JP2520824B2 - 射出成形機の温度補正方法及び装置 - Google Patents

射出成形機の温度補正方法及び装置

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JP2520824B2 JP4236403A JP23640392A JP2520824B2 JP 2520824 B2 JP2520824 B2 JP 2520824B2 JP 4236403 A JP4236403 A JP 4236403A JP 23640392 A JP23640392 A JP 23640392A JP 2520824 B2 JP2520824 B2 JP 2520824B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/78Measuring, controlling or regulating of temperature

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機に付設する一
又は二以上のサーモスタットに対する補正を行う際に用
いて好適な射出成形機の温度補正方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機の各部、例えば、図2
に示す射出成形機Mの射出ノズル21、加熱筒22の前
部、中間部、後部には、それぞれサーモスタット2、
3、4、5を付設するとともに、油圧回路(不図示)に
は油温を検出するサーモスタット6を付設していた。ま
た、各サーモスタット2、3、4、5、6はRS−48
5(商品名)等の接続ケーブルを用いてT形ブランチ接
続するとともに、親機となるサーモスタット2は光ファ
イバケーブルを用いた通信ライン7を介してコンピュー
タ機能を有するコントローラ8に接続していた。
【0003】この場合、各サーモスタット2…とコント
ローラ8はポーリングセレクト方式によるシリアル通信
が行われる。即ち、コントローラ8からの呼び出しによ
り各サーモスタット2…がセレクトされるとともに、各
サーモスタット2…からの検出値(データ)D2、D3
4、D5、D6は順次コントローラ8に送信され、コン
トローラ8の表示部9に表示される。また、コントロー
ラ8における設定部10により設定された温度の指令値
2、S3、S4、S5、S6は各サーモスタット2…に転
送され、温度のフィードバック制御が行われる。なお、
26、27、28、29は射出ノズル21、加熱筒22
のメータリングゾーン、コンプレッションゾーン、フィ
ードゾーンにそれぞれ付設したヒータである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出成形機
の温度検出(温度制御)では高温域検出を行うことか
ら、熱電対2p…とこの熱電対2p…を接続したサーモ
制御部2c…からなるサーモスタット2…が用いられる
が、サーモ制御部2c…は、通常、フルスケール(例え
ば、500℃)に対して±0.3パーセント(±1.5
℃)程度の公差を有し、また、熱電対2p…も±0.7
パーセント(±2.5℃)程度の公差を有することか
ら、個々のサーモスタット2…の検出値D2…には±4
℃程度の検出誤差を含むとともに、各サーモスタット2
…間の相対誤差も個々の検出誤差以上に大きくなる。一
方、射出ノズル21及び加熱筒22においては、所定の
温度パターンに基づく温度分布が要求されるが、各サー
モスタット2…間の相対誤差が大きくなることから、温
度分布の偏りも大きくなり、結局、高精度の温度検出を
行えないとともに、全体の温度制御を的確かつ正確に行
えない問題があった。
【0005】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、各サーモスタットの絶対誤
差及びサーモスタット間の相対誤差を無くして、高精度
の温度検出を行えるとともに、全体の温度制御を的確か
つ正確に行うことができる射出成形機の温度補正方法及
び装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る射出成形機
の温度補正方法は、射出成形機Mに付設する一又は二以
上のサーモスタット2、3、4、5、6から得る検出値
、D、D、D、D 及びこの検出値D…に
基づいて温度のフィードバック制御を行うための指令値
、S、S、S、Sを補正するに際し、予
め、少なくとも異なる二つの温度条件Ti、Tj下にお
けるサーモスタット2…の検出値Di、Dj及び各温度
条件Ti、Tjに対応する基準値Ei、Ejから、検出
値D…に対する第一補正定数P及び指令値S
に対する第二補正定数Q…を演算するとともに、得ら
れた第一補正定数P及び第二補正定数Q…を記憶
し、記憶した第一補正定数P及び第二補正定数Q
…に基づいて検出値D及び指令値S…を補正する
ようにしたことを特徴とする。なお、第一補正定数P
…にはゲイン補正係数値a…及びゼロ補正値b…を、
第二補正定数Q…にはゲイン補正係数値a…及びゼ
ロ補正値−b…を含む。
【0007】また、本発明に係る射出成形機の温度補正
装置1は、上記温度補正方法を実施するためのものであ
り、少なくとも異なる二つの温度条件Ti、Tj下にお
けるサーモスタット2…の検出値Di、Dj及び各温度
条件Ti、Tjに対応する基準値Ei、Ejから、検出
値D…に対する第一補正定数P及び指令値S
に対する第二補正定数Q…を演算する補正定数演算部
11と、得られた第一補正定数P及び第二補正定数
…を記憶する記憶部12と、記憶した第一補正定数
及び第二補正定数Q…に基づいて検出値D
及び指令値S…を補正する補正演算部13を備えてな
ることを特徴とする。
【0008】この場合、温度補正装置1には基準値E
i、Ejを得るための校正された基準サーモスタット1
4を備えるとともに、補正演算部13は第一補正定数P
…により検出値D…を補正する出力補正演算部13
及び第二補正定数Q…により指令値S…を補正す
る設定補正演算部13sにより構成できる。
【0009】
【作用】本発明に係る射出成形機の温度補正方法及び装
置1によれば、予め、補正定数演算部11により、少な
くとも異なる二つの温度条件Ti、Tj下におけるサー
モスタット2…から得る検出値Di、Djと校正された
基準サーモスタット14から得る各温度条件Ti、Tj
に対応する基準値Ei、Ejから、検出値D…に対す
る第一補正定数P及び指令値S…に対する第二補
正定数Q…を演算する。即ち、一つのサーモスタッ
ト、例えば、サーモスタット2と基準サーモスタット1
4を用いて、低温となる温度条件Tiと高温となる温度
条件Tjにおける各温度を検出するため、演算により検
出値に対する補正特性ax+bを求めることができ、
これにより、ゲイン補正係数値aとゼロ補正値bを有
する第一補正定数Pを得る。また、指令値に対する補
正特性ax−bを求めることができ、これにより、ゲ
イン補正係数値aとゼロ補正値−bを有する第二補正
定数Qを得る。この場合、ゲイン補正係数値a は、
=−a となる。そして、得られた第一補正定数P
及び第二補正定数Q…は記憶部12に記憶され
る。
【0010】一方、実際の温度制御時には、サーモスタ
ット2…から得る検出値D2…は出力補正演算部13d
に付与される。これにより、誤差を含む検出値D2…は
記憶部12から呼出された第一補正定数P2…により本
来の正確な温度値に補正され、例えば、記録、表示等の
目的で出力される。
【0011】他方、温度のフィードバック制御を行うた
めの目標温度の設定時には、入力する指令値S2…は設
定補正演算部13sに付与され、指令値S2…は記憶部
12から呼出された第二補正定数Q2…により補正され
る。これにより、誤差を含む検出値D2…を検出した場
合であっても、指令値S2…に付加された補正分により
相殺され、本来の正確な温度値(目標温度)に制御され
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0013】まず、本発明を明確にするため、射出成形
機及び温度制御系の概要について、図2を参照して説明
する。
【0014】図2中、Mは金型側を除く射出成形機(射
出装置)の一部を示す。22は先端に射出ノズル21を
有する加熱筒であり、後端部には成形材料を加熱筒22
の内部に供給するホッパー23を備える。また、加熱筒
22の内部にはスクリュ24を内蔵するとともに、加熱
筒22の後方にはスクリュ24を回転及び進退移動させ
るオイルモータ及び油圧シリンダ等を備えるスクリュ駆
動機構25及び油圧回路(不図示)を配設する。さらに
また、射出ノズル21にはヒータ26を付設するととも
に、加熱筒22の前部にはメータリングゾーンを加熱す
るヒータ27、中間部にはコンプレッションゾーンを加
熱するヒータ28及び後部にはフィードゾーンを加熱す
るヒータ29をそれぞれ付設する。
【0015】一方、射出ノズル21、加熱筒22の前
部、中間部、後部にはそれぞれ熱電対2p、3p、4
p、5pを付設するとともに、スクリュ駆動機構25に
おける油圧回路には油温を検出するための熱電対6p
(図1)を付設する。各熱電対2p…はサーモ制御部2
c、3c、4c、5c、6cにそれぞれ接続する。よっ
て、各サーモ制御部2c…と対応する各熱電対2p…が
それぞれ対となるサーモスタット2、3、4、5、6が
構成される。また、各サーモスタット2…はRS−48
5(商品名)等の接続ケーブルを用いてT形ブランチ接
続するとともに、親機となるサーモスタット2は光ファ
イバケーブルを用いた通信ライン7を介してコントロー
ラ8に接続する。コントローラ8は演算部、記憶部、制
御部及び入出力部等を備えるコンピュータ機能を有す
る。なお、9はCRT等を用いた表示部、10はキーボ
ード等を用いた設定部である。
【0016】この場合、各サーモスタット2…とコント
ローラ8はポーリングセレクト方式によるシリアル通信
が行われる。即ち、コントローラ8からの呼び出しによ
り各サーモスタット2…がセレクトされるとともに、各
サーモスタット2…からの検出値(データ)D2、D3
4、D5、D6は順次コントローラ8に送信され、コン
トローラ8の表示部9に表示される。また、コントロー
ラ8における設定部10により設定された温度の指令値
2、S3、S4、S5、S6は各サーモスタット2…に転
送され、温度のフィードバック制御が行われる。
【0017】次に、本発明に係る温度補正装置1の構成
について、図1を参照して説明する。なお、図1におい
て、図2と同一部分については同一符号を付してある。
【0018】まず、サーモスタット2…には基準サーモ
スタット14を各サーモスタット2…と同様にT形ブラ
ンチ接続する。なお、基準サーモスタット14は、予
め、誤差がないように正確に校正されている。
【0019】一方、コントローラ8には検出値D2…に
対する第一補正定数P2…及び指令値S2…に対する第二
補正定数Q2…を演算する補正定数演算部11を備え
る。この場合、補正定数演算部11は異なる二つの温度
条件Ti(低温)とTj(高温)下におけるサーモスタ
ット2…から得る検出値Di、Djと基準サーモスタッ
ト14から得る基準値Ei、Ejから、第一補正定数P
2…、第二補正定数Q2…を演算する機能を備える。な
お、補正定数演算部11の演算処理はコンピュータ機能
に基づくソフトウェア(プログラム)により実行でき
る。また、検出値Di、Dj及び基準値Ei、Ejは通
信インタフェース15を介して入力する。
【0020】さらに、12はコントローラ8に内蔵する
記憶部であり、補正定数演算部11からの第一補正定数
2…及び第二補正定数Q2…を記憶する機能を備える。
13はコントローラ8には記憶した第一補正定数P2
及び第二補正定数Q2…に基づいて、検出値D2…及び指
令値S2…を補正する補正演算部であり、出力補正演算
部13dと設定補正演算部13sを備える。なお、各演
算部13d、13sの演算処理はコンピュータ機能に基
づくソフトウェア(プログラム)により実行できる。そ
して、一方の出力補正演算部13dは検出値D2…を第
一補正定数P2…により補正し、補正した検出値D2…を
表示部9に付与する機能を備えるとともに、他方の設定
補正演算部13sは設定部10により設定された指令値
2…を第二補正定数Q2…により補正し、補正した指令
値S2…をコントローラ8における温度制御機能部に付
与する機能を備える。
【0021】次に、本発明に係る温度補正方法につい
て、温度補正装置1の全体的な機能と併せて説明する。
【0022】まず、各サーモスタット2…及び基準サー
モスタット14に備える熱電対2p…は、予め、温度調
整可能な熱媒体、例えば、オイルタンク16の油中等に
浸漬する。そして、補正定数演算部11により、低温と
なる温度条件Tiと高温となる温度条件Tj下における
サーモスタット2…から得る検出値Di、Djと校正さ
れた基準サーモスタット14から得る基準値Ei、Ej
から、検出値D2…に対する第一補正定数P2…及び指令
値S2…に対する第二補正定数Q2…を演算する。
【0023】即ち、一例として、一つのサーモスタット
2に対する補正定数演算時には、サーモスタット2と基
準サーモスタット14から、低温の温度条件Tiと高温
の温度条件Tjにおける各温度が検出されるため、横軸
を基準サーモスタット14から得る温度,縦軸を基準サ
ーモスタット14から得る温度に対するサーモスタット
2から得る温度の誤差とすれば、これより得る一次関数
特性に基づいて、サーモスタット2から得る検出値に対
する補正特性ax+bが求められ、これにより、ゲイ
ン補正係数値aとゼロ補正値bを有する第一補正定数
が得られる。また、指令値に対する補正特性a
−bが求められ、これにより、ゲイン補正係数値a
ゼロ補正値−bを有する第二補正定数Qを得られる。
この場合、ゲイン補正係数値a は、a =−a 、即
ち、Q =a x−b=−(a x+b)となるため、
検出値に対する補正特性a x+bから指令値に対する
補正特性a x−bを求めることができる。なお、温度
条件Ti(低温)、Tj(高温)はオイルタンク16の
油温を調整して設定する。
【0024】一方、得られた第一補正定数P2…及び第
二補正定数Q2…は記憶部12に記憶される。
【0025】他方、実際の温度制御時には、各サーモス
タット2…から得る検出値D2…は通信インタフェース
15を介して出力補正演算部13dに付与される。これ
により、誤差を含む検出値D2…は記憶部12から呼出
された第一補正定数P2…により本来の正確な温度値に
補正され、表示部9に表示される。
【0026】また、温度のフィードバック制御を行うた
めの目標温度の設定時には、入力する指令値S2…は設
定補正演算部13sに付与され、指令値S2…は記憶部
12から呼出された第二補正定数Q2…により補正され
る。これにより、誤差を含む検出値D2…を検出した場
合であっても、指令値S2…に付加される補正分により
相殺され、補正された指令値S2…が所定の記憶部等に
設定記憶される。よって、温度制御時には補正された指
令値S2…とサーモスタット2…から検出される検出値
2…の偏差が無くなるように制御されるため、結果的
に、本来の正確な温度値(目標温度)となるように制御
される。
【0027】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、各サーモスタットに対する正確な温度条件が確
保されるのであれば、標準サーモスタットを使用するこ
となく、基準となる温度値を直接コントローラに付与し
てもよい。また、基準サーモスタットの代わりに、精度
の高い温度計等を用いて温度条件を測定し、マニュアル
で温度値を付与してもよい。さらにまた、補正された検
出値は表示部による表示に利用したが、記録、通信等の
出力として用いることもできる。なお、補正定数を求め
る温度条件として二点の温度を検出したが、三点以上の
温度を検出してもよい。また、サーモスタットの代わり
に温度検出のみを行う温度センサを用いることにより、
コントローラ側で温度制御を行う形式であってもよい。
したがって、本発明におけるサーモスタットとは温度検
出のみを行う通常の温度センサも全て含む概念である。
その他、細部の構成、手法等において、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0028】
【発明の効果】このように、本発明に係る射出成形機の
温度補正方法は、サーモスタットから得る検出値及び
令値を補正するに際し、予め、異なる温度条件下におけ
るサーモスタットの検出値及び基準値から、検出値に対
する第一補正定数及び指令値に対する第二補正定数を演
算し、かつ記憶し、記憶した各定数に基づいて検出値
指令値を補正するようにしたため、各サーモスタット
の絶対誤差及びサーモスタット間の相対誤差を無くし
て、高精度の温度検出を行えるとともに、全体の温度制
御を的確かつ正確に行うことができるという顕著な効果
を奏する。
【0029】また、本発明に係る射出成形機の温度補正
装置は、異なる温度条件下におけるサーモスタットの検
出値及び基準値から、検出値を補正する第一補正定数
指令値を補正する第二補正定数を演算する補正定数演
算部と、得られた第一補正定数及び第二補正定数を記憶
する記憶部と、記憶した第一補正定数及び第二補正定数
に基づいて検出値及び指令値を補正する補正演算部を備
えてなるため、本発明に係る温度補正方法を確実かつ容
易に実施できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温度補正装置の機能ブロック回路
図、
【図2】同温度補正装置を備える射出成形機及び温度制
御系の概要図、
【符号の説明】
1 温度補正装置 2… サーモスタット M 射出成形機 11 補正定数演算部 12 記憶部 13 補正演算部 13d 出力補正演算部 13s 設定補正演算部 14 基準サーモスタット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機に付設する一又は二以上のサ
    ーモスタットから得る検出値及びこの検出値に基づいて
    温度のフィードバック制御を行う指令値を補正するに際
    し、予め、少なくとも異なる二つの温度条件下における
    サーモスタットの検出値及び各温度条件に対応する基準
    値から、検出値に対する第一補正定数及び指令値に対す
    る第二補正定数を演算するとともに、得られた第一補正
    定数及び第二補正定数を記憶し、記憶した第一補正定数
    及び第二補正定数に基づいて検出値及び指令値を補正す
    ることを特徴とする射出成形機の温度補正方法。
  2. 【請求項2】 第一補正定数及び第二補正定数にはゲイ
    ン補正係数値及びゼロ補正値を含むことを特徴とする請
    求項1記載の射出成形機の温度補正方法。
  3. 【請求項3】 射出成形機に付設する一又は二以上のサ
    ーモスタットから得る検出値及びこの検出値に基づいて
    温度のフィードバック制御を行う指令値を補正する射出
    成形機の温度補正装置において、少なくとも異なる二つ
    の温度条件下におけるサーモスタットの検出値及び各温
    度条件に対応する基準値から、検出値を補正する第一補
    正定数及び指令値を補正する第二補正定数を演算する補
    正定数演算部と、得られた第一補正定数及び第二補正定
    数を記憶する記憶部と、記憶した第一補正定数及び第二
    補正定数に基づいて検出値及び指令値を補正する補正演
    算部を備えてなることを特徴とする射出成形機の温度補
    正装置。
  4. 【請求項4】 基準値を得るための校正された基準サー
    モスタットを備えることを特徴とする請求項3記載の射
    出成形機の温度補正装置。
  5. 【請求項5】 第一補正定数及び第二補正定数にはゲイ
    ン補正係数値及びゼロ補正値を含むことを特徴とする請
    求項3記載の射出成形機の温度補正装置。
  6. 【請求項6】 補正演算部は第一補正定数により検出値
    を補正する出力補正演算部及び第二補正定数により指令
    値を補正する設定補正演算部を備えることを特徴とする
    請求項3記載の射出成形機の温度補正装置。
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