JP2520982B2 - 表示装置 - Google Patents
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- JP2520982B2 JP2520982B2 JP2301042A JP30104290A JP2520982B2 JP 2520982 B2 JP2520982 B2 JP 2520982B2 JP 2301042 A JP2301042 A JP 2301042A JP 30104290 A JP30104290 A JP 30104290A JP 2520982 B2 JP2520982 B2 JP 2520982B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、前面に窓を開口したケースの両側に設けた
サイドケースの内方に取り付けたガイド板にガイド溝を
設け、そのガイド溝は、前面に沿って上下に延びる前方
溝と、後面に沿って上下に延びる後方溝と、前方溝の上
端と後方溝の上端とを連続する反転溝と、後方溝の下端
に連続し前下方に傾斜した下部待機溝と、下部待機溝に
連続して前上方に傾斜し前方溝の下端に連続する下部移
動溝と、後方溝の上部に接続して前下方に傾斜した上部
待機溝と、上部待機溝に連続して前上方に傾斜し前方溝
の上部に接続する上部移動溝とで形成し、両端に前記ガ
イド溝にガイドされた軸を有する多数枚の表示体をその
一方の軸を前記上部待機溝に掛けて吊下し、その表示体
の軸を掛けて運ぶキャリヤを取り付けたチェーンを前記
上部待機溝の下端から上部移動溝、反転溝、後方溝沿い
に前記サイドケースに軸支されたスプロケットに掛け渡
して設け、前記上部待機溝の最前列に吊下された表示体
の軸がチェーンの移動により順次前記上部移動溝、反転
溝、後方溝、下部待機溝内を移動し、そして表示体で連
結された他方の軸が下部移動溝、前方溝、反転溝を移動
して上部待機溝に吊下された表示体の最後列に移動する
ようにした表示装置に関する。
サイドケースの内方に取り付けたガイド板にガイド溝を
設け、そのガイド溝は、前面に沿って上下に延びる前方
溝と、後面に沿って上下に延びる後方溝と、前方溝の上
端と後方溝の上端とを連続する反転溝と、後方溝の下端
に連続し前下方に傾斜した下部待機溝と、下部待機溝に
連続して前上方に傾斜し前方溝の下端に連続する下部移
動溝と、後方溝の上部に接続して前下方に傾斜した上部
待機溝と、上部待機溝に連続して前上方に傾斜し前方溝
の上部に接続する上部移動溝とで形成し、両端に前記ガ
イド溝にガイドされた軸を有する多数枚の表示体をその
一方の軸を前記上部待機溝に掛けて吊下し、その表示体
の軸を掛けて運ぶキャリヤを取り付けたチェーンを前記
上部待機溝の下端から上部移動溝、反転溝、後方溝沿い
に前記サイドケースに軸支されたスプロケットに掛け渡
して設け、前記上部待機溝の最前列に吊下された表示体
の軸がチェーンの移動により順次前記上部移動溝、反転
溝、後方溝、下部待機溝内を移動し、そして表示体で連
結された他方の軸が下部移動溝、前方溝、反転溝を移動
して上部待機溝に吊下された表示体の最後列に移動する
ようにした表示装置に関する。
[従来の技術] 従来、かかる表示装置は種々知られており、例えば本
出願人による特開昭62−232684号公報に開示されてい
る。
出願人による特開昭62−232684号公報に開示されてい
る。
この公知技術においては、下降する表示体を後上方に
反転させ、先行する表示体の軸を上部の誘導部材に移動
するようにしている。
反転させ、先行する表示体の軸を上部の誘導部材に移動
するようにしている。
これに対し特開昭63−221384号公報には、表示体を上
昇して後下方に反転し、先行する軸を下降させ、後行す
る軸を前下方に移動させ、表示体を裏返して待機位置に
移動させる技術が示されている。
昇して後下方に反転し、先行する軸を下降させ、後行す
る軸を前下方に移動させ、表示体を裏返して待機位置に
移動させる技術が示されている。
上記技術は、送り爪の水平部で表示体の軸を押し上げ
て掲示凹部に移動し、その軸を搬送爪で捕捉して搬送し
て反転し、後行の送り爪を後行する軸の前方に位置させ
て表示体の下降時にその斜状部で懸吊し、案内溝に移動
させるようにしている。したがって表示体の移動手順が
多く、タイミングのずれにより誤作動が発生するおそれ
がある。
て掲示凹部に移動し、その軸を搬送爪で捕捉して搬送し
て反転し、後行の送り爪を後行する軸の前方に位置させ
て表示体の下降時にその斜状部で懸吊し、案内溝に移動
させるようにしている。したがって表示体の移動手順が
多く、タイミングのずれにより誤作動が発生するおそれ
がある。
また特開昭64−29895号公報に開示されている表示装
置は、上下の反転ができるようになっているが、ガイド
溝と反転用ガイド溝との切換えに格別の工夫がなく溝と
表示体の軸との間に干渉を生じ、誤作動の原因となる。
置は、上下の反転ができるようになっているが、ガイド
溝と反転用ガイド溝との切換えに格別の工夫がなく溝と
表示体の軸との間に干渉を生じ、誤作動の原因となる。
さらに特開昭63−240587号公報に開示されているポス
タの表示装置では、ポスタを反転させるものではないか
ら、通路の切換えを必要としない。
タの表示装置では、ポスタを反転させるものではないか
ら、通路の切換えを必要としない。
[発明が解決しようとする課題] したがって本発明の目的は、表示体を反転させて両面
を表示する場合に、その切換作業を円滑に行うことので
きる表示装置を提供するにある。
を表示する場合に、その切換作業を円滑に行うことので
きる表示装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、前面に窓を開口したケースの両側に
設けたサイドケースの内方に取り付けたガイド板にガイ
ド溝を設け、そのガイド溝は、前面に沿って上下に延び
る前方溝と、後面に沿って上下に延びる後方溝と、前方
溝の上端と後方溝の上端とを連続する反転溝と、後方溝
の下端に連続し前下方に傾斜した下部待機溝と、下部待
機溝に連続して前上方に傾斜し前方溝の下端に連続する
下部移動溝と、後方溝の上部に接続して前下方に傾斜し
た上部待機溝と、上部待機溝に連続して前上方に傾斜し
前方溝の上部に接続する上部移動溝とで形成し、両端に
前記ガイド溝にガイドされた軸を有する多数枚の表示体
をその一方の軸を前記上部待機溝に掛けて吊下し、その
表示体の軸を掛けて運ぶキャリヤを取り付けたチェーン
を前記上部待機溝の下端から上部移動溝、反転溝、後方
溝沿いに前記サイドケースに軸支されたスプロケットに
掛け渡して設け、前記上部待機溝の最前列に吊下された
表示体の軸がチェーンの移動により順次前記上部移動
溝、反転溝、後方溝、下部待機溝内を移動し、そして表
示体で連結された他方の軸が下部移動溝、前方溝、反転
溝を移動して上部待機溝に吊下された表示体の最後列に
移動するようにした表示装置において、前記反転溝を前
記後方溝と前記上部待機溝とに切換えて接続するレバー
を設け、前記表示体の軸がキャリアから離れて上部待機
溝に移動するように反転溝と上部待機溝とを連続させる
方向に前記レバーを付勢するスプリングを設け、さらに
スプリングに抗して前記レバーを回動し後方溝と上部待
機溝との接続を切換えて後続する軸を後方溝へ移動する
ようにチェーンのキャリヤの進行方向前方位置にレバー
を作動させるためのローラを取り付けている。
設けたサイドケースの内方に取り付けたガイド板にガイ
ド溝を設け、そのガイド溝は、前面に沿って上下に延び
る前方溝と、後面に沿って上下に延びる後方溝と、前方
溝の上端と後方溝の上端とを連続する反転溝と、後方溝
の下端に連続し前下方に傾斜した下部待機溝と、下部待
機溝に連続して前上方に傾斜し前方溝の下端に連続する
下部移動溝と、後方溝の上部に接続して前下方に傾斜し
た上部待機溝と、上部待機溝に連続して前上方に傾斜し
前方溝の上部に接続する上部移動溝とで形成し、両端に
前記ガイド溝にガイドされた軸を有する多数枚の表示体
をその一方の軸を前記上部待機溝に掛けて吊下し、その
表示体の軸を掛けて運ぶキャリヤを取り付けたチェーン
を前記上部待機溝の下端から上部移動溝、反転溝、後方
溝沿いに前記サイドケースに軸支されたスプロケットに
掛け渡して設け、前記上部待機溝の最前列に吊下された
表示体の軸がチェーンの移動により順次前記上部移動
溝、反転溝、後方溝、下部待機溝内を移動し、そして表
示体で連結された他方の軸が下部移動溝、前方溝、反転
溝を移動して上部待機溝に吊下された表示体の最後列に
移動するようにした表示装置において、前記反転溝を前
記後方溝と前記上部待機溝とに切換えて接続するレバー
を設け、前記表示体の軸がキャリアから離れて上部待機
溝に移動するように反転溝と上部待機溝とを連続させる
方向に前記レバーを付勢するスプリングを設け、さらに
スプリングに抗して前記レバーを回動し後方溝と上部待
機溝との接続を切換えて後続する軸を後方溝へ移動する
ようにチェーンのキャリヤの進行方向前方位置にレバー
を作動させるためのローラを取り付けている。
[作用効果の説明] したがって、上昇するチェーンのキャリヤは、上部待
機溝の待機位置にある表示体の軸を引掛けて保持し、表
示体を表示位置に移動する。
機溝の待機位置にある表示体の軸を引掛けて保持し、表
示体を表示位置に移動する。
一定の表示時間経過後に、チェーンは表示体を後下方
に反転して下降させる。すると、先行するローラがレバ
ーを前方に回動し、レバーを回動位置に保持する。した
がって、先行する軸はレバーを通過して下降する。その
ローラが垂直部を通過すると、スプリングで付勢されて
レバーが常態に復帰し、後行する軸を上部待機溝に案内
する。同時に、先行する軸は前下方への推力が与えら
れ、軸をキャリヤから離脱して下部待機溝に案内し、表
示体を天地を逆に裏返して待機させる。
に反転して下降させる。すると、先行するローラがレバ
ーを前方に回動し、レバーを回動位置に保持する。した
がって、先行する軸はレバーを通過して下降する。その
ローラが垂直部を通過すると、スプリングで付勢されて
レバーが常態に復帰し、後行する軸を上部待機溝に案内
する。同時に、先行する軸は前下方への推力が与えら
れ、軸をキャリヤから離脱して下部待機溝に案内し、表
示体を天地を逆に裏返して待機させる。
このように本発明によれば、ローラとレバーとスプリ
ングとの組合せにより、自動的にスムーズに切換えを行
うことができる。
ングとの組合せにより、自動的にスムーズに切換えを行
うことができる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第4図において、ケース1の正面には、
窓2が開口され、透明板が入れられている。ケース1の
両側に設けられたサイドケース9には、全体を符号10で
示すガイド溝を形成するガイド板30がピン31により取付
けられている。このガイド溝10には、前面に沿って上下
に延びる前方溝10aと、前方溝10aの上部に連続して後方
に反転する反転溝10bと、反転溝10bの後下部に連続し下
方に延びる後方溝10cと、後方溝10cの下部に連続し前下
方に傾斜する離脱溝10dと、離脱溝10dの下部に連続し前
下方に緩く傾斜する下部待機溝10eと、下部待機溝10eの
前部に連続し前上方に傾斜して前方溝10aの下部に連続
する下部移動溝10fと、後方溝10cの上部から前下方に下
部待機溝10eと同様に傾斜した上部待機溝10gと、上部待
機溝10gの前部に連続し下部移動溝10fより傾斜が大きく
前方溝10aの上部に連続する上部移動溝10hと、下部待機
溝10eの後部付近から下部待機溝10fと同様に傾斜し前方
溝10aの下部に連続するバイパス溝10iとが形成されてい
る。
窓2が開口され、透明板が入れられている。ケース1の
両側に設けられたサイドケース9には、全体を符号10で
示すガイド溝を形成するガイド板30がピン31により取付
けられている。このガイド溝10には、前面に沿って上下
に延びる前方溝10aと、前方溝10aの上部に連続して後方
に反転する反転溝10bと、反転溝10bの後下部に連続し下
方に延びる後方溝10cと、後方溝10cの下部に連続し前下
方に傾斜する離脱溝10dと、離脱溝10dの下部に連続し前
下方に緩く傾斜する下部待機溝10eと、下部待機溝10eの
前部に連続し前上方に傾斜して前方溝10aの下部に連続
する下部移動溝10fと、後方溝10cの上部から前下方に下
部待機溝10eと同様に傾斜した上部待機溝10gと、上部待
機溝10gの前部に連続し下部移動溝10fより傾斜が大きく
前方溝10aの上部に連続する上部移動溝10hと、下部待機
溝10eの後部付近から下部待機溝10fと同様に傾斜し前方
溝10aの下部に連続するバイパス溝10iとが形成されてい
る。
前記ケース1の内側上部両側には、後側から前側にか
けてそれぞれスプロケット4a、4b、4c、4d及び4eが設け
られ、内側下部両側には、前後にそれぞれスプロケット
4f、4g及び4hが設けられ(これらのスプロケットを総称
する場合は符号4を用いる)、これらのスプロケットの
うち4d、4c、4b、4a、4hはそれらに掛け渡されるチェー
ン5が前記のガイド溝10の上部移動溝10h、反転溝10b、
後方溝10cに沿うように配設されている。そしてこれら
スプロケット4は、ケース1の両側の前記サイドケース
9に軸支されている。スプロケット4eはチェーン5に張
りを与えるためのテンションスプロケットであり、第5
図に示すように支点33に軸支されバネ34に回動付勢され
たレバー35に取付けられている。これらスプロケット4
には、それぞれチェーン5が掛け渡されている。
けてそれぞれスプロケット4a、4b、4c、4d及び4eが設け
られ、内側下部両側には、前後にそれぞれスプロケット
4f、4g及び4hが設けられ(これらのスプロケットを総称
する場合は符号4を用いる)、これらのスプロケットの
うち4d、4c、4b、4a、4hはそれらに掛け渡されるチェー
ン5が前記のガイド溝10の上部移動溝10h、反転溝10b、
後方溝10cに沿うように配設されている。そしてこれら
スプロケット4は、ケース1の両側の前記サイドケース
9に軸支されている。スプロケット4eはチェーン5に張
りを与えるためのテンションスプロケットであり、第5
図に示すように支点33に軸支されバネ34に回動付勢され
たレバー35に取付けられている。これらスプロケット4
には、それぞれチェーン5が掛け渡されている。
そして、モータ6のスプロケット7aによりチェーン8
及びスプロケット4gと同軸の軸3のスプロケット7bを介
して第1図において時計方向に回転されるようになって
いる。なお、図中の符号17a〜17cは、後記する表示体12
が反転位置に移動するときに、滑ったり、ずれたりしな
いように表示体12の左右端部を圧接するスプロケット4a
〜4cと同軸の軟質ゴム製のローラである。
及びスプロケット4gと同軸の軸3のスプロケット7bを介
して第1図において時計方向に回転されるようになって
いる。なお、図中の符号17a〜17cは、後記する表示体12
が反転位置に移動するときに、滑ったり、ずれたりしな
いように表示体12の左右端部を圧接するスプロケット4a
〜4cと同軸の軟質ゴム製のローラである。
前方溝10aの上端には、表示体12を入れ替えるときに
溝の一部を開放するレバー36が設けられている。レバー
36は支点37に軸支され、バネ38により回動付勢され第5
図に示すように通常は、面36aで溝の一部を形成し、入
れ替えるときには第7図に示すようにレバー36を引い
て、溝の一部を形成し、入れ替えるときには第7図に示
すようにレバー36を引いて、溝の一部10kを開放する。
そして前方溝10aの下端の入替溝10jと共同して表示体12
の入替が行われる。なお、36bは溝開放中に誤って駆動
した場合に表示体が反転溝の方へ移動した時自動的に閉
じるための部分である。
溝の一部を開放するレバー36が設けられている。レバー
36は支点37に軸支され、バネ38により回動付勢され第5
図に示すように通常は、面36aで溝の一部を形成し、入
れ替えるときには第7図に示すようにレバー36を引い
て、溝の一部を形成し、入れ替えるときには第7図に示
すようにレバー36を引いて、溝の一部10kを開放する。
そして前方溝10aの下端の入替溝10jと共同して表示体12
の入替が行われる。なお、36bは溝開放中に誤って駆動
した場合に表示体が反転溝の方へ移動した時自動的に閉
じるための部分である。
他方、チェーン5、5の対向する内方には、それぞれ
2個のキャリヤ11が取付けられている。そのキャリヤ11
は第4図に示すように、チェーン5の進行方向に内方開
口のコ字状に形成され、その内側にはチェーン5の進行
方向を向いたL字状の切欠11aが形成されている。
2個のキャリヤ11が取付けられている。そのキャリヤ11
は第4図に示すように、チェーン5の進行方向に内方開
口のコ字状に形成され、その内側にはチェーン5の進行
方向を向いたL字状の切欠11aが形成されている。
全体を符号12で示す表示体は、フレキシブルな二枚重
ねのポスターケース13の上下部に軸14、15が取付けら
れ、内部にはポスターが挟み込まれている。これら両軸
14、15は、それぞれの小径部14a、15aを介して後記する
態様でガイド溝10の各溝にガイドされ、軸14又は軸15
(以下説明の都合上、軸14とする)は後記する態様で選
択的にキャリヤ11に把持されるようになっている。
ねのポスターケース13の上下部に軸14、15が取付けら
れ、内部にはポスターが挟み込まれている。これら両軸
14、15は、それぞれの小径部14a、15aを介して後記する
態様でガイド溝10の各溝にガイドされ、軸14又は軸15
(以下説明の都合上、軸14とする)は後記する態様で選
択的にキャリヤ11に把持されるようになっている。
第1図、第5図及び第6図において、切換手段は、サ
イドケース9の上部にピン32で枢着されたレバー18と、
レバー18とサイドケース9との間に介装されレバー18を
時計方向に付勢するスプリング19と、チェーン5の一部
に突設されたローラ20a、20bとからなっている。
イドケース9の上部にピン32で枢着されたレバー18と、
レバー18とサイドケース9との間に介装されレバー18を
時計方向に付勢するスプリング19と、チェーン5の一部
に突設されたローラ20a、20bとからなっている。
レバー18には、内上方を向いた第1の傾斜部18aと、
外上方を向いた第2の傾斜部18b及び傾斜部18aに連続す
る垂直部18cとが形成され、第5図に示すようにローラ2
0a、20bによりレバー18が反時計方向に回動した位置に
おいて、垂直部18cが先行する軸14を後方溝10cに案内
し、第1図に示すように常態において第1の傾斜部18a
が後行する軸15を上部待機溝10gに案内する位置にレバ
ー18が設けられている。そして、前記ローラ20a、20b
は、チェーン5のキャリヤ11すなわち先行する軸14より
約垂直部18cの長さ分だけ進行方向へ進んだ位置に設け
られている。
外上方を向いた第2の傾斜部18b及び傾斜部18aに連続す
る垂直部18cとが形成され、第5図に示すようにローラ2
0a、20bによりレバー18が反時計方向に回動した位置に
おいて、垂直部18cが先行する軸14を後方溝10cに案内
し、第1図に示すように常態において第1の傾斜部18a
が後行する軸15を上部待機溝10gに案内する位置にレバ
ー18が設けられている。そして、前記ローラ20a、20b
は、チェーン5のキャリヤ11すなわち先行する軸14より
約垂直部18cの長さ分だけ進行方向へ進んだ位置に設け
られている。
下部待機溝10eは、下部に位置する軸15を上下方向に
はフリーで、水平方向には上部に位置する軸14より少し
後方に待機させる端壁bが形成され、端壁bには軸15の
両端部の鉄製部分を吸着してゆれを防ぐマグネット21が
設けられている。
はフリーで、水平方向には上部に位置する軸14より少し
後方に待機させる端壁bが形成され、端壁bには軸15の
両端部の鉄製部分を吸着してゆれを防ぐマグネット21が
設けられている。
次に作動を説明する。
第1図において、表示体12が表示位置に所定時間表示
された後にモータ6が回転し、チェーン5が回動する。
チェーン5の回動により表示体12の先行する軸14を挟持
したキャリヤ11は反転溝10bに移動するが、反転溝10bに
おいて表示体12はローラ17に押圧されながら移動するの
で、滑ったり、ずれたりすることはない。さらに移動し
て後方溝10cに入る直前に先行するローラ20a、20bがレ
バー18の第2の傾斜部18bを押圧してレバー18を反時計
方向に回動させ、次いで垂直部18cに係合してレバー18
を第5図に示す位置に保持する。したがって、先行する
軸14はレバー18を通過し後方溝10cに導かれて下行す
る。そして、ローラ20a、20bが垂直部18cを離れると、
レバー18が第1図の常態に復帰し、後行する軸15を第1
の傾斜部18aで上部待機溝10gに案内移動する状態とな
る。
された後にモータ6が回転し、チェーン5が回動する。
チェーン5の回動により表示体12の先行する軸14を挟持
したキャリヤ11は反転溝10bに移動するが、反転溝10bに
おいて表示体12はローラ17に押圧されながら移動するの
で、滑ったり、ずれたりすることはない。さらに移動し
て後方溝10cに入る直前に先行するローラ20a、20bがレ
バー18の第2の傾斜部18bを押圧してレバー18を反時計
方向に回動させ、次いで垂直部18cに係合してレバー18
を第5図に示す位置に保持する。したがって、先行する
軸14はレバー18を通過し後方溝10cに導かれて下行す
る。そして、ローラ20a、20bが垂直部18cを離れると、
レバー18が第1図の常態に復帰し、後行する軸15を第1
の傾斜部18aで上部待機溝10gに案内移動する状態とな
る。
更に、軸14を保持したキャリヤ11が下行して離脱溝10
dの入口部に達すると、キャリヤ11の移動方向に対し離
脱溝10dは離れているのでキャリヤ11の切欠11aに挟持さ
れた軸14は、キャリヤ11から離脱し、後行する軸15は前
記した状態にあるレバー18の第1の傾斜部18aより上部
待機溝10gに案内される。したがって、表示体12は天地
が逆で裏返しの状態となる。さらにキャリヤ11が前進し
てスイッチ40に当接するとモータ6の回動は停止する。
このときには、他方のキャリヤ11は上部待機溝10gの最
前の軸14を挟持して表示体12を第1図に示す表示位置に
移動している。そして、一定時間の表示後に再び上記動
作が繰り返される。
dの入口部に達すると、キャリヤ11の移動方向に対し離
脱溝10dは離れているのでキャリヤ11の切欠11aに挟持さ
れた軸14は、キャリヤ11から離脱し、後行する軸15は前
記した状態にあるレバー18の第1の傾斜部18aより上部
待機溝10gに案内される。したがって、表示体12は天地
が逆で裏返しの状態となる。さらにキャリヤ11が前進し
てスイッチ40に当接するとモータ6の回動は停止する。
このときには、他方のキャリヤ11は上部待機溝10gの最
前の軸14を挟持して表示体12を第1図に示す表示位置に
移動している。そして、一定時間の表示後に再び上記動
作が繰り返される。
なお、通常は表示体12の後行する軸15は下部移動溝10
fを通って前方溝10aに移動するが、移動するときにゆれ
ると、溝10fへ移動できない場合がある。この場合は、
バイパス溝10iを経て前方溝10aに導かれる。したがっ
て、表示体12のロックが防止され、また、表示体12の見
栄えは正常時と変らない。
fを通って前方溝10aに移動するが、移動するときにゆれ
ると、溝10fへ移動できない場合がある。この場合は、
バイパス溝10iを経て前方溝10aに導かれる。したがっ
て、表示体12のロックが防止され、また、表示体12の見
栄えは正常時と変らない。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、
切換手段のレバーにより後行する軸の落下を阻止し、表
示体の落下事故を防止することができる。
切換手段のレバーにより後行する軸の落下を阻止し、表
示体の落下事故を防止することができる。
また、先行する軸をキャリヤで保持し、後行する軸が
上部待機溝に案内されると同時に、キャリヤから離脱さ
せるので、手順動作が単純で、したがって、誤作動のお
それが少ない。
上部待機溝に案内されると同時に、キャリヤから離脱さ
せるので、手順動作が単純で、したがって、誤作動のお
それが少ない。
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図は第
1図の正面断面図、第3図は上部の軸回りの平面図、第
4図はチェーンによる表示体の支持の態様を示す斜視
図、第5図は第1図に示す装置の上部の拡大側断面図、
第6図はレバーの一例を示す斜視図、第7図は表示体の
入れ替えの機構を拡大して示す側面図である。 1……ケース、2……窓、4……スプロケット、5……
チェーン、9……サイドケース、10……ガイド溝、11…
…キャリヤ、12……表示体、13……ポスターケース、1
4、15……軸、18……レバー、18a……第1の傾斜部、18
b……第2の傾斜部、18c……垂直部、19……スプリン
グ、20a、20b……ローラ
1図の正面断面図、第3図は上部の軸回りの平面図、第
4図はチェーンによる表示体の支持の態様を示す斜視
図、第5図は第1図に示す装置の上部の拡大側断面図、
第6図はレバーの一例を示す斜視図、第7図は表示体の
入れ替えの機構を拡大して示す側面図である。 1……ケース、2……窓、4……スプロケット、5……
チェーン、9……サイドケース、10……ガイド溝、11…
…キャリヤ、12……表示体、13……ポスターケース、1
4、15……軸、18……レバー、18a……第1の傾斜部、18
b……第2の傾斜部、18c……垂直部、19……スプリン
グ、20a、20b……ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】前面に窓(2)を開口したケース(1)の
両側に設けたサイドケース(9)の内方に取り付けたガ
イド板(30)にガイド溝(10)を設け、そのガイド溝
(10)は、前面に沿って上下に延びる前方溝(10a)
と、後面に沿って上下に延びる後方溝(10c)と、前方
溝(10a)の上端と後方溝(10c)の上端とを連続する反
転溝(10b)と、後方溝(10c)の下端に連続し前下方に
傾斜した下部待機溝(10e)と、下部待機溝(10e)に連
続して前上方に傾斜し前方溝(10a)の下端に連続する
下部移動溝(10f)と、後方溝(10c)の上部に接続して
前下方に傾斜した上部待機溝(10g)と、上部待機溝(1
0g)に連続して前上方に傾斜し前方溝(10a)の上部に
接続する上部移動溝(10h)とで形成し、両端に前記ガ
イド溝(10)にガイドされた軸(14、15)を有する多数
枚の表示体(12)をその一方の軸(14)に前記上部待機
溝(10g)に掛けて吊下し、その表示体(12)の軸(1
4)を掛けて運ぶキャリヤ(11)を取り付けたチェーン
(5)を前記上部待機溝(10g)の下端から上部移動溝
(10h)、反転溝(10b)、後方溝(10c)沿いに前記サ
イドケース(9)に軸支されたスプロケット(4)に掛
け渡して設け、前記上部待機溝(10g)の最前列に吊下
された表示体(12)の軸(14)がチェーン(5)の移動
により順次前記上部移動溝(10h)、反転溝(10b)、後
方溝(10c)、下部待機溝(10e)内を移動し、そして表
示体(12)で連結された他方の軸(15)が下部移動溝
(10f)、前方溝(10a)、反転溝(10b)を移動して上
部待機溝(10g)に吊下された表示体(12)の最後列に
移動するようにした表示装置において、前記反転溝(10
b)を前記後方溝(10c)と前記上部待機溝(10g)とに
切換えて接続するレバー(18)を設け、前記表示体(1
2)の軸(15)がキャリア(11)から離れて上部待機溝
(10g)に移動するように反転溝(10b)と上部待機溝
(10g)とを連続させる方向に前記レバー(18)を付勢
するスプリング(19)を設け、さらにスプリング(19)
に抗して前記レバー(18)を回動し後方溝(10c)と上
部待機溝(10g)との接続を切換えて後続する軸(14)
を後方溝(10c)へ移動するようにチェーン(5)のキ
ャリヤ(11)の進行方向前方位置にレバー(18)を作動
させるためのローラ(20a、20b)を取り付けたことを特
徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301042A JP2520982B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301042A JP2520982B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04174893A JPH04174893A (ja) | 1992-06-23 |
JP2520982B2 true JP2520982B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=17892163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301042A Expired - Fee Related JP2520982B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520982B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63240587A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-06 | 東海理研株式会社 | 鎖伝動装置におけるガイドロ−ラ |
JPS6429895A (en) * | 1987-07-24 | 1989-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Display device |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP2301042A patent/JP2520982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04174893A (ja) | 1992-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |