JP2520435Y2 - ベルト、ズボン吊り等用のバックル - Google Patents

ベルト、ズボン吊り等用のバックル

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JP2520435Y2
JP2520435Y2 JP4636591U JP4636591U JP2520435Y2 JP 2520435 Y2 JP2520435 Y2 JP 2520435Y2 JP 4636591 U JP4636591 U JP 4636591U JP 4636591 U JP4636591 U JP 4636591U JP 2520435 Y2 JP2520435 Y2 JP 2520435Y2
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JP
Japan
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hanging
buckle
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piece
plate
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JP4636591U
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JPH04131307U (ja
Inventor
富久雄 大石
Original Assignee
大石金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種ベルトやズボン吊
り等用の金属製のバックルの構造の改良に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示す従来の金属製のバックルは、
ベルト、ズボン吊りなどの一端に取付ける掛支本体A'
と、これに着脱自在に掛支し、該ベルトなどの他端に取
付ける着脱片B'とからなり、掛支本体A'は基板1'
と、該基板1'の両側壁間に抑止板6'の後寄りを枢着
し、図4中の破線および図5の縦断側面図に示す板ばね
9'によつて常に該抑止板6'の前端を閉鎖方向に付勢し
て構成している。該板ばね9'は2つ折り状で、基板1'
と抑止板6'に各開放後端を固着している。該基板1'は
両側に側壁2'、2'を曲げ起し、後端部にベルト、ズボ
ン吊りなどC'の一端部挿入用の透孔3'を設けて該一端
部を折り返して後端片3a'に固定するようにし、該基板
1'の前端支持部5'よりやや後退した側壁2'、2'の前
端下部を切り欠いて角丸傾斜状の掛支段部4'、4'を形
成している。図中、7'は抑止板6'の両側に下向き曲設
した取付片で該取付片7'により前記基板1'の側壁2'
に前寄りに軸8'により偏心枢着している。該抑止板6'
の前板6a'の下端と基板1'上面間には図5に示すよう
に開口1a'を形成している。
【0003】着脱片B'は、図4に示すように1枚の平
板前端の舌部15'寄りに設けた透孔10'の上下にほぼ
三角形の掛支突片11'、11'を切り起こし、後部両側
には側壁12'、12'を曲げ起こし該各側壁12',1
2'の前端上部を切欠いて角丸傾斜状の掛支段部14'、
14'を形成するとともに該側壁間に透孔13'を設けて
この透孔を介して後端片13a'にベルトなどの他端部を
折り返して固定するようにしてなる。
【0004】上記のバックルを使用する場合は、着脱片
B'の前端舌部15'を掛支本体A'の前端支持部5'上に
乗せて開口1a'から進入させると掛支突片11'、11'
の前端斜面が板ばね9'の付勢力に抗して抑止板6'を押
しあげ、抑止板6'は該掛支突片11',11'に乗上げ、
板ばねの付勢力で、該掛支突片11'、11'が抑止板前
板6a'に掛支して着脱片B'は逸脱不可能に掛支本体A'
に結合するとともに、掛支本体A'の掛支段部4'と着脱
片B'の掛支段部14'とが図5のように掛合してバック
ルを構成しベルト、ズボン吊りなどは使用者の身体に取
付けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記の構成に係る従来
のバックルは、図4に示す結合状態において結合状態を
保持する掛支本体A'と着脱片B'の相互の掛支段部
4'、14'が角丸傾斜状の段部であり、着脱片の前端舌
部15'が抑止されておらず、また抑止片の前板6a'と
掛支突片11'との掛支も精度が低く寸法誤差があるた
め該掛支本体と着脱片との密着度が低く僅少の隙間を生
じてガタが発生し、商品価値を低下させる欠点があつ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、掛支本体の両
側壁内面に、着脱片の前端舌部の上面を抑止する掛支突
部を相対して設けるとともに該掛支本体の側壁前端面
と、着脱片の後部両側壁の前端面を密着可能な垂直面に
形成したことを特徴とし、該掛支本体と着脱片との結合
状態においてガタの発生を抑制する目的を簡単な手段で
達成した。
【0007】
【実施例】図1は本考案バックルの分解斜視図で、掛支
本体Aと着脱片Bとからなり、基板1と抑止板6とから
なる該掛支本体Aの基本構成は、図4、5に本考案と同
符号に「'」を付して示した従来技術の構成と同様である
が、本考案が最も特徴とし、該従来技術と相異する構成
は両側壁2、2の前端寄り内面に相対して設けたまが玉
状の傾斜した掛支突部2a(図3)と、その下端に形成し
た隙間2bおよび該両側壁の前端面を垂直面4とした点
である。該着脱片6もその基本構成は前記従来技術の着
脱片と同様であり、該従来技術と相異する構成はその後
部両側壁12、12の前端面を垂直面14、14とした
点である。
【0008】さらに図1、2の符号について本考案の構
成各部を説明すると、1は金属製の基板で開口1aは該
基板1と抑止板6の前板6aの下端との間に形成し、着
脱片Bの進入口である。3、13は透孔で、ベルトなど
の一端および他端をそれぞれ挿入し折り返して後端片3
a、13a に固定する。5は基板1の前端支持部、7は
取付片、8は軸、9は2つ折り状の板ばね、11は掛支
突片、15は舌部、Cはベルト、ズボン吊りなどを示
す。
【0009】本考案のバックルは、ベルトなどの両端部
に掛支持本体Aと着脱片Bをそれぞれ取り付け、該ベル
トを腰に回してバックルの着脱片Bの舌部15を掛支本
体Aの前端支持部5に乗せ開口1a内へ押し込むと、瞬
時に、基板両側壁の掛支突部2aの下位の傾斜状の隙間
2bに誘導されて侵入挟支するとともに掛支突片11、
11の斜面が抑止板6の前板6aを板ばね9、9の付勢
力に抗して押し上げ、該掛支突片を乗り越えると同時に
該板ばねの付勢力によつて抑止板は元の状態に復し前記
両側壁2と着脱片の両側壁12の各前端垂直面4、4と
14、14が接してバックルは第2図の掛支状態とな
る。
【0010】
【考案の効果】上記の構成、作用にかかる本考案のバッ
クルは、(1)掛支状態において着脱片の舌部が掛支本体
の両側壁の掛支突部下端の隙間に挟支されるので上下動
を抑止させるとともに該掛支本体と着脱片の両側壁前端
が垂直面で接しているのでガタつくことがなく、バック
ルの商品価値が低下するおそれがなくなつた。(2)該両
側壁前端を垂直面としたので該垂直面と掛支本体の掛支
突片および抑止板前板の正確な密着位置、寸法設定が容
易にできるようになつた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバックルの分解斜視図である。
【図2】本考案のバックルの掛支状態の縦断側面図であ
る。
【図3】図2のX―X拡大断面図である。
【図4】従来技術のバックルの分解斜視図である。
【図5】従来技術のバックルの掛支状態の縦断側面図で
ある。
【符号の説明】 1 基板 2 両側壁 2a 掛支突部 2b 隙間 4 垂直面 5 前端支持部 6 抑止板 11 掛支突片 12 両側壁 14 垂直面 15 舌部 A 掛支本体 B 着脱片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛支本体とこれに着脱自在に掛支する着
    脱片とからなるバックルにおいて、掛支本体Aの基板両
    側壁2の前端を垂直面4とするとともに該両側壁の内面
    前寄りに掛支突部2aを設けてその下位に傾斜状の隙間
    2bを形成し、該両側壁2間に抑止板6を枢着して該抑
    止板6と基板1に取付けた板ばね9によつて抑止板6の
    前端を常時基板1方向に付勢し、着脱片Bは、後部寄り
    に屈曲形成した両側壁12の前端を垂直面14とし、前
    記隙間2bに挟支する舌部15を前端に形成してその後
    方には、板ばね9の付勢力に抗して抑止板6を押し上げ
    てその前板6aの内面に掛支する掛支突片11を切り起
    こし、該着脱片Bと掛支本体Aとの掛支状態において舌
    部15が隙間2bに挟支し両垂直面4、14が接するよ
    うにしてなるベルト、ズボン吊り等用のバックル。
JP4636591U 1991-05-22 1991-05-22 ベルト、ズボン吊り等用のバックル Expired - Lifetime JP2520435Y2 (ja)

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JPH04131307U JPH04131307U (ja) 1992-12-02
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