動作が
自動的に行われるもので、車体速度センサ(68)の走
行速度検出結果に基づき速度感応操向ソレノイド(7
3)が自動制御される。
【0024】さらに、前記高速耕耘スイッチ(78)が
オフのとき、または高速耕耘スイッチ(78)がオンで
ロータリ作業機(14)が下降している状態で走行速度
が所定以下のとき、車体速度センサ(68)の走行速度
検出結果に基づく速度感応操向ソレノイド(73)制御
による車速と比例した制御速度でステアリングシリンダ
(63)を作動させる速度感応操向動作を自動的に中止
させ、車速に関係なくステアリングシリンダ(63)動
作速度を略一定に保つもので、前記スイッチ(78)が
オンのとき、走行速度が所定以上のときに比べ、早い動
作速度でステアリングシリンダ(63)を作動させる。
【0025】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行車(1)の操向動作速度を車速に比例して変化
させる速度感応操向動作を行わせる移動農機において、
高速走行により耕耘作業を行う高速耕耘スイッチ(7
8)を設け、該スイッチ(78)がオンのときに速度感
応操向動作とし、前記スイッチ(78)がオフのときに
速度感応動作を中止させるコントローラ(85)を設け
たもので、高速耕耘スイッチ(78)をオンにして高速
走行で耕耘作業を行うときは速度感応操向動作により走
行進路の修正が行われ、高速耕耘スイッチ(78)をオ
フにして高速走行での耕耘作業を中止することにより、
速度感応動作も自動的に中止されるから、エンジン
(2)低回転で低速走行を行っても操向駆動力を所定以
上に容易に維持できると共に、速度感応操向動作を入切
する操作を省けて取扱い操作の簡略化などを容易に図る
ことができるものである。
【0026】また、走行車(1)の操向動作速度を車速
に比例して変化させる速度感応操向動作を行わせる移動
農機において、対地作業機(14)が耕耘作業状態のと
きに速度感応操向動作とし、対地作業機(14)が非耕
耘作業状態のときに速度感応操向動作を中止させるコン
トローラ(85)を設けたもので、往復走行による耕耘
作業時に速度感応操向動作により直進性向上などを容易
に図ることができ、また圃場枕地で方向転換を行うとき
に速度感応操向動作が自動的に中断されるから、エンジ
ン(2)回転低下による操向駆動力低下を防止でき、旋
回走行力の維持並びに運転操作性の向上などを容易に図
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】耕耘ロータリ作業機の側面図。
【図5】ロータリ爪部の側面図。
【図6】リヤカバーの平面図。
【図7】ロータリ爪部の背面図。
【図8】ステアリングシリンダ部の平面図。
【図9】操向油圧回路図。
【図10】耕耘制御フローチャート。
【符号の説明】
(1) トラクタ(走行車) (14) 耕耘ロータリ作業機(対地作業機) (78) 高速耕耘スイッチ (85) コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 川 治 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 妻 鹿 卓 司 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 北 林 明 彦 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 前 沢 明 彦 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 藤 沢 新 吉 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 宮 本 雅 彦 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 輿 公 浩 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 神 山 英 機 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマーディ ーゼル株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車の操向動作速度を車速に比例して
    変化させる速度感応操向動作を行わせる移動農機におい
    て、高速走行により耕耘作業を行う高速耕耘スイッチを
    設け、該スイッチがオンのときに速度感応操向動作と
    し、前記スイッチがオフのときに速度感応動作を中止さ
    せるコントローラを設けたことを特徴とする移動農機。
  2. 【請求項2】 走行車の操向動作速度を車速に比例して
    変化させる速度感応操向動作を行わせる移動農機におい
    て、対地作業機が耕耘作業状態のときに速度感応操向動
    作とし、対地作業機が非耕耘作業状態のときに速度感応
    操向動作を中止させるコントローラを設けたことを特徴
    とする移動農機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186309A (ja) * 2000-12-19 2002-07-02 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農業用作業車
JP2008072936A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機

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JP2002186309A (ja) * 2000-12-19 2002-07-02 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農業用作業車
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