JP2520688Y2 - 自動車窓用遮光板の取付構造 - Google Patents

自動車窓用遮光板の取付構造

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JP2520688Y2
JP2520688Y2 JP1989002057U JP205789U JP2520688Y2 JP 2520688 Y2 JP2520688 Y2 JP 2520688Y2 JP 1989002057 U JP1989002057 U JP 1989002057U JP 205789 U JP205789 U JP 205789U JP 2520688 Y2 JP2520688 Y2 JP 2520688Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車室内のボディ内張を利用して自動車窓用
遮光板を固定する構造に関するものである。
〔従来の技術〕
車室内に照射される太陽光線を減光する手段として、
透明カラー樹脂板等をフロントやリヤ側の窓枠部に嵌め
込んで設けることが行われているが、この遮光板の固定
手段として、第6図〜第7図に示すような構造が周知で
ある。
即ち、従来の車両の多くは、ルーフボディ21と窓ガラ
ス22の継目に窓ゴム23を露出させている関係上、該窓ゴ
ム23を利用して固定具24,27を留める構造が採用されて
いた。
第6図(a)は、ピン型固定具24を示す斜視図、第6
図(b)は、遮光板4の固定状態を示す断面図であり、
該ピン型固定具24は、合成樹脂性のグリップ部25に鋭利
なピン26をモールドして設けて成るものである。そし
て、遮光板4に周設されたゴムモール8を窓ゴム23の内
周上に嵌合させ、該ピン型固定具24を、該ゴムモール8
上にグリップ部25が当接するよう窓ゴム23に刺し留め
る。
第7図(a)は、レバー式固定具27を示す斜視図、第
7図(b)は、遮光板4の固定状態を示す断面図であ
り、該レバー式固定具27は、略コの字状の挟持部28に対
し、その一方に角状の差込部29を形成すると共に他方に
平板状のレバー部30を回動可能に鋲着して成るものであ
る。そして、窓ゴム23と窓ガラス22の間に該差込部29を
差し込んで挟着させると共に、レバー部30を下側に回動
してゴムモール8を押さえる構造である。
しかしながら、上記従来例は、窓ゴム23が露出した車
種にのみ適用可能であり、近年、ボディ内張で窓ゴムを
覆うタイプやH型窓ゴム23を使用しない車種が増加した
ことに伴い、新しい取付手段が必要となった。また、ピ
ン型固定具24は走行中の振動で外れ易く危険であり、レ
バー式固定具27は固定力が弱く、さらに挟持部28の幅が
一定であるから汎用性がないという欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、ボディ内張が窓枠部ま
で張り出して車室内に窓ゴムが露出していない車種にも
適用可能で、しかも走行中の振動によっても外れず、遮
光板を確実に固定でき、汎用性のある取付構造を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、遮光板の外周
部に弾性部材を周設し、該弾性部材を自動車の窓枠部に
嵌め込んで該弾性部材の外側面を窓ガラスに密着させる
と共に、該遮光板の周縁に配設した一方の結合用部材に
舌状片を他方の結合用部材で固定し、該舌状片の先端部
を窓枠部内側のボディ内張に差し込み固定させる自動車
窓用遮光板の取付構造において、該一方の結合用部材が
該弾性部材よりも遮光板の中寄りに位置し、可撓性を有
する該舌状片が該弾性部材の内側面に密着して該弾性部
材により内向きに付勢される構造を基本とする。そし
て、前記一方の結合用部材が、前記弾性部材よりも遮光
板の中寄りに位置して該弾性部材の内側面よりも高く突
出した突出部を有し、前記舌状片が、該突出部に対する
固定部と、該固定部と前記先端部との間の可撓性の傾斜
部とを有し、該傾斜部が該弾性部材の内側面に密着して
該弾性部材により内向きに付勢される構造も可能であ
る。
〔作用〕
遮光板を窓枠部内に嵌め込むに際して遮光板外周の弾
性部材が窓ガラスに押接されて内側に撓む。一方の結合
用部材に固定された舌状片は弾性部材に密着して内側に
撓み、加えて該弾性部材の内方向への撓みにより内向き
に強く付勢される。この付勢力によって舌状片はボディ
内張に強く当接し、これにより遮光板がガタ付きなくし
っかりと固定される。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係る自動車窓用遮光板の取付構造
を示す断面図、第2図はその外観斜視図である。
図で、1はリヤガラス、2はルーフボディ、3はボデ
ィ内張、4は、透明カラーアクリル樹脂等で形成される
遮光板であり、該遮光板4の周縁に対し、薄板金属によ
り形成されたブラケット5を挟着して配設すると共に、
ボディ内張3の裏側に薄板金属性の舌状片6の一端方を
差し込み、他端方を該ブラケット5に締付ねじ7で固着
してある。図中8は、該遮光板4の周部に嵌め込まれた
ゴムモールであり、遮光板4は該ゴムモール部8を車窓
枠部9に嵌合させて取り付けられ、ゴムモール8はガラ
ス1に外側面8aを密着させて内側に撓む。
また、第2図に示すように、ブラケット5は遮光板4
の周部に対して適宜間隔で配設され、車窓の上部のみな
らず下部に設けることも可能である。
第3図は、遮光板4に対し、ブラケット5並びに舌状
片6を取り付ける構造を示す分解斜視図である。
即ち、遮光板4にブラケット位置決め溝10を設け、該
位置決め溝10上にブラケット5を嵌め込み、さらに、そ
の上からゴムモール8を嵌め込んで遮光板4の組立を完
了する。
ブラケット5は、薄板金属片を中間部より折り返し、
遮光板4の板厚より若干狭幅な折り返し挟持部11を形成
すると共に、該折り返し挟持部11の一方壁の中間部を断
面凸形状に膨出させ、突出部12に雌ねじ孔13を設けて成
るものである。また、舌状片6は、その中間部にブラケ
ット突出部12の高さと同程度の傾斜部14を形成すると共
に、先端方を内向きに若干折り曲げて差込部15となし、
さらに基端方に固定孔16を有する固定部31を形成して成
るものである。そして、締付ねじ7を該固定孔16に挿通
すると共に前記雌ねじ孔13に螺入して、舌状片6をブラ
ケット5に固着させる。ここで該突出部12は該締付ねじ
7のねじ部長さより幾分高く設定され、且つゴムモール
8の内側面8bよりも高く突出する。また傾斜部14は該ゴ
ムモール8の内側面8bに押接する。
尚、ここで雌ねじ孔13に替わって、締付ねじより小径
なる貫通孔を設け、締付ねじとしてタッピンねじ(図示
せず)を用いて締め付けても良い。また、ブラケット側
に締付ねじを固設し、舌状片6をナット締めしても良
く、さらに螺合によらない他の結合手段を用いることも
可能である。
第4図は、本考案の他の実施例を示すものである。
本例の特徴は、遮光板4の周縁に対し、一方の結合用
部材として合成樹脂あるいは金属性のナット17を接着し
て配設したことにある。
そして、該ナット17に対し、前例同様の舌状片6を締
付ねじ7(他方の結合用部材)によって固着する。また
該舌状片7のテーパ段部14の段差は該ナット17の高さと
同程度に設定される。
第5図は、前記ナット17に替えて、貫通孔18を有する
合成樹脂性の結合用部材19を遮光板4に接着して設ける
と共に、タッピンねじ20を用いて舌状片6を該結合用部
材19に固着するものである。この構造によれば、第4図
に示す構造よりも強い締付力が得られる。
尚、締付ねじを有する結合用部材(図示せず)を遮光
板4に接着し、舌状片6をナット締めすることも可能で
あり、さらに螺合によらずに他の結合手段を用いること
もできる。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案に係る自動車窓用遮光板の取付
構造は、従来、遮光板を取付け不能であった車種にも適
用することができ、しかも、弾性部材の付勢力で舌状片
をボディ内張に強く当接させて遮光板をしっかりと且つ
確実に固定できるから、走行中の振動によっても緩んだ
り外れることがない。さらに、汎用性があるから便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、 第2図はその外観斜視図、 第3図はその要部分解斜視図、 第4図〜第5図は他の実施例を示す要部分解斜視図、 第6図(a)(b)〜第7図(a)(b)は従来例を示
す斜視図並びに縦断面図である。 3…ボディ内張、4…遮光板、5…ブラケット、6…舌
状片、7…締付ねじ、8…ゴムモール、9…窓枠部、11
…折り返し挟持部、13…雌ねじ孔、16…固定孔、17…ナ
ット、18…貫通孔、19…結合用部材、20…タッピンね
じ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮光板の外周部に弾性部材を周設し、該弾
    性部材を自動車の窓枠部に嵌め込んで該弾性部材の外側
    面を窓ガラスに密着させると共に、該遮光板の周縁に配
    設した一方の結合用部材に舌状片を他方の結合用部材で
    固定し、該舌状片の先端部を窓枠部内側のボディ内張に
    差し込み固定させる自動車窓用遮光板の取付構造におい
    て、該一方の結合用部材が該弾性部材よりも遮光板の中
    寄りに位置し、可撓性を有する該舌状片が該弾性部材の
    内側面に密着して該弾性部材により内向きに付勢される
    ことを特徴とする自動車窓用遮光板の取付構造。
  2. 【請求項2】前記一方の結合用部材が、前記弾性部材よ
    りも遮光板の中寄りに位置して該弾性部材の内側面より
    も高く突出した突出部を有し、前記舌状片が、該突出部
    に対する固定部と、該固定部と前記先端部との間の可撓
    性の傾斜部とを有し、該傾斜部が該弾性部材の内側面に
    密着して該弾性部材により内向きに付勢されることを特
    徴とする請求項(1)記載の自動車窓用遮光板の取付構
    造。
JP1989002057U 1989-01-13 1989-01-13 自動車窓用遮光板の取付構造 Expired - Lifetime JP2520688Y2 (ja)

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JPS5876415U (ja) * 1981-11-20 1983-05-24 丹羽 隆 自動車の後部窓ガラス用添接板
JPH0525937Y2 (ja) * 1986-08-21 1993-06-30

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JPH0293116U (ja) 1990-07-24

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